
この記事の結論
- 処暑の読み方は「しょしょ」。二十四節気の14番目で、暑さがおさまっていくころ
- 2027年(令和9年)の処暑は8月23日(月)(17:14)。2026年は8月23日(日)でした(国立天文台)
- 「処」は「とどまる・おさまる」。暑さがおさまっていくころ
- 処暑の終わりごろに雑節の二百十日(2027年は9月1日)。台風が来やすいとされてきた
処暑の読み方と意味
処暑の「処」には「とどまる・おさまる」という意味があります。夏の暑さがようやくおさまっていくころ、という意味です。朝夕に涼しい風が吹き始め、田んぼでは稲が実り始めます。
| 漢字 | 読み | 意味 |
|---|---|---|
| 処 | しょ/ところ | とどまる、おさまる、(物事を)処理する |
| 暑 | しょ/あつい | 暑さ |
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 読み方 | しょしょ |
| 季節 | 秋(二十四節気の14番目、中気・旧暦の七月中) |
| 太陽の黄経 | 150° |
| 2027年 | 8月23日(月) 17:14 |
| 期間(2027年) | 8月23日〜9月7日(次の白露の前日まで) |
| 暦便覧の説明 | 「陽気とどまりて、初めて退きやまむとすれば也」 |
処暑はいつ?年ごとの日付
二十四節気は、太陽が黄経150°を通る瞬間で決まります。その瞬間をふくむ日が処暑です。年によって1日前後ずれます(国立天文台「暦要項」)。
| 年 | 処暑の日 | 時刻(日本時間) |
|---|---|---|
| 2027年 | 8月23日(月) | 17:14 |
| 2026年 | 8月23日(日) | 11:19 |
| 2025年 | 8月23日(土) | 5:34 |
| 2024年 | 8月22日(木) | 23:55 |
| 2023年 | 8月23日(水) | 18:01 |
| 2022年 | 8月23日(火) | 12:16 |
| 2021年 | 8月23日(月) | 6:35 |
| 2020年 | 8月23日(日) | 0:45 |
| 2019年 | 8月23日(金) | 19:02 |
| 2018年 | 8月23日(木) | 13:09 |
| 2017年 | 8月23日(水) | 7:20 |
| 2016年 | 8月23日(火) | 1:38 |
| 2015年 | 8月23日(日) | 19:37 |
| 2014年 | 8月23日(土) | 13:46 |
毎年の日付は、このページに1行ずつ追加していきます。ほかの節気もまとめた表は二十四節気カレンダーへ。
処暑の七十二候
二十四節気をさらに3つに分けたのが七十二候です。処暑の期間は、次の3つに分かれます(名前と読みは国立天文台の一覧による)。
| 七十二候 | 読み | 意味 | |
|---|---|---|---|
| 初候 | 綿柎開 | わたのはなしべひらく | 綿の実を包むがく(柎)が開き始める |
| 次候 | 天地始粛 | てんちはじめてさむし | 天地の暑さがようやくおさまり始める(粛は静まること) |
| 末候 | 禾乃登 | こくものすなわちみのる | 稲などの穀物が実る(禾は稲などの穀物) |
処暑のころの行事と風習
二百十日と台風
立春から数えて210日目を二百十日といい、2027年は9月1日です(国立天文台)。稲の花が咲くころに台風が来やすいとして、農家が警戒してきた日です。9月1日は、1923年の関東大震災にちなむ「防災の日」でもあります。

地蔵盆
京都などの近畿地方では、8月23日・24日ごろに町内のお地蔵さんをまつる「地蔵盆」が行われ、子どもたちの行事として親しまれています。
処暑の季語と旬
| 分類 | 例 |
|---|---|
| 季語(秋) | 処暑、二百十日、厄日、野分(のわき)、台風、稲の花、地蔵盆、新涼 |
| 旬の食べもの | ぶどう、梨、いちじく、さんま(早いもの)、しょうが、オクラ |
| 花 | さるすべり、萩、女郎花(おみなえし) |
受験に出る処暑
| 教科 | ポイント |
|---|---|
| 現代文・文学史 | 夏目漱石の小説『二百十日』(1906年)は、阿蘇山に登る二人の青年の会話で進む作品。同じ年に『坊っちゃん』『草枕』 |
| 古文 | 「野分(のわき)」は秋の暴風=台風のこと。『源氏物語』に「野分」の巻、『枕草子』にも「野分のまたの日こそ」の段がある |
| 地学 | 台風は、北西太平洋などにある熱帯低気圧のうち、最大風速が約17m/s以上になったもの(気象庁) |
| 国語(漢字の読み) | 処暑(しょしょ)。「処」は「とどまる」の意味 |
2014年の記事から
2014年8月の記事では、二百十日を題材にした小説として夏目漱石の『二百十日』を紹介していました。
よくある質問
処暑の読み方は?
「しょしょ」と読みます。二十四節気の14番目です。
2027年の処暑はいつですか?
2027年(令和9年)の処暑は8月23日(月)です。2026年は8月23日(日)でした(国立天文台)。
処暑の七十二候は?
初候「綿柎開(わたのはなしべひらく)」、次候「天地始粛(てんちはじめてさむし)」、末候「禾乃登(こくものすなわちみのる)」です。
処暑の「処」とはどういう意味ですか?
「とどまる・おさまる」という意味です。処暑は、暑さがおさまっていくころを表します。
2027年の二百十日はいつですか?
2027年の二百十日は9月1日(水)です。立春から数えて210日目です(国立天文台)。
二百十日に台風が多いのは本当ですか?
昔から台風が来やすい日として警戒されてきましたが、統計的に特にこの日だけ台風が多いわけではない、ともいわれます。8〜9月は台風の多い時期なので、注意は必要です。
あわせて読みたい
出典・参考
- 国立天文台 暦計算室「暦要項」(2014〜2027年)「二十四節気および雑節」
- 国立天文台 暦計算室 暦Wiki「七十二候」「二十四節気とは?」
- 『暦便覧』(太玄斎、1787年)
- 国立天文台「暦要項」令和9年(二百十日)
- 気象庁「予報用語」(台風)
- 写真:Typhoon Rita 1978(気象庁の衛星画像をもとにしたもの、Wikimedia Commons、CC0)
- 図は大学受験合格大作戦が作成
最終更新:2026年10月10日/作成:大学受験合格大作戦












