漢文文法・句法辞典 › 入試別
高校受験
ひとことで言うと
高校受験の漢文は、返り点(レ点・一二点)・書き下し文・故事成語・漢詩の形式の4つが中心です。入試では注や現代語訳がつくことが多いので、まず読む順番のきまりを固め、故事成語と漢詩の基本を覚えれば、確実な得点源になります。
このページのポイント
- 高校入試の漢文は返り点・書き下し文・故事成語・漢詩の4つの型が中心
- 返り点はレ点(1字返る)と一二点(2字以上返る)。書き下し文の順に番号をふって考える
- 書き下し文はひらがなにする字(不・之・也)・置き字・歴史的仮名遣いに注意
- 漢詩は五言・七言×絶句・律詩。押韻は偶数の句の終わり、律詩は3・4句と5・6句が対句
- 勉強の順番は返り点→書き下し文→故事成語・論語→漢詩。1日10〜15分でよい
はじめて(やさしく):高校入試の漢文はどんな形で出る?
高校入試(公立・私立)の国語では、漢文は古典の問題の一部として出ることが多く、古文といっしょに出たり、古文と漢文を読みくらべる形で出たりします。出題のしかたは都道府県や学校によってちがいますが、問われることはだいたい決まっています。中学校の教科書で習う漢文は、返り点(レ点・一二点)・書き下し文・故事成語・論語・漢詩(絶句・律詩、押韻・対句)の5つが柱だからです。
入試の漢文には、現代語訳や注がつくことがよくあります。つまり、高校入試の漢文は「漢文をすらすら読む試験」ではなく、返り点のきまりがわかっているか、故事成語や漢詩の基本を知っているかを確かめる試験です。だから、短い時間の勉強で点数を上げやすい分野でもあります。
まずは返り点:2つだけ覚えればよい
漢文は昔の中国の文章です。中国語は「書を読む」を「読書」の順で書くので、日本語の順に直して読むために、字の左下に返り点という小さな印をつけます。中学で使う返り点は、ほとんど次の2つです。
- レ点:すぐ下の1字を先に読んでから、レ点の字に1字だけ返る。
- 一二点:一点の字まで読んだら、二点の字に2字以上はなれて返る。
くわしい読み方とつけ方は返り点(レ点・一二点・上下点)の読み方とつけ方で、番号つきの例文をたくさん見られます。白文・訓読文・書き下し文という3つの言葉の意味は漢文とは(白文・訓読文・書き下し文)で確かめておきましょう。
故事成語「矛盾」の書き出し
白文楚人有鬻盾与矛者。
書き下し文楚人に盾と矛とを鬻ぐ者有り。
(『韓非子』難一)
現代語訳楚の国の人で、盾と矛とを売る者がいた。
ハルちゃん
漢文って、古文よりもっとむずかしそう……。高校入試でも出るんですか?
ミスターT先生
出るよ。ただし、高校入試の漢文は注や現代語訳がついていることが多い。だから、聞かれるのは主に返り点のきまりと、故事成語・漢詩の基本なんだ。
まなぶくん
じゃあ、全部の漢文をすらすら読めなくてもいいんですね。
ミスターT先生
そのとおり。レ点と一二点、それに書き下し文のきまりがわかれば、返り点の問題はほぼ確実にとれる。点を取りやすい分野だから、ここで得点を積み上げよう。
ここまでのまとめ
- 高校入試の漢文は、返り点・書き下し文・故事成語・漢詩の4つの型が中心
- 入試では注や現代語訳がつくことが多い。読む順番と基本の知識が問われる
- 返り点はまずレ点(1字返る)と一二点(2字以上返る)の2つ
しっかり:出る項目の一覧と勉強の順番
高校受験の漢文で出る項目の一覧表
高校受験で出やすい漢文の項目を、何が問われるかとこの辞典のどのページで練習できるかで一覧にしました。上から順に勉強すれば、むだがありません。
| 項目 | 入試での問われ方 | くわしいページ |
|---|---|---|
| レ点・一二点 | 書き下し文に合うように返り点をつける/読む順番を答える | 返り点の読み方とつけ方 |
| 書き下し文 | 返り点つきの文を書き下す。ひらがなにする字・歴史的仮名遣い | 書き下し文のきまり・送り仮名 |
| 置き字 | 「而・於・矣」などを書き下し文に書かない | 置き字(而・於・矣) |
| 故事成語 | 矛盾・蛇足・五十歩百歩・助長・推敲・漁夫の利などの意味と由来 | 故事成語の一覧 |
| 論語 | 「学びて時に之を習ふ」などの書き下しと意味、孔子の考え | 諸子百家(儒家・道家・法家) |
| 漢詩 | 五言絶句・七言律詩などの形式、押韻の字、対句、情景や心情 | 漢詩のきまり(絶句・律詩・押韻・対句) |
| 簡単な句法 | 「不(ず)」の否定、「不如(しかず)」の比較など | 否定の句法・比較の句法 |
勉強の順番(4つのステップ)
- 返り点(目安:数日〜1週間):教科書の漢文の字の横に、読む順番の番号を書きこむ練習をします。レ点と一二点がまざった文が読めれば合格です。
- 書き下し文(目安:1週間ほど):「不→ず」「之→の」などひらがなにする字と、「言ふ・思ふ」のような歴史的仮名遣いに注意して書く練習をします。
- 故事成語・論語(毎日少しずつ):「意味」だけでなく、もとの話(だれが・何をして・どうなったか)といっしょに覚えます。
- 漢詩(毎日少しずつ):教科書の漢詩の形式(五言絶句など)、押韻の字、対句を自分で見つけられるようにします。
期間はあくまで目安です。1日10〜15分でも、毎日続ければ十分に間に合います。勉強のしかたの全体(1日のメニューや音読のしかた)は漢文の勉強法(何を・どの順で)にまとめています。
問いの型①:書き下し文にする
返り点つきの文を書き下し文にする問題は、読む順番とひらがなにする字の2つで決まります。次の『孟子』の一節は、故事成語「五十歩百歩」のもとになった言葉です。
一二点が2組ある文
書き下し文五十歩を以て百歩を笑はば、則ち何如。
(『孟子』梁恵王上)
現代語訳(戦場で逃げた兵士が)五十歩逃げたことを理由に、百歩逃げた者を笑ったとしたら、どうでしょうか。
問いの型②:返り点をつける
反対に、書き下し文に合うように白文に返り点をつける問題もよく出ます。書き下し文の順に白文の字へ番号をふり、1字戻る所にレ点、2字以上戻る所に一二点をつけます(下の「もっと深く」で手順をくわしく説明します)。
レ点が続く形
白文己所不欲、勿施於人。
書き下し文己の欲せざる所は、人に施すこと勿かれ。
(『論語』衛霊公)
現代語訳自分がしてほしくないことは、人にしてはいけない。
問いの型③:故事成語の意味
故事成語は、中国の昔の話(故事)から生まれた言葉です。入試では「この話からできた故事成語を選べ」「意味として正しいものを選べ」の形がよく見られます。話の筋と意味をセットで覚えましょう。
| 故事成語 | 意味 | もとの話(出典) |
|---|---|---|
| 矛盾 | つじつまが合わないこと | どんな盾も通す矛と、どんな矛も防ぐ盾を売る人(『韓非子』難一) |
| 蛇足 | よけいな付け足し | 蛇の絵を先に描き終えた人が足まで描き、酒を飲みそこねた(『戦国策』斉策) |
| 五十歩百歩 | 少しのちがいで、本質は同じ | 五十歩逃げた兵士が百歩逃げた兵士を笑う(『孟子』梁恵王上) |
| 助長 | よけいな手助けで、かえって害をあたえること | 苗を早く育てようと引っぱって枯らした宋の人(『孟子』公孫丑上) |
| 推敲 | 詩や文章の字句を何度も練り直すこと | 「推す」か「敲く」かで迷った詩人の賈島(唐代の逸話) |
| 漁夫の利 | 二者が争ううちに、第三者が利益を得ること | しぎとはまぐりが争ううちに漁師が両方をとる(『戦国策』燕策) |
| 守株 | 古いやり方にこだわって、うまくいかないこと | 切り株に兎がぶつかるのを待ち続けた宋の農夫(『韓非子』五蠹) |
故事成語「蛇足」の決めぜりふ
書き下し文蛇固より足無し、子安くんぞ能く之が足を為らん。
(『戦国策』斉策)
現代語訳蛇にはもともと足がない。きみはどうして蛇の足を描くことができようか(できはしない)。
故事成語「助長」のもとの言葉
書き下し文予苗を助けて長ぜしむ。
(『孟子』公孫丑上)
現代語訳わたしは苗を手伝って(引っぱって)成長させてやったよ。
問いの型④:論語の書き下しと意味
中学3年の教科書でよく習うのが『論語』です。孔子(こうし)とその弟子たちの言葉を集めた本で、短い一節がよく出ます。書き下し文を声に出して覚えるのがいちばんの対策です。
論語のいちばん最初の言葉
書き下し文学びて時に之を習ふ、亦た説ばしからずや。
(『論語』学而)
現代語訳学んだことを、機会があるたびにくり返し習って身につける。なんとうれしいことではないか。
四字熟語「温故知新」のもと
書き下し文故きを温めて新しきを知る。
(『論語』為政)
現代語訳昔のことをよく学び直して、そこから新しい知識や考えを得る。
問いの型⑤:漢詩の形式・押韻・対句
漢詩は、1句の字数と句の数で形式が決まります。1句5字なら五言、7字なら七言。4句なら絶句、8句なら律詩です。入試では「この詩の形式を漢字四字で答えよ」の形がよく見られます。
五言絶句の起句・承句
書き下し文春眠暁を覚えず、処処啼鳥を聞く。
(孟浩然「春暁」)
現代語訳春の眠りは心地よく、夜が明けたのにも気づかない。あちこちで鳥のさえずる声が聞こえる。
対句(後半の2句)
書き下し文頭を挙げて山月を望み、頭を低れて故郷を思ふ。
(李白「静夜思」)
現代語訳頭を上げて山の上の月をながめ、頭をたれてふるさとを思う。
五言律詩の首聯
書き下し文国破れて山河在り、城春にして草木深し。
(杜甫「春望」)
現代語訳国(都)は戦乱でこわれたが、山や川は昔のまま残っている。町には春が来て、草や木が深くしげっている。

もっと深く:差がつくところと本番の解き方
差がつく4つのところ
- ひらがなにする字:「不(ず)・之(の)・也(なり)・与(と)・乎(や・か)」などは、書き下し文ではひらがなで書きます。漢字のまま書くと減点されやすい所です(書き下し文のきまり(ひらがなにする字))。
- 置き字:「而・於・矣・焉」は読まないので書き下し文に書きません。ただし「而」は前後を「て」「ども」などの送り仮名でつなぐはたらきをしています(置き字(而・於・于・乎・矣・焉))。
- 歴史的仮名遣い:送り仮名は「言ふ・思ふ・笑はば・答へて」のように歴史的仮名遣いで書きます。古文で習うきまりと同じです(歴史的仮名遣いのきまり(古文文法辞典))。
- 返り点の数え方:返り点の問題で「ひらがなで書く字」を数え忘れると、番号がずれてしまいます。書き下し文でひらがなになっている「ず」「の」も、白文では1字として番号に入れます。
返り点をつける問題の手順
実際にやってみましょう。白文「不知其名」を、書き下し文「其の名を知らず」に合うように読むとき、書き下し文の順に番号をふると「其①・名②・知③・不④」です。
- 「知」(③)は「名」(②)のすぐ下から返るのではなく、「其名」の2字をこえて返るので、「知」に二点、「名」に一点。
- 「不」(④)は「知」(③)から1字だけ返るのでレ点。
- 答え:不レ知二其名一
レ点と一二点がいっしょに出る形
白文我不知其名。
書き下し文我其の名を知らず。
(自作)
現代語訳わたしはその名前を知らない。
本番での解き方の手順と時間の使い方
漢文の問題は、文章が短いぶん、あまり時間をかけずに確実に点をとるのが理想です。注や現代語訳がついている場合は、それを先に読んで話の筋をつかみ、設問の答えに必要な所だけを、白文・書き下し文と照らし合わせます。読み終えたら、書いた書き下し文や返り点が番号どおりに読めるかを最後に確かめましょう。
古文との読みくらべ・私立高校の入試
入試では、漢文と古文の2つの文章を読みくらべる問題や、漢詩とそれを紹介する文章をあわせて読む問題も見られます。共通点(同じ考え・同じ景色)と、ちがい(立場・気持ち)を短く書き出すと答えやすくなります。古文の対策は古文文法辞典の高校受験の古文の勉強法でどうぞ。
私立高校の入試では、教科書に出ない漢文や、「未(いまだ〜ず)」のような再読文字、「豈(あに)〜んや」のような反語まで出ることもあります。余裕があれば、再読文字(未・将・当・応)の一覧と反語の句法も見ておくと安心です。この先、高校で漢文を学ぶと、共通テストの漢文、国公立二次・難関私大の漢文へとつながっていきます。
まなぶくん
返り点をつける問題、ずっと勘でやっていました……。番号をふればいいんですね!
ミスターT先生
そう。書き下し文の順に番号をふって、戻り方を見るだけだ。ひらがなになる「ず」や「の」も、白文では1字。ここを数え忘れなければ、返り点の問題は落とさないよ。
ハルちゃん
漢詩は「五言絶句」とか、漢字4字で答えるんですよね。
ミスターT先生
うん。1句の字数(五言・七言)と句の数(絶句・律詩)を数えれば決まる。押韻は「偶数の句の終わり」から探すとよい。

ミスターT先生
高校入試の漢文は返り点・書き下し文・故事成語・漢詩の4つで決まる。毎日10分の積み重ねで、確実な得点源にできるよ。
よくあるまちがい
まちがい1:書き下し文で「不」「之」を漢字のまま書く
「不」は「ず」、「之」は「の」(または「これ」)のように、助詞・助動詞にあたる字はひらがなで書きます。「其の名を知不」は誤り、「其の名を知らず」が正解です(書き下し文のきまり)。
まちがい2:置き字を書き下し文に書いてしまう
「学びて而時に之を習ふ」のように「而」を書くのは誤り。「而・於・矣・焉」は読まない字です(置き字)。
まちがい3:レ点と一二点を逆にする
1字だけ返るのがレ点、2字以上はなれて返るのが一二点です。返り点の問題では、まず書き下し文の順に番号をふってから点をつけましょう。
まちがい4:絶句と律詩、五言と七言を取りちがえる
「五言・七言」は1句の字数、「絶句・律詩」は句の数(4句・8句)です。字数を数えるとき、句読点(、。)は数えません。
練習問題(高校入試の問いの型・自作)
やさしい
- 次の訓読文を書き下し文にしなさい(自作)。毎日読ム二漢文ヲ一。
答えと解説を見る
「毎日漢文を読む。」一二点なので、一点の「文」まで読んでから二点の「読」へ返ります。
- 故事成語「蛇足」の意味として正しいものを選びなさい。
ア 前もって準備しておくこと イ よけいな付け足し ウ ほんの少しのちがい答えと解説を見る
イ。蛇の絵に足まで描いて、酒を飲みそこねた話から。ウは「五十歩百歩」の意味です。
ふつう
- 白文「不知其名」に、書き下し文「其の名を知らず」に合うように返り点をつけなさい。
答えと解説を見る
書き下し文の順に番号をふると、其①・名②・知③・不④。「知」へは2字をこえて返るので「知」に二点・「名」に一点、「不」へは1字返るのでレ点。答え:不レ知二其名一。
- 次の漢詩の形式を漢字四字で答え、押韻している字をすべて書きなさい。
春眠不覚暁 処処聞啼鳥 夜来風雨声 花落知多少(孟浩然「春暁」)答えと解説を見る
形式は五言絶句(1句5字×4句)。押韻の字は暁・鳥・少(第1句・第2句・第4句の終わり)。五言は偶数の句の終わりが基本ですが、この詩は第1句でも押韻しています。
むずかしい
- 次の書き下し文に合うように、白文に返り点をつけなさい。
書き下し文:己の欲せざる所は、人に施すこと勿かれ。
白文:己所不欲勿施於人答えと解説を見る
読む順は 己①・欲②・不③・所④・人⑤・施⑥・勿⑦(「於」は置き字で読まない)。所・不・欲は1字ずつ返るので「所」「不」にレ点。「施」へは「於人」をこえて返るので「施」に二点・「人」に一点、「勿」へは1字返るのでレ点。答え:己所レ不レ欲、勿レ施二於人一(『論語』衛霊公)。
- 「国破れて山河在り、城春にして草木深し」(杜甫「春望」)の2句は、どのような点で対句になっているか。簡単に説明しなさい。
答えと解説を見る
例:「国破(国がこわれる)」と「城春(町に春が来る)」、「山河在(山や川はある)」と「草木深(草木がしげる)」が、同じ組み立てで向かい合い、人の世のうつろいと変わらない自然を対比している。同じ位置の語が対応していることと、何と何をくらべているかが書ければよい。
関連ページ
中学生のうちに読んでおきたい、この辞典のページです。上から順に進めると、高校入試の漢文の土台ができます。
- 返り点(レ点・一二点・上下点)の読み方とつけ方:読む順番の番号つき
- 書き下し文のきまり(ひらがなにする字):不・之・也・与の書き方
- 漢文とは(白文・訓読文・書き下し文):訓読のしくみ
- 置き字(而・於・于・乎・矣・焉)の一覧:読まない字
- 送り仮名と訓読のことば:歴史的仮名遣いの送り仮名
- 漢詩のきまり(絶句・律詩・押韻・対句):漢詩の形式をくわしく
- 諸子百家(儒家・道家・法家):孔子・孟子・韓非子の考え方
- 漢文の勉強法(何を・どの順で):1日の勉強メニューと勉強時間の目安
- 共通テストの漢文・国公立二次・難関私大の漢文:高校から先の入試のページ
- 漢文文法・句法辞典の目次
故事成語は故事成語の一覧(意味・由来・出典)、四字熟語は四字熟語の一覧(読み・意味・受験別)で、高校入試に出るものをまとめて確かめられます。
読みもの(合格大作戦の記事)
- 故事成語の一覧(意味・由来・出典)
矛盾・蛇足・漁夫の利など150語 - 四字熟語の一覧(読み・意味・受験別)
四面楚歌・臥薪嘗胆など300語 - 五十歩百歩の意味と由来(孟子の白文・書き下し文)
孟子の話を漢文で読む - 「好きこそものの上手なれ」と論語「楽しむ者に如かず」
論語の言葉と勉強を好きになるコツ - 国語のまとめ(漢字・古文・漢文)
国語の記事の入口 - 古典と古文と漢文の違い
作品年表と共通テストの配点
受験掲示板「100点BBS」で質問・相談しよう
- 漢文のお勉強スレ(漢文の句法・書き下しの質問・答え合わせ)
- 高校受験掲示板(高校受験の国語の相談)
- 古典の勉強方法(スレ)(古典の勉強の進め方)
- 国語の勉強掲示板(古文・漢文・現代文の勉強の相談)
よくある質問
高校入試の漢文では何が出ますか?
主に、書き下し文に合うように返り点(レ点・一二点)をつける問題、返り点にしたがって書き下し文にする問題、矛盾・蛇足・五十歩百歩などの故事成語の意味、論語の一節、漢詩の形式・押韻・対句です。出題のしかたは都道府県や学校によってちがいます。
中学生は漢文を何から勉強すればいいですか?
まずレ点と一二点の返り点、次に書き下し文のきまり(ひらがなにする字・置き字・歴史的仮名遣い)を固めます。そのあと故事成語と論語、漢詩の形式を毎日少しずつ覚えるのが効率的です。
返り点をつける問題のコツは?
書き下し文の順に白文の字へ番号をふり、1字だけ戻る所にレ点、2字以上はなれて戻る所に一点・二点をつけます。書き下し文でひらがなになる「不(ず)」「之(の)」なども白文では1字なので、番号に入れて数えます。
漢詩の形式はどうやって見分けますか?
1句の字数が5字なら五言、7字なら七言、句の数が4句なら絶句、8句なら律詩です。たとえば1句5字で4句なら五言絶句になります。句読点は字数に数えません。
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出典・参考
- 文部科学省「中学校学習指導要領(平成29年告示)」国語(古典の学習:返り点・書き下し文・故事成語・漢詩など)
- 例文の本文:『韓非子』難一、『孟子』梁恵王上・公孫丑上、『戦国策』斉策、『論語』学而・為政・衛霊公、孟浩然「春暁」、李白「静夜思」、杜甫「春望」。訓読は中学・高校の教科書で一般的な読み方による。「自作」とした例文・問題は合格大作戦の作例
- 高校入試での出題の形は一般的な傾向で、都道府県・学校・年度によって異なる。勉強の期間・時間は目安
- 画像:一寸子花里「文学ばんだいの宝」(弘化年間〈1844〜1848年〉、東京都立図書館蔵、Wikimedia Commons・パブリックドメイン)
最終更新:2026年10月28日/作成:大学受験合格大作戦



