
この記事の結論
- 白露の読み方は「はくろ」。二十四節気の15番目で、草の葉に白い露がつくころ
- 2027年(令和9年)の白露は9月8日(水)(5:28)。2026年は9月7日(月)でした(国立天文台)
- このころに重陽の節句(9月9日)と中秋の名月(2027年は9月15日、満月は16日)
- 百人一首37番「白露に風の吹きしく秋の野は」(文屋朝康)
白露の読み方と意味
白露は、秋の気配が深まり、草の葉に白く光る露がつき始めるころ、という意味です。夜の間に冷えた空気の中の水蒸気が、水のつぶになって草につきます。

露ができるしくみ
空気がふくむことのできる水蒸気の量は、気温が下がるほど少なくなります。夜に気温が下がって露点(水蒸気が水になり始める温度)より低くなると、あまった水蒸気が草などの表面で水のつぶになります。これが露です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 読み方 | はくろ |
| 季節 | 秋(二十四節気の15番目、節気・旧暦の八月節) |
| 太陽の黄経 | 165° |
| 2027年 | 9月8日(水) 5:28 |
| 期間(2027年) | 9月8日〜9月22日(次の秋分の前日まで) |
| 暦便覧の説明 | 「陰気ようやく重なりて露にごりて白色となれば也」 |
白露はいつ?年ごとの日付
二十四節気は、太陽が黄経165°を通る瞬間で決まります。その瞬間をふくむ日が白露です。年によって1日前後ずれます(国立天文台「暦要項」)。
| 年 | 白露の日 | 時刻(日本時間) |
|---|---|---|
| 2027年 | 9月8日(水) | 5:28 |
| 2026年 | 9月7日(月) | 23:41 |
| 2025年 | 9月7日(日) | 17:52 |
| 2024年 | 9月7日(土) | 12:11 |
| 2023年 | 9月8日(金) | 6:27 |
| 2022年 | 9月8日(木) | 0:32 |
| 2021年 | 9月7日(火) | 18:53 |
| 2020年 | 9月7日(月) | 13:08 |
| 2019年 | 9月8日(日) | 7:17 |
| 2018年 | 9月8日(土) | 1:30 |
| 2017年 | 9月7日(木) | 19:39 |
| 2016年 | 9月7日(水) | 13:51 |
| 2015年 | 9月8日(火) | 8:00 |
| 2014年 | 9月8日(月) | 2:01 |
毎年の日付は、このページに1行ずつ追加していきます。ほかの節気もまとめた表は二十四節気カレンダーへ。
白露の七十二候
二十四節気をさらに3つに分けたのが七十二候です。白露の期間は、次の3つに分かれます(名前と読みは国立天文台の一覧による)。
| 七十二候 | 読み | 意味 | |
|---|---|---|---|
| 初候 | 草露白 | くさのつゆしろし | 草に降りた露が白く光って見える |
| 次候 | 鶺鴒鳴 | せきれいなく | セキレイが鳴き始める |
| 末候 | 玄鳥去 | つばめさる | ツバメが南の国へ帰っていく(玄鳥はツバメ) |
白露のころの行事と風習
重陽の節句(9月9日)
五節句の最後が、9月9日の重陽の節句です。縁起のよい奇数(陽の数)のうち、いちばん大きい9が重なる日で、菊の花を飾ったり菊の花びらを浮かべた酒を飲んだりして長寿を願います。「菊の節句」ともいいます。
中秋の名月(十五夜)
旧暦8月15日の月を中秋の名月といいます。2027年は9月15日(水)です。国立天文台の発表では満月は9月16日で、名月と満月の日が1日ずれます(よくあることです)。月見団子やすすき、里芋を供えるので「芋名月」とも呼ばれます。
敬老の日
9月の第3月曜日が敬老の日で、2027年は9月20日です。
白露の季語と旬
| 分類 | 例 |
|---|---|
| 季語(秋) | 白露、露、露けし、月、名月、十五夜、芋名月、重陽、菊の酒、鶺鴒、燕帰る |
| 旬の食べもの | さんま、梨、ぶどう、里芋、さつまいも、新米 |
| 花 | 萩、すすき、女郎花、彼岸花(咲き始め) |
受験に出る白露
| 教科 | ポイント |
|---|---|
| 古文・和歌 | 百人一首37番、文屋朝康「白露に風の吹きしく秋の野はつらぬきとめぬ玉ぞ散りける」。露を糸に通していない玉(真珠)にたとえた歌 |
| 古文 | 「露」ははかないものの象徴。「露の命」「露の世」 |
| 理科 | 露ができるのは、気温が露点より下がり、水蒸気が水滴になるから。冬に窓がくもるのも同じしくみ |
| 季語 | 「露」「月」は秋の季語。俳句で単に「月」といえば秋の月 |
よくある質問
白露の読み方は?
「はくろ」と読みます。二十四節気の15番目です。
2027年の白露はいつですか?
2027年(令和9年)の白露は9月8日(水)です。2026年は9月7日(月)でした(国立天文台)。
白露の七十二候は?
初候「草露白(くさのつゆしろし)」、次候「鶺鴒鳴(せきれいなく)」、末候「玄鳥去(つばめさる)」です。
白露の意味は?
秋の気配が深まり、草の葉に白く光る露がつき始めるころという意味です。
2027年の中秋の名月はいつですか?
2027年の中秋の名月(十五夜)は9月15日(水)です。満月は翌16日です(国立天文台の月の満ち欠けの発表による)。
重陽の節句とは?
9月9日の五節句の一つです。菊の花を飾ったり菊の酒を飲んだりして長寿を願うので「菊の節句」ともいいます。
あわせて読みたい
出典・参考
- 国立天文台 暦計算室「暦要項」(2014〜2027年)「二十四節気および雑節」
- 国立天文台 暦計算室 暦Wiki「七十二候」「二十四節気とは?」
- 『暦便覧』(太玄斎、1787年)
- 国立天文台「暦要項」令和9年「朔弦望」(旧暦8月1日=9月1日の朔、望は9月16日)
- 写真:Carola Hornbach「Grass With Rain Drops」(Wikimedia Commons、CC0)
- 図は大学受験合格大作戦が作成
最終更新:2026年10月10日/作成:大学受験合格大作戦










