【言葉のお勉強】ゼロとレイの違い
ゼロとレイ、よく似ている言葉だけれど、実は意味に少し違いがあります。
ゼロの意味:まったく無い。皆無である。
レイの意味:僅か(わずか)。ほとんど無い。とるに足りないまでに小さい。端(はした)。
ゼロは「まったく無い」、「皆無である」に対し、レイには「僅か」「ほとんど無い」けれど「少しはある」という意味が含まれています。
零細企業(れいさいきぎょう)という使い方のようにレイには「少しはある」という意味があるということを覚えておきましょう。
それでは「テストの点が0点!」
という場合の0点はゼロ点でしょうか?それともレイ点でしょうか?
この場合どちらが正しいという訳ではなく読み方によってニュアンスが違ってきそうです。
ゼロ点の場合
まったく点数が無い。ほんの少しの点数もあげられない。
レイ点の場合
まったくゼロではないけれど残念ながら点数はあげられません。努力のあとは感じられます。
ゼロはいくつ積み重ねてもゼロのままですがレイは積み重ねるといつか形になります。
テストが零点(レイ点)でも模試の判定が零%(レイパーセント)でも
あきらめずに努力を積み重ねればきっと報われる日が来ます!
ガンバレ受験生!
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ほんのちょっとの差が大きな差につながる例として⇒「1.01の法則と0.99の法則」