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「兼」のポイント
- 「兼」は10画、部首は八(はち)、中学校で習う常用漢字(漢検4級)です。
- 書き順は、上の点と左はらい→横の線→「コ」の形と横の線→縦の線2本→最後に左はらいと右はらいです。
- 二本の稲(いね)をまとめて手に持つ形から、「ひとつで二つ以上の役をする」という意味になりました。
- 読み方は、音読みがケン、訓読みがか(ねる)です。
まなぶくん
「兼」を書くとき、どこに気をつければいいの?
合格先生
書き順は、上の点と左はらい→横の線→「コ」の形と横の線→縦の線2本→最後に左はらいと右はらいです。
「兼」の書き順アニメ
全10画
赤い番号は書く順番です。「1画すすむ」を押すと、1画ずつ確かめられます。
1画ずつの書き順(10画)
赤い線が、その画で書く線です。赤い丸が書き始めの位置です。
- 1画目
- 2画目
- 3画目
- 4画目
- 5画目
- 6画目
- 7画目
- 8画目
- 9画目
- 10画目
- 完成
書き順で気をつけること
「兼」は横の線が多く、どこから書くか迷いやすい字です。上から順に組み立てます。
1・2画目が上の点と左はらい、3画目が横の線、4〜6画目が「コ」の形と横の線2本です。
横の線を書き終えてから、縦の線2本(7・8画目)を上からつらぬくように書き、最後に下の左はらい(9画目)と右はらい(10画目)で足を開きます。
書くときのポイント(とめ・はね・はらい)
- 1・2画目は、上で「ソ」のように開いて書きます。
- 5画目の横の線は、左へ長くつき出します。
- 縦の線2本(7・8画目)は、横の線をつらぬいて下までのばします。
- 最後の左はらい・右はらいは、左右に大きく開いて形を安定させます。
「兼」の読み方
| 読み | 使い方の例 |
|---|---|
| ケン | 兼用(けんよう)・兼業(けんぎょう)・兼任(けんにん)・才色兼備(さいしょくけんび) |
| か(ねる) | 兼ねる(かねる)・気兼ね(きがね)・待ち兼ねる(まちかねる) |
カタカナは音読み、ひらがなは訓読みです。うすい字は送りがなです。読みは国の「常用漢字表」にもとづいています。
「兼」の意味
- 二つ以上のものを、あわせ持つ。一つで二つ以上の役をする。(例)兼用・兼任
- 遠りょする。(例)気兼ね
- (「〜しかねる」の形で)〜することがむずかしい。(例)お答えしかねます
「兼」の成り立ち
会意文字二本の「禾(いね)」を、「又(手)」でまとめて持っている形です。一度に二つを持つことから、「あわせ持つ・かねる」の意味になりました。
今の字形では「禾」も「又」も形が変わっていて、もとの形は見えにくくなっています。
「兼」を使う言葉と例文
- 兼ねるかねる一つで二つ以上の役をする。「趣味と実益を兼ねる」
- 兼用けんよう一つの物を二つ以上の目的に使うこと。「晴雨兼用のかさ」
- 兼業けんぎょう本業のほかに、別の仕事もすること。「兼業農家」
- 兼任けんにん二つ以上の役目を一人で受け持つこと。
- 気兼ねきがね人に遠りょして、気をつかうこと。「気兼ねなく話す」
- 才色兼備さいしょくけんびすぐれた才能と美しさを、あわせ持っていること。四字熟語。
- 待ち兼ねるまちかねる待ちきれないほど、待ち遠しく思う。
例文
- 体育館は、講堂も兼ねています。
- 父は、野球部の監督と顧問を兼任しています。
- 親せきの家でも気兼ねなくくつろげました。
「兼」の覚え方
「ソの下に 横・横・横で 縦二本、足を開いて 兼ねる兼」
形は「二本の稲を、片手でまとめてにぎる」ところ。一度に二つ持つから「かねる」と覚えましょう。
似ている漢字・まちがえやすい漢字
書き順クイズ

まなぶくん
書き順クイズとなぞり書きで◎をとると、スタンプがもらえるよ。2つそろうと「兼」はマスター!
次に書く線はどれかな? 1画目から順番に当てよう(全10画)。
なぞって練習しよう
うすいお手本をなぞって、書き順どおりに書いてみよう。
「兼」の練習プリント(無料・印刷用)
書き順の図と、なぞり書き・練習用のマスが入ったA4のプリントです。家や教室で自由に使えます。
🖨 「兼」のプリントを開く中学で習う漢字(漢検4級)をまとめて印刷
練習問題
- 「兼」は何画で書きますか。
答えを見る
10画 - 「兼」の部首と部首名を書きましょう。
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八(はち) - 読みがなを書きましょう。「この部屋は客間と書斎を兼ねている。」
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か(兼ねる=かねる) - カタカナを漢字に直しましょう。「ケン業農家」「ケン虚な態度」
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兼・謙 - 四字熟語を完成させましょう。「才色( )」=すぐれた才能と美しさをあわせ持つこと。
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兼備(さいしょくけんび)
中学で習う漢字(漢検4級)のほかの字
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よくある質問
「兼」の書き順は?
上の点・左はらい→横の線→「コ」の形と横の線2本→縦の線2本→左はらい→右はらいの順です。全部で10画です。
「兼」は何画?
10画です。
「兼」の部首は?
八(はち)です。
「兼」は何級?
漢検4級の漢字です。中学校で習う常用漢字です。
「兼」「謙」「嫌」の見分け方は?
へんで見分けます。ごんべんの「謙」は言葉づかいがひかえめ(謙虚)、おんなへんの「嫌」はきらう(機嫌・嫌悪)です。
出典・参考
- 書き順の図:KanjiVG(© Ulrich Apel、CC BY-SA 3.0)をもとに作成。この図も同じ条件で使えます。
- 学年:文部科学省「小学校学習指導要領(平成29年告示)」学年別漢字配当表
- 読み:文化庁「常用漢字表」(平成22年内閣告示)
- 画数の確認:KANJIDIC2(EDRDG、CC BY-SA 4.0)
- 成り立ち:漢字ペディア(日本漢字能力検定協会)ほか、複数の漢字辞典の説明を要約
- 漢検の級は、日本漢字能力検定の「級別漢字表」の目安です(「漢検」は公益財団法人日本漢字能力検定協会の登録商標です)。
最終更新:2026年10月14日/作成:大学受験合格大作戦



