合格大作戦 > 漢字合格大作戦 > 中学で習う漢字(漢検準2級) > 陥
「陥」のポイント
- 「陥」は10画、部首は阝(こざとへん)、中学校で習う常用漢字です(漢検準2級)。
- 書き順は、こざとへん(3画)→「ク」の形(2画)→「旧」に似た形(5画)の順です。
- 落とし穴に落ちることから、「陥る」「陥没」「欠陥」などに使います。
- 読み方は、音読みがカン、訓読みがおちい(る)・おとしい(れる)です。
ハルちゃん
「陥」を書くとき、どこに気をつければいいの?
合格先生
書き順は、こざとへん(3画)→「ク」の形(2画)→「旧」に似た形(5画)の順です。
「陥」の書き順アニメ
全10画
赤い番号は書く順番です。「1画すすむ」を押すと、1画ずつ確かめられます。
1画ずつの書き順(10画)
赤い線が、その画で書く線です。赤い丸が書き始めの位置です。
- 1画目
- 2画目
- 3画目
- 4画目
- 5画目
- 6画目
- 7画目
- 8画目
- 9画目
- 10画目
- 完成
書き順で気をつけること
「陥」は、左のこざとへん、右上の「ク」、右下の「旧」に似た形の3つに分けると書きやすくなります。
こざとへん(3画)は「陸」と同じ。耳の形→縦の順です。
右下は、左の短い縦(6画目)を先に書き、そのあと「日」の形(4画)を書きます。
書くときのポイント(とめ・はね・はらい)
- こざとへんの「耳」の形は小さく、縦の線は下まで長く書きます。
- 右上の「ク」は、横の線を右へ短くはらいます。
- 右下の「旧」に似た形は、左の短い縦と「日」をくっつけすぎないように書きます。
- 「臼(うす)」の形とまちがえないこと。常用漢字の「陥」は右下が「旧」に似た形です。
「陥」の読み方
| 読み | 使い方の例 |
|---|---|
| カン | 欠陥(けっかん)・陥落(かんらく)・陥没(かんぼつ) |
| おちい(る) | 陥る(おちいる)・危機に陥る(ききにおちいる) |
| おとしい(れる)高 | 陥れる(おとしいれる)・人を陥れる(ひとをおとしいれる) |
カタカナは音読み、ひらがなは訓読みです。うすい字は送りがなです。中は中学校で、高は高校で習う読みです(文部科学省「音訓の小・中・高等学校段階別割り振り表」)。高校で習う読みの一覧もあります。読みは国の「常用漢字表」にもとづいています。
「陥」の意味
- 落ちこむ。落とし穴に落ちる。(例)陥没・陥る
- 城などが攻め落とされる。(例)陥落
- 足りないところ。(例)欠陥
- 人をわなにかける。(例)陥れる
「陥」の成り立ち
形声文字「阝(おか・土の盛り上がり)」と、音をあらわし「落とし穴に人が落ちる」意味をもつ「臽(カン)」を合わせた字。土地の穴に落ちることをあらわします。
もとの字は「陷」です。常用漢字では、右下を「旧」に似た形にした「陥」を使います。
「陥」を使う言葉と例文
- 欠陥けっかん足りないところ。不完全なところ。「欠陥商品」
- 陥落かんらく城が攻め落とされること。順位などから落ちること。
- 陥没かんぼつ地面などがへこんで落ちこむこと。「道路が陥没する」
- 陥るおちいるよくない状態になる。「ピンチに陥る」
- 陥れるおとしいれるだまして苦しい立場に落とす。
- 窮地に陥るきゅうちにおちいるにげ場のない苦しい立場になる。(入試・漢検頻出)
- 難攻不落なんこうふらく攻めにくく、なかなか陥落しないこと。(四字熟語)
例文
- 大雨で道路が陥没した。
- チームは連敗で、苦しい状況に陥った。
- うそをついて人を陥れてはいけない。
「陥」の覚え方
「おか(阝)のクぼみに 旧(ふる)い穴 陥(おちい)る」
丘のくぼみにある古い落とし穴に落ちる、と阝+ク+旧で覚えましょう。
似ている漢字・まちがえやすい漢字
書き順クイズ

ハルちゃん
書き順クイズとなぞり書きで◎をとると、スタンプがもらえるよ。2つそろうと「陥」はマスター!
次に書く線はどれかな? 1画目から順番に当てよう(全10画)。
なぞって練習しよう
うすいお手本をなぞって、書き順どおりに書いてみよう。
「陥」の練習プリント(無料・印刷用)
書き順の図と、なぞり書き・練習用のマスが入ったA4のプリントです。家や教室で自由に使えます。
🖨 「陥」のプリントを開く中学で習う漢字(漢検準2級)をまとめて印刷
練習問題
- 読みがなを書きましょう。「製品に欠陥が見つかる。」
答えを見る
けっかん - 読みがなを書きましょう。「敵を陥れる。」
答えを見る
おとしいれる - カタカナを漢字と送りがなに直しましょう。「危機にオチイル。」
答えを見る
陥る - 「陥」の部首名をひらがなで書きましょう。
答えを見る
こざとへん(阝) - 同じ読みの字を選びましょう。「道路がカン没する」(ア)感 (イ)陥 (ウ)完
答えを見る
(イ)陥
中学で習う漢字(漢検準2級)のほかの字
読めない漢字・知らない漢字は、手書きで漢字を調べるから探せます。
よくある質問
「陥」の書き順は?
こざとへん(3画)→「ク」の形(2画)→左の短い縦→「日」の形(4画)の順で書きます。
「陥」は何画?
10画です。
「陥」の部首は?
阝(こざとへん)です。
「陥」は何級?
中学校で習う常用漢字で、漢検準2級の漢字です。
「陥る」と「陥れる」の読みのちがいは?
「陥る」は「おちいる」(自分が落ちる)、「陥れる」は「おとしいれる」(人を落とす)です。送りがなで読み分けます。
出典・参考
- 書き順の図:KanjiVG(© Ulrich Apel、CC BY-SA 3.0)をもとに作成。この図も同じ条件で使えます。
- 学年:文部科学省「小学校学習指導要領(平成29年告示)」学年別漢字配当表
- 読み:文化庁「常用漢字表」(平成22年内閣告示)
- 画数の確認:KANJIDIC2(EDRDG、CC BY-SA 4.0)
- 成り立ち:漢字ペディア(日本漢字能力検定協会)ほか、複数の漢字辞典の説明を要約
- 漢検の級は、日本漢字能力検定の「級別漢字表」の目安です(「漢検」は公益財団法人日本漢字能力検定協会の登録商標です)。
最終更新:2026年10月14日/作成:大学受験合格大作戦



