数学記号・特殊文字 コピペ一覧|上付き文字²³ⁿ・ルート√・≦≠・∑∫・丸数字①【ワンクリック】

このページの使い方

  • 2⁰ や x² の上付き文字、a₁ の下付き文字、√・≦・≠・∑・∫・① などは、このページの記号を押すとコピーできます。あとはメモ・メール・SNS・レポートに貼りつけるだけです
  • 日本語入力の変換(「るーと」→√ など)でも出せますが、⁰・⁴〜⁹・ⁿ や下付き文字は変換で出ないことが多いので、コピペがいちばん確実です
  • ² を含む上付き文字・下付き文字・≤・½ などは Shift_JIS(CP932)に無く、古い掲示板やメールでは化けることがあります。表の「化けやすい」の印を目安にしてください

記号を押すとコピーされます(下の箱にもたまります)

よく使う組み合わせ

上付き文字

下付き文字

計算・比較

ルート・微分積分・和

集合・論理

図形

分数

丸数字

ローマ数字

単位

矢印

ギリシャ文字

上付き文字 コピペ一覧(⁰¹²³⁴⁵⁶⁷⁸⁹ⁿ)

上付き文字(じょうつきもじ)は、文字の右上に小さく書く文字です。数学では「x の2乗」を x² と書くように、累乗(るいじょう)の指数を表します。指数そのものの意味は数学用語辞典の「指数とは」で、図を使って説明しています。

上付きの数字のうち、¹・²・³ の3つは欧米の文字といっしょに古くから用意されていた文字(U+00B9・U+00B2・U+00B3)で、⁰ と ⁴〜⁹ は後から別のまとまり(U+2070〜)に加わった文字です。そのため文字コードの番号が飛び飛びになっています。今のパソコン・スマホならどれも表示できますが、² や ³ も含めて、上付き文字は Shift_JIS(CP932)に1つも入っていません。古い仕組みのメールや掲示板では「?」になることがあります(下の「文字化けしやすい記号」)。

記号(押すとコピー)読み・名前意味・使い方の例文字コード
上付きの0(ゼロ)2⁰=1、a⁰=1(0乗)U+2070
化けやすい
上付きの110¹=10、x¹=xU+00B9
化けやすい
上付きの2(2乗)x²、cm²(平方センチメートル)、m/s²U+00B2
化けやすい
上付きの3(3乗)x³、cm³(立方センチメートル)U+00B3
化けやすい
上付きの4x⁴、2⁴=16U+2074
化けやすい
上付きの52⁵=32U+2075
化けやすい
上付きの610⁶(100万)U+2076
化けやすい
上付きの72⁷=128U+2077
化けやすい
上付きの82⁸=256U+2078
化けやすい
上付きの910⁹(10億)U+2079
化けやすい
上付きのプラスNa⁺(ナトリウムイオン)U+207A
化けやすい
上付きのマイナス10⁻³、x⁻¹、Cl⁻U+207B
化けやすい
上付きのイコール上付きの式の中で使うU+207C
化けやすい
上付きのかっこ(開き)f⁽ⁿ⁾(n回微分した関数)U+207D
化けやすい
上付きのかっこ(閉じ)f⁽ⁿ⁾ の右側U+207E
化けやすい
上付きのnxⁿ、2ⁿ、10ⁿU+207F
化けやすい
上付きのx2ˣ、eˣ(指数関数)U+02E3
化けやすい

上付きの英小文字(指数が文字のとき)

2ˣ や eᵏ のように指数が文字のときは、下の上付きの英小文字を使います。英小文字は q 以外がそろっていて、q も Unicode には加わっていますが(U+107A5)、対応するフォントがほとんど無く、表示できないことが多いので表から外しました。上付きの大文字は A・B・D など一部しかありません。

記号(押すとコピー)名前文字コード
上付きの aU+1D43
化けやすい
上付きの bU+1D47
化けやすい
上付きの cU+1D9C
化けやすい
上付きの dU+1D48
化けやすい
上付きの eU+1D49
化けやすい
上付きの fU+1DA0
化けやすい
上付きの gU+1D4D
化けやすい
上付きの hU+02B0
化けやすい
上付きの iU+2071
化けやすい
上付きの jU+02B2
化けやすい
上付きの kU+1D4F
化けやすい
上付きの lU+02E1
化けやすい
上付きの mU+1D50
化けやすい
上付きの oU+1D52
化けやすい
上付きの pU+1D56
化けやすい
上付きの rU+02B3
化けやすい
上付きの sU+02E2
化けやすい
上付きの tU+1D57
化けやすい
上付きの uU+1D58
化けやすい
上付きの vU+1D5B
化けやすい
上付きの wU+02B7
化けやすい
上付きの yU+02B8
化けやすい
上付きの zU+1DBB
化けやすい

2⁰=1、2¹⁰=1024 のような2の累乗は、2の累乗一覧表(2の24乗=16777216の覚え方)にまとめています。0乗がなぜ1になるのかも、そちらで確かめておくとよいでしょう。

下付き文字 コピペ一覧(₀₁₂₃ₙ)

下付き文字(したつきもじ)は、文字の右下に小さく書く文字です。数学では数列の a₁・a₂・aₙ のように「何番目か」を表す番号(添え字)に、化学では H₂O・CO₂ のように原子の数に使います。数列の一般項 aₙ や漸化式 aₙ₊₁ の考え方は、用語辞典の「数列とは」を見てください。

下付き文字は、上付き文字よりもそろっている文字が少ないのが特徴です。数字の ₀〜₉ と ₊₋₌₍₎ はそろっていますが、英小文字は一部だけで、b・c・d・f・g・q・w・y・z の下付きは Unicode にありません(2026年10月に Unicode 16.0 の文字名で確かめた範囲)。大文字の下付きは1つもありません。無い文字を使いたいときは、レポートなら HTML の <sub> や LaTeX の a_b の形で書きます。

○ そろっている 上付き・下付きの数字 0〜9、+ − = ( ) △ 一部だけ 上付きの英小文字(q は新しく、表示できないことが多い) × 無い 下付きの b c d f g q w y z、下付きの大文字
上付き・下付き文字がそろっているもの、無いもの(大学受験合格大作戦 作成)

記号(押すとコピー)読み・名前意味・使い方の例文字コード
下付きの0a₀、x₀(はじめの値)、v₀(初速度)U+2080
化けやすい
下付きの1a₁(数列の初項)、x₁U+2081
化けやすい
下付きの2H₂O、CO₂、x₂U+2082
化けやすい
下付きの3NH₃、a₃U+2083
化けやすい
下付きの4CH₄、a₄U+2084
化けやすい
下付きの5a₅U+2085
化けやすい
下付きの6C₆H₁₂O₆U+2086
化けやすい
下付きの7a₇U+2087
化けやすい
下付きの8C₃H₈U+2088
化けやすい
下付きの9a₉U+2089
化けやすい
下付きのプラスaₙ₊₁(次の項)U+208A
化けやすい
下付きのマイナスaₙ₋₁(前の項)U+208B
化けやすい
下付きのイコールΣₖ₌₁(k=1から)U+208C
化けやすい
下付きのかっこ(開き)下付きの式の中で使うU+208D
化けやすい
下付きのかっこ(閉じ)下付きの式の中で使うU+208E
化けやすい
下付きのnaₙ(数列の一般項)、SₙU+2099
化けやすい
下付きのkaₖ、Σの中の項U+2096
化けやすい
下付きのixᵢ(i番目のデータ)U+1D62
化けやすい
下付きのjaᵢⱼ(行列の成分)U+2C7C
化けやすい
下付きのmaₘU+2098
化けやすい
下付きのxvₓ(速度のx成分)U+2093
化けやすい
下付きのtvₜU+209C
化けやすい

下付きの英小文字

記号(押すとコピー)名前文字コード
下付きの aU+2090
化けやすい
下付きの eU+2091
化けやすい
下付きの hU+2095
化けやすい
下付きの iU+1D62
化けやすい
下付きの jU+2C7C
化けやすい
下付きの kU+2096
化けやすい
下付きの lU+2097
化けやすい
下付きの mU+2098
化けやすい
下付きの nU+2099
化けやすい
下付きの oU+2092
化けやすい
下付きの pU+209A
化けやすい
下付きの rU+1D63
化けやすい
下付きの sU+209B
化けやすい
下付きの tU+209C
化けやすい
下付きの uU+1D64
化けやすい
下付きの vU+1D65
化けやすい
下付きの xU+2093
化けやすい
上付き文字 下付き文字 x 2 a 1 ↑上に ↓下に 「2乗」などの累乗 x² 2⁰ 10⁻³ cm² 「何番目」などの番号 a₁ aₙ H₂O CO₂ 基準線
上付き文字と下付き文字の位置のちがい(大学受験合格大作戦 作成)
うかるくん

うかるくん

LINE で友だちに「2の0乗は1だよ」って送りたかったのに、スマホで小さい 0 が出せなくて「2^0」って書いちゃいました。

合格先生

合格先生

上付き文字は、入力ソフトの変換では出ないことが多いんだ。このページの上の記号を押せばコピーできるから、そのまま貼りつけよう。

サクラちゃん

サクラちゃん

押した記号が下の箱にたまるから、「2⁰=1」みたいに式ごと作ってからコピーもできますね。

数学記号 一覧(計算・比較)±×÷≠≦≧≒

計算と大小の比較に使う記号です。等号・不等号の意味や使い分けは、数学でよく使う記号の意味一覧で、ほかの記号とまとめて解説しています。このページは「出して貼りつける」ためのページ、あちらは「意味を知る」ためのページと考えてください。

不等号は形がよく似ています。日本の中学・高校の教科書では≦・≧(下が二重線)の形がよく使われ、海外の本や英語のサイトでは≤・≥(下が一本線)の形がふつうです。意味は同じですが、文字としては別の文字です。不等式の解き方は用語辞典の「不等式とは」、絶対値を含む不等式は公式辞典の「絶対値の不等式」で練習できます。

記号(押すとコピー)読み・名前意味・使い方の例文字コード
プラスマイナス(複号)x=±2、解の公式の ±U+00B1
マイナスプラスcos(α±β)=cosαcosβ∓sinαsinβU+2213
化けやすい
かける(乗法)3×4=12U+00D7
わる(除法)12÷4=3U+00F7
マイナス(数学用)5−3=2、−1U+2212
化けやすい
ノットイコール(等しくない)a≠0U+2260
ニアリーイコール(ほぼ等しい)π≒3.14(日本でよく使う形)U+2252
ほぼ等しい(海外でよく使う形)π≈3.14U+2248
化けやすい
合同・恒等・合同式a≡b (mod n)、△ABC≡△DEFU+2261
小なりイコール(日本の教科書の形)x≦3U+2266
大なりイコール(日本の教科書の形)x≧0U+2267
小なりイコール(海外でよく使う形)x≤3U+2264
化けやすい
大なりイコール(海外でよく使う形)x≥0U+2265
化けやすい
非常に小さいx≪1(xは1よりずっと小さい)U+226A
非常に大きいR≫rU+226B
比例するy∝x(yはxに比例)U+221D
無限大x→∞、limU+221E

≡ は、図形では「合同」、整数では「合同式」(a≡b (mod n))、式では「恒等的に等しい」という3つの使い方があります。合同式の計算は公式辞典の「合同式(mod)の公式」、図形の合同は用語辞典の「合同とは」へ。

ルート 記号 コピペ(√ ∛)・積分 ∫・シグマ ∑

√ は「ルート」または「根号(こんごう)」と読み、2乗すると中の数になる正の数(平方根)を表します。√ の意味と計算のきまりは用語辞典の「平方根とは」で、√ の中に √ が入る形は「二重根号とは」で解説しています。

注意したいのは、√ は1文字なので、中身の範囲を示す横棒(ビンキュラム)は付いていないことです。√2 のように中身が1文字なら問題ありませんが、√(x²+1) のように中身が長いときは、かっこでくくって範囲をはっきりさせましょう。3乗根の ∛ や 4乗根の ∜ もありますが、表示できないフォントもあるので、レポートでは ³√8 のように書く人もいます。

記号(押すとコピー)読み・名前意味・使い方の例文字コード
ルート(根号)√2、√(x²+1)U+221A
3乗根∛8=2U+221B
化けやすい
4乗根∜16=2U+221C
化けやすい
インテグラル(積分)∫x²dxU+222B
二重積分大学の数学で使うU+222C
周回積分大学の物理・数学で使うU+222E
ラウンドディー(偏微分)∂f/∂xU+2202
ナブラ大学の物理・数学で使うU+2207
シグマ(和の記号)∑ₖ₌₁ⁿ kU+2211
パイ(積の記号)n個の数をかけ合わせるU+220F
化けやすい
プライム(ダッシュ)f′(x)、点A′U+2032
ツープライム(ツーダッシュ)f″(x)、点A″U+2033
デルタ(変化量)Δx、ΔtU+0394

∑(シグマ)は数列の和を表す記号です。∑ₖ₌₁ⁿ k のような公式は、公式辞典の「Σの公式」にまとめています。∫ は積分の記号で、意味は用語辞典の「積分とは」、′(プライム)を使う f′(x) は「微分とは」で確かめられます。

「ここが大事!」と説明する合格先生

合格先生

和の記号 ∑(U+2211)とギリシャ文字の Σ(U+03A3)は、見た目が似ていても別の文字だ。数式の和なら ∑、ギリシャ文字として書くなら Σ を選ぶと、検索や読み上げでも正しく伝わるぞ。

集合・論理の記号 コピペ(∈ ⊂ ∩ ∪ ∅ ⇒ ∴)

集合と論理の記号は、数学Ⅰの「集合と命題」で一気に出てきます。∈(属する)と ⊂(部分集合)の区別、∩(共通部分)と ∪(和集合)の区別がとくに大事です。それぞれの意味は用語辞典の「集合とは」「共通部分・和集合とは」「補集合とは」で、ベン図を使って説明しています。

⇒(ならば)と ⇔(同値)は、命題や必要条件・十分条件の問題で使います。くわしくは「命題とは」「必要条件・十分条件とは」へ。ℕ・ℤ・ℚ・ℝ・ℂ は「黒板太字」と呼ばれる形で、自然数・整数・有理数・実数・複素数の集合を表します。数の種類は「自然数・整数とは」「有理数とは」「実数とは」で確かめられます。

記号(押すとコピー)読み・名前意味・使い方の例文字コード
属する(要素である)a∈A、x∈ℝU+2208
含む(要素としてもつ)A∋aU+220B
属さない√2∉ℚU+2209
化けやすい
部分集合A⊂BU+2282
部分集合(向きが逆)B⊃AU+2283
部分集合(等しい場合も含む)A⊆BU+2286
部分集合(向きが逆・等しい場合も含む)B⊇AU+2287
キャップ(共通部分)A∩BU+2229
カップ(和集合)A∪BU+222A
空集合A∩B=∅U+2205
化けやすい
すべての(全称記号)∀xU+2200
存在する(存在記号)∃xU+2203
否定¬p(pでない)U+00AC
化けやすい
かつp∧qU+2227
またはp∨qU+2228
ならばp⇒qU+21D2
同値p⇔qU+21D4
ゆえに∴ x=2U+2234
なぜならば∵ a>0U+2235
自然数全体の集合n∈ℕU+2115
化けやすい
整数全体の集合k∈ℤU+2124
化けやすい
有理数全体の集合r∈ℚU+211A
化けやすい
実数全体の集合x∈ℝU+211D
化けやすい
複素数全体の集合z∈ℂU+2102
化けやすい

空集合は ∅ と書くのが正式ですが、日本ではギリシャ文字の φ(ファイ)に似た形で書く人もいます。手書きならどちらでも通じますが、パソコンで打つときは ∅(U+2205)を使うと、意味が正しく伝わります。∴(ゆえに)・∵(なぜならば)は答案のメモには便利ですが、記述式の答案では「よって」「なぜなら」と言葉で書くほうが読み手にやさしいでしょう。

図形の記号 コピペ(∠ ⊥ ∥ △ ∽ ≡ °)

図形の記号は中学数学から使います。∠ABC(角ABC)、AB⊥CD(垂直)、AB∥CD(平行)、△ABC(三角形ABC)が基本です。意味は用語辞典の「平行とは」「垂直とは」、相似は「相似とは」で図とあわせて確かめてください。

日本の教科書では、相似を ∽、合同を ≡ で書きます。海外では相似を ∼、合同を ≅ で書くことが多く、国によって記号がちがう代表例です。日本の入試の答案では、教科書と同じ ∽・≡ を使えば安心です。

記号(押すとコピー)読み・名前意味・使い方の例文字コード
角∠ABC=90°、∠AU+2220
垂直AB⊥CDU+22A5
平行AB∥CDU+2225
三角形△ABCU+25B3
平行四辺形▱ABCDU+25B1
化けやすい
相似(日本の教科書の形)△ABC∽△DEFU+223D
合同(日本の教科書の形)△ABC≡△DEFU+2261
度(角度・温度)90°、30°U+00B0
弧⌒AB(弧AB)U+2312
パイ(円周率)2πr、πr²U+03C0

π(円周率)は、ギリシャ文字の π と同じ文字です。円周率そのものについては用語辞典の「円周率とは」で。三角形の合同条件は公式辞典の「三角形の合同条件」にまとめています。

分数 記号 コピペ(½ ⅓ ¼ ¾)

½ や ¼ のように、分数を1文字にした記号です。料理のレシピや表の中で短く書きたいときに便利ですが、数学の答案やレポートでは 1/2 や分数の形で書くのがふつうです。⅟ は「分子の1」だけの部品で、⅟₇ のように下付きの数字と組み合わせて使う文字です。⁄(分数のスラッシュ)は、ふつうの斜線 / とは別の文字です。なお、½・⅓ などの分数の記号は Shift_JIS(CP932)に1つも入っていないので、古い掲示板やメールでは 1/2 と書くほうが確実です。分数そのものの考え方は用語辞典の「分数とは」へ。

記号名前文字コード記号名前文字コード
2分の1U+00BD
化けやすい
3分の1U+2153
化けやすい
3分の2U+2154
化けやすい
4分の1U+00BC
化けやすい
4分の3U+00BE
化けやすい
5分の1U+2155
化けやすい
5分の2U+2156
化けやすい
5分の3U+2157
化けやすい
5分の4U+2158
化けやすい
6分の1U+2159
化けやすい
6分の5U+215A
化けやすい
7分の1U+2150
化けやすい
8分の1U+215B
化けやすい
8分の3U+215C
化けやすい
8分の5U+215D
化けやすい
8分の7U+215E
化けやすい
9分の1U+2151
化けやすい
10分の1U+2152
化けやすい
分子の1(分数を作る部品)U+215F
化けやすい
分数のスラッシュU+2044
化けやすい

丸数字 コピペ(①〜⑳ ㉑〜㊿)

丸数字は、問題番号や手順の番号によく使われます。①〜⑳ は昔からパソコンで使われてきた文字で、日本語の環境ならたいてい表示できます。㉑〜㊿ は後から加わった文字で、Shift_JIS(CP932)には入っていないため、古い掲示板やメールでは化けることがあります。

①〜⑳ も、もともとは「機種依存文字(環境依存文字)」と呼ばれ、JIS の基本の文字の表には無かった文字です。今のパソコン・スマホでは問題なく表示されることがほとんどですが、昔のメールのやりとりでは化けることがありました。正式な書類では (1)・(2) のように書くと確実です。

記号数文字コード記号数文字コード
1U+246026U+3256
化けやすい
2U+246127U+3257
化けやすい
3U+246228U+3258
化けやすい
4U+246329U+3259
化けやすい
5U+246430U+325A
化けやすい
6U+246531U+325B
化けやすい
7U+246632U+325C
化けやすい
8U+246733U+325D
化けやすい
9U+246834U+325E
化けやすい
10U+246935U+325F
化けやすい
11U+246A36U+32B1
化けやすい
12U+246B37U+32B2
化けやすい
13U+246C38U+32B3
化けやすい
14U+246D39U+32B4
化けやすい
15U+246E40U+32B5
化けやすい
16U+246F41U+32B6
化けやすい
17U+247042U+32B7
化けやすい
18U+247143U+32B8
化けやすい
19U+247244U+32B9
化けやすい
20U+247345U+32BA
化けやすい
21U+3251
化けやすい
46U+32BB
化けやすい
22U+3252
化けやすい
47U+32BC
化けやすい
23U+3253
化けやすい
48U+32BD
化けやすい
24U+3254
化けやすい
49U+32BE
化けやすい
25U+3255
化けやすい
50U+32BF
化けやすい

ローマ数字 記号 コピペ(Ⅰ〜Ⅻ ⅰ〜ⅻ)

Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ のように1文字になったローマ数字です。数学Ⅰ・数学Ⅱ の科目名や、時計の文字盤でおなじみですね。ローマ数字の書き方のきまり(IV=4、IX=9 など)と1〜3000の一覧はローマ数字一覧表(1〜3000)と書き方の法則で、練習用のプリントはローマ数字の印刷用プリントで配っています。

1文字のローマ数字は、Ⅰ〜Ⅹ と ⅰ〜ⅹ は Shift_JIS(CP932)に入っていますが、Ⅺ・Ⅻ・ⅺ・ⅻ は入っていません(下の表の印)。13以上は1文字の記号がないので、XIII のようにアルファベットを並べて書きます。ウェブや表計算ソフトで並べ替えや検索をするなら、はじめからアルファベット(I・V・X)で書くほうが扱いやすいです。

大文字小文字数文字コード
1U+2160
U+2170
2U+2161
U+2171
3U+2162
U+2172
4U+2163
U+2173
5U+2164
U+2174
6U+2165
U+2175
7U+2166
U+2176
8U+2167
U+2177
9U+2168
U+2178
10U+2169
U+2179
11U+216A
化けやすい
U+217A
化けやすい
12U+216B
化けやすい
U+217B
化けやすい

このほか、Ⅼ(50)・Ⅽ(100)・Ⅾ(500)・Ⅿ(1000)の1文字の記号もあります:50 100 500 1000(U+216C・U+216D・U+216E・U+216F)。

単位記号 コピペ(㎝ ㎡ ㎥ ℃ ‰)

㎝・㎏ のように単位を1文字にした記号です。縦書きの文書や表の中で幅をそろえたいときに便利ですが、数学・理科の答案では cm・kg のように半角の英字で書くのが基本です。面積・体積の単位は cm²・m³ のように上付き文字を使っても書けます。㍉・㌢ などのカタカナを四角に組んだ文字は、主に縦書き用です。

µ(マイクロ、U+00B5)とギリシャ文字の μ(ミュー、U+03BC)は見た目がほぼ同じですが、別の文字です。ギリシャ文字の読み方と使い方はギリシャ文字の読み方一覧(24文字)にあります。

記号(押すとコピー)読み・名前意味・使い方の例文字コード
ミリメートル(1文字)mm と同じU+339C
センチメートル(1文字)cm と同じU+339D
キロメートル(1文字)km と同じU+339E
ミリグラム(1文字)mg と同じU+338E
キログラム(1文字)kg と同じU+338F
シーシー(1文字)cc(=mL)と同じU+33C4
ミリリットル(1文字)mL と同じU+3396
化けやすい
デシリットル(1文字)dL と同じU+3397
化けやすい
キロリットル(1文字)kL と同じU+3398
化けやすい
平方センチメートル(1文字)cm² と同じU+33A0
化けやすい
平方メートル(1文字)m² と同じU+33A1
平方キロメートル(1文字)km² と同じU+33A2
化けやすい
立方センチメートル(1文字)cm³ と同じU+33A4
化けやすい
立方メートル(1文字)m³ と同じU+33A5
化けやすい
セルシウス度(1文字)25℃(°C と同じ)U+2103
ファーレンハイト度(1文字)°F と同じU+2109
化けやすい
パーミル(千分率)3‰=0.3%U+2030
リットル(筆記体の l)1ℓ(L と書くこともある)U+2113
化けやすい
マイクロ(単位の記号)µm(ギリシャ文字の μ と別の文字)U+00B5
化けやすい
ミリ(縦書き用の組み文字)U+3349
センチ(組み文字)U+3322
キロ(組み文字)U+3314
メートル(組み文字)U+334D
グラム(組み文字)U+3318
トン(組み文字)U+3327
リットル(組み文字)U+3351
アール(組み文字)U+3303
ヘクタール(組み文字)U+3336
ワット(組み文字)U+3357

矢印 記号 コピペ(→ ⇒ ⇔ ↗ ↘)

矢印は、極限(x→0)、写像(x↦x²)、論理(⇒・⇔)、増減表(↗・↘)、化学反応式(→・⇄)と、いろいろな場面で使います。→(細い矢印)と ⇒(二重の矢印)は意味がちがうので注意しましょう。数学では「→」は「近づける・対応させる」、「⇒」は「ならば」です。極限の意味は用語辞典の「極限とは」へ。

記号(押すとコピー)読み・名前意味・使い方の例文字コード
右向きの矢印x→0(xを0に近づける)、化学反応式U+2192
左向きの矢印U+2190
上向きの矢印増えるU+2191
下向きの矢印減るU+2193
左右の矢印U+2194
化けやすい
右上の矢印増減表の「増加」U+2197
化けやすい
右下の矢印増減表の「減少」U+2198
化けやすい
ならばp⇒qU+21D2
逆向きの「ならば」p⇐qU+21D0
化けやすい
同値p⇔qU+21D4
対応(写像)x↦x²U+21A6
化けやすい
可逆反応化学平衡の式U+21C4
化けやすい

ギリシャ文字 コピペ(α β γ θ π σ ω)

ギリシャ文字24字の大文字・小文字です。読み方は人や分野によって少しずつちがい、かっこの中はほかによく聞く読みです。それぞれの文字が数学・物理で何に使われるかはギリシャ文字の読み方一覧と数学でよく使う記号・アルファベットの意味一覧でくわしく説明しています。

大文字の Α・Β・Ε などはアルファベットの A・B・E とそっくりですが、文字コードは別です。検索やコピーのときに「A なのに見つからない」ということがあるので、ギリシャ文字として使いたいときだけこの表からコピーしましょう。複素数を極形式で書くときの θ や、ド・モアブルの定理の式に出てくる θ は、極形式とド・モアブルの定理と公式辞典の「ド・モアブルの定理」で解説しています。

大文字小文字読み使い方の例文字コード
アルファ方程式の解 α、角U+0391
U+03B1
ベータ方程式の解 βU+0392
U+03B2
ガンマ角、γ線U+0393
U+03B3
デルタΔx(変化量)U+0394
U+03B4
イプシロン(エプシロン)ε₀(真空の誘電率)U+0395
U+03B5
ゼータ(ツェータ)ゼータ関数(大学)U+0396
U+03B6
イータ(エータ)効率U+0397
U+03B7
シータ(テータ)sinθ(角)U+0398
U+03B8
イオタあまり使わないU+0399
U+03B9
カッパあまり使わないU+039A
U+03BA
ラムダλ(波長)U+039B
U+03BB
ミューμ(摩擦係数)U+039C
U+03BC
ニューν(振動数)U+039D
U+03BD
クシー(グザイ)大学で使うU+039E
U+03BE
オミクロンあまり使わないU+039F
U+03BF
パイπ(円周率)U+03A0
U+03C0
ローρ(密度・抵抗率)U+03A1
U+03C1
シグマΣ(和)、σ(標準偏差)U+03A3
U+03C3
タウあまり使わないU+03A4
U+03C4
ユプシロンあまり使わないU+03A5
U+03C5
ファイ(フィー)φ(角)、Φ(磁束)U+03A6
U+03C6
カイχ²(カイ二乗)U+03A7
U+03C7
プサイ(プシー)ψ(波動関数、大学)U+03A8
U+03C8
オメガω(角速度、1の3乗根)、Ω(オーム)U+03A9
U+03C9
上付き・下付きx² aₙ 計算・比較± ≠ ≦ ルート・微積分√ ∫ ∑ 集合・論理∈ ∩ ⇒ 図形∠ ⊥ △ 分数・丸数字½ ① ㊿ ローマ数字・単位Ⅳ ㎝ ℃ 矢印→ ↗ ⇔ ギリシャ文字α θ Ω
数学記号の仲間分けの地図(大学受験合格大作戦 作成)

2⁰ や x² を出す方法|上付き文字の出し方

上付き文字や数学記号を入力する方法は、大きく分けて3つあります。目的に合わせて選びましょう。

1 このページで押す x² の ² を押す → 貼りつける いちばん確実 2 読みで変換する 「るーと」→ √ 入力ソフトで差がある 3 HTML・LaTeX で書く x<sup>2</sup> x^2 レポート・ウェブ向け
記号を入力する3つの方法(大学受験合格大作戦 作成)

方法1:このページで押してコピー(いちばん確実)

このページの記号を押すと、その記号がコピーされます。あとは使いたい場所に貼りつける(パソコンは Ctrl+V、Mac は ⌘+V、スマホは長押しして「ペースト」)だけです。押した記号はページ上の箱にもたまるので、「x²+y²=r²」のように式をまるごと作ってからコピーすることもできます。よく使う記号があるページは、ブックマークしておくと便利です。

方法2:日本語入力の「変換」で出す

パソコンやスマホの日本語入力では、読みを入れて変換すると記号が候補に出ることがあります。よく知られた読みは次のとおりです。入力ソフト(IME)や機種によって出ないことがあるので、出なければ方法1を使ってください。

入れる読み出る記号の例
「るーと」√
「むげんだい」∞
「ぷらすまいなす」±
「かける」×
「わる」÷
「のっといこーる」≠
「にあいこーる」≒
「しょうなりいこーる」≦
「だいなりいこーる」≧
「ぱい」π
「しぐま」Σ σ
「かく」∠
「すいちょく」⊥
「へいこう」∥
「さんかく」△
「ゆえに」∴
「なぜならば」∵
「やじるし」→ ← ↑ ↓
「ど」° ℃
「1〜20 の数字」①〜⑳(候補にあれば)

「きごう」と入れて変換すると、記号の一覧が候補に出る入力ソフトもあります。ただし、上付き文字(⁰・⁴〜⁹・ⁿ など)や下付き文字は、変換の候補に出ないことが多いです。変換で出なかった記号は、このページからコピーしてください。

方法3:HTML・LaTeX(ラテフ)で書く

ブログやレポートでは、上付き・下付きを「文字」ではなく「書き方の指定」で表す方法があります。ウェブページの HTML では <sup>(上付き)と <sub>(下付き)、数式を組む LaTeX(ラテフ、レイテック)では ^ と _ を使います。この方法なら、Unicode に無い文字(下付きの b や大文字)でも書けます。

書きたい形HTML での書き方LaTeX での書き方
x²(2乗)x<sup>2</sup>x^2
a₁(下付き)a<sub>1</sub>a_1
aₙ₊₁a<sub>n+1</sub>a_{n+1}
2⁰2<sup>0</sup>2^0
√2&radic;2\sqrt{2}
∛2&#x221B;2\sqrt[3]{2}
½&frac12;\frac{1}{2}
≦&leqq;\leqq(amssymb)
≤&le;\leq または \le
≠&ne;\neq
≒&#x2252;\fallingdotseq(amssymb)
≈&asymp;\approx
±&plusmn;\pm
×&times;\times
÷&divide;\div
∞&infin;\infty
∑&sum;\sum_{k=1}^{n}
∫&int;\int_{a}^{b}
∠&ang;\angle
⊥&perp;\perp
∥&#x2225;\parallel
∈&isin;\in
∩ ∪&cap; &cup;\cap \cup
∴&there4;\therefore(amssymb)
π θ&pi; &theta;\pi \theta
°&deg;^\circ

LaTeX の \leqq・\fallingdotseq・\therefore は、amssymb という追加の部品(パッケージ)を読みこんだときに使える命令です。大学のレポートでよく使うので、理系に進む人は大学に入ってから覚えれば十分です。

文字化けしやすい記号|Shift_JIS(CP932)に無い記号

文字化けとは、送った文字が相手の画面で「?」や別の文字になってしまうことです。今のスマホやパソコンは Unicode(ユニコード)という世界共通の文字の表を使っているので、ほとんどの記号はそのまま表示されます。ところが、古い掲示板・古いメールの仕組み・一部の業務システムでは、日本語用の Shift_JIS(シフトジス。Windows で使われる形は CP932)という文字の表を使っていることがあり、その表に無い記号は送れなかったり化けたりします。

○ 化けにくい Shift_JIS(CP932)にある △ 化けやすい Shift_JIS(CP932)に無い ±×≦≒≠√∫∑∠△①αx²2⁰xⁿa₁≤≥≈∓▱⅓㉑Ⅻ 古い掲示板・メールで「?」になることも
化けにくい記号と化けやすい記号(大学受験合格大作戦 作成)

このページでは、表のすべての記号について、Windows の PowerShell で CP932 に変換できるかを1字ずつ確かめ、変換できなかった記号に「化けやすい」の印を付けました。全 318 字のうち、CP932 に無かったのは 163 字です。仲間ごとの結果は次のとおりです。

仲間CP932 にある(化けにくい)CP932 に無い(化けやすい)
上付き文字―⁰ ¹ ² ³ ⁴ ⁵ ⁶ ⁷ ⁸ ⁹ ⁺ ⁻ ⁼ ⁽ ⁾ ⁿ ˣ ᵃ ᵇ ᶜ ᵈ ᵉ ᶠ ᵍ ʰ ⁱ ʲ ᵏ ˡ ᵐ ᵒ ᵖ ʳ ˢ ᵗ ᵘ ᵛ ʷ ʸ ᶻ
下付き文字―₀ ₁ ₂ ₃ ₄ ₅ ₆ ₇ ₈ ₉ ₊ ₋ ₌ ₍ ₎ ₐ ₑ ₕ ᵢ ⱼ ₖ ₗ ₘ ₙ ₒ ₚ ᵣ ₛ ₜ ᵤ ᵥ ₓ
計算・比較± × ÷ ≠ ≒ ≡ ≦ ≧ ≪ ≫ ∝ ∞∓ − ≈ ≤ ≥
ルート・微分積分・和√ ∫ ∬ ∮ ∂ ∇ ∑ ′ ″ Δ∛ ∜ ∏
集合・論理∈ ∋ ⊂ ⊃ ⊆ ⊇ ∩ ∪ ∀ ∃ ∧ ∨ ⇒ ⇔ ∴ ∵∉ ∅ ¬ ℕ ℤ ℚ ℝ ℂ
図形∠ ⊥ ∥ △ ∽ ≡ ° ⌒ π▱
分数―½ ⅓ ⅔ ¼ ¾ ⅕ ⅖ ⅗ ⅘ ⅙ ⅚ ⅐ ⅛ ⅜ ⅝ ⅞ ⅑ ⅒ ⅟ ⁄
丸数字① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩ ⑪ ⑫ ⑬ ⑭ ⑮ ⑯ ⑰ ⑱ ⑲ ⑳㉑ ㉒ ㉓ ㉔ ㉕ ㉖ ㉗ ㉘ ㉙ ㉚ ㉛ ㉜ ㉝ ㉞ ㉟ ㊱ ㊲ ㊳ ㊴ ㊵ ㊶ ㊷ ㊸ ㊹ ㊺ ㊻ ㊼ ㊽ ㊾ ㊿
ローマ数字Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ Ⅵ Ⅶ Ⅷ Ⅸ Ⅹ ⅰ ⅱ ⅲ ⅳ ⅴ ⅵ ⅶ ⅷ ⅸ ⅹⅪ Ⅻ ⅺ ⅻ
単位㎜ ㎝ ㎞ ㎎ ㎏ ㏄ ㎡ ℃ ‰ ㍉ ㌢ ㌔ ㍍ ㌘ ㌧ ㍑ ㌃ ㌶ ㍗㎖ ㎗ ㎘ ㎠ ㎢ ㎤ ㎥ ℉ ℓ µ
矢印→ ← ↑ ↓ ⇒ ⇔↔ ↗ ↘ ⇐ ↦ ⇄
ギリシャ文字Α Β Γ Δ Ε Ζ Η Θ Ι Κ Λ Μ Ν Ξ Ο Π Ρ Σ Τ Υ Φ Χ Ψ Ω α β γ δ ε ζ η θ ι κ λ μ ν ξ ο π ρ σ τ υ φ χ ψ ω―

≦ と ≤ のちがい

≦(U+2266)と ≤(U+2264)は、どちらも「小なりイコール」で意味は同じです。日本の教科書や日本語の入試問題では ≦ の形がよく使われ、≦ は Shift_JIS(CP932)にも入っています。いっぽう海外で一般的な ≤ は CP932 に無いので、古い掲示板などに書きこむときは ≦ を使うほうが安全です。≧ と ≥ の関係も同じです。

≒ と ≈ のちがい

≒(U+2252)と ≈(U+2248)は、どちらも「ほぼ等しい」を表します。日本では ≒ が広く使われ、海外では ≈ が一般的です。CP932 にあるのは ≒ のほうです。答案では、近似値を「≒」で書く書き方がよく見られますが、問題文や教科書の書き方にそろえるのがいちばんです。

≦ 日本の教科書 と ≤ 海外の本 小なりイコール ≒ 日本でよく使う と ≈ 海外でよく使う ほぼ等しい ∑ 和の記号 と Σ ギリシャ文字 シグマ − 数学のマイナス と - ハイフン マイナス
まぎらわしい記号の比較(大学受験合格大作戦 作成)

マイナス(−)・ハイフン(-)・長音(ー)

見た目が似た横棒にも種類があります。数学のマイナスは −(U+2212)、キーボードの「-」はハイフンマイナス(U+002D)、カタカナののばす音は「ー」(U+30FC)です。手書きなら区別はいりませんが、パソコンでは別の文字なので、検索や計算ソフトで扱いがちがうことがあります。表計算ソフトに数字を入れるときは、キーボードの「-」を使いましょう。

じつは数学用のマイナス −(U+2212)も Shift_JIS(CP932)には入っていません。CP932 の「マイナス」の場所に入っているのは全角の「-」(U+FF0D)で、見た目は似ていても別の文字です。古い掲示板に書きこむときは、全角の「-」かキーボードの「-」を使うと化けません。同じように、否定の ¬(U+00AC)も CP932 では全角の「¬」(U+FFE2)という別の文字になっています。

化けたときの対処法

  • 同じ意味の CP932 にある記号に置きかえる:≤ → ≦、≈ → ≒、㉑ → (21)
  • 普通の文字で書く:x⁴ → x^4、a₁ → a1 または a_1、⅓ → 1/3
  • 画像やPDFにする:式が多いときは、数式を画像にして送る

x^4 のように ^(キャレット)で累乗を表す書き方は、表計算ソフトやプログラムでも使われる形なので、どこでも通じます。

数学記号を使うときの注意

記号はコピペで簡単に出せますが、使う場所によってふさわしい書き方がちがいます。

  • 入試の答案(手書き):教科書と同じ記号(≦・∽・≡ など)を、ていねいに書きます。∴・∵ だけで済ませず、言葉で説明を足すと伝わりやすくなります。
  • レポート・ブログ:式が多いなら LaTeX や数式エディタ、少しなら上付き文字のコピペで十分です。
  • SNS・チャット:上付き文字はそのまま使えます。相手の画面で豆腐(□)になっていないか、一度見てもらうと安心です。
  • 検索するとき:記号のままでは検索しにくいことがあります。「x の2乗」「ルート2」のように言葉でも検索してみましょう。
サクラちゃん

サクラちゃん

友だちに「a₁+a₂」って送ったら、「□+□」って見えたって言われました…。

合格先生

合格先生

それは相手の機種のフォントに、その下付き文字が入っていなかったんだね。豆腐(□)と呼ばれる表示だ。相手の環境がわからないときは、a1+a2 や a_1+a_2 のように書くほうが確実だよ。

うかるくん

うかるくん

このページの表の「化けやすい」の印を見て、使い分ければいいんですね!

数学記号を学ぶならこちらも

記号の「出し方」はこのページで、記号の「意味」は次のページで確かめられます。

大喜びするうかるくん

うかるくん

x² も a₁ も √ も、押すだけでコピーできました! よく使う記号のページはブックマークしておきます!

よくある質問

2乗の小さい2の出し方は?

このページの ² を押すとコピーできます(文字コードは U+00B2)。変換では出ないことが多いので、コピーが確実です。HTML なら x<sup>2</sup>、LaTeX なら x^2 と書きます。

⁰(上付きのゼロ)はどう出す?

変換では出ないことが多いので、このページの ⁰ を押してコピーするのが確実です。文字コードは U+2070 です。古い掲示板やメールでは化けることがあります。

≦と≤のちがいは?

意味はどちらも「小なりイコール」で同じです。≦ は日本の教科書でよく使われる形で Shift_JIS にもあり、≤ は海外でよく使われる形で Shift_JIS にはありません。

ルート記号(√)はどう出す?

日本語入力で「るーと」と入れて変換すると √ が出ることが多いです。出ないときは、このページの √ を押してコピーしてください。

下付き文字が出せないアルファベットはある?

あります。b・c・d・f・g・q・w・y・z の下付き文字と、大文字の下付き文字は Unicode にありません。HTML の <sub> や LaTeX の a_b で書きます。

あわせて読みたい

出典・参考

  • 文字コードは、表の記号から Unicode のコードポイントを計算して表示しています
  • Shift_JIS(CP932)にあるかどうかは、Windows の .NET(GetEncoding(932))で1字ずつ変換できるかを確かめた結果です(2026年10月22日)
  • 上付き・下付き文字の有無は Unicode 16.0 の文字名で確かめた範囲です

最終更新:2026年10月22日/作成:大学受験合格大作戦