合格大作戦 > 漢字合格大作戦 > 中学で習う漢字(漢検準2級) > 逸
「逸」のポイント
- 「逸」は11画、部首は辶(しんにょう)、中学校で習う常用漢字です(漢検準2級)。
- 書き順は、免(8画)→しんにょう(3画)。しんにょうは最後に書きます。
- 「にげる・それる」「とびぬけてすぐれる」の二つの意味があり、逸脱・逸材のように使います。
- 読み方は、音読みのイツだけです。「逸する(いっする)」の形でも使います。
まなぶくん
「逸」を書くとき、どこに気をつければいいの?
合格先生
書き順は、免(8画)→しんにょう(3画)。しんにょうは最後に書きます。
「逸」の書き順アニメ
全11画
赤い番号は書く順番です。「1画すすむ」を押すと、1画ずつ確かめられます。
1画ずつの書き順(11画)
赤い線が、その画で書く線です。赤い丸が書き始めの位置です。
- 1画目
- 2画目
- 3画目
- 4画目
- 5画目
- 6画目
- 7画目
- 8画目
- 9画目
- 10画目
- 11画目
- 完成
書き順で気をつけること
「近」や「道」と同じで、しんにょうは最後です。先に右上の「免」を、ク→口の形→中の縦→横→左はらい→曲がりはねの順で書きます。
逸の最初の8画は「免」と同じ順。6画目までの色を見比べましょう。
書くときのポイント(とめ・はね・はらい)
- しんにょうの点のあとは、小さく折れてから下へおろします(点は1つ)。
- しんにょうの最後の右はらいは、長くのばして「免」の下を受けます。
- 免の最後の曲がりはねは、右へのばして上へはねます。
- 免の中の縦は、口の形の上から下の横までつらぬきます。
「逸」の読み方
| 読み | 使い方の例 |
|---|---|
| イツ | 逸材(いつざい)・逸話(いつわ)・逸脱(いつだつ)・機会を逸する(いっする) |
カタカナは音読み、ひらがなは訓読みです。うすい字は送りがなです。読みは国の「常用漢字表」にもとづいています。
「逸」の意味
- にげる。それる。はずれる。(例)逸脱・後逸
- うしなう。なくす。(例)散逸・機会を逸する
- とびぬけてすぐれている。(例)逸材・逸品・秀逸
- 世に知られていない。(例)逸話
「逸」の成り立ち
会意文字辶(行く)と兎(うさぎ)を合わせた字です。うさぎがすばやくにげていくことから、「にげる・それる」の意味を表します。
旧字体は右上が「兎」に近い形(点がある)で、今の字は「免」の形になっています。
「逸」を使う言葉と例文
- 逸材いつざいとびぬけてすぐれた才能の人。「十年に一人の逸材」
- 逸話いつわあまり知られていない、おもしろい話。エピソード。
- 逸品いっぴんとびぬけてすぐれた品物。
- 逸脱いつだつ決まりや本筋からはずれること。「ルールを逸脱する」
- 秀逸しゅういつほかよりぬきんでてすぐれていること。
- 散逸さんいつ書物などがばらばらになって、なくなること。
- 後逸こういつ野球で、ボールを取りそこねて後ろへそらすこと。
- 安逸あんいつ何もせず、のんびり楽しむこと。「安逸をむさぼる」
例文
- 彼はチームを背負う逸材だ。
- 話が本題から逸脱してしまった。
- せっかくの機会を逸してしまい、くやしい。
「逸」の覚え方
「免(まぬか)れて 道からそれる 逸の字」
うさぎ(兎)がぴょんと道(辶)からとび出していくイメージ。「とびぬけてすぐれる」もここから覚えましょう。
似ている漢字・まちがえやすい漢字
書き順クイズ

まなぶくん
書き順クイズとなぞり書きで◎をとると、スタンプがもらえるよ。2つそろうと「逸」はマスター!
次に書く線はどれかな? 1画目から順番に当てよう(全11画)。
なぞって練習しよう
うすいお手本をなぞって、書き順どおりに書いてみよう。
「逸」の練習プリント(無料・印刷用)
書き順の図と、なぞり書き・練習用のマスが入ったA4のプリントです。家や教室で自由に使えます。
🖨 「逸」のプリントを開く中学で習う漢字(漢検準2級)をまとめて印刷
練習問題
- 読みがなを書きましょう。「祖父の若いころの逸話を聞く。」
答えを見る
いつわ - 読みがなを書きましょう。「決まりから逸脱した行動。」
答えを見る
いつだつ - カタカナを漢字に直しましょう。「十年に一人のイツザイだ。」
答えを見る
逸材 - 「逸」の部首名をひらがなで書きましょう。
答えを見る
しんにょう(しんにゅう) - 「逸」のしんにょうは何画目から書きますか。
答えを見る
9画目(最後の3画)
中学で習う漢字(漢検準2級)のほかの字
読めない漢字・知らない漢字は、手書きで漢字を調べるから探せます。
よくある質問
「逸」の書き順は?
先に「免」を8画で書き、最後にしんにょう(点→折れ→右はらい)を書きます。全部で11画です。
「逸」は何画?
11画です。
「逸」の部首は?
辶(しんにょう)です。
「逸」は何級?
漢検準2級の漢字です。中学校で習う常用漢字です。
「逸材」とはどういう意味?
とびぬけてすぐれた才能をもつ人のことです。
出典・参考
- 書き順の図:KanjiVG(© Ulrich Apel、CC BY-SA 3.0)をもとに作成。この図も同じ条件で使えます。
- 学年:文部科学省「小学校学習指導要領(平成29年告示)」学年別漢字配当表
- 読み:文化庁「常用漢字表」(平成22年内閣告示)
- 画数の確認:KANJIDIC2(EDRDG、CC BY-SA 4.0)
- 成り立ち:漢字ペディア(日本漢字能力検定協会)ほか、複数の漢字辞典の説明を要約
- 漢検の級は、日本漢字能力検定の「級別漢字表」の目安です(「漢検」は公益財団法人日本漢字能力検定協会の登録商標です)。
最終更新:2026年10月14日/作成:大学受験合格大作戦



