故事成語一覧150語|意味・由来・出典と受験別のラベル【中学受験・高校受験・大学受験】

このページのポイント

  • 受験によく出る故事成語150語を、読み・意味・由来の話・出典つきで一覧にしました
  • 1語ごとに、覚えておきたい受験の目安を中学受験高校受験大学受験のラベルで示しています
  • 史記・論語・韓非子など出典の本別にも探せます。4字の語は四字熟語の一覧にも載っています
ミスターT先生
ミスターT先生
故事成語は、中国の昔の話(故事)から生まれた言葉です。「矛盾」「蛇足」のように、話を知ると意味がすっと入ります。中学の国語の教科書にも、漢文の入門として出てきます。話のあらすじを読みながら覚えましょう。

絵で読む故事成語(1語ずつのくわしい解説)

よく出る故事成語は、お話をイラストで読めるページを作っています。原文・返り点・書き下し文・現代語訳と、使い方・練習問題までそろっています。

受験別のラベルの見方

ラベルは「その受験までに覚えておきたい」という目安です。中学受験の語は、高校受験・大学受験でもそのまま出ます。押すと、その受験の一覧へ進みます。

全150語の内わけ(覚えたい受験の目安)中学受験 54語高校受験 38語大学受験 58語
受験別の内わけ。中学受験の語から順に覚えると、上の受験の分もそのまま役に立ちます

中学受験で覚えたい故事成語(54語)

小学生のうちに覚えたい、よく知られた故事成語です。ことわざの問題でもいっしょに出ます。あいうえお順です。

故事成語・読み受験・意味・由来出典
一敗地に塗れるいっぱいちにまみれる中学受験
一度の大敗で、再び立ち上がれなくなること。由来:沛の長に推された劉邦が、「将の選び方を誤れば一度の敗北で大敗する」と言って一度は辞退した話。絵で読む:一敗地に塗れるの意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『史記』
井の中の蛙いのなかのかわず中学受験
狭い世界しか知らず、広い世界があることを知らない人のこと。由来:井戸の中の蛙が、東の海の大きさを知る亀の話を聞いても理解できなかった話。「井の中の蛙大海を知らず」とも言う。「井蛙」とも絵で読む:井の中の蛙の意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『荘子』
烏合の衆うごうのしゅう中学受験
規律も統制もなく、ただ寄り集まっただけの集団のこと。由来:後漢の耿弇が、敵の大軍を「烏のようなばらばらの集まり」と評し、攻めれば勝てると述べた話。絵で読む:烏合の衆の意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『後漢書』
老いてますます盛んおいてますますさかん中学受験
年をとっても、意気込みが衰えず元気なこと。由来:後漢の将軍馬援が、年老いても志は盛んであるべきだと語った話。「老当益壮」とも言う絵で読む:老いてますます盛んの意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『後漢書』
温故知新おんこちしん中学受験四字熟語
昔の物事を学び、そこから新しい知識や見方を得ること。由来:孔子が「故きを温ねて新しきを知れば、以て師と為るべし」と述べた話。絵で読む:温故知新の意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『論語』
臥薪嘗胆がしんしょうたん中学受験四字熟語
目的を遂げるために、長い間苦労や努力を重ねること。由来:呉王夫差は薪の上に寝て父の仇を忘れず、敗れた越王句践は苦い胆をなめて恥を忘れず、復讐した話。絵で読む:臥薪嘗胆の意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『十八史略』
苛政は虎よりも猛しかせいはとらよりもたけし中学受験
重い税や厳しい政治は、虎よりも恐ろしいということ。由来:孔子が泰山のそばで、虎に家族を奪われた女が重税を恐れ、土地を離れない話を聞いた話。絵で読む:苛政は虎よりも猛しの意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『礼記』
禍福は糾える縄の如しかふくはあざなえるなわのごとし中学受験
幸せと不幸せは、より合わせた縄のように交互にやって来るということ。由来:漢の賈誼が「鵩鳥賦」で、禍と福はより合わせた縄のようにかわるがわる来るとうたった言葉(『史記』屈原賈生列伝。南越列伝にも似た言葉)。原文は「夫禍之與福兮,何異糾纆」絵で読む:禍福は糾える縄の如しの意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『史記』
株を守るかぶをまもる中学受験四字熟語
古い習慣にこだわって、融通がきかないこと。由来:宋の農夫が、うさぎが切り株にぶつかって死んだのを見て、毎日切り株の番をして待った話。「守株」とも言う絵で読む:株を守るの意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『韓非子』
画餅に帰すがべいにきす中学受験
計画などが無駄になり、実現しないで終わること。由来:魏の明帝(曹叡)が、評判だけで人を選ぶのは地面に描いた餅のように食べられず役に立たないと言い、盧毓が答えた話。絵で読む:画餅に帰すの意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『三国志』
画竜点睛がりょうてんせい中学受験四字熟語
最後の大切な仕上げを加えること。由来:画家の張僧繇が壁の竜に瞳を描き入れると、竜が天に昇っていった話。「画竜点睛を欠く」の形でよく使う絵で読む:画竜点睛の意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『歴代名画記』
夏炉冬扇かろとうせん中学受験四字熟語
時期はずれで役に立たないもの。由来:夏に火鉢、冬に扇を差し出しても役に立たない、という世間の言い分のたとえから生まれた言葉。王充自身はこのあとで反論している。原文は「以夏進爐,以冬奏扇」絵で読む:夏炉冬扇の意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『論衡』
完璧かんぺき中学受験
欠点がまったくないこと。由来:趙の藺相如が秦に和氏の璧を持参し、秦王にだまされそうになると、璧を無事に持ち帰った話。「璧を完うして帰る」が元の形絵で読む:完璧の意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『史記』
管鮑の交わりかんぽうのまじわり中学受験四字熟語
互いをよく理解し合った、変わらない親密な友情のこと。由来:斉の管仲は、友の鮑叔牙がいつも自分を理解してくれたおかげで宰相になれたと語った話。絵で読む:管鮑の交わりの意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『史記』
疑心暗鬼ぎしんあんき中学受験四字熟語
疑う心があると、何でもないことまで怖く、疑わしく思えること。由来:斧をなくした男が隣の子を疑うと、歩き方も話し方も盗人に見えたが、斧が見つかると普通に見えた話。「疑心暗鬼を生ず」の形で使う絵で読む:疑心暗鬼の意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『列子』
杞憂きゆう中学受験四字熟語
心配する必要のないことを、あれこれ心配すること。取り越し苦労。由来:杞の国の人が「天が落ちてきたらどうしよう」と心配して、食事ものどを通らなくなった話。絵で読む:杞憂の意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『列子』
玉石混淆ぎょくせきこんこう中学受験
よいものと悪いものが入りまじっていること。由来:宝玉と石ころとが一緒に入りまじっている、という書物の中の言葉から生まれた。「玉石混交」とも書く絵で読む:玉石混淆の意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『抱朴子』
漁夫の利ぎょふのり中学受験四字熟語
二者が争っているすきに、第三者が苦労なく利益を横取りすること。由来:シギとハマグリが争っているところを、通りかかった漁師がまとめて捕まえた話。趙と燕の争いをいさめる例え。「漁父の利」とも書く絵で読む:漁夫の利の意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『戦国策』
愚公山を移すぐこうやまをうつす中学受験四字熟語
努力を続ければ、どんな困難なことも成し遂げられるということ。由来:愚公という老人が、家の前の山を子孫の代まで続けて削り、天帝を感心させて動かした話。絵で読む:愚公山を移すの意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『列子』
蛍雪の功けいせつのこう中学受験四字熟語
苦労して勉強し、その成果が現れること。由来:車胤は蛍の光で、孫康は雪明かりで、貧しくても書を読んで学問をおさめた話。絵で読む:蛍雪の功の意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『晋書』
巧言令色こうげんれいしょく中学受験四字熟語
口先がうまく、愛想よく人にこびること。由来:孔子が「巧言令色、鮮なし仁」と、口先巧みな者には思いやりが少ないと述べた話。絵で読む:巧言令色の意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『論語』
後生畏るべしこうせいおそるべし中学受験
若い人は将来どれほど成長するかわからず、侮ってはならないということ。由来:孔子が、若者はこれからどこまで伸びるか分からないので畏れるべきだが、四十・五十になっても名が聞こえなければ畏れるに足りないと述べた言葉。絵で読む:後生畏るべしの意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『論語』
呉越同舟ごえつどうしゅう中学受験四字熟語
仲の悪い者どうしが同じ場所にいること。また、協力すること。由来:敵どうしの呉の人と越の人が同じ舟に乗り、嵐にあうと助け合った、という話。絵で読む:呉越同舟の意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『孫子』
五十歩百歩ごじっぽひゃっぽ中学受験
少しの違いはあるが、本質的には同じであること。由来:戦場で五十歩逃げた兵が百歩逃げた兵を笑うのは正しいか、と孟子が梁の恵王に問いかけた話。絵で読む:五十歩百歩の意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)くわしく:五十歩百歩の意味と由来(孟子の白文・書き下し文)
『孟子』
塞翁が馬さいおうがうま中学受験四字熟語
人生の幸不幸は予測できず、喜んだり悲しんだりしても仕方ないということ。由来:塞の近くに住む老人の馬が逃げたり、駿馬を連れて戻ったりと、禍福が入れかわり続けた話。「人間万事塞翁が馬」とも言う絵で読む:塞翁が馬の意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『淮南子』
三顧の礼さんこのれい中学受験四字熟語
目上の人が、礼を尽くして才能ある人を迎えること。由来:蜀の劉備が、諸葛亮を軍師に迎えるため、その草庵を三度訪ねた話。絵で読む:三顧の礼の意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『三国志』
四面楚歌しめんそか中学受験四字熟語
周囲が敵ばかりで、助けがなく孤立していること。由来:楚の項羽が漢軍に囲まれ、四方から楚の歌が聞こえたため、味方が降伏したと嘆いた話。絵で読む:四面楚歌の意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『史記』
酒池肉林しゅちにくりん中学受験四字熟語
ぜいたくの限りを尽くした、豪華な酒宴のこと。由来:殷の紂王が池を酒で満たし、木に肉をかけて、裸の男女に遊ばせた宴の話。絵で読む:酒池肉林の意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『史記』
朱に交われば赤くなるしゅにまじわればあかくなる中学受験
人は付き合う友人や環境に、よくも悪くも影響されるということ。由来:朱色の顔料にふれれば赤く染まるように、人は交わる相手で変わるという教えから生まれた言葉。西晋の傅玄「太子少傅箴」の「近朱者赤,近墨者黒」とされる絵で読む:朱に交われば赤くなるの意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
諸説あり
食指が動くしょくしがうごく中学受験
何かを食べたい、手に入れたいという欲が起こること。由来:鄭の公子宋の人差し指が動くと、必ずごちそうにありつく、という話に由来する言葉。絵で読む:食指が動くの意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『春秋左氏伝』
助長じょちょう中学受験
成長を助けようとして、かえって力を加えすぎ、悪い方向へ進めること。由来:宋の農夫が苗の成長を早めようと一本ずつ引っぱり、すべて枯らしてしまった話。今は「成長を助ける」意味でも使われる絵で読む:助長の意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『孟子』
水魚の交わりすいぎょのまじわり中学受験四字熟語
水と魚のように、離れられないほど親密な間柄のこと。由来:劉備が諸葛亮との仲を「魚に水があるようなもの」と言い、関羽や張飛をなだめた話。絵で読む:水魚の交わりの意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『三国志』
推敲すいこう中学受験
詩や文章の字句を何度も練り直して、よりよい形にすること。由来:詩人の賈島が「僧は推す月下の門」の「推す」を「敲く」にすべきか迷い、韓愈に相談して「敲く」に決めた話。絵で読む:推敲の意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『唐詩紀事』
過ぎたるは猶及ばざるが如しすぎたるはなおおよばざるがごとし中学受験
何事も、やりすぎは足りないのと同じで、ほどほどが大切だということ。由来:子貢が子張と子夏のどちらが優れるかと問い、孔子が「子張は行き過ぎ、子夏は足りない。行き過ぎは足りないのと同じだ」と答えた話。絵で読む:過ぎたるは猶及ばざるが如しの意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『論語』
切磋琢磨せっさたくま中学受験四字熟語
仲間と競い合い、励まし合って、互いに向上すること。由来:骨や玉を切り磨くように努力する君子をたたえる詩から生まれた言葉。論語にも引用される。絵で読む:切磋琢磨の意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『詩経』
千里の道も一歩からせんりのみちもいっぽから中学受験
大きなことも、身近な一歩から始まるということ。由来:老子が、千里の旅も足元の一歩から始まると説いた言葉(『老子』六十四章「千里之行,始於足下」)。絵で読む:千里の道も一歩からの意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『老子』
備えあれば憂いなしそなえあればうれいなし中学受験
日頃から準備をしておけば、いざという時に心配がないということ。由来:殷の高宗に宰相の傅説が、備えがあれば憂い(患)はないと戒めた言葉。『春秋左氏伝』襄公十一年にも引かれる。原文は「有備無患」。説命篇は後の時代の作とする説が有力絵で読む:備えあれば憂いなしの意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『書経』
大器晩成たいきばんせい中学受験四字熟語
大きな才能の持ち主は、遅れて成功するということ。由来:『老子』四十一章の「大器は晩成す」(大きな器は完成が遅い)から。のちに『後漢書』馬援伝などで、大人物は遅れて大成するという意味で人に使われた。絵で読む:大器晩成の意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『老子』
他山の石たざんのいし中学受験四字熟語
他人のよくない言動も、自分を磨く助けになるということ。由来:よその山の粗末な石でも、自分の玉を磨くために使えるという詩から生まれた言葉。「他山の石以て玉を攻むべし」が元の形絵で読む:他山の石の意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『詩経』
蛇足だそく中学受験四字熟語
余計なもの。あっても役に立たず、かえって害になる付け足し。由来:蛇の絵を早く描く競争で、先に描き上げた男が足まで描き足したため、負けてしまった話。「画蛇添足」とも言う絵で読む:蛇足の意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『戦国策』
玉磨かざれば光なしたまみがかざればひかりなし中学受験
どんな才能も、学び、磨かなければ立派にならないということ。由来:宝玉も磨かなければ器にならないように、人も学ばなければ道を知らないと説いた言葉。「玉琢かざれば器を成さず」とも。今の「光なし」の形は日本の『実語教』から絵で読む:玉磨かざれば光なしの意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『礼記』
朝三暮四ちょうさんぼし中学受験四字熟語
目先の違いにとらわれて、結果が同じことに気づかないこと。由来:猿飼いが「朝三つ夕方四つ」では猿が怒ったので「朝四つ夕方三つ」にすると、猿が喜んだ話。絵で読む:朝三暮四の意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『荘子』
天高く馬肥ゆてんたかくうまこゆ中学受験
秋の空が高く澄み、馬も肥えるすばらしい季節のこと。由来:秋に馬が肥える頃、北方の匈奴が攻めてくるので警戒せよ、という意味で使われたとされる言葉。今は秋のよい季節をいう。出典は諸説あり(杜審言の詩、『漢書』匈奴伝・趙充国伝など)絵で読む:天高く馬肥ゆの意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
諸説あり
登竜門とうりゅうもん中学受験
出世や成功のための難しい関門。そこを通れば立身できる入り口。由来:黄河上流の竜門の急流をのぼりきった鯉は竜になるという伝説から、李膺に認められた者を言った話。絵で読む:登竜門の意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『後漢書』
虎の威を借る狐とらのいをかるきつね中学受験
強い者の権力を借りて、いばる弱い者のこと。由来:狐が虎に食べられそうになり、「自分は天の使いだ」と虎を連れて歩いて、獣たちを逃げさせた話。絵で読む:虎の威を借る狐の意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『戦国策』
泣いて馬謖を斬るないてばしょくをきる中学受験
規律を守るため、私情を捨てて、愛する者でも厳しく処分すること。由来:蜀の諸葛亮が、命令に背いて大敗した愛弟子の馬謖を、涙ながらに処刑した話。絵で読む:泣いて馬謖を斬るの意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『三国志』
背水の陣はいすいのじん中学受験四字熟語
一歩も引けない状況で、全力を尽くして物事にあたること。由来:漢の韓信が川を背にして戦い、兵が必死に戦って趙の大軍を破った話。「背水之陣」とも書く絵で読む:背水の陣の意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『史記』
百聞は一見に如かずひゃくぶんはいっけんにしかず中学受験
人から何度も聞くより、自分の目で一度見るほうが確かだということ。由来:漢の将軍趙充国が、反乱の地を実際に見たうえで作戦を立てると宣帝に伝えた話。絵で読む:百聞は一見に如かずの意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『漢書』
覆水盆に返らずふくすいぼんにかえらず中学受験
いったんしてしまったことは、取り返しがつかないということ。由来:太公望に離縁された妻が復縁を求めると、太公望がこぼした水を盆に戻すように言った話。出典は諸説あり絵で読む:覆水盆に返らずの意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
諸説あり
傍若無人ぼうじゃくぶじん中学受験四字熟語
人目を気にせず、勝手気ままにふるまうこと。由来:荊軻が燕の市で友人と酒を飲み、歌い、泣いて、まるで周りに人がいないようにふるまった話。絵で読む:傍若無人の意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『史記』
臍を噛むほぞをかむ中学受験
後悔してもどうにもならないこと。由来:楚の文王が申を攻めに行く途中で鄧を通った時、鄧の三人の甥が、今のうちに討たなければ後でへそを噛んでも間に合わないと、鄧の君に忠告した話。絵で読む:臍を噛むの意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『春秋左氏伝』
矛盾むじゅん中学受験
つじつまが合わないこと。前後で言うことが食い違うこと。由来:楚の国の人が「どんな盾も突き通す矛」と「どんな矛も防ぐ盾」を同時に売ろうとして、答えにつまった話。絵で読む:矛盾の意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『韓非子』
羊頭狗肉ようとうくにく中学受験四字熟語
見かけは立派だが、中身が伴わないこと。由来:羊の頭を看板に掲げながら、実際には犬の肉を売る店の話から生まれた言葉。「牛首を懸けて馬肉を売る」が元の形とも。出典は諸説あり絵で読む:羊頭狗肉の意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『無門関』
李下に冠を正さずりかにかんむりをたださず中学受験
人に疑われるような行為は、避けるべきだということ。由来:李の木の下で冠を直すと、李を盗むように見えるから、そうしないのがよい、という詩の言葉。「瓜田に履を納れず」と対で言う絵で読む:李下に冠を正さずの意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『古楽府』

高校受験で覚えたい故事成語(38語)

中学生のうちに覚えたい故事成語です。中学の教科書の「矛盾」「蛇足」など、漢文の入門で読む話が中心です。あいうえお順です。

故事成語・読み受験・意味・由来出典
青は藍より出でて藍より青しあおはあいよりいでてあいよりあおし高校受験
弟子が師を超える優れた者になることのたとえ。由来:青色は藍の草から取るが、もとの藍よりも青い、と学問の大切さを説いた荀子の言葉。「出藍の誉れ」とも言う絵で読む:青は藍より出でて藍より青しの意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『荀子』
過ちては改むるに憚ること勿れあやまちてはあらたむるにはばかることなかれ高校受験
過ちに気づいたら、ためらわずにすぐ改めよということ。由来:孔子が「過ちては則ち改むるに憚ること勿れ」と説いた言葉(『論語』学而篇・子罕篇)。絵で読む:過ちては改むるに憚ること勿れの意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『論語』
衣食足りて礼節を知るいしょくたりてれいせつをしる高校受験
生活にゆとりがあってこそ、人は礼儀や節度を守れるということ。由来:『管子』牧民篇の「倉廩実つれば則ち礼節を知り、衣食足れば則ち栄辱を知る」から。民の暮らしが豊かになって初めて道徳が行き渡るという考え。原文では「礼節」と「衣食足る」は別の句。『管子』は管仲の名を冠した本で、後の時代にまとめられたとされる絵で読む:衣食足りて礼節を知るの意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『管子』
燕雀安んぞ鴻鵠の志を知らんやえんじゃくいずくんぞこうこくのこころざしをしらんや高校受験
小人物には、大人物の大きな志がわからないということ。由来:農夫だった陳勝が、仲間に笑われた時に「小さな鳥には大きな鳥の志はわからぬ」と言った話。絵で読む:燕雀安んぞ鴻鵠の志を知らんやの意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『史記』
己の欲せざる所は人に施すこと勿れおのれのほっせざるところはひとにほどこすことなかれ高校受験
自分がされたくないことは、他人にもしてはならないということ。由来:子貢が「一生守るべき言葉は何か」と問うと、孔子が「恕(思いやり)だ」と答えた話。絵で読む:己の欲せざる所は人に施すこと勿れの意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『論語』
隗より始めよかいよりはじめよ高校受験
大きなことを成すには、まず身近な者から始めよということ。由来:燕の昭王が人材集めを相談すると、郭隗が「まず私を優遇してください」と答えた話。絵で読む:隗より始めよの意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『戦国策』
彼を知り己を知れば百戦殆うからずかれをしりおのれをしればひゃくせんあやうからず高校受験
敵と味方の情勢をよく知れば、何度戦っても負けないということ。由来:孫武が、戦いの前に敵と自分の実力を知ることが大切だと説いた兵法の言葉。絵で読む:彼を知り己を知れば百戦殆うからずの意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)くわしく:孫子の兵法の原文・書き下し・意味
『孫子』
管見かんけん高校受験
狭い見識のこと。自分の意見をへりくだって言う言葉。由来:管の穴から天をのぞいても、見えるのはほんの一部だという例えから生まれた言葉。「管を用いて天を窺う」が元の形絵で読む:管見の意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『荘子』
騎虎の勢いきこのいきおい高校受験四字熟語
虎に乗った者が降りられないように、途中でやめられない勢いのこと。由来:のちの隋の独孤皇后が、まだ北周の臣だった夫の楊堅に、獣に乗った者は降りられないと励まし、皇帝になるよう促した話。原文は「騎獣之勢」(「虎」の字を避けたとされる)絵で読む:騎虎の勢いの意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『隋書』
木に縁りて魚を求むきによりてうおをもとむ高校受験
方法を間違えており、目的を達成できないこと。由来:孟子が斉の宣王に、武力で天下を取ろうとするのは木に登って魚を求めるようなものだと諭した話。絵で読む:木に縁りて魚を求むの意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『孟子』
九死に一生きゅうしにいっしょう高校受験
ほとんど助からない状況から、かろうじて命が助かること。由来:屈原が、国を憂えて何度死んでも悔いはないと詠んだ詩に由来する言葉。絵で読む:九死に一生の意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『楚辞』
唇亡びて歯寒しくちびるほろびてはさむし高校受験
互いに助け合う関係の一方が滅びれば、もう一方も危うくなるということ。由来:晋が虢を攻めるため虞に道を借りようとした時、虞の宮之奇が貸さないよう諫めた話。絵で読む:唇亡びて歯寒しの意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『春秋左氏伝』
君子は豹変すくんしはひょうへんす高校受験四字熟語
優れた人は、過ちに気づけば素早くはっきりと改めるということ。由来:変革の時、君子は豹の模様のようにあざやかに変わる、という『易経』革の卦の言葉。日本では「あやまちを改める」意味で説明されることが多い。今は「態度が急に変わる」悪い意味でも使う絵で読む:君子は豹変すの意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『易経』
鶏鳴狗盗けいめいくとう高校受験四字熟語
くだらない特技でも役に立つことがあるということ。由来:孟嘗君が秦で捕らわれた時、犬の真似の盗みと鶏の鳴き真似が得意な食客に助けられた話。絵で読む:鶏鳴狗盗の意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『史記』
月下氷人げっかひょうじん高校受験
結婚の仲立ちをする人。仲人。由来:月下老人の赤い縄の伝説(『続幽怪録』)と、氷の上に立って氷の下の人と話す夢を見た男の話(『晋書』索紞伝)が合わさってできた言葉。月下老人(続幽怪録)と氷人(晋書)の合成。出典は諸説あり絵で読む:月下氷人の意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
諸説あり
呉下の阿蒙ごかのあもう高校受験
学問のない、昔のままの人のこと。由来:呉の呂蒙が学問を積むと、魯粛が「もう呉にいた頃の蒙ではない」と驚いた話。絵で読む:呉下の阿蒙の意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『三国志』
国士無双こくしむそう高校受験
国中に並ぶ者のない、すぐれた人物のこと。由来:漢の蕭何が、劉邦のもとを去った韓信を「国士無双」と評して連れ戻した話。絵で読む:国士無双の意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『史記』
虎穴に入らずんば虎子を得ずこけつにいらずんばこじをえず高校受験
危険を冒さなければ、大きな成功は得られないということ。由来:班超が、少人数で匈奴の使節団に夜襲をかけ、鄯善国を味方にした話。絵で読む:虎穴に入らずんば虎子を得ずの意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『後漢書』
五里霧中ごりむちゅう高校受験四字熟語
見通しがつかず、どうしてよいかわからない状態のこと。由来:後漢の張楷は道術で「五里霧」(五里にわたる霧)を起こせた、という『後漢書』の話に由来する言葉。絵で読む:五里霧中の意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『後漢書』
先んずれば人を制すさきんずればひとをせいす高校受験
人より先に行動すれば、有利な立場に立てるということ。由来:会稽の太守殷通が、項梁に「先に動けば人を制す」と、秦への反乱を持ちかけた話。絵で読む:先んずれば人を制すの意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『史記』
三十六計逃げるに如かずさんじゅうろっけいにげるにしかず高校受験
困った時には、逃げて身を守るのがいちばんよい方法だということ。由来:南斉の王敬則が、あれこれの策より逃げるのが最良だと述べたことに由来する言葉。絵で読む:三十六計逃げるに如かずの意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『南斉書』
三人行えば必ず我が師ありさんにんおこなえばかならずわがしあり高校受験
三人で歩けば、そのうちの誰かから必ず学べるということ。由来:孔子が、だれと歩いても、よい点は見習い、悪い点は自分を改める材料にできると説いた言葉(『論語』述而篇)。絵で読む:三人行えば必ず我が師ありの意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『論語』
士別れて三日なれば刮目して見よしわかれてみっかなればかつもくしてみよ高校受験
努力する人は、短い間でも大きく成長しているので、見直すべきだということ。由来:呂蒙が魯粛に「士は三日会わなければ目をこすって見るべきだ」と述べた話。呂蒙伝の裴松之注が引く『江表伝』。呉下の阿蒙と同じ場面絵で読む:士別れて三日なれば刮目して見よの意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『三国志』
千里の馬も伯楽に会わざればせんりのうまもはくらくにあわざれば高校受験
優れた才能も、それを見出す人がいなければ、世に出ないということ。由来:韓愈が、名馬は見抜く人がいないために、普通の馬として使われて終わると述べた話。韓愈の文章。「千里の馬は常に有れども伯楽は常には有らず」絵で読む:千里の馬も伯楽に会わざればの意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『雑説』
逐鹿ちくろく高校受験
天下や地位を得ようと、競い合うこと。由来:秦が鹿を失い、天下の者が追いかけたという例えで、天下取りの争いを言った話。「鹿を逐う」とも言う絵で読む:逐鹿の意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『史記』
轍鮒の急てっぷのきゅう高校受験
差し迫った苦しい状況のこと。由来:車輪の跡の水たまりで苦しむ鮒が、通りがかった荘子に、わずかな水を求めた話。絵で読む:轍鮒の急の意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『荘子』
桃李言わざれども下自ずから蹊を成すとうりものいわざれどもしたおのずからみちをなす高校受験
徳のある人は、何も言わなくても人が慕って集まってくるということ。由来:司馬遷が、飛将軍李広の人柄を、実をつける桃や李の下に自然と道ができることに例えた話。絵で読む:桃李言わざれども下自ずから蹊を成すの意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『史記』
蟷螂の斧とうろうのおの高校受験
弱い者が、自分の力を考えず強い相手に立ち向かうこと。由来:かまきりが前足を上げて、車輪に立ち向かおうとした話。「蟷螂の斧を以て隆車の轍に当たる」とも絵で読む:蟷螂の斧の意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『荘子』
白眉はくび高校受験
同類の中でもっとも優れたもの。由来:蜀の馬良は五人兄弟の中で、眉に白い毛があり、最も優れていると評判になった話。絵で読む:白眉の意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『三国志』
破竹の勢いはちくのいきおい高校受験四字熟語
竹が割れていくように、止められない勢いで進むこと。由来:晋の杜預が呉を攻めた時、「竹を割るようにひと節を破ればあとは進む」と述べた話。絵で読む:破竹の勢いの意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『晋書』
髀肉の嘆ひにくのたん高校受験
力を発揮する機会がなく、むなしく時を過ごすのを嘆くこと。由来:劉備が戦場に出ず、馬に乗らないうちに腿に肉がついたと嘆いた話。
『三国志』
風声鶴唳ふうせいかくれい高校受験
わずかなことにおびえ、疑うこと。由来:淝水の戦いで敗れた前秦軍が、風の音や鶴の鳴き声を敵軍の追撃と思い、怖がった話。絵で読む:風声鶴唳の意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『晋書』
亡羊の嘆ぼうようのたん高校受験四字熟語
学問の道があまりに多岐にわたり、真理に到達できないのを嘆くこと。由来:逃げた羊を探したが、道が多く分かれていて見失った、という楊朱の隣人の話。「多岐亡羊」とも言う絵で読む:亡羊の嘆の意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『列子』
学びて思わざれば則ち罔しまなびておもわざればすなわちくらし高校受験
学ぶだけで考えなければ、本当の理解は得られないということ。由来:孔子が、学ぶことと考えることの両方が大切だと弟子に説いた話。続きは「思いて学ばざれば則ち殆うし」絵で読む:学びて思わざれば則ち罔しの意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『論語』
水清ければ魚棲まずみずきよければうおすまず高校受験
清廉すぎる人は、かえって人に親しまれないということ。由来:孔子が子張に、水があまりに澄んでいると魚がいない、人もきびしく調べすぎると仲間がいなくなると教えた言葉。『孔子家語』入官(『大戴礼記』『漢書』東方朔伝にも)。出典は本により諸説絵で読む:水清ければ魚棲まずの意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
諸説あり
病膏肓に入るやまいこうこうにいる高校受験
病気が重くなって治せなくなること。また、物事に夢中になりすぎること。由来:晋の景公の夢に病魔が二人の童子になって現れ、膏肓に隠れて医者も治せないと言った話。絵で読む:病膏肓に入るの意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『春秋左氏伝』
洛陽の紙価を高めるらくようのしかをたかめる高校受験
書物が評判になり、よく売れること。由来:左思の「三都賦」が評判になり、洛陽の人々が写すため紙が足りず、値上がりした話。「洛陽の紙価を貴からしむ」とも絵で読む:洛陽の紙価を高めるの意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『晋書』
良薬は口に苦しりょうやくはくちににがし高校受験
ためになる忠告は、聞くのがつらいということ。由来:秦の宮殿にとどまろうとした劉邦を樊噲が諫め、張良が「忠言は耳に逆らえども行いに利あり、毒薬は口に苦けれども病に利あり」と後押しした話。『史記』の字は「毒薬」。「良薬苦於口」の形は『孔子家語』六本など絵で読む:良薬は口に苦しの意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『史記』

大学受験で覚えたい故事成語(58語)

高校生のうちに覚えたい故事成語です。大学入試の漢文や現代文(評論)に出ます。史記・十八史略などの話を漢文で読むこともあります。あいうえお順です。

故事成語・読み受験・意味・由来出典
朝に道を聞かば夕べに死すとも可なりあしたにみちをきかばゆうべにしすともかなり大学受験
真理を悟れたなら、その夜に死んでもよいほど、道を求めるべきだということ。由来:孔子が、人の生き方の道を知ることが何よりも大切だと述べた話。
『論語』
羹に懲りて膾を吹くあつものにこりてなますをふく大学受験
一度の失敗に懲りて、必要以上に用心しすぎること。由来:熱い吸い物でやけどをした人が、冷たいなますまで吹いて冷ます、という屈原の詩の言葉。絵で読む:羹に懲りて膾を吹くの意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『楚辞』
韋編三絶いへんさんぜつ大学受験四字熟語
同じ書物を何度も読み返し、熱心に勉強すること。由来:孔子が易経をたびたび読み、綴じ紐の革ひもが三度も切れた話。絵で読む:韋編三絶の意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『史記』
魚を捨てて熊掌を取るうおをすててくまのてをとる大学受験
二つを同時に得られない時は、より価値の高い方を選ぶということ。由来:魚も熊の掌も好物だが、両方は得られないなら熊掌を取ると、孟子が義と命に例えた話。
『孟子』
怨み骨髄に徹すうらみこつずいにてっす大学受験
深い恨みが骨の髄まで染みこんでいること。由来:秦が晋に敗れて三人の将軍が捕らえられた時、晋の文公の夫人(秦の出身)が「秦の穆公はこの三人を骨の髄まで怨んでいる」と言って、三人を秦へ帰させた話。原文は「繆公之怨此三人入於骨髓」絵で読む:怨み骨髄に徹すの意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『史記』
己に克ちて礼に復るおのれにかちてれいにかえる大学受験
自分の欲望に打ち勝ち、礼にかなった行いをすること。由来:顔淵に仁とは何かと問われた孔子が、己に克ち礼に復ることだと答えた話。「克己復礼」とも言う
『論語』
尾を泥中に曳くおをでいちゅうにひく大学受験
地位や名誉より、自由でのどかな暮らしを選ぶこと。由来:楚の王が荘子に国の政治をまかせたいと使者を送ると、荘子は、泥の中で尾を引いて生きる亀のほうがよいと断った話。絵で読む:尾を泥中に曳くの意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『荘子』
蓋棺事定まるがいかんじさだまる大学受験
人の評価は、死んでから初めて定まるということ。由来:晋の劉毅が、人の善悪の評価は、棺を閉じて初めて決まると語った話。
『晋書』
蝸牛角上の争いかぎゅうかくじょうのあらそい大学受験
小さな世界での、つまらない争いのこと。由来:かたつむりの左右の角の上に国があり、領土を争って戦うという荘子の寓話。絵で読む:蝸牛角上の争いの意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『荘子』
和氏の璧かしのへき大学受験
極めて貴重な宝のこと。由来:楚の卞和が玉の原石を王に献上しても信じてもらえず、足を斬られたが、後に名玉と認められた話。「完璧」の故事のもとになった璧
『韓非子』
鼎の軽重を問うかなえのけいちょうをとう大学受験
権威者の力量を疑い、その地位を奪おうとすること。由来:楚の荘王が周の使者に、天子の宝である鼎の大きさや重さを尋ね、周の力を試そうとした話。
『春秋左氏伝』
臥竜がりょう大学受験
まだ世に出ていない優れた人物。由来:諸葛亮が、劉備に会う前に隠れて暮らしていたころ、徐庶に「臥竜」と評された話。「伏竜」とも書く絵で読む:臥竜の意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『三国志』
汗牛充棟かんぎゅうじゅうとう大学受験四字熟語
蔵書がとても多いことのたとえ。由来:書物が多く、しまえば家の棟まで届き、運べば牛馬が汗をかく、という柳宗元の文の言葉。もとは注釈書が多すぎることを批判した文。原文は「処則充棟宇,出則汗牛馬」絵で読む:汗牛充棟の意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『陸文通先生墓表』
牛耳を執るぎゅうじをとる大学受験
団体や組織を思いのままに動かす。主導権を握る。由来:諸侯が同盟を結ぶ時、牛の耳を切って血をすすり、誓いを立てた習慣に由来する言葉。耳を執るのが盟主か身分の低い者かは諸説あり。絵で読む:牛耳を執るの意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『春秋左氏伝』
義を見て為ざるは勇なきなりぎをみてせざるはゆうなきなり大学受験
正しいことと知りながら行動しないのは、勇気がないからだということ。由来:孔子が、祖先でもない霊をまつる者を戒め、正義を見て動かないのは臆病だと語った話。
『論語』
君子は和して同ぜずくんしはわしてどうぜず大学受験
立派な人は調和しても、他人に無理に同調しないということ。由来:孔子が、君子と小人を比べ、君子は人と調和するが、盲従はしないと述べた話。
『論語』
鶏口牛後けいこうぎゅうご大学受験四字熟語
大きな集団の末端にいるより、小さな集団の長になるほうがよいということ。由来:蘇秦が韓の王に、秦に仕えず、「鶏口となるも牛後となる勿れ」と合従を説いた話。絵で読む:鶏口牛後の意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『史記』
逆鱗に触れるげきりんにふれる大学受験
目上の人を、ひどく怒らせてしまうこと。由来:竜ののど下に逆さの鱗があり、触れた者は竜に殺される、という韓非子の例え話。絵で読む:逆鱗に触れるの意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『韓非子』
恒産なければ恒心なしこうさんなければこうしんなし大学受験
安定した生活の基盤がなければ、人は安定した道徳心を保てないということ。由来:孟子が、民が安定した収入を持たなければ、悪事に走ってしまうと斉の宣王に説いた話。
『孟子』
嚆矢こうし大学受験
物事の始まり。最初。由来:荘子が「嚆矢(音を立てて飛ぶ矢=先ぶれ)」のたとえに使った言葉。戦いの始めに鏑矢を射て合図したからという説明は、原典には無い(諸説あり)。「嚆矢」は鏑矢のこと絵で読む:嚆矢の意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『荘子』
浩然の気こうぜんのき大学受験
天地に満ちているような、のびやかで大きな気力のこと。由来:孟子が、正義と道にかなった行いを積むことで養われる気力を、浩然の気と説いた話。
『孟子』
項荘剣を舞わすこうそうけんをまわす大学受験
宴会にかこつけて、人を殺そうとすること。由来:鴻門の会で、項荘が剣舞に見せかけて劉邦を斬ろうとしたが、項伯が防いだ話。絵で読む:項荘剣を舞わすの意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『史記』
狡兎死して走狗烹らるこうとししてそうくにらる大学受験
用が済めば、功労者でも捨てられるということ。由来:范蠡が越の文種に、すばしこい兎が死ぬと猟犬は煮て食われると、身を引くように勧めた話。絵で読む:狡兎死して走狗烹らるの意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『史記』
鴻門の会こうもんのかい大学受験
敵味方が会合し、危険をはらんだ宴席のこと。由来:項羽が劉邦を鴻門の宴会に招き、范増が暗殺を図ったが、劉邦が脱出した話。絵で読む:鴻門の会の意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『史記』
刻舟求剣こくしゅうきゅうけん大学受験四字熟語
時勢の変化に対応できない愚かさのたとえ。由来:楚の人が舟から剣を落とし、舟の側に印をつけ、舟が進んだ後に印の下を探した話。「舟に刻みて剣を求む」とも絵で読む:刻舟求剣の意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『呂氏春秋』
壺中の天こちゅうのてん大学受験
俗世間から離れた、別天地のこと。由来:薬売りの老人が、毎夜壺の中に入ると、立派な宮殿があった、という費長房の見た話。
『後漢書』
胡蝶の夢こちょうのゆめ大学受験
自分と物との区別がつかない、人生のはかなさのたとえ。由来:荘子が蝶になった夢を見て、自分が蝶の夢を見たのか、蝶が自分の夢を見ているのか迷った話。「荘周の夢」とも言う絵で読む:胡蝶の夢の意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『荘子』
左袒さたん大学受験
味方すること。賛成すること。由来:漢の周勃が、呂氏に味方する者は右、劉氏に味方する者は左の肩を脱げと呼びかけた話。絵で読む:左袒の意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『史記』
三寸の舌さんずんのした大学受験
弁舌の巧みさのたとえ。由来:毛遂が、楚で論じて合従を成功させたことを、平原君が「三寸の舌は百万の師より強い」と称えた話。
『史記』
自家薬籠中の物じかやくろうちゅうのもの大学受験
自分の思いのままに使えるもの。自分のものになった技術や人物。由来:唐の元行沖が狄仁傑に、自分を薬籠の中の薬のようなものだと例えた話。
『旧唐書』
四十にして惑わずしじゅうにしてまどわず大学受験
四十歳になると、迷いがなくなるということ。由来:孔子が自分の生涯を振り返り、十五で学問を志し、三十で自立し、四十で迷わなくなったと述べた話。「不惑」とも言う
『論語』
小国寡民しょうこくかみん大学受験
老子が理想とした、小さな国で少ない人民が素朴に暮らす社会のこと。由来:老子が、国は小さく民は少なく、便利な道具も使わず、素朴に暮らすのが理想だと述べた話。
『老子』
上善は水の如しじょうぜんはみずのごとし大学受験
最高の善は、水のように争わず、低い所にとどまることだということ。由来:水は万物を潤しながら争わず、人の嫌う低い所にいるので、道に近いと説いた老子の言葉。絵で読む:上善は水の如しの意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『老子』
将に将たりしょうにしょうたり大学受験
多くの将軍たちを率いる人物となること。由来:劉邦が韓信に自分の能力を尋ね、「陛下は兵ではなく将に将たる器だ」と答えられた話。
『史記』
宋襄の仁そうじょうのじん大学受験
無用な情けをかけて、かえって自分が失敗すること。由来:宋の襄公が、敵が陣を整える前に攻めず、情けをかけたために楚に大敗した話。絵で読む:宋襄の仁の意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『春秋左氏伝』
漱石枕流そうせきちんりゅう大学受験
負けず嫌いで、こじつけて言い逃れること。由来:晋の孫楚が「石に枕し流れに漱ぐ」と言うべきところを「石に漱ぎ流れに枕す」と言いまちがえ、指摘されると「流れに枕するのは耳を洗うため、石に漱ぐのは歯をみがくため」と言い張った話。夏目漱石の号の由来。『世説新語』排調にもある絵で読む:漱石枕流の意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『晋書』
惻隠の情そくいんのじょう大学受験
他人の不幸をあわれみ、気の毒に思う心。由来:孟子が、井戸に落ちそうな子を見れば、誰でも思わず助けたくなる心があると述べた話。
『孟子』
足るを知るたるをしる大学受験
今の状況に満足し、欲張らないこと。由来:老子が「足るを知る者は富む」と、満足を知ることが本当の豊かさだと説いた話。
『老子』
断腸だんちょう大学受験
腸がちぎれるほどに、深い悲しみを感じること。由来:晋の桓温の部下が、子猿を捕らえた時、母猿が追いかけ、舟に飛び乗って死ぬと腸がちぎれていた話。絵で読む:断腸の意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『世説新語』
竹馬の友ちくばのとも大学受験
幼いころから一緒に遊んで育った親友のこと。由来:晋の桓温が、子どもの頃に竹馬で遊んだ殷浩を、自分より劣っていたと言ったという話。絵で読む:竹馬の友の意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『晋書』
朝菌は晦朔を知らずちょうきんはかいさくをしらず大学受験
寿命の短い者には、長い時間の流れはわからないということ。由来:朝に生えて夕べに枯れる菌は、月の終わりや始まりを知らない、という荘子の例え話。
『荘子』
天網恢恢疎にして漏らさずてんもうかいかいそにしてもらさず大学受験四字熟語
天の網は目があらくても、悪人を取り逃がさないということ。由来:老子が、天の網は広くて目があらいが、悪事は必ず罰を受けると語った話。
『老子』
嚢中の錐のうちゅうのきり大学受験
才能のある人は、すぐに頭角を現すということ。由来:平原君が、袋の中の錐は先がすぐ現れるのに、毛遂が三年出ていないのは才能がないからだと言った話。絵で読む:嚢中の錐の意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『史記』
莫逆の友ばくぎゃくのとも大学受験
心がぴったり合い、逆らうところのない親友のこと。由来:子祀ら四人が、互いに心が通じ合い、そのまま友となった話。
『荘子』
白駒の隙を過ぐるが若しはっくのげきをすぐるがごとし大学受験
月日が過ぎるのが非常に早いことのたとえ。由来:白い馬が壁の隙間を走り過ぎるのを見るように、人の一生は一瞬だと述べた話。
『荘子』
抜山蓋世ばつざんがいせい大学受験四字熟語
力が非常に強く、意気が盛んなこと。由来:垓下で追い詰められた項羽が、「力は山を抜き、気は世を蓋う」と歌った話。
『史記』
尾大掉わずびだいふるわず大学受験
下の勢力が大きすぎて、上の者が自由に操れないこと。由来:楚の申無宇が、尾が大きすぎて動かせない例えで、国の臣下の力が強すぎることを心配した話。
『春秋左氏伝』
不倶戴天ふぐたいてん大学受験四字熟語
同じ天の下で生かしておけないほど、深い恨みや憎しみがあること。由来:父を殺された子は、その仇と同じ天の下に生きてはならない、という礼記の教え。絵で読む:不倶戴天の意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『礼記』
刎頸の交わりふんけいのまじわり大学受験四字熟語
互いのために首を斬られても悔いないほどの、親しい交際のこと。由来:趙の廉頗が、藺相如への敵意を捨て、誓って深い友情を結んだ話。絵で読む:刎頸の交わりの意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『史記』
庖丁、牛を解くほうてい、うしをとく大学受験
熟練すれば、難しい仕事も無理なくこなせるということ。由来:料理人の庖丁が、文恵君の前で見事に牛を解体し、刃が少しも傷まない秘訣を語った話。
『荘子』
鵬程万里ほうていばんり大学受験
前途が遠く、はるかであること。由来:鯤という魚が鵬という大きな鳥に変わり、九万里の高さを飛んで南の海へ向かう話。
『荘子』
毛遂自薦もうすいじせん大学受験
自分から進んで、自分を推薦すること。由来:趙の食客毛遂が、楚への使者に自ら名乗り出て、同盟を結ばせた話。絵で読む:毛遂自薦の意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『史記』
孟母三遷もうぼさんせん大学受験四字熟語
子どもの教育には、環境選びが大切だということ。由来:孟子の母が、墓地の近くから市場の近く、さらに学校の近くへと引っ越した話。「孟母三遷の教え」とも絵で読む:孟母三遷の意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『列女伝』
沐猴にして冠すもっこうにしてかんす大学受験
外見は立派でも、中身は伴わないこと。由来:項羽が咸陽を焼き、故郷へ帰ろうとした時、ある人が「猿が冠をつけているようなものだ」と言った話。
『史記』
夜郎自大やろうじだい大学受験四字熟語
自分の力量を知らず、仲間内でいばること。由来:漢の使者に、滇王が「漢と我が国はどちらが大きいか」と尋ね、夜郎侯も同じことを尋ねた話。絵で読む:夜郎自大の意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『史記』
竜頭蛇尾りゅうとうだび大学受験四字熟語
初めは勢いがよいが、終わりはふるわないこと。由来:頭は竜のようで、尾は蛇のようだった僧の話に由来する言葉。出典は諸説あり絵で読む:竜頭蛇尾の意味と由来(イラストのお話・原文と書き下し文)
『碧巌録』
老馬の智ろうばのち大学受験
経験を積んだ者の知恵は、貴重で頼りになるということ。由来:斉の管仲らが道に迷った時、老いた馬を放して後に従い、帰り道を見つけた話。
『韓非子』
和光同塵わこうどうじん大学受験
才能を隠し、世間に合わせて目立たないようにすること。由来:老子が、自分の光をやわらげ、俗世の塵に交わるのが、道を体得した者の姿だと説いた話。
『老子』

出典の本別の故事成語一覧

故事成語は、中国の歴史の本や思想家の本に出てくる話から生まれました。同じ本の話をまとめて読むと、時代や人物のつながりが見えてきます。

『史記』から生まれた故事成語(30語)

一敗地に塗れる韋編三絶怨み骨髄に徹す燕雀安んぞ鴻鵠の志を知らんや禍福は糾える縄の如し完璧管鮑の交わり鶏口牛後鶏鳴狗盗項荘剣を舞わす狡兎死して走狗烹らる鴻門の会国士無双先んずれば人を制す左袒三寸の舌四面楚歌酒池肉林将に将たり逐鹿桃李言わざれども下自ずから蹊を成す嚢中の錐背水の陣抜山蓋世刎頸の交わり傍若無人毛遂自薦沐猴にして冠す夜郎自大良薬は口に苦し

『荘子』から生まれた故事成語(14語)

井の中の蛙尾を泥中に曳く蝸牛角上の争い管見嚆矢胡蝶の夢朝菌は晦朔を知らず朝三暮四轍鮒の急蟷螂の斧莫逆の友白駒の隙を過ぐるが若し庖丁、牛を解く鵬程万里

『論語』から生まれた故事成語(13語)

朝に道を聞かば夕べに死すとも可なり過ちては改むるに憚ること勿れ己に克ちて礼に復る己の欲せざる所は人に施すこと勿れ温故知新義を見て為ざるは勇なきなり君子は和して同ぜず巧言令色後生畏るべし三人行えば必ず我が師あり四十にして惑わず過ぎたるは猶及ばざるが如し学びて思わざれば則ち罔し

『三国志』から生まれた故事成語(9語)

画餅に帰す臥竜呉下の阿蒙三顧の礼士別れて三日なれば刮目して見よ水魚の交わり泣いて馬謖を斬る白眉髀肉の嘆

『春秋左氏伝』から生まれた故事成語(8語)

鼎の軽重を問う牛耳を執る唇亡びて歯寒し食指が動く宋襄の仁尾大掉わず臍を噛む病膏肓に入る

『孟子』から生まれた故事成語(7語)

魚を捨てて熊掌を取る木に縁りて魚を求む恒産なければ恒心なし浩然の気五十歩百歩助長惻隠の情

『晋書』から生まれた故事成語(7語)

蓋棺事定まる蛍雪の功漱石枕流竹馬の友破竹の勢い風声鶴唳洛陽の紙価を高める

『老子』から生まれた故事成語(7語)

小国寡民上善は水の如し千里の道も一歩から大器晩成足るを知る天網恢恢疎にして漏らさず和光同塵

『後漢書』から生まれた故事成語(6語)

烏合の衆老いてますます盛ん虎穴に入らずんば虎子を得ず壺中の天五里霧中登竜門

『韓非子』から生まれた故事成語(5語)

和氏の璧株を守る逆鱗に触れる矛盾老馬の智

『戦国策』から生まれた故事成語(4語)

隗より始めよ漁夫の利蛇足虎の威を借る狐

『列子』から生まれた故事成語(4語)

疑心暗鬼杞憂愚公山を移す亡羊の嘆

『礼記』から生まれた故事成語(3語)

苛政は虎よりも猛し玉磨かざれば光なし不倶戴天

『孫子』から生まれた故事成語(2語)

彼を知り己を知れば百戦殆うからず呉越同舟

『詩経』から生まれた故事成語(2語)

切磋琢磨他山の石

『楚辞』から生まれた故事成語(2語)

羹に懲りて膾を吹く九死に一生

『唐詩紀事』から生まれた故事成語(1語)

推敲

『淮南子』から生まれた故事成語(1語)

塞翁が馬

『無門関』から生まれた故事成語(1語)

羊頭狗肉

『十八史略』から生まれた故事成語(1語)

臥薪嘗胆

『歴代名画記』から生まれた故事成語(1語)

画竜点睛

『漢書』から生まれた故事成語(1語)

百聞は一見に如かず

『抱朴子』から生まれた故事成語(1語)

玉石混淆

『隋書』から生まれた故事成語(1語)

騎虎の勢い

『南斉書』から生まれた故事成語(1語)

三十六計逃げるに如かず

『易経』から生まれた故事成語(1語)

君子は豹変す

『管子』から生まれた故事成語(1語)

衣食足りて礼節を知る

『書経』から生まれた故事成語(1語)

備えあれば憂いなし

『荀子』から生まれた故事成語(1語)

青は藍より出でて藍より青し

『論衡』から生まれた故事成語(1語)

夏炉冬扇

『雑説』から生まれた故事成語(1語)

千里の馬も伯楽に会わざれば

『古楽府』から生まれた故事成語(1語)

李下に冠を正さず

『世説新語』から生まれた故事成語(1語)

断腸

『陸文通先生墓表』から生まれた故事成語(1語)

汗牛充棟

『旧唐書』から生まれた故事成語(1語)

自家薬籠中の物

『呂氏春秋』から生まれた故事成語(1語)

刻舟求剣

『碧巌録』から生まれた故事成語(1語)

竜頭蛇尾

『列女伝』から生まれた故事成語(1語)

孟母三遷

四字熟語でもある故事成語(43語)

漢字4字の故事成語は、四字熟語の一覧(読み・意味・受験別)にも載っています。

韋編三絶温故知新臥薪嘗胆株を守る画竜点睛夏炉冬扇汗牛充棟管鮑の交わり騎虎の勢い疑心暗鬼杞憂漁夫の利愚公山を移す君子は豹変す鶏口牛後蛍雪の功鶏鳴狗盗巧言令色呉越同舟刻舟求剣五里霧中塞翁が馬三顧の礼四面楚歌酒池肉林水魚の交わり切磋琢磨大器晩成他山の石蛇足朝三暮四天網恢恢疎にして漏らさず背水の陣破竹の勢い抜山蓋世不倶戴天刎頸の交わり傍若無人亡羊の嘆孟母三遷夜郎自大羊頭狗肉竜頭蛇尾

故事成語の覚え方

ミスターT先生
ミスターT先生
だれが・何をして・どうなったかを一言で言えるようにしましょう。「蛇の絵に足を描いて酒を飲みそこねた」→蛇足(よけいなもの)、のように話と意味がつながれば、もう忘れません。

よくある質問

故事成語とは何ですか?

中国の昔の話(故事)から生まれた言葉です。矛盾・蛇足・漁夫の利のように、もとになった話を知ると意味が分かります。

故事成語はいくつありますか?

専用の辞典には千語前後が載っています。受験でよく出るのはその一部で、このページでは中学受験から大学受験までによく出る150語を選んでいます。

中学の教科書に出る故事成語は何ですか?

矛盾・蛇足・漁夫の利・推敲・五十歩百歩などがよく取り上げられます。教科書によって選ばれる話は違います。

故事成語とことわざの違いは何ですか?

ことわざは昔から人々の間で言い伝えられてきた言葉です。故事成語は、中国の本に書かれた話がもとになっている言葉です。

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出典・参考

  • 出典の書名は、故事成語のもとになった話が載っている代表的な本です
  • 意味は一般の国語辞典の説明をもとに、合格大作戦が小中高生向けに書き直したものです
  • 受験別のラベルは、入試問題・教科書・漢検の出題をもとにした合格大作戦の目安です

最終更新:2026年10月28日/作成:大学受験合格大作戦