
この記事の結論
- 「吐」を「口+プラス+マイナス」と見立て、マイナスの言葉を言わなくなると「叶」になる、という励ましの言葉
- 弱音やぐちを減らし、前向きな言葉を口にすることで、気持ちも行動も変わっていくという教え
- ただし漢字の本当の成り立ちは別。「吐」は「土(と)」が音を表す字、「叶」はもともと「協」の古い字(字通)

誰でも口からマイナスなこともプラスなことも吐く。
だから【吐】という字は「口」と「+」と「-」でできている。
マイナスのことを言わなくなると「-」が消えて【叶】という字になる。
受験の格言・名言にのせている言葉です。⇒受験の格言・名言まとめ
言葉の意味
人はだれでも、うれしいこと(プラス)も、ぐちや弱音(マイナス)も口に出します。その「吐く」からマイナスを取りのぞくと「叶う」になる――漢字の形を使った、覚えやすい励ましの言葉です。
「どうせ無理」「もうだめだ」と口にすると、その言葉が自分の耳に入り、気持ちまで弱くなります。反対に、前向きな言葉を口にすれば、行動も前に進みやすくなります。
マイナスの言葉をプラスに言いかえる
苦しい時期の受験生に贈りたい言葉です。つい口にしがちな言葉を、こんなふうに言いかえてみましょう。
| マイナスの言葉 | プラスの言いかえ |
|---|---|
| どうせ受からない | まだ伸びしろがある |
| 時間が足りない | 今日できることを1つやろう |
| この問題がわからない | わからないところが見つかった |
| 模試の判定が悪かった | 本番までに直すところがわかった |
| もう疲れた | ここまでよくがんばった。少し休んでまたやろう |
漢字「吐」「叶」の本当の成り立ち
この言葉は、漢字の形を使った見立てです。辞書(普及版 字通)にのっている本当の成り立ちは、次のとおりです。
| 漢字 | 成り立ち(字通) |
|---|---|
| 吐 | 形声文字。音を表す部分は「土(と)」。吐き出すときの声を写した字であろうとされる |
| 叶 | 「協」の古い字形。「かなう」という意味で使われる |
右側の「土」や「十」は、プラス・マイナスの記号ではありません。でも、言葉の意味がよく伝わる、すてきな見立てですね。漢字の書き取りでは、「吐」の右側は「土」(下の横線が長い)、「叶」の右側は「十」と正しく書きましょう。
あわせて覚えたい受験の名言
- 思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから:言葉が行動・習慣・運命を変える
- 一生懸命だと知恵が出る、中途半端だと愚痴が出る:口から出る言葉で、取り組み方がわかる
- 最大の敵は自分自身だ
よくある質問
「吐」から「-」を取ると「叶」になるとはどういう意味ですか?
「吐」を口とプラスとマイナスに見立て、マイナスの言葉を言わなくなると「叶」になる、つまり前向きな言葉を使えば夢が叶う、という励ましの言葉です。
「吐」は本当に口とプラスとマイナスでできているのですか?
ちがいます。辞書(字通)では、「吐」は「土(と)」が音を表す形声文字とされています。この言葉は漢字の形を使った見立てです。
「叶」の本当の成り立ちは?
辞書(字通)では、「叶」は「協」の古い字形とされています。
受験生に贈る言葉としてどう使えますか?
弱音が出やすい時期に、マイナスの言葉をプラスに言いかえるきっかけとして使えます。
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出典・参考
- コトバンク「吐」「叶」(普及版 字通)
最終更新:2026年10月8日/作成:大学受験合格大作戦












