
この記事の結論
- 「友達」の「達(たち)」は、もとは複数を表す接尾語です。古文の「たち」には、相手をうやまう気持ちもこめられていました
- それでも「友達」が1人にも使えるのは、「友+たち」が早くから一つの言葉になり、複数の意味がうすれたからです。平安時代には、もう単数の使い方があったと考えられています
- つまり「達は尊称(そんしょう)だから1人でもよい」という説明は半分だけ正しい。「たち」に敬意はあったけれど、尊称そのものではなく、あくまで複数の印でした
📘 くわしい文法は「古文文法辞典」で
中学受験から難関大まで、「はじめて・しっかり・もっと深く」の3段で、図と練習問題つきで解説しています。
「友達って、『達』がついているから本当は2人以上のことじゃないの?」——そんな疑問を持ったことはありませんか。英語なら friend(1人)と friends(2人以上)ははっきり区別します。この記事では、友達の「達」の意味と由来を辞書の説明にそって整理し、古文によく出る「たち」「ども」「ら」「ばら」の敬意のちがい、「公達(きんだち)」「殿ばら」などの古文単語まで、図でまとめます。
なお、この記事の古い版では「達は尊称なので1人でも友達でよい」と書いていました。結論(1人でも友達と言ってよい)は正しいのですが、理由の説明が不正確だったので、くわしく書き直しました。
友達の「達」の意味と語源
「友達(ともだち)」は、「友(とも)」+接尾語「たち」からできた言葉です。「たち」は、人を表す言葉のあとについて「その人たち(複数)」を表します。漢字の「達」は、この「たち」という音に合わせてあてた字です。
『日本国語大辞典』(にほんこくごだいじてん)によると、「ともだち」は奈良時代から今と同じような感じで使われていたと考えられています。用例には、『日本書紀』(にほんしょき)の古い読み方(訓)で「同伴者」を「トモタチ」と読んだ例があげられています。さらに平安時代の『伊勢物語』(いせものがたり)第11段には、「むかし、をとこ、あづまへ行きけるに、友だちどもに、みちよりいひおこせける」という一文があります。「たち」に、もう一度複数を表す「ども」を重ねているのです。これは、「友だち」がすでにひとまとまりの言葉になっていて、「たち」だけでは複数だと感じられなくなっていたことを示す、と説明されています。
同じことは「子ども」にも起きました。「子ども」も、もとは「子」+複数の「ども」です。でも今は「1人の子ども」と普通に言いますし、さらに「子どもたち」と複数の形を重ねます。「友達」も「友達たち」と言うことがあるのと同じしくみです。
うかるくん
「親友の田中くんは、ぼくの友達です」って、1人なのに「達」がついててもいいんですか?
合格先生
もちろん大丈夫。「友達」はずっと昔から1つの言葉として使われてきて、1人にも使うのが当たり前になっているんだ。国語辞典にも、1人の友人を指す言葉として載っているよ。
サクラちゃん
じゃあ「達は尊称だから1人でもいい」っていう説明はどうなんですか?
合格先生
いい質問。「たち」に敬意があったのは本当。でも、1人に使えるのは尊称だからではなく、一語になって複数の意味がうすれたから、と考えるのが辞書の説明に近いね。
「友達」の読み方と漢字の書き方
「友達」は「ともだち」と読みます。「達」の字の音読みは「タツ」(達人・配達・上達)で、「だち」という読みはふつうの読み方ではありません。そのため国の「常用漢字表」では、「友達(ともだち)」は付表(ふひょう)という特別な読み方の一覧に入っています。「今日(きょう)」「眼鏡(めがね)」などと同じ、熟語全体でまとめて読む言葉というあつかいです。
書き方は「友達」でも「友だち」でもまちがいではありません。学校の教科書や新聞では「友達」が多く、絵本や子ども向けの本ではやわらかく見える「友だち」もよく使われます。作文で迷ったら、1つの文章の中ではどちらかにそろえるのがコツです。
| 言葉 | 読み | メモ |
|---|---|---|
| 友達・友だち | ともだち | 常用漢字表の付表にある読み |
| 友人 | ゆうじん | 少しあらたまった言い方。手紙や作文向き |
| 友垣 | ともがき | 友。交わりを垣根にたとえた古い言い方 |
| 朋友 | ほうゆう | 友。漢文や論語によく出る |
「達は尊称だから1人でもいい」は正しい?
昔からよく言われる説明に「友達の達は尊称(相手をうやまう呼び方)だから、1人でも友達と言える」というものがあります。これを、正しい部分とまちがっている部分に分けてみましょう。
| よくある説明 | 判定 | くわしく |
|---|---|---|
| 「たち」には敬意がこもっていた | ○ 正しい | 古文の「たち」は、神・天皇・貴族など、うやまうべき人の複数によく使われた |
| 「達」は尊称(敬称)である | △ 不正確 | 「たち」の中心の働きは複数を表すこと。「様」「殿」のような1人に付ける敬称とは別のもの |
| だから1人でも友達と言える | △ 理由がちがう | 1人に使えるのは、「友だち」が一語になり複数の意味がうすれたため |
| 1人の友人を「友達」と呼んでよい | ○ 正しい | 今の国語辞典でも1人の友人を指す言葉として扱われている |
「たち」に敬意があったことと、「友達」が1人に使えることは、どちらも事実です。ただ、その2つを「だから」でつなぐのは言いすぎ、というわけです。むしろ今の「たち」は敬意がほとんどなく、「先生たち」より「先生方(がた)」のほうがていねいです。
なぜ「たち」の敬意はうすれたの?
言葉には、よく使われるうちに、ていねいさがすり減っていくという傾向があります。これを「敬意逓減(けいいていげん)」とよぶことがあります。たとえば「貴様(きさま)」は、もとは手紙などで相手をうやまう言葉でしたが、今では相手を見下す言い方です。「お前」も、もとは「御前(おまえ)」で、神仏や身分の高い人の前を表す言葉でした。「たち」も同じように、使われる範囲が広がるにつれて敬意がうすれ、今はふつうの複数の印になった、と考えるとわかりやすいでしょう。
古文の敬語のしくみ(尊敬・謙譲・丁寧)は、古文文法辞典「敬語の種類」や新しい記事古文の敬語の見分け方でくわしく説明しています。
古文で複数を表す接尾語:たち・ども・ら・ばら
古文には、複数を表す接尾語がいくつもあり、それぞれ相手への気持ち(待遇)がちがいます。これを知っていると、「この人物は作者からどう見られているか」が読み取れるので、読解でも役立ちます。
| 接尾語 | 敬意の目安 | 例 | 現代語訳のコツ |
|---|---|---|---|
| たち(達) | うやまう気持ちがある | 神たち・君たち・宮たち・女房たち | 「〜の方々」と訳すとよいことも |
| ども | 目下の者に/自分側をへりくだる | 男ども・子ども・法師ども・私ども | 「〜たち」「〜ら」 |
| ら(等) | 目下の者に/自分側をへりくだる | 我ら・子ら・おのれら | 「〜たち」「〜ら」 |
| ばら(原) | 前の言葉しだい(敬意にも、見下しにも) | 殿ばら・法師ばら・奴(やつ)ばら | 「〜の方々」「〜ども」 |
たとえば、同じ「女房(にょうぼう)=宮仕えする女性」でも、「女房たち」と「女房ども」では書き手の気持ちが少しちがって感じられます。ただし、これはあくまで目安です。時代や作品、文脈によって変わるので、「ども」があるから必ず見下している、と決めつけないようにしましょう。

合格先生
古文で人物の呼び方が出てきたら、「たち」=うやまう、「ども・ら」=目下・へりくだりをまず思い出そう。敬語と同じで、だれがだれをどう見ているかのヒントになるよ!
敬語の「だれから・だれへ」の考え方は古文文法辞典「敬意の方向」が参考になります。
「ら」は自分をへりくだる:山上憶良の歌
「ら」が自分の側に使われる有名な例が、『万葉集』(まんようしゅう)の山上憶良(やまのうえのおくら)の歌です。宴会から先に帰るときに詠んだとされます。
憶良らは 今はまからむ 子泣くらむ それその母も 我を待つらむぞ
「憶良ら」は「憶良たち」というより、自分のことを少しへりくだって言う言い方だと説明されることが多いです(ほかの説もあります)。「わたくし憶良めは、もうおいとましましょう。子が泣いているでしょう。その母も私を待っているでしょう」という意味になります。「泣くらむ」「待つらむ」の「らむ」は、目の前にないことを推しはかる助動詞です(くわしくは古文文法辞典「らむ」)。
「ども」の識別:接尾語か、接続助詞か
古文で「ども」を見たら、2種類あることを思い出しましょう。1つはこの記事の主役、複数を表す接尾語の「ども」(男ども・子ども)。もう1つは、「〜けれども」と訳す逆接の接続助詞の「ども」(言へども・見れども)です。見分け方はかんたんで、すぐ前が名詞なら接尾語、すぐ前が活用語の已然形(いぜんけい)なら接続助詞です。
たとえば「友だちどもに、みちよりいひおこせける」の「ども」は、前が名詞「友だち」なので接尾語。「呼べども答へず」なら、前が動詞「呼ぶ」の已然形「呼べ」なので接続助詞で、「呼ぶけれども答えない」と訳します。接続助詞の「ど・ども」は古文文法辞典「接続助詞 ど・ども・に・を・が」、活用形の見つけ方は「活用とは(6つの活用形)」でたしかめてください。
古文単語「公達(きんだち)」の意味
「友達」と同じように「たち」が入った古文単語の代表が「公達(きんだち)」です。
- 読み:きんだち。「君達(きみたち)」の発音が変わったもの(音便)といわれます。
- 意味:親王や上流貴族の子弟(息子・むすめ)。特に、身分の高い家の若い男性。「貴公子」と訳すとぴったりです。
- 使い方:『平家物語』では、平家一門の若い貴公子たちを「平家の公達」と呼びます。複数にも1人にも使います。
「公達」も、もとは「君たち(うやまうべき方々)」という複数の形でした。それが一つの名詞になり、1人の貴公子も指すようになったのです。「友達」と「公達」は、同じ道をたどった言葉と言えます。元の記事が「公達」を例にあげていたのは、この意味では的を射ていました。
あわせて覚えたい古文の「人のまとまり」の言葉
| 古文単語 | 読み | 意味 |
|---|---|---|
| 公達・君達 | きんだち | 上流貴族の子弟。貴公子 |
| 殿ばら | とのばら | (身分のある)男性たち。殿方 |
| 女房たち | にょうぼうたち | 宮仕えをする女性たち |
| 宮たち | みやたち | 皇子・皇女たち |
| 上達部 | かんだちめ | 公卿(くぎょう)。三位以上の貴族と参議。「たち」の字が入るが読みに注意 |
| 殿上人 | てんじょうびと | 清涼殿の殿上の間に上がることを許された人 |
上達部・殿上人など、貴族の位と呼び名の関係は古文文法辞典「官職と身分」に図でまとめています。現代語と意味がちがう言葉は「現代語と意味がちがう古語」や古文単語 絶対覚えておきたい50語もどうぞ。
古文に出てくる「友」と「友だち」の例文
「友」「友だち」は、有名な古典にもたくさん出てきます。現代語訳といっしょに見ていきましょう。
| 作品 | 本文(一部) | 現代語訳・ポイント |
|---|---|---|
| 『伊勢物語』第9段(東下り) | もとより友とする人、ひとりふたりして行きけり | 前から友としている人1人2人と(東国へ)行った。「友とす」=友とする |
| 『伊勢物語』第11段 | 友だちどもに、みちよりいひおこせける | 友人たちに、旅の途中から(歌を)言ってよこした。「友だち+ども」 |
| 『新古今和歌集』雑上の詞書 | わらはともだち | 子どものころからの友達。紫式部の歌の前書き |
| 『徒然草』第117段 | よき友三つあり | よい友は三つある。兼好法師の友だち論 |
『伊勢物語』の「友とする人」は、旅の連れになるほど親しい人のこと。「東下り」の段はかきつばたの歌などで有名で、教科書にもよく出ます。旅立つ人への贈り物を表す古語は「はなむけ」の意味と語源でくわしく説明しています。
兼好法師の「よき友・わろき友」(徒然草117段)
鎌倉時代の終わりごろの随筆『徒然草』(つれづれぐさ)の作者、兼好法師(けんこうほうし。吉田兼好)は、第117段で「友にするのによくない者が七つ、よい友が三つ」とあげています。
よい友の一番目が「物をくれる友」なのは、ちょっと笑ってしまいますね。二番目の「医師(くすし)」、三番目の「知恵ある友」とあわせて、暮らしに本当に役立つ友をあげている、と読むことができます。一方、「身分の高い人」「若い人」「体が丈夫な人」がよくない理由は本文に書かれていないため、「気をつかうから」「相手の苦しみがわからないから」など、いろいろな解釈がある段です。兼好法師のほかの名言は徒然草188段「一事を必ずなさんと思はば」で読めます。

サクラちゃん
「わろし」は「よくない」で、「悪し(あし)」より軽い言い方。「よし>よろし>わろし>あし」の順番で覚えると、古文単語の問題にも強くなれそう!
百人一首の「友」の歌
和歌の世界でも、「友」は大切なテーマでした。百人一首から「友」にかかわる歌を見てみましょう。
| 番号 | 歌(上の句) | 作者 | ポイント |
|---|---|---|---|
| 34番 | 誰をかも 知る人にせむ 高砂の | 藤原興風 | 友はみな亡くなった。長生きの高砂の松も昔からの友ではない |
| 57番 | めぐり逢ひて 見しやそれとも 分かぬ間に | 紫式部 | 幼なじみとの再会。恋ではなく友情の歌 |
| 66番 | もろともに あはれと思へ 山桜 | 前大僧正行尊 | 山奥でひとり、山桜を友のように呼びかける |
57番の紫式部の歌は、『新古今和歌集』の詞書(ことばがき)に、幼いころからの友達(わらはともだち)に久しぶりに会ったのに、すぐ帰ってしまったので詠んだ、と書かれています。「友だち」を1人の友人について使った古い例として、よくあげられます。詞書には「七月十日のころ」ともあり、これは旧暦の日付です。旧暦の七月は秋のはじめで、二十四節気の立秋を過ぎたころにあたります(昔の月の呼び方は旧暦の月の名前へ)。

紫式部は『源氏物語』の作者で、一条天皇の中宮彰子(しょうし)に仕えた女房です。宮仕えの世界には「女房たち」がたくさんいました。全百首は百人一首 全百首の一覧でどうぞ。
英語の friend / friends とのちがい
英語では、名詞の数をきちんと区別します。1人なら a friend、2人以上なら friends。「彼はぼくの友達です」は He is my friend.、「彼らはぼくの友達です」は They are my friends. です。
一方、日本語の名詞はふつう数を区別しません。「本」は1冊でも10冊でも「本」です。日本語の「たち」は英語の -s とちがって人や動物にしか付かず、付けなくてもよいのが特ちょうです。「友達」の「達」を英語の -s と同じものと考えると、まちがえやすくなります。英作文では、日本語の「友達」が1人か複数かを文脈から判断して、friend と friends を使い分けましょう。
英語は数にきびしく、日本語は数をあまり気にしない言葉です。だから「友達」が1人でも平気なのです。逆に英語で「友達」を一語で表すとき、日本語の感覚のまま friends と書かないよう気をつけましょう。言葉のしくみをくらべると、古文も英語もぐっとわかりやすくなります。
入試で問われる点と練習問題
「友達」の話そのものが入試に出ることは多くありませんが、「たち・ども・ら」の待遇(たいぐう)、「ども」の識別、「公達・上達部」の読みと意味は、古文の読解問題の中でよく問われます。共通テストでは、人物の呼び方から「だれがだれをどう見ているか」を読み取る問題として、国公立二次や難関私大では、傍線部の現代語訳や品詞の識別として出ることが多い、というのが一般的な傾向です。
下の問題は、この記事のために作った練習問題です。答えは問題の下にあります。
- 「上達部」の読みをひらがなで答えなさい。
- 次の「ども」のうち、接続助詞はどちらか。 ア 法師どもあまた来たり イ 呼べども答へず
- 「平家の公達」の「公達」を現代語に訳しなさい。
- 「憶良らは今はまからむ」の「ら」は、どんな気持ちを表しているか。
答え:1 かんだちめ 2 イ(前が已然形「呼べ」) 3 (平家一門の)貴公子たち・若い貴族たち 4 自分をへりくだる気持ち
うかるくん
「ども」の識別、テストで出たら迷いそうです……。
合格先生
「ども」の1つ前だけ見るのがコツ。名詞なら「〜たち」、エ段で終わる已然形なら「〜けれども」。この2択にしぼれば、まず迷わないよ。
うかるくん
1つ前を見るだけなら、ぼくにもできそう!
入試ごとの古文文法の出かたは、古文文法辞典「共通テストの古文文法」や「国公立二次・難関私大の古文文法」にまとめています。中学生のみなさんは「高校受験の古文」から始めてみましょう。
まとめ:入試・テストで問われるポイント
- 友達の「達」:もとは複数を表す接尾語「たち」。古くは敬意をこめた。
- 1人に使える理由:「友だち」が早くから一語になり、複数の意味がうすれたため(「子ども」も同じ)。
- 古文の複数の接尾語:たち(敬意)/ども・ら(目下・へりくだり)/ばら(前の言葉しだい)。
- 公達(きんだち):「君たち」から。上流貴族の子弟、貴公子。
- 上達部(かんだちめ):公卿(三位以上と参議)。読みが問われやすい。
- 「ども」の識別:前が名詞なら複数の接尾語、前が已然形なら逆接の接続助詞。
- 古文の「友」:『伊勢物語』の「友だちども」、紫式部の「わらはともだち」、『徒然草』117段の「よき友三つ」。
古典と古文の範囲のちがいは古典と古文の違いとは?、言葉の由来をもっと知りたい人は「いずれ」と「いづれ」の違いや「はなむけ」の意味と語源も読んでみてください。国語の学習のまとめは国語のまとめへ。勉強の悩みは、受験掲示板「100点BBS」でほかの受験生と話してみるのもおすすめです。
よくある質問
友達の「達」はどういう意味ですか?
もとは複数を表す接尾語「たち」です。古文の「たち」には、うやまう気持ちもこめられていました。
1人の友人を「友達」と呼んでもいいのですか?
はい。「友だち」は早くから一つの言葉になり、平安時代にはすでに1人にも使われていたと考えられています。今の国語辞典でも1人の友人を指す言葉です。
「達は尊称だから1人でもよい」という説明は正しいですか?
半分だけ正しい説明です。「たち」に敬意があったのは事実ですが、働きの中心は複数を表すことです。1人に使えるのは、一語になって複数の意味がうすれたためです。
「公達」は何と読み、どういう意味ですか?
「きんだち」と読みます。「君たち」から変わった言葉で、親王や上流貴族の子弟(貴公子)を指します。
古文の「ども」はどう見分けますか?
すぐ前が名詞なら複数を表す接尾語(男ども)、すぐ前が已然形なら「〜けれども」と訳す接続助詞(言へども)です。
あわせて読みたい
- 古文文法辞典:接続助詞 ど・ども
- 古文文法辞典:敬語の種類
- 古文文法辞典:官職と身分
- 古文文法辞典:現代語と意味がちがう古語
- 古文文法辞典:共通テストの古文文法
- 古文文法辞典:古文文法辞典(表紙)
- 古典と古文の違いとは?漢文との関係も図で解説
- 「いずれ」と「いづれ」の違い
- 「はなむけ」の意味と語源
- 百人一首57番「めぐり逢ひて」の意味・現代語訳
- 百人一首 全百首の一覧
- 国語のまとめ
出典・参考
- 『精選版 日本国語大辞典』「友達」の語誌(コトバンク)
- 『新古今和歌集』雑上(紫式部の歌の詞書)
- 『伊勢物語』第9段・第11段、『徒然草』第117段(校註日本文學大系本ほか)、『万葉集』巻3 山上憶良の歌
- 常用漢字表(平成22年内閣告示)付表
- 絵札の画像:百人一首かるた(江戸時代、パブリックドメイン、Wikimedia Commons)
- 接尾語「たち」「ども」「ら」「ばら」の待遇の説明は一般的な古語辞典の記述によります(時代・文脈によって変わります)
最終更新:2026年10月21日/作成:大学受験合格大作戦












