この記事の結論

  • 夏休みの課題図書とは、全国学校図書館協議会と毎日新聞社が主催する青少年読書感想文全国コンクールで、主催者が部門(学年)ごとに指定する本のことです。課題図書のほかに、自由に選んだ本で書く「自由読書」でも応募できます
  • 課題図書は毎年18冊(小学校低・中・高学年が各4冊、中学校・高等学校が各3冊)。この記事では2009年〜2026年の全18年分と、内閣総理大臣賞の作品がどの本で書かれたかを一覧にしています
  • 読書感想文はあらすじではなく「なぜ心が動いたか」を書く文章です。「選ぶ→読む→メモ→組み立て→書く・直す」の5ステップで進めると、受験の小論文や国語の記述にも生きる力がつきます

2009年の夏休みも終わりに近づきました。皆さん宿題はもう終わりましたか?

読書感想文は何かと終盤まで残りがちです。

まだ読書感想文を仕上げていない人は夏休みの課題図書リストを参考にしてみましょう。

この記事は2009年8月に書いたものです。2026年の書き直しでは、元の課題図書の一覧をそのまま上に残し、コンクールの仕組み(部門・字数・応募の流れ)を主催者の公式サイトで確かめて足しました。2026年10月には、2009年から2026年までの歴代の課題図書(全18年分)と、入賞作がどの本で書かれたかの一覧も足しました(歴代の課題図書・入賞作に多い本)。さらに、読書感想文の書き方の手順を図にして、高校生・受験生が小論文や国語の記述問題につなげる方法もまとめています。

夏休み 課題図書 2009年(第55回)の一覧【学年別】

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2009年(第55回青少年読書感想文全国コンクール)当時の課題図書です。元の記事に載せた一覧を、学年別にそのまま残しています。

小学校低学年(1・2年生)向け夏休みの課題図書

小学校中学年(3・4年生)向け夏休みの課題図書

小学校高学年(5・6年生)向け夏休みの課題図書

中学生向け夏休みの課題図書

高校生向け夏休みの課題図書

また、読書感想文の書き方に困ったら『とっちゃまんの 読書感想文書き方ブック』を参考にしてみるのもよいでしょう。

※2009年当時の課題図書です。古い本なので、書店に無いときは学校の図書室や地域の図書館で探してみてください。今年の課題図書は、コンクールの公式サイトで確かめてください(下の「今年の課題図書の調べ方」)。

歴代の課題図書 一覧(2026年〜2009年)【年度別・学年別】

青少年読書感想文全国コンクールの課題図書を、2009年(第55回)から2026年(第72回)まで全18年分、新しい年から順に並べました。毎年18冊(小学校低学年・中学年・高学年が各4冊、中学校・高等学校が各3冊)が選ばれています。書名・著者・出版社は主催者(全国学校図書館協議会)の公式の一覧のとおりです。2024年(第70回)と2025年(第71回)は、コンクール公式サイトの当時のページで確かめました。

あわせて、その年の内閣総理大臣賞・文部科学大臣賞の作品がどの本で書かれたか(課題読書か自由読書か)も載せています。受賞した人の名前や学校名は載せていません。

年を選ぶ:2026・2025・2024・2023・2022・2021・2020・2019・2018・2017・2016・2015・2014・2013・2012・2011・2010・2009

課題図書 2026年(第72回)

部書名著者出版社
小学校低学年(1・2年)まこちゃんとコトバロボ村上しいこ 作/たんじあきこ 絵佼成出版社
小学校低学年(1・2年)なにかいいことあった?ミーシャ・アーチャー 作/石津ちひろ 訳BL出版
小学校低学年(1・2年)ララのまほうのことばグレーシー・ジャン さく/やのあやこ やく工学図書
小学校低学年(1・2年)たねはいのちのおわりとはじまり鈴木 純 著ブロンズ新社
小学校中学年(3・4年)まだまだここから宇佐美牧子 作/酒井 以 絵ポプラ社
小学校中学年(3・4年)それからぼくはひとりで歩くアリシア・モリーナ 作/星野由美 訳/犬吠徒歩 絵ほるぷ出版
小学校中学年(3・4年)おいしいお米をつくりたい!:ゆうちゃん、小学生で農家に弟子入りしました谷本雄治 著汐文社
小学校中学年(3・4年)宇宙でウンチ:みんなの知らない宇宙トイレのひみつA.ボンドー=ストーン、C.ホワイト 作/L.ケンセス 絵/千葉茂樹 訳あすなろ書房
小学校高学年(5・6年)ポジション!高田由紀子 作岩崎書店
小学校高学年(5・6年)リヒト!イノウエミホコ 作文研出版
小学校高学年(5・6年)ミシュカエドワルト・ファン・デ・フェンデル 、アヌッシュ・エルマン 作/アネット・スカープ 絵/野坂悦子 訳静山社
小学校高学年(5・6年)キミの一歩アフリカ:ゾウを食べるにはひと口ずつ味田村太郎 文あかね書房
中学校君の火がゆらめいている落合由佳 作講談社
中学校チーム・テスならだいじょうぶカービー・ラーソン&クイン・ワイアット 作/杉田七重 訳鈴木出版
中学校リュウグウの砂に挑む:チームで小惑星のサンプルを分析伊藤元雄 著くもん出版
高等学校スウィッシュ!藤ノ木 優 著徳間書店
高等学校ノアハム・ガーデンズの家ペネロピ・ライヴリー 著/斎藤倫子 訳ゴブリン書房
高等学校平和のうぶごえ:「原爆の子」として生きた80年早志百合子 著毎日新聞出版

第72回(2026年)の入賞作は、例年どおりなら翌年2月ごろに発表されます。発表されたらこの記事に足します。

課題図書 2025年(第71回)

部書名著者出版社
小学校低学年(1・2年)ライオンのくにのネズミさかとく み雪 作中央公論新社
小学校低学年(1・2年)ぼくのねこポー岩瀬成子 作/松成真理子 絵PHP研究所
小学校低学年(1・2年)ともだちリンダ・サラ 作/ベンジー・デイヴィス 絵/しらいすみこ 訳ひさかたチャイルド
小学校低学年(1・2年)ワレワレはアマガエル松橋利光 文・写真アリス館
小学校中学年(3・4年)ふみきりペンギンおくはらゆめ 作・絵あかね書房
小学校中学年(3・4年)バラクラバ・ボーイジェニー・ロブソン 作/もりうちすみこ 訳/黒須高嶺 絵文研出版
小学校中学年(3・4年)たった2℃で…:地球の気温上昇がもたらす環境災害キム・ファン 文/チョン・ジンギョン 絵童心社
小学校中学年(3・4年)ねえねえ、なに見てる?ビクター・ベルモント 絵と文/金原瑞人 訳河出書房新社
小学校高学年(5・6年)ぼくの色、見つけた!志津栄子 作/末山りん 絵講談社
小学校高学年(5・6年)森に帰らなかったカラスジーン・ウィリス 作/山﨑美紀 訳徳間書店
小学校高学年(5・6年)マナティーがいた夏エヴァン・グリフィス 作/多賀谷正子 訳ほるぷ出版
小学校高学年(5・6年)とびたて!みんなのドラゴン:難病ALSの先生と日明小合唱部の冒険オザワ部長 著岩崎書店
中学校わたしは食べるのが下手天川栄人 作小峰書店
中学校スラムに水は流れないヴァルシャ・バジャージ 著/村上利佳 訳あすなろ書房
中学校鳥居きみ子:家族とフィールドワークを進めた人類学者竹内紘子 著くもん出版
高等学校銀河の図書室名取佐和子 著実業之日本社
高等学校夜の日記ヴィーラ・ヒラナンダニ 著/山田 文 訳/金原瑞人 選作品社
高等学校「コーダ」のぼくが見る世界:聴こえない親のもとに生まれて五十嵐 大 著紀伊國屋書店

2025年(第71回)の上位の賞の対象図書(受賞者の名前・学校は載せていません)

  • 小学校低学年:内閣総理大臣賞『ホネホネたんけんたい』(自由読書)、文部科学大臣賞『みえるとかみえないとか』(自由読書)
  • 小学校中学年:内閣総理大臣賞『はしれ、上へ!:つなみてんでんこ』(自由読書)、文部科学大臣賞『ぞうれっしゃがやってきた』(自由読書)
  • 小学校高学年:文部科学大臣賞『ぼくの色、見つけた!』(課題読書)、内閣総理大臣賞『透明なルール』(自由読書)
  • 中学校:内閣総理大臣賞『木のいのち木のこころ(天)』(自由読書)、文部科学大臣賞『センス・オブ・ワンダー』(自由読書)
  • 高等学校:内閣総理大臣賞『銀河の図書室』(課題読書)、文部科学大臣賞『深い河 新装版』(自由読書)

この年、入賞作がいちばん多かった課題図書は『ぼくの色、見つけた!』(6編)でした。

課題図書 2024年(第70回)

部書名著者出版社
小学校低学年(1・2年)アザラシのアニューあずみ虫 作童心社
小学校低学年(1・2年)ごめんねでてこいささきみお 作・絵文研出版
小学校低学年(1・2年)おちびさんじゃないよマヤ・マイヤーズ ぶん/ヘウォン・ユン え/まえざわあきえ やくイマジネイション・プラス
小学校低学年(1・2年)どうやってできるの? チョコレート田村孝介ほか 写真ひさかたチャイルド
小学校中学年(3・4年)いつかの約束1945山本悦子 作/平澤朋子 絵岩崎書店
小学校中学年(3・4年)じゅげむの夏最上一平 作/マメイケダ 絵佼成出版社
小学校中学年(3・4年)さようなら プラスチック・ストローディー・ロミート 文/ズユェ・チェン 絵/千葉茂樹 訳光村教育図書
小学校中学年(3・4年)聞いて 聞いて!:音と耳のはなし髙津修、遠藤義人 文/長崎訓子 絵福音館書店
小学校高学年(5・6年)ぼくはうそをついた西村すぐり 作/中島花野 絵ポプラ社
小学校高学年(5・6年)ドアのむこうの国へのパスポートトンケ・ドラフト 作/リンデルト・クロムハウト 作/リンデ・ファース 絵/西村由美 訳岩波書店
小学校高学年(5・6年)図書館がくれた宝物ケイト・アルバス 作/櫛田理絵 訳徳間書店
小学校高学年(5・6年)海よ光れ!:3・11被災者を励ました学校新聞田沢五月 作国土社
中学校ノクツドウライオウ:靴ノ往来堂佐藤まどか 著あすなろ書房
中学校希望のひとしずくキース・カラブレーゼ 著/代田亜香子 訳理論社
中学校アフリカで、バッグの会社はじめました:寄り道多め仲本千津の進んできた道江口絵理 著さ・え・ら書房
高等学校宙わたる教室伊与原 新 著文藝春秋
高等学校優等生サバイバル:青春を生き抜く13の法則ファン・ヨンミ 作/キム・イネ 訳評論社
高等学校私の職場はサバンナです!太田ゆか 著河出書房新社

2024年(第70回)の上位の賞の対象図書(受賞者の名前・学校は載せていません)

  • 小学校低学年:内閣総理大臣賞『おちびさんじゃないよ』(課題読書)、内閣総理大臣賞『わたしのおにいちゃん!』(自由読書)、文部科学大臣賞『虫っておもしろい!どうなるの?虫がいなくなったら』(自由読書)
  • 小学校中学年:文部科学大臣賞『聞いて 聞いて!:音と耳のはなし』(課題読書)、内閣総理大臣賞『国枝慎吾 マイ・ワースト・ゲーム:一度きりの人生を輝かせるヒント』(自由読書)
  • 小学校高学年:内閣総理大臣賞『ドアのむこうの国へのパスポート』(課題読書)、文部科学大臣賞『図書館がくれた宝物』(課題読書)
  • 中学校:文部科学大臣賞『希望のひとしずく』(課題読書)、内閣総理大臣賞『8分音符のプレリュード』(自由読書)
  • 高等学校:内閣総理大臣賞『宙わたる教室』(課題読書)、内閣総理大臣賞『紛争地の看護師』(自由読書)、文部科学大臣賞『木』(自由読書)

この年、入賞作がいちばん多かった課題図書は『宙わたる教室』(7編)でした。

課題図書 2023年(第69回)

部書名著者出版社
小学校低学年(1・2年)それで、いい!礒みゆき 作/はたこうしろう 絵ポプラ社
小学校低学年(1・2年)よるのあいだに...:みんなをささえるはたらく人たちポリー・フェイバー 文/ハリエット・ホブデイ 絵/中井はるの 訳BL出版
小学校低学年(1・2年)けんかのたねラッセル・ホーバン 作/小宮由 訳/大野八生 絵岩波書店
小学校低学年(1・2年)うまれてくるよ海のなか高久至 しゃしん/かんちくたかこ ぶんアリス館
小学校中学年(3・4年)ライスボールとみそ蔵と横田明子 作/塚越文雄 絵絵本塾出版
小学校中学年(3・4年)秘密の大作戦!フードバンクどろぼうをつかまえろ!オンジャリQ・ラウフ 著/千葉茂樹 訳/スギヤマカナヨ 絵あすなろ書房
小学校中学年(3・4年)化石のよぶ声がきこえる:天才恐竜ハンターウェンディ・スロボーダヘレイン・ベッカー 作/サンドラ・デュメイ 絵/木村由莉 訳・監修くもん出版
小学校中学年(3・4年)給食室のいちにち大塚菜生 文/イシヤマアズサ 絵少年写真新聞社
小学校高学年(5・6年)ふたりのえびす髙森美由紀 作フレーベル館
小学校高学年(5・6年)5番レーンウン・ソホル 作/ノ・インギョン 絵/すんみ 訳鈴木出版
小学校高学年(5・6年)魔女だったかもしれないわたしエル・マクニコル 著/櫛田理絵 訳PHP研究所
小学校高学年(5・6年)中村哲物語:大地をうるおし平和につくした医師松島恵利子 著汐文社
中学校スクラッチ歌代朔 作あかね書房
中学校アップステージ:シャイなわたしが舞台に立つまでダイアナ・ハーモン・アシャー 作/武富博子 訳評論社
中学校人がつくった川・荒川:水害からいのちを守り、暮らしを豊かにする長谷川敦 著旬報社
高等学校ラブカは静かに弓を持つ安壇美緒 著集英社
高等学校タガヤセ!日本:「農水省の白石さん」が農業の魅力教えます白石優生 著河出書房新社
高等学校昆虫の惑星:虫たちは今日も地球を回すアンヌ・スヴェルトルップ=ティーゲソン 著/小林玲子 訳辰巳出版

2023年(第69回)の上位の賞の対象図書(受賞者の名前・学校は載せていません)

  • 小学校低学年:文部科学大臣賞『それで、いい!』(課題読書)、内閣総理大臣賞『プラスチック星にはなりたくない!:地球のためにできること』(自由読書)
  • 小学校中学年:内閣総理大臣賞『化石のよぶ声がきこえる:天才恐竜ハンターウェンディ・スロボーダ』(課題読書)、文部科学大臣賞『ゴリラが胸をたたくわけ』(自由読書)
  • 小学校高学年:内閣総理大臣賞『中村哲物語:大地をうるおし平和につくした医師』(課題読書)、文部科学大臣賞『魔女だったかもしれないわたし』(課題読書)
  • 中学校:文部科学大臣賞『人がつくった川・荒川:水害からいのちを守り、暮らしを豊かにする』(課題読書)、内閣総理大臣賞『博士の愛した数式』(自由読書)
  • 高等学校:内閣総理大臣賞『ラブカは静かに弓を持つ』(課題読書)、文部科学大臣賞『タガヤセ!日本:「農水省の白石さん」が農業の魅力教えます』(課題読書)

この年、入賞作がいちばん多かった課題図書は『スクラッチ』(6編)でした。

課題図書 2022年(第68回)

部書名著者出版社
小学校低学年(1・2年)つくしちゃんとおねえちゃんいとうみく・作/丹地陽子・絵福音館書店
小学校低学年(1・2年)ばあばにえがおをとどけてあげるコーリン・アーヴェリス・ぶん/イザベル・フォラス・え/まつかわまゆみ・やく評論社
小学校低学年(1・2年)すうがくでせかいをみるのミゲル・タンコ・作/福本友美子・訳ほるぷ出版
小学校低学年(1・2年)おすしやさんにいらっしゃい! :生きものが食べものになるまでおかだだいすけ・文/遠藤宏・写真岩崎書店
小学校中学年(3・4年)みんなのためいき図鑑話村上しいこ・作/中田いくみ・絵童心社
小学校中学年(3・4年)チョコレートタッチパトリック・スキーン・キャトリング・作/佐藤淑子・訳/伊津野果地・絵文研出版
小学校中学年(3・4年)111本の木リナ・シン・文/マリアンヌ・フェラー・絵/こだまともこ・訳光村教育図書
小学校中学年(3・4年)この世界からサイがいなくなってしまう/ :アフリカでサイを守る人たち味田村太郎・文学研プラス
小学校高学年(5・6年)りんごの木を植えて大谷美和子・作/白石ゆか・絵ポプラ社
小学校高学年(5・6年)風の神送れよ熊谷千世子・作/くまおり純・絵小峰書店
小学校高学年(5・6年)ぼくの弱虫をなおすにはK・L・ゴーイング・作/久保陽子・訳/早川世詩男・絵徳間書店
小学校高学年(5・6年)捨てないパン屋の挑戦/ :しあわせのレシピ井出留美・著あかね書房
中学校セカイを科学せよ!安田夏菜・ 著講談社
中学校海を見た日M・G・ヘネシー・作/杉田七重・訳鈴木出版
中学校江戸のジャーナリスト葛飾北斎千野境子・著国土社
高等学校その扉をたたく音瀬尾まいこ・著集英社
高等学校建築家になりたい君へ隈研吾・著河出書房新社
高等学校クジラの骨と僕らの未来中村玄・著理論社

2022年(第68回)の上位の賞の対象図書(受賞者の名前・学校は載せていません)

  • 小学校低学年:内閣総理大臣賞『すうがくでせかいをみるの』(課題読書)、文部科学大臣賞『すうがくでせかいをみるの』(課題読書)
  • 小学校中学年:文部科学大臣賞『この世界からサイがいなくなってしまう:アフリカでサイを守る人たち』(課題読書)、内閣総理大臣賞『和菓子のほん』(自由読書)、文部科学大臣賞『小さなプランクトンの大きな世界』(自由読書)
  • 小学校高学年:内閣総理大臣賞『捨てないパン屋の挑戦:しあわせのレシピ』(課題読書)、文部科学大臣賞『ぼくの弱虫をなおすには』(課題読書)
  • 中学校:内閣総理大臣賞『江戸のジャーナリスト葛飾北斎』(課題読書)、文部科学大臣賞『夜と霧 新版』(自由読書)
  • 高等学校:内閣総理大臣賞『クジラの骨と僕らの未来』(課題読書)、文部科学大臣賞『同志少女よ、敵を撃て』(自由読書)

この年、入賞作がいちばん多かった課題図書は『その扉をたたく音』(6編)でした。

課題図書 2021年(第67回)

部書名著者出版社
小学校低学年(1・2年)あなふさぎのジグモンタとみながまい・作/たかおゆうこ・絵ひさかたチャイルド
小学校低学年(1・2年)そのときがくるくるすずきみえ・作/くすはら順子・絵文研出版
小学校低学年(1・2年)みずをくむプリンセススーザン・ヴァーデ・文/ピーター・H・レイノルズ・絵/さくまゆみこ・訳さ・え・ら書房
小学校低学年(1・2年)どこからきたの?おべんとう鈴木まもる・作・絵金の星社
小学校中学年(3・4年)わたしたちのカメムシずかん / :やっかいものが宝ものになった話鈴木海花・文/はたこうしろう・絵福音館書店
小学校中学年(3・4年)ゆりの木荘の子どもたち富安陽子・作/佐竹美保・絵講談社
小学校中学年(3・4年)ぼくのあいぼうはカモノハシミヒャエル・エングラー・作/はたさわゆうこ・訳/杉原知子・絵徳間書店
小学校中学年(3・4年)カラスのいいぶん / :人と生きることをえらんだ鳥嶋田泰子・著/岡本順・絵童心社
小学校高学年(5・6年)エカシの森と子馬のポンコ加藤多一・作/大野八生・絵ポプラ社
小学校高学年(5・6年)サンドイッチクラブ長江優子・作岩波書店
小学校高学年(5・6年)おいで、アラスカ!アンナ・ウォルツ・作/野坂悦子・訳フレーベル館
小学校高学年(5・6年)オランウータンに会いたい久世濃子・著あかね書房
中学校with you (ウィズ・ユー)濱野京子・作くもん出版
中学校アーニャは、きっと来るマイケル・モーパーゴ・作/佐藤見果夢・訳評論社
中学校牧野富太郎/ :日本植物学の父清水洋美・文/里美和彦・絵汐文社
高等学校水を縫う寺地はるな・著集英社
高等学校兄の名は、ジェシカジョン・ボイン・著/原田勝・訳あすなろ書房
高等学校科学者になりたい君へ佐藤勝彦・著河出書房新社

2021年(第67回)の上位の賞の対象図書(受賞者の名前・学校は載せていません)

  • 小学校低学年:文部科学大臣賞『あなふさぎのジグモンタ』(課題読書)、内閣総理大臣賞『おねえちゃんって、いっつもがまん!?』(自由読書)
  • 小学校中学年:文部科学大臣賞『わたしたちのカメムシずかん:やっかいものが宝ものになった話』(課題読書)、内閣総理大臣賞『二平方メートルの世界で』(自由読書)
  • 小学校高学年:内閣総理大臣賞『15歳の日本語上達法』(自由読書)、文部科学大臣賞『はてしない物語 上・下』(自由読書)
  • 中学校:内閣総理大臣賞『牧野富太郎:日本植物学の父』(課題読書)、文部科学大臣賞『春や春』(自由読書)
  • 高等学校:内閣総理大臣賞『水を縫う』(課題読書)、文部科学大臣賞『わたしはマララ:教育のために立ち上がり、タリバンに撃たれた少女』(自由読書)

この年、入賞作がいちばん多かった課題図書は『水を縫う』(10編)でした。

課題図書 2020年(第66回)

部書名著者出版社
小学校低学年(1・2年)山のちょうじょうの木のてっぺん最上一平・作/有田奈央・絵新日本出版社
小学校低学年(1・2年)おれ、よびだしになる中川ひろたか・文/石川えりこ・絵アリス館
小学校低学年(1・2年)タヌキのきょうしつ山下明生・作/長谷川義史・絵あかね書房
小学校低学年(1・2年)ながーい5ふん みじかい5ふんリズ・ガートン・スキャンロン,オードリー・ヴァーニック・文/オリヴィエ・タレック・絵/木坂涼・訳光村教育図書
小学校中学年(3・4年)青いあいつがやってきた!?松井ラフ・作/大野八生・絵文研出版
小学校中学年(3・4年)ねこと王さまニック・シャラット・作・絵/市田泉・訳徳間書店
小学校中学年(3・4年)ポリぶくろ、1まい、すてたミランダ・ポール・文/エリザベス・ズーノン・絵/藤田千枝・訳さ・え・ら書房
小学校中学年(3・4年)北極と南極の「へぇ~」くらべてわかる地球のこと中山由美・文・写真学研プラス
小学校高学年(5・6年)ヒロシマ 消えたかぞく指田和・著/鈴木六郎・写真ポプラ社
小学校高学年(5・6年)月 るな と 珊瑚 さんご上條さなえ・著講談社
小学校高学年(5・6年)飛ぶための百歩ジュゼッペ・フェスタ・作/杉本あり・訳岩崎書店
小学校高学年(5・6年)風を切って走りたい!/ :夢をかなえるバリアフリー自転車高橋うらら・著金の星社
中学校天使のにもついとうみく・著/丹下京子・絵童心社
中学校11番目の取引アリッサ・ホリングスワース・作/もりうちすみこ・訳鈴木出版
中学校平和のバトン/ :広島の高校生たちが描いた 8月6日の記憶弓狩匡純・著くもん出版
高等学校廉太郎ノオト谷津矢車・著中央公論新社
高等学校フラミンゴボーイマイケル・モーパーゴ・作/杉田七重・訳小学館
高等学校キャパとゲルダ/ :ふたりの戦場カメラマンマーク・アロンソン,マリナ・ブドーズ・著/原田勝・訳あすなろ書房

2020年(第66回)の上位の賞の対象図書(受賞者の名前・学校は載せていません)

  • 小学校低学年:文部科学大臣賞『ながーい5ふん みじかい5ふん』(課題読書)、内閣総理大臣賞『わすれられないおくりもの』(自由読書)
  • 小学校中学年:内閣総理大臣賞『北極と南極の「へぇ~」くらべてわかる地球のこと』(課題読書)、文部科学大臣賞『あたしって、しあわせ!』(自由読書)
  • 小学校高学年:内閣総理大臣賞『ヒロシマ 消えたかぞく』(課題読書)、文部科学大臣賞『ヒロシマ 消えたかぞく』(課題読書)
  • 中学校:文部科学大臣賞『天使のにもつ』(課題読書)、内閣総理大臣賞『言葉で治療する』(自由読書)
  • 高等学校:内閣総理大臣賞『廉太郎ノオト』(課題読書)、文部科学大臣賞『『広辞苑』をよむ』(自由読書)

この年、入賞作がいちばん多かった課題図書は『ヒロシマ 消えたかぞく』(5編)でした。

課題図書 2019年(第65回)

部書名著者出版社
小学校低学年(1・2年)魔女ののろいアメ草野あきこ・作/ひがしちから・絵PHP研究所
小学校低学年(1・2年)スタンリーとちいさな火星人サイモン・ジェームズ・作/千葉茂樹・訳あすなろ書房
小学校低学年(1・2年)心ってどこにあるのでしょう?こんのひとみ・作/いもとようこ・絵金の星社
小学校低学年(1・2年)もぐらはすごいアヤ井アキコ・作/川田伸一郎・監修アリス館
小学校中学年(3・4年)かみさまにあいたい当原珠樹・作/酒井以・絵ポプラ社
小学校中学年(3・4年)子ぶたのトリュフヘレン・ピータース・文/エリー・スノードン・絵/もりうちすみこ・訳さ・え・ら書房
小学校中学年(3・4年)そうだったのか!しゅんかん図鑑伊知地国夫・写真小学館
小学校中学年(3・4年)季節のごちそうハチごはん横塚眞己人・写真と文ほるぷ出版
小学校高学年(5・6年)ぼくとニケ片川優子・著講談社
小学校高学年(5・6年)かべのむこうになにがある?ブリッタ・テッケントラップ・作/風木一人・訳BL出版
小学校高学年(5・6年)マンザナの風にのせてロイス・セパバーン・作/若林千鶴・訳/ひだかのり子・絵文研出版
小学校高学年(5・6年)もうひとつの屋久島から/ :世界遺産の森が伝えたいこと武田剛・著フレーベル館
中学校星の旅人/ :伊能忠敬と伝説の怪魚小前亮・著小峰書店
中学校ある晴れた夏の朝小手鞠るい・著偕成社
中学校サイド・トラック/ :走るのニガテなぼくのランニング日記ダイアナ・ハーモン・アシャー・作/武富博子・訳評論社
高等学校この川のむこうに君がいる濱野京子・作理論社
高等学校ザ・ヘイト・ユー・ギヴ/ :あなたがくれた憎しみアンジー・トーマス・作/服部理佳・訳岩崎書店
高等学校ヒマラヤに学校をつくる/ :カネなしコネなしの僕と、見捨てられた子どもたちの挑戦吉岡大祐・著旬報社

2019年(第65回)の上位の賞の対象図書(受賞者の名前・学校は載せていません)

  • 小学校低学年:内閣総理大臣賞『魔女ののろいアメ』(課題読書)、文部科学大臣賞『雪の一生』(自由読書)
  • 小学校中学年:内閣総理大臣賞『季節のごちそうハチごはん』(課題読書)、文部科学大臣賞『希望の筆:ダウン症の書家・金澤翔子物語』(自由読書)
  • 小学校高学年:文部科学大臣賞『マンザナの風にのせて』(課題読書)、内閣総理大臣賞『中西進の万葉みらい塾:はじめての「万葉集」』(自由読書)
  • 中学校:内閣総理大臣賞『いわずにおれない』(自由読書)、文部科学大臣賞『舟を編む』(自由読書)
  • 高等学校:文部科学大臣賞『ザ・ヘイト・ユー・ギヴ:あなたがくれた憎しみ』(課題読書)、内閣総理大臣賞『自由への長い道:ネルソン・マンデラ自伝 上・下』(自由読書)

この年、入賞作がいちばん多かった課題図書は『ある晴れた夏の朝』(7編)でした。

課題図書 2018年(第64回)

部書名著者出版社
小学校低学年(1・2年)ルラルさんのだいくしごといとう ひろし・作ポプラ社
小学校低学年(1・2年)きみ、なにがすき?はせがわ さとみ・作あかね書房
小学校低学年(1・2年)なずずこのっぺ?カーソン・エリス・さく/アーサー・ビナード・やくフレーベル館
小学校低学年(1・2年)がっこうだってどきどきしてるアダム・レックス・文/クリスチャン・ロビンソン・絵/なかがわ ちひろ・訳WAVE出版
小学校中学年(3・4年)レイナが島にやってきた!長崎 夏海・作/いちかわ なつこ・絵理論社
小学校中学年(3・4年)森のおくから/ :むかし、カナダであったほんとうのはなしレベッカ・ボンド・作/もりうち すみこ・訳ゴブリン書房
小学校中学年(3・4年)最後のオオカミマイケル・モーパーゴ・作/はら るい・訳/黒須 高嶺・絵文研出版
小学校中学年(3・4年)すごいね!みんなの通学路ローズマリー・マカーニー・文/西田 佳子・訳西村書店
小学校高学年(5・6年)奮闘するたすくまはら 三桃・著講談社
小学校高学年(5・6年)こんぴら狗今井 恭子・作/いぬんこ・画くもん出版
小学校高学年(5・6年)ぼくとベルさん/ :友だちは発明王フィリップ・ロイ・著/櫛田 理絵・訳【櫛は木偏に節】PHP研究所
小学校高学年(5・6年)クニマスは生きていた!池田 まき子・著汐文社
中学校一〇五度佐藤 まどか・著あすなろ書房
中学校太陽と月の大地コンチャ・ロペス=ナルバエス・著/宇野 和美・訳/松本 里美・画福音館書店
中学校千年の田んぼ/ :国境の島に、古代の謎を追いかけて石井 里津子・著旬報社
高等学校わたしがいどんだ戦い1939年キンバリー・ブルベイカー・ブラッドリー・作/大作 道子・訳評論社
高等学校車いす犬ラッキー/ :捨てられた命と生きる小林 照幸・著毎日新聞出版
高等学校いのちは贈りもの/ :ホロコーストを生きのびてフランシーヌ・クリストフ・著/河野 万里子・訳岩崎書店

2018年(第64回)の上位の賞の対象図書(受賞者の名前・学校は載せていません)

  • 小学校低学年:文部科学大臣賞『なずずこのっぺ?』(課題読書)、内閣総理大臣賞『みえるとかみえないとか』(自由読書)
  • 小学校中学年:内閣総理大臣賞『最後のオオカミ』(課題読書)、文部科学大臣賞『たねのはなし:かしこくておしゃれでふしぎな、ちいさないのち』(自由読書)
  • 小学校高学年:文部科学大臣賞『奮闘するたすく』(課題読書)、内閣総理大臣賞『僕は上手にしゃべれない』(自由読書)
  • 中学校:内閣総理大臣賞『太陽と月の大地』(課題読書)、文部科学大臣賞『リトル・トリー』(自由読書)
  • 高等学校:文部科学大臣賞『わたしがいどんだ戦い1939年』(課題読書)、内閣総理大臣賞『海と毒薬』(自由読書)

この年、入賞作がいちばん多かった課題図書は『すごいね!みんなの通学路』(6編)でした。

課題図書 2017年(第63回)

部書名著者出版社
小学校低学年(1・2年)ばあばは、だいじょうぶ楠 章子・作/いしい つとむ・絵童心社
小学校低学年(1・2年)なにがあってもずっといっしょくさの たき・作/つじむら あゆこ・絵金の星社
小学校低学年(1・2年)アランの歯はでっかいぞこわーいぞジャーヴィス・作/青山 南・訳BL出版
小学校低学年(1・2年)すばこキム・ファン・文/イ・スンウォン・絵ほるぷ出版
小学校中学年(3・4年)くろねこのどん岡野 かおる子・作/上路 ナオ子・絵理論社
小学校中学年(3・4年)空にむかってともだち宣言茂木 ちあき・作/ゆーちみえこ・絵国土社
小学校中学年(3・4年)耳の聞こえないメジャーリーガー ウィリアム・ホイナンシー・チャーニン・文/ジェズ・ツヤ・絵/斉藤 洋・訳光村教育図書
小学校中学年(3・4年)干したから...森枝 卓士・写真・文フレーベル館
小学校高学年(5・6年)チキン!いとう みく・作/こがしわ かおり・絵文研出版
小学校高学年(5・6年)ぼくたちのリアル戸森 しるこ・著/佐藤 真紀子・絵講談社
小学校高学年(5・6年)霧のなかの白い犬アン・ブース・著/杉田 七重・訳/橋 賢亀・絵あかね書房
小学校高学年(5・6年)転んでも、大丈夫/ : ぼくが義足を作る理由臼井 二美男・著ポプラ社
中学校円周率の謎を追う/ : 江戸の天才数学者・関孝和の挑戦鳴海 風・作/伊野 孝行・画くもん出版
中学校ホイッパーウィル川の伝説キャシー・アッペルト / アリスン・マギー・著/吉井 知代子・訳あすなろ書房
中学校月はぼくらの宇宙港佐伯 和人・作新日本出版社
高等学校フラダン古内 一絵・作小峰書店
高等学校ストロベリーライフ荻原 浩・著毎日新聞出版
高等学校犬が来る病院/ : 命に向き合う子どもたちが教えてくれたこと大塚 敦子・著KADOKAWA

2017年(第63回)の上位の賞の対象図書(受賞者の名前・学校は載せていません)

  • 小学校低学年:内閣総理大臣賞『アランの歯はでっかいぞこわーいぞ』(課題読書)、文部科学大臣賞『いのちのまつり:ヌチヌグスージ』(自由読書)
  • 小学校中学年:内閣総理大臣賞『干したから…』(課題読書)、文部科学大臣賞『夏の庭:The Friends』(自由読書)
  • 小学校高学年:内閣総理大臣賞『ぼくたちのリアル』(課題読書)、文部科学大臣賞『『銀河鉄道の夜:宮沢賢治童話集』より「銀河鉄道の夜」』(自由読書)
  • 中学校:内閣総理大臣賞『ホイッパーウィル川の伝説』(課題読書)、文部科学大臣賞『アウシュヴィッツの図書係』(自由読書)
  • 高等学校:内閣総理大臣賞『白磁の人』(自由読書)、文部科学大臣賞『アウシュヴィッツの図書係』(自由読書)

この年、入賞作がいちばん多かった課題図書は『干したから…』(6編)でした。

課題図書 2016年(第62回)

部書名著者出版社
小学校低学年(1・2年)ボタンちゃん小川 洋子 作/岡田 千晶 絵PHP研究所
小学校低学年(1・2年)ひみつのきもちぎんこうふじもと みさと 作/田中 六大 絵金の星社
小学校低学年(1・2年)みずたまのたびアンヌ・クロザ さく/こだま しおり やく西村書店
小学校低学年(1・2年)アリとくらすむし島田 たく 写真・文ポプラ社
小学校中学年(3・4年)二日月いとう みく 作/丸山 ゆき 絵そうえん社
小学校中学年(3・4年)さかさ町F.エマーソン・アンドリュース 作/ルイス・スロボドキン 絵/小宮 由 訳岩波書店
小学校中学年(3・4年)木のすきなケイトさん/ : 砂漠を緑の町にかえたある女のひとのおはなしH.ジョゼフ・ホプキンズ 文/ジル・マケルマリー 絵/池本 佐恵子 訳BL出版
小学校中学年(3・4年)コロッケ先生の情熱!古紙リサイクル授業中村 文人 文佼成出版社
小学校高学年(5・6年)茶畑のジャヤ中川 なをみ 作鈴木出版
小学校高学年(5・6年)ワンダーR・J・パラシオ 作/中井 はるの 訳ほるぷ出版
小学校高学年(5・6年)ここで土になる大西 暢夫 著アリス館
小学校高学年(5・6年)大村智ものがたり/ : 苦しい道こそ楽しい人生馬場 錬成 著毎日新聞出版
中学校ABC!曙第二中学校放送部市川 朔久子 著講談社
中学校白いイルカの浜辺ジル・ルイス 作/さくま ゆみこ 訳評論社
中学校生きる/ : 劉連仁の物語森越 智子 作/谷口 広樹 絵童心社
高等学校タスキメシ額賀 澪 著小学館
高等学校ハーレムの闘う本屋/ : ルイス・ミショーの生涯ヴォーンダ・ミショー・ネルソン 著/R・グレゴリー・クリスティ イラスト/原田 勝 訳あすなろ書房
高等学校シンドラーに救われた少年レオン・レイソン 著/古草 秀子 訳河出書房新社

2016年(第62回)の上位の賞の対象図書(受賞者の名前・学校は載せていません)

  • 小学校低学年:文部科学大臣賞『ひみつのきもちぎんこう』(課題読書)、内閣総理大臣賞『ダンゴムシの親子:まるちゃん、たびにでる』(自由読書)
  • 小学校中学年:内閣総理大臣賞『さかさ町』(課題読書)、文部科学大臣賞『わすれられないおくりもの』(自由読書)
  • 小学校高学年:内閣総理大臣賞『ワンダー』(課題読書)、文部科学大臣賞『ここで土になる』(課題読書)
  • 中学校:内閣総理大臣賞『白いイルカの浜辺』(課題読書)、文部科学大臣賞『ABC!曙第二中学校放送部』(課題読書)
  • 高等学校:内閣総理大臣賞『シンドラーに救われた少年』(課題読書)、文部科学大臣賞『タスキメシ』(課題読書)

この年、入賞作がいちばん多かった課題図書は『二日月』(5編)でした。

課題図書 2015年(第61回)

部書名著者出版社
小学校低学年(1・2年)あしたあさってしあさってもりやまみやこ・作/はた こうしろう・絵小峰書店
小学校低学年(1・2年)かあさんのしっぽっぽ村中李衣・作/藤原ヒロコ・絵BL出版
小学校低学年(1・2年)クレヨンからのおねがい!ドリュー・デイウォルト・文/オリヴァー・ジェファーズ・絵/木坂涼・訳ほるぷ出版
小学校低学年(1・2年)はこぶ鎌田歩・作・絵教育画劇
小学校中学年(3・4年)かぐやのかご塩野米松・作/はまのゆか・絵佼成出版社
小学校中学年(3・4年)パオズになったおひなさま佐和みずえ・著/宮尾和孝・絵くもん出版
小学校中学年(3・4年)お話きかせてクリストフニキ・コーンウェル・作/渋谷弘子・訳/中山成子・絵文研出版
小学校中学年(3・4年)ぼくはうちゅうじん:ちきゅうのふしぎ絵本中川ひろたか・ぶん/はたこうしろう・絵アリス館
小学校高学年(5・6年)ぼくの、ひかり色の絵の具西村すぐり・作/大野八生・絵ポプラ社
小学校高学年(5・6年)ぼくとテスの秘密の七日間アンナ・ウォルツ・作/野坂悦子・訳/きたむらさとし・絵フレーベル館
小学校高学年(5・6年)ちいさなちいさな:めにみえないびせいぶつのせかいニコラ・デイビス・文/エミリー・サットン・絵/越智典子・訳/出川洋介・監修ゴブリン書房
小学校高学年(5・6年)レジェンド!:葛西紀明選手と下川ジャンプ少年団ものがたり城島充・著講談社
中学校夏の朝本田昌子・著/木村彩子・画福音館書店
中学校ブロード街の12日間デボラ・ホプキンソン・著/千葉茂樹・訳あすなろ書房
中学校うなぎ一億年の謎を追う塚本勝巳・著学研教育出版
高等学校希望の海へマイケル・モーパーゴ・作/佐藤見果夢・訳評論社
高等学校マララ:教育のために立ち上がり、世界を変えた少女マララ・ユスフザイ,パトリシア・マコーミック・著/道傳愛子・訳岩崎書店
高等学校ペンギンが教えてくれた物理のはなし渡辺佑基・著河出書房新社

2015年(第61回)の上位の賞の対象図書(受賞者の名前・学校は載せていません)

  • 小学校低学年:文部科学大臣賞『はこぶ』(課題読書)、内閣総理大臣賞『フレデリック:ちょっとかわったのねずみのはなし』(自由読書)
  • 小学校中学年:内閣総理大臣賞『お話きかせてクリストフ』(課題読書)、文部科学大臣賞『蛙となれよ冷し瓜:一茶の人生と俳句』(自由読書)
  • 小学校高学年:内閣総理大臣賞『ぼくの、ひかり色の絵の具』(課題読書)、文部科学大臣賞『ちいさなちいさな:めにみえないびせいぶつのせかい』(課題読書)
  • 中学校:内閣総理大臣賞『身近な雑草の愉快な生きかた』(自由読書)、文部科学大臣賞『方丈記 現代語訳付き』(自由読書)
  • 高等学校:内閣総理大臣賞『ペンギンが教えてくれた物理のはなし』(課題読書)、文部科学大臣賞『風が強く吹いている』(自由読書)

この年、入賞作がいちばん多かった課題図書は『クレヨンからのおねがい!』(5編)でした。

課題図書 2014年(第60回)

部書名著者出版社
小学校低学年(1・2年)まよなかのたんじょうかい西本鶏介・作/渡辺有一・絵鈴木出版
小学校低学年(1・2年)どこかいきのバス井上よう子・作/くすはら順子・絵文研出版
小学校低学年(1・2年)ミルクこぼしちゃだめよ!スティーヴン・デイヴィーズ・文/クリストファー・コー・絵/福本友美子・訳ほるぷ出版
小学校低学年(1・2年)ひまわり荒井真紀・文・絵金の星社
小学校中学年(3・4年)ともだちは、サティー!大塚篤子・作/タムラフキコ・絵小峰書店
小学校中学年(3・4年)ただいま!マラング村:タンザニアの男の子のお話ハンナ・ショット・作/佐々木田鶴子・訳/齊藤木綿子・絵徳間書店
小学校中学年(3・4年)ちきゅうがウンチだらけにならないわけ松岡たつひで・さく福音館書店
小学校中学年(3・4年)よかたい先生:水俣から世界を見続けた医師―原田正純三枝三七子・文・絵学研教育出版
小学校高学年(5・6年)ふたり福田隆浩・著講談社
小学校高学年(5・6年)マッチ箱日記ポール・フライシュマン・文/バグラム・イバトゥーリン・絵/島式子,島玲子・訳BL出版
小学校高学年(5・6年)時をつなぐおもちゃの犬マイケル・モーパーゴ・作/マイケル・フォアマン・絵/杉田七重・訳あかね書房
小学校高学年(5・6年)カブトムシ山に帰る山口進・著汐文社
中学校星空ロック那須田淳・著あすなろ書房
中学校語りつぐ者パトリシア・ライリー・ギフ・作/もりうちすみこ・訳さ・え・ら書房
中学校ホタルの光は、なぞだらけ:光る生き物をめぐる身近な大冒険大場裕一・著くもん出版
高等学校アヴェ・マリアのヴァイオリン香川宜子・著KADOKAWA
高等学校路上のストライカーマイケル・ウィリアムズ・作/さくまゆみこ・訳岩波書店
高等学校生命とは何だろう?長沼 毅・著集英社インターナショナル

2014年(第60回)の上位の賞の対象図書(受賞者の名前・学校は載せていません)

  • 小学校低学年:内閣総理大臣賞『まよなかのたんじょうかい』(課題読書)、文部科学大臣賞『ひみつのひきだしあけた?』(自由読書)
  • 小学校中学年:内閣総理大臣賞『ともだちは、サティー!』(課題読書)、文部科学大臣賞『いっぽんの鉛筆のむこうに』(自由読書)
  • 小学校高学年:内閣総理大臣賞『ふたり』(課題読書)、文部科学大臣賞『マッチ箱日記』(課題読書)、文部科学大臣賞『武器より一冊の本をください:少女マララ・ユスフザイの祈り』(自由読書)
  • 中学校:内閣総理大臣賞『ホタルの光は、なぞだらけ:光る生き物をめぐる身近な大冒険』(課題読書)、文部科学大臣賞『わたしはマララ:教育のために立ち上がり、タリバンに撃たれた少女』(自由読書)
  • 高等学校:内閣総理大臣賞『路上のストライカー』(課題読書)、文部科学大臣賞『アヴェ・マリアのヴァイオリン』(課題読書)、文部科学大臣賞『紙つなげ!彼らが本の紙を造っている:再生・日本製紙石巻工場』(自由読書)

この年、入賞作がいちばん多かった課題図書は『ちきゅうがウンチだらけにならないわけ』(6編)でした。

課題図書 2013年(第59回)

部書名著者出版社
小学校低学年(1・2年)メガネをかけたらくすのきしげのり・作/たるいしまこ・絵小学館
小学校低学年(1・2年)なみだひっこんでろ岩瀬成子・作/上路ナオ子・絵岩崎書店
小学校低学年(1・2年)わたしのいちばんあのこの1ばんアリソン・ウォルチ・作/パトリス・バートン・絵/薫くみこ・訳ポプラ社
小学校低学年(1・2年)いっしょだよ小寺卓矢・写真・文アリス館
小学校中学年(3・4年)くりぃむパン濱野京子・作/黒須高嶺・絵くもん出版
小学校中学年(3・4年)ジャコのお菓子な学校ラッシェル・オスファステール・作/ダニエル遠藤みのり・訳/風川恭子・絵文研出版
小学校中学年(3・4年)こおり前野紀一・文/斉藤俊行・絵福音館書店
小学校中学年(3・4年)ゾウの森とポテトチップス横塚眞己人・しゃしんとぶんそうえん社
小学校高学年(5・6年)オムレツ屋へようこそ!西村友里・作/鈴木びんこ・絵国土社
小学校高学年(5・6年)有松の庄九郎中川なをみ・作/こしだミカ・絵新日本出版社
小学校高学年(5・6年)はるかなるアフガニスタンアンドリュー・クレメンツ・著/田中奈津子・訳講談社
小学校高学年(5・6年)永遠に捨てない服が着たい:太陽の写真家と子どもたちのエコ革命今関信子・著汐文社
中学校チャーシューの月村中李衣・作/佐藤真紀子・絵小峰書店
中学校フェリックスとゼルダモーリス・グライツマン・著/原田勝・訳あすなろ書房
中学校ぼくが宇宙人をさがす理由鳴沢真也・著旬報社
高等学校歌え!多摩川高校合唱部本田有明・著河出書房新社
高等学校ジョン万次郎海を渡ったサムライ魂マーギー・プロイス・著/金原瑞人・訳集英社
高等学校宇宙へ「出張」してきます:古川聡のISS勤務167日古川聡、林公代、毎日新聞科学環境部・著毎日新聞社

2013年(第59回)の上位の賞の対象図書(受賞者の名前・学校は載せていません)

  • 小学校低学年:内閣総理大臣賞『かさぶたくん』(自由読書)、文部科学大臣奨励賞『ポットくんとミミズくん』(自由読書)
  • 小学校中学年:文部科学大臣奨励賞『ゾウの森とポテトチップス』(課題読書)、内閣総理大臣賞『心のおくりびと 東日本大震災 復元納棺師:思い出が動きだす日』(自由読書)
  • 小学校高学年:文部科学大臣奨励賞『はるかなるアフガニスタン』(課題読書)、内閣総理大臣賞『戦争を取材する:子どもたちは何を体験したのか』(自由読書)
  • 中学校:内閣総理大臣賞『フェリックスとゼルダ』(課題読書)、文部科学大臣奨励賞『『山椒魚 改版』より「山椒魚」』(自由読書)
  • 高等学校:内閣総理大臣賞『ジョン万次郎 海を渡ったサムライ魂』(課題読書)、文部科学大臣奨励賞『宇宙へ「出張」してきます:古川聡のISS勤務167日』(課題読書)

この年、入賞作がいちばん多かった課題図書は『ジョン万次郎 海を渡ったサムライ魂』(7編)でした。

課題図書 2012年(第58回)

部書名著者出版社
小学校低学年(1・2年)ぼくがきょうりゅうだったときまつおかたつひで・作・絵ポプラ社
小学校低学年(1・2年)またおいでもりやまみやこ・作/いしいつとむ・絵あかね書房
小学校低学年(1・2年)パンケーキをたべるサイなんていない?アンナ・ケンプ・ぶん/サラ・オギルヴィー・え/かどのえいこ・やくBL出版
小学校低学年(1・2年)へいわってどんなこと?浜田桂子・作童心社
小学校中学年(3・4年)ココロ屋梨屋アリエ・作/菅野由貴子・絵文研出版
小学校中学年(3・4年)チョコレートと青い空堀米薫・作/小泉るみ子・絵そうえん社
小学校中学年(3・4年)ここがわたしのおうちですアイリーン・スピネリ・文/マット・フェラン・絵/渋谷弘子・訳さ・え・ら書房
小学校中学年(3・4年)カモのきょうだいクリとゴマなかがわちひろ・作・絵アリス館
小学校高学年(5・6年)心の森小手鞠るい・作金の星社
小学校高学年(5・6年)走れ!マスワラグザヴィエ=ローラン・プティ・作/浜辺貴絵・訳PHP研究所
小学校高学年(5・6年)わたしのひかりモリー・バング・作/さくまゆみこ・訳評論社
小学校高学年(5・6年)ピアノはともだち:奇跡のピアニスト辻井伸行の秘密こうやまのりお・著講談社
中学校地をはう風のように高橋秀雄・作/森英二郎・画福音館書店
中学校怪物はささやくパトリック・ネス・著/シヴォーン・ダウド・原案/池田真紀子・訳あすなろ書房
中学校地球の声に耳をすませて:地震の正体を知り、命を守る大木聖子・著くもん出版
高等学校オン・ザ・ライン朽木祥・著小学館
高等学校ダーウィンと出会った夏ジャクリーン・ケリー・作/斎藤倫子・訳ほるぷ出版
高等学校パスタでたどるイタリア史池上俊一・著岩波書店

2012年(第58回)の上位の賞の対象図書(受賞者の名前・学校は載せていません)

  • 小学校低学年:文部科学大臣奨励賞『またおいで』(課題読書)、内閣総理大臣賞『うそつきに かんぱい!』(自由読書)
  • 小学校中学年:内閣総理大臣賞『ここがわたしのおうちです』(課題読書)、文部科学大臣奨励賞『八郎』(自由読書)
  • 小学校高学年:内閣総理大臣賞『ピアノはともだち:奇跡のピアニスト辻井伸行の秘密』(課題読書)、文部科学大臣奨励賞『徒然草』(自由読書)
  • 中学校:文部科学大臣奨励賞『怪物はささやく』(課題読書)、内閣総理大臣賞『もの食う人びと』(自由読書)
  • 高等学校:内閣総理大臣賞『パスタでたどるイタリア史』(課題読書)、文部科学大臣奨励賞『ダーウィンと出会った夏』(課題読書)

この年、入賞作がいちばん多かった課題図書は『ココロ屋』(7編)でした。

課題図書 2011年(第57回)

部書名著者出版社
小学校低学年(1・2年)ものすごくおおきなプリンのうえで二宮由紀子・ぶん/中新井純子・え教育画劇
小学校低学年(1・2年)がっこうかっぱのイケノオイ山本悦子・作/市居みか・絵童心社
小学校低学年(1・2年)アリクイにおまかせ竹下文子・作/堀川波・絵小峰書店
小学校低学年(1・2年)エディのやさいばたけサラ ガーランド・さく/まきふみえ・やく福音館書店
小学校中学年(3・4年)ヤマトシジミの食卓吉田道子・作/大野八生・画くもん出版
小学校中学年(3・4年)わたしのとくべつな場所パトリシア・マキサック・文/ジェリー・ピンクニー・絵/藤原宏之・訳新日本出版社
小学校中学年(3・4年)忘れないよリトル・ジョッシュマイケル・モーパーゴ・作/渋谷弘子・訳/牧野鈴子・絵文研出版
小学校中学年(3・4年)ホスピタルクラウン・Kちゃんが行く:笑って病気をぶっとばせ!あんずゆき・文佼成出版社
小学校高学年(5・6年)こども電車岡田潤・作/挿画金の星社
小学校高学年(5・6年)天風(てんかぜ)の吹くとき福明子・作/小泉るみ子・絵国土社
小学校高学年(5・6年)犬どろぼう完全計画バーバラ・オコーナー・作/三辺律子・訳/かみやしん・絵文溪堂
小学校高学年(5・6年)クジラと海とぼく水口博也・文/しろ・絵アリス館
中学校聖夜佐藤多佳子・著文藝春秋
中学校スピリットベアにふれた島ベン・マイケルセン・作/原田勝・訳鈴木出版
中学校夢をつなぐ:山崎直子の四〇八八日山崎直子・著角川書店
高等学校野川長野まゆみ・著河出書房新社
高等学校マルカの長い旅ミリヤム・プレスラー・作/松永美穂・訳徳間書店
高等学校光が照らす未来:照明デザインの仕事石井幹子・著岩波書店

2011年(第57回)の上位の賞の対象図書(受賞者の名前・学校は載せていません)

  • 小学校低学年:文部科学大臣奨励賞『アリクイにおまかせ』(課題読書)、内閣総理大臣賞『ひらがなだいぼうけん』(自由読書)
  • 小学校中学年:文部科学大臣奨励賞『わたしのとくべつな場所』(課題読書)、内閣総理大臣賞『土のコレクション』(自由読書)
  • 小学校高学年:内閣総理大臣賞『こども電車』(課題読書)、文部科学大臣奨励賞『世界で一番美しい元素図鑑』(自由読書)
  • 中学校:内閣総理大臣賞『夢をつなぐ:山崎直子の四〇八八日』(課題読書)、文部科学大臣奨励賞『夢をつなぐ:山崎直子の四〇八八日』(課題読書)
  • 高等学校:内閣総理大臣賞『マルカの長い旅』(課題読書)、文部科学大臣奨励賞『野川』(課題読書)

この年、入賞作がいちばん多かった課題図書は『光が照らす未来:照明デザインの仕事』(6編)でした。

課題図書 2010年(第56回)

部書名著者出版社
小学校低学年(1・2年)ミリーのすてきなぼうしきたむらさとし・作BL出版
小学校低学年(1・2年)とっておきの詩村上しいこ・作/市居みか・絵PHP研究所
小学校低学年(1・2年)むねとんとんさえぐさひろこ・作/松成真理子・絵小峰書店
小学校低学年(1・2年)いじわるなないしょオバケティエリー・ロブレヒト・作/フィリップ・ホーセンス・絵/野坂悦子・訳文溪堂
小学校中学年(3・4年)こぶとりたろうたかどのほうこ・作/杉浦範茂・絵童心社
小学校中学年(3・4年)点子ちゃん野田道子・作/太田朋・絵毎日新聞社
小学校中学年(3・4年)ともだちのしるしだよカレン・リン・ウィリアムズ、カードラ・モハメッド・作/ダーグ・チャーカ・絵/小林葵・訳岩崎書店
小学校中学年(3・4年)やんちゃ子グマがやってきた!:森からのメッセージあんずゆき・文フレーベル館
小学校高学年(5・6年)すみ鬼にげた岩城範枝・作/松村公嗣・絵福音館書店
小学校高学年(5・6年)建具職人の千太郎岩崎京子・作/田代三善・絵くもん出版
小学校高学年(5・6年)リキシャ★ガールミタリ・パーキンス・作/ジェイミー・ホーガン・絵/永瀬比奈・訳鈴木出版
小学校高学年(5・6年)海は生きている富山和子・著講談社
中学校明日につづくリズム八束澄子・著ポプラ社
中学校ビーバー族のしるしエリザベス・ジョージ・スピア・著/こだまともこ・訳あすなろ書房
中学校奇跡のプレイボール:元兵士たちの日米野球大社充・著金の星社
高等学校風をつかまえて高嶋哲夫・著日本放送出版協会
高等学校ハサウェイ・ジョウンズの恋カティア・ベーレンス・著/鈴木仁子・訳白水社
高等学校インパラの朝:ユーラシア・アフリカ大陸684日中村安希・著集英社

2010年(第56回)の上位の賞の対象図書(受賞者の名前・学校は載せていません)

  • 小学校低学年:内閣総理大臣賞『むねとんとん』(課題読書)、文部科学大臣奨励賞『ダンゴムシ』(自由読書)
  • 小学校中学年:内閣総理大臣賞『ともだちのしるしだよ』(課題読書)、文部科学大臣奨励賞『点子ちゃん』(課題読書)、内閣総理大臣賞『雄太昆虫記:ぼくのアシナガバチ研究所日記』(自由読書)、文部科学大臣奨励賞『葉っぱのフレディ:いのちの旅』(自由読書)
  • 小学校高学年:内閣総理大臣賞『リキシャ★ガール』(課題読書)、内閣総理大臣賞『ジロジロ見ないで:“普通の顔”を喪った9人の物語』(自由読書)、文部科学大臣奨励賞『「トロッコ・鼻」より 蜘蛛の糸』(自由読書)
  • 中学校:内閣総理大臣賞『ぼくは昆虫カメラマン:小さな命を見つめて』(自由読書)、文部科学大臣奨励賞『西の魔女が死んだ』(自由読書)
  • 高等学校:内閣総理大臣賞『ハサウェイ・ジョウンズの恋』(課題読書)、文部科学大臣奨励賞『インパラの朝:ユーラシア・アフリカ大陸684日』(課題読書)

この年、入賞作がいちばん多かった課題図書は『インパラの朝:ユーラシア・アフリカ大陸684日』(8編)でした。

課題図書 2009年(第55回)

部書名著者出版社
小学校低学年(1・2年)おこだでませんようにくすのきしげのり・作/石井聖岳・絵小学館
小学校低学年(1・2年)しっぱいにかんぱい!宮川ひろ・作/小泉るみ子・絵童心社
小学校低学年(1・2年)ちょっとまって、きつねさん!カトリーン・シェーラー・作/関口裕昭・絵光村教育図書
小学校低学年(1・2年)てとてとてとて浜田桂子・さく福音館書店
小学校中学年(3・4年)そいつの名前はエメラルド竹下文子・作/鈴木まもる・画金の星社
小学校中学年(3・4年)風をおいかけて、海へ!高森千穂・作/なみへい・絵国土社
小学校中学年(3・4年)しあわせの子犬たちメアリー・ラバット・作/若林千鶴・訳/むかいながまさ・絵文研出版
小学校中学年(3・4年)オランウータンのジプシー:多摩動物公園のスーパーオランウータン黒鳥英俊・著ポプラ社
小学校高学年(5・6年)春さんのスケッチブック依田逸夫・作/藤本四郎・絵汐文社
小学校高学年(5・6年)ぼくの羊をさがしてヴァレリー・ハブズ・著/片岡しのぶ・訳あすなろ書房
小学校高学年(5・6年)ヨハネスブルクへの旅ビヴァリー・ナイドゥー・作/もりうちすみこ・訳/橋本礼奈・画さ・え・ら書房
小学校高学年(5・6年)マタギに育てられたクマ:白神山地のいのちを守って金治直美・文佼成出版社
中学校8分音符のプレリュード松本祐子・作小峰書店
中学校時間をまきもどせ!ナンシー・エチメンディ・作/吉上恭太・訳/杉田比呂美・絵徳間書店
中学校月のえくぼ(クレーター)を見た男:麻田剛立鹿毛敏夫・著/関屋敏隆・画くもん出版
高等学校縞模様のパジャマの少年ジョン・ボイン・作/千葉茂樹・訳岩波書店
高等学校夏から夏へ佐藤多佳子・著集英社
高等学校カレンダーから世界を見る中牧弘允・著白水社

2009年(第55回)の上位の賞の対象図書(受賞者の名前・学校は載せていません)

  • 小学校低学年:内閣総理大臣賞『おこだでませんように』(課題読書)、文部科学大臣奨励賞『ミミズのふしぎ』(自由読書)
  • 小学校中学年:文部科学大臣奨励賞『しあわせの子犬たち』(課題読書)、内閣総理大臣賞『地球温暖化、しずみゆく楽園ツバル~あなたのたいせつなものはなんですか?~』(自由読書)
  • 小学校高学年:内閣総理大臣賞『春さんのスケッチブック』(課題読書)、文部科学大臣奨励賞『友だちロボットがやってくる:みんなのまわりにロボットがいる未来』(自由読書)
  • 中学校:文部科学大臣奨励賞『時間をまきもどせ!』(課題読書)、内閣総理大臣賞『雪は天からの手紙:中谷宇吉郎エッセイ集』(自由読書)、文部科学大臣奨励賞『ジーキル博士とハイド氏』(自由読書)
  • 高等学校:内閣総理大臣賞『カレンダーから世界を見る』(課題読書)、文部科学大臣奨励賞『「待つ」ということ』(自由読書)

この年、入賞作がいちばん多かった課題図書は『てとてとてとて』(5編)でした。

※書名・著者の表記は公式の一覧のとおりです(年によって「作・絵」の書き方が少しちがいます)。公式の一覧の明らかな誤字(出版社名の重複など)は直しています。

読書感想文コンクールの入賞作に多い本

2009年(第55回)から2025年(第71回)までの入賞者の一覧から、入賞作がどの本で書かれたかを数えました(内閣総理大臣賞・文部科学大臣賞・毎日新聞社賞・全国学校図書館協議会長賞・サントリー奨励賞)。1年に入賞するのはおよそ110編です。第71回(2025年)は全国の2万3536校から203万1259編の応募があったと公式に発表されています。

入賞作が多かった課題図書(その年の入賞数) 水を縫う 10編 (2021年) インパラの朝 8編 (2010年) 宙わたる教室 7編 (2024年) ある晴れた夏の朝 7編 (2019年) ジョン万次郎 海を渡ったサム… 7編 (2013年) ココロ屋 7編 (2012年) ぼくの色、見つけた! 6編 (2025年) アフリカで、バッグの会社はじ… 6編 (2024年) 全国学校図書館協議会「過去の入賞者」から集計(受賞者の名前は使っていません)
入賞作が多かった課題図書。数字はその年の入賞作の数(全国学校図書館協議会「過去の入賞者」から大学受験合格大作戦が集計)

課題図書は毎年入れかわるので、入賞の数は「その年の中で」の数です。『水を縫う』(2021年)や『インパラの朝』(2010年)のように、高等学校の部で多くの入賞作を生んだ本があります。どちらも、読んだ人が自分の生活や考えと重ねやすい本だといえそうです。

自由読書で入賞作が多い本(2009〜2025年の合計) モモ 10編 (8年) 十歳のきみへ 9編 (7年) みえるとかみえないとか 7編 (5年) 夏の庭 5編 (4年) 舟を編む 5編 (5年) きよしこ 5編 (5年) 君たちはどう生きるか 4編 (3年) 成瀬は天下を取りにいく 4編 (3年) 全国学校図書館協議会「過去の入賞者」から集計(受賞者の名前は使っていません)
自由読書で入賞作が多い本。数字は2009〜2025年の入賞作の合計、かっこは入賞した年の数(大学受験合格大作戦が集計)

自由読書では、『モモ』(ミヒャエル・エンデ)や『十歳のきみへ』(日野原重明)のように、何年にもわたってくり返し入賞作を生んでいる本があります。古典的な名作でも、新しい本でも、「自分はどう感じたか」が書ける本を選ぶことが大切だと分かります。自由読書で何を読むか迷ったら、この一覧も参考にしてください。

青少年読書感想文全国コンクールとは

青少年読書感想文全国コンクール(読書感想文全国コンクール)は、公益社団法人 全国学校図書館協議会と毎日新聞社が主催する、小学生から高校生までの読書感想文のコンクールです。毎年行われていて、2026年は第72回でした。そこから数えると2009年が第55回、第1回は1955年(昭和30年)にあたります。夏休みの宿題で「課題図書」という言葉を聞くのは、このコンクールが学校を通じて全国で行われているからです。

公式の応募要項には、ねらいとして「子どもや若者が本に親しむ機会をつくり、読書の楽しさ、すばらしさを体験させ、読書の習慣化を図る」ことや、読書の感動を文章に表して考える力を育て、正しい日本語で表現する力を養うことが書かれています。つまり、読む力と書く力の両方を育てるためのコンクールです。

課題読書と自由読書のちがい

区分どの本で書く?ポイント
課題読書主催者が指定した図書(課題図書)自分の部の課題図書から選ぶ。同じ部の中なら学年の指定はない
自由読書自由に選んだ図書(物語でもノンフィクションでも可)教科書・副読本・雑誌・日本語以外の本などは対象外。
ほかの部の課題図書なら自由読書として応募できる

課題読書と自由読書には、それぞれ1人1編ずつ応募できます。「課題図書が自分に合わない」と感じたら、自由読書で好きな本を選んでもかまいません。たとえば中学生が、高校の部の課題図書を読んで自由読書として応募することもできます。

5つの部と字数

5つの部と本文の字数(上限) 小学校低学年 2枚分 800字以内 小学校中学年 3枚分 1,200字以内 小学校高学年 3枚分 1,200字以内 中学校 5枚分 2,000字以内 高等学校 5枚分 2,000字以内 「枚分」は400字詰め原稿用紙の目安。題名・氏名は数えない
青少年読書感想文全国コンクールの5つの部と本文の字数(応募要項から大学受験合格大作戦 作成)

応募は在籍している学校の種類によって、小学校低学年・小学校中学年・小学校高学年・中学校・高等学校の5つの部に分かれ、それぞれに課題読書と自由読書があるので「5部10区分」になります。本文の字数の上限は次のとおりです。

  • 小学校低学年の部(1・2年生):本文800字以内
  • 小学校中学年の部(3・4年生):本文1,200字以内
  • 小学校高学年の部(5・6年生):本文1,200字以内
  • 中学校の部:本文2,000字以内
  • 高等学校の部:本文2,000字以内

句読点はそれぞれ1字に数え、改行のための空白も字数に入ります。題名・学校名・氏名は字数に数えません。原稿用紙は縦書きで、自分の手で書く(自筆)のが決まりです。原稿用紙の大きさや字詰めに決まりはありませんが、都道府県によっては別の決まりがあるので、学校で確かめましょう。

応募から表彰までの流れ

応募から表彰までの流れ 1 書く 原稿用紙に縦書きで自筆 2 在籍校 学校を通じて応募する 3 都道府県審査 各部 課題1編・自由1編を選ぶ 4 中央審査会 東京で審査 5 発表・表彰 翌年2月
読書感想文コンクールの応募から表彰までの流れ(応募要項から大学受験合格大作戦 作成)

このコンクールは学校を通じて応募するしくみで、個人で直接応募することはできません。自分の学校が参加しているかどうかは、学校の図書館の先生に聞いてみましょう。締め切りは都道府県によって違います。

集まった作品は、まず都道府県の審査で各部ごとに課題読書1編・自由読書1編が選ばれ、東京の中央審査会に送られます。各部の最優秀の作品には内閣総理大臣賞と文部科学大臣賞が、そのほか毎日新聞社賞・全国学校図書館協議会長賞などが贈られ、入賞作品は作品集『考える読書』に載ります。発表は翌年の2月です。

今年の課題図書の調べ方

課題図書は毎年入れかわります。2026年(第72回)までの書名はこの記事の「歴代の課題図書」に載せています。新しい年の課題図書は例年4月ごろに発表されます(第72回は2026年4月1日)。この記事では、まだ発表されていない年の書名を推測で書くことはしません。必ず次の方法で確かめてください。

  1. コンクールの公式サイトを見る:「読書感想文全国コンクール公式サイト」の「課題図書」のページに、部ごとの書名・著者・出版社と選定理由が載ります。応募要項・感想文Q&Aもここにあります。
  2. 学校の図書館の先生に聞く:学校が参加しているか、締め切りはいつか、原稿用紙の決まりがあるかもあわせて確かめましょう。
  3. 地域の図書館・書店で探す:夏休みの前には、課題図書のコーナーを作る図書館や書店が多くあります。人気の本は予約がいっぱいになることもあるので、早めに動くのがコツです。

課題図書は、その年の新しい本の中から選ばれることが多く、物語(フィクション)とノンフィクション(実際の話をもとにした本)がまじっています。2009年の一覧を見ても、『マタギに育てられたクマ』や『オランウータンのジプシー』のようなノンフィクション、『カレンダーから世界を見る』のように暦(こよみ)を通して世界の文化を考える本が入っています。

うかるくん

うかるくん

課題図書を読んだけど、何を書けばいいのか分かりません。気づいたらあらすじばかり書いていて…。

合格先生

合格先生

それがいちばん多い悩みなんだ。読書感想文の主役は本ではなく「読んだ君」。本のどこで心が動いたか、それはなぜか、を書く文章だよ。あらすじは、読む人が話を思い出せる最小限でいいんだ。

サクラちゃん

サクラちゃん

「なぜ心が動いたか」って、どうやって見つけるんですか?

合格先生

合格先生

読みながら付箋をはるのがお勧めだよ。笑った所、腹が立った所、「え?」と思った所。あとで付箋の所だけ読み返して、「どうしてそう思ったんだろう?」と自分に聞いてみるんだ。

読書感想文の書き方 5ステップ

読書感想文の書き方 5ステップ 1 選ぶ 心が動きそうな1冊 2 読む 付箋をはりながら 3 メモ なぜ心が動いた? 4 組み立て はじめ・なか・おわり 5 書く・直す 声に出して読み返す
読書感想文の書き方5ステップ(大学受験合格大作戦 作成)

読書感想文は、書き始める前の準備で8割が決まります。いきなり原稿用紙に向かうと、あらすじと「おもしろかったです」だけで字数が終わってしまいます。次の5つの手順で進めましょう。

ステップ1:本を選ぶ(心が動きそうな1冊)

課題図書の中から選ぶときは、表紙と最初の数ページを読んで、「自分に関係がありそう」「続きが気になる」と感じた本を選びます。主人公の年齢が自分に近い本、自分の好きなこと(部活・動物・旅行・科学など)が出てくる本は、自分の体験と結びつけやすいので書きやすくなります。

自由読書なら、選び方はもっと自由です。好きな作家の本、図書館の先生に勧められた本、ニュースで気になった話題の本など、「読みたい」と思える本がいちばんです。好きなことは上達が早い、ということわざの意味は「「好きこそものの上手なれ」の意味と由来」にも書いています。

本が選べないときの4つのヒント

  • あらすじと目次を見る:本の帯や裏表紙のあらすじ、目次を見て、「知りたい」と思える問いがあるかを確かめます。
  • 最初の10ページだけ読む:10ページ読んで続きが気にならなければ、別の本に変えてかまいません。合わない本で無理に書くより、早く変えたほうが結局は早く終わります。
  • 厚さで選ばない:薄い本でも、深く考えられる本はたくさんあります。大事なのは「書きたいことが見つかるか」です。
  • 人に聞く:図書館の先生や家族、友だちに「心に残った本」を聞いてみましょう。だれかが勧める理由を聞くこと自体が、感想文のヒントになります。

ステップ2:付箋をはりながら読む

読みながら、心が動いた所に付箋をはります。付箋には、ひと言だけメモしておくと、あとがとても楽になります。

  • 「笑った」「泣きそうになった」「腹が立った」
  • 「自分なら同じことはできない」「自分にも似たことがあった」
  • 「どういう意味?」「なぜこの人はこうしたの?」

読めない漢字や意味の分からない言葉も、そのままにせず調べておきましょう。たとえば「漢字合格大作戦」では、読・書・感・想・文のような常用漢字1字ずつの読み・書き順・漢検の級を調べられます。言葉を調べた経験も、感想文の材料になります。

ステップ3:「なぜ心が動いたか」をメモする

読み終わったら、付箋の所だけを読み返して、紙に次の3つを書き出します。

  1. どの場面か(何ページの、だれの、どんな言葉や行動か)
  2. どう感じたか(うれしい・くやしい・不思議など、気持ちの言葉で)
  3. なぜそう感じたか(自分の体験・知っていること・考えとつなげる)

大事なのは3つめの「なぜ」です。ここに自分だけの体験が入ると、ほかの人には書けない感想文になります。部活で負けた日のこと、家族とけんかしたこと、旅行で見たもの、ニュースで知ったことなど、小さな体験で十分です。勉強の内容と本がつながることもあります。旅行と勉強のつながりは「勉強ができるようになる方法は「興味をもつ」こと」で紹介しています。

ステップ4:「はじめ・なか・おわり」に組み立てる

組み立ての目安「はじめ・なか・おわり」 はじめ 約15% 本との出会い・読む前の自分 なか 約65% 心が動いた場面2〜3つ + 自分の体験と結びつける おわり 約20% 読んで変わった自分・これから
読書感想文の組み立ての目安(割合は目安。大学受験合格大作戦 作成)

メモができたら、文章の組み立て(構成)を決めます。いちばん書きやすいのは「はじめ・なか・おわり」の3つに分ける形です。

  • はじめ(全体の約15%):この本を選んだきっかけ、読む前の自分の考えや気持ち。
  • なか(約65%):心が動いた場面を2〜3つ選び、「どの場面で・どう感じ・なぜか」を自分の体験と結びつけて書く。
  • おわり(約20%):読んで変わった自分、これからやってみたいこと。

割合はあくまで目安です。中学・高校の部の2,000字なら、はじめは300字ほど、なかは1,300字ほど、おわりは400字ほどになります。「なか」で選ぶ場面を欲張りすぎず、2〜3つにしぼると内容が深くなります。

ステップ5:書いて、声に出して読み返す

下書きができたら、声に出して読み返すのがお勧めです。声に出すと、文が長すぎる所、同じ言葉のくり返し、主語と述語がずれている所に気づきやすくなります。1文が長いときは2つに分けましょう。最後に原稿用紙のきまり(段落の最初は1マスあける、句読点やかぎかっこも1マス使う など)を確かめて清書します。

題名も大事です。公式の感想文Q&Aでは、自分がいちばん感動したことや言いたいことの中心になる言葉を考えて、人が読んでみたくなる題名をつけるよう勧めています。「〇〇を読んで」だけで終わらせず、ひと工夫してみましょう。

「ここが大事!」と説明する合格先生

合格先生

読書感想文は「あらすじ」ではなく「なぜ心が動いたか」を書く文章! 付箋とメモで準備をすれば、原稿用紙の前で固まることはなくなるぞ。

読書感想文 よくある失敗と直し方

よくある失敗どう直す?
あらすじが半分以上あらすじは数行に。読む人が話を思い出せれば十分
「おもしろかった」「すごいと思った」だけどの場面で、なぜそう思ったのかを1つずつ書く
本の内容のほめ言葉ばかり自分の体験・考えと結びつける。主役は「読んだ自分」
「〇〇を読んで」という題名いちばん言いたいことの中心の言葉を題名にする
本の文章や解説をたくさん写す引用は短く、かぎかっこで。自分の言葉で書く部分を多く
最後に「これからはがんばりたい」だけ何を、どうがんばるのかを具体的に書く

とくに注意したいのは、本文や解説・ネットの文章を写すことです。応募要項には、盗作や不適切な引用があった場合は審査の対象外になることがあると書かれています。引用するときは短くし、どこからの引用かがわかるようにかぎかっこでくくります。自分の言葉で書いた部分が多いほど、よい感想文になります。

読書感想文の書き出し・終わり方の例

「最初の1行が書けない」という人は多いものです。書き出しにはいくつかの型があります。どれか1つを選んで、自分の本に合わせて言葉を入れかえてみましょう(下の例は型を示すためのもので、特定の本の内容ではありません)。

書き出しの4つの型

型例向いている人
心が動いた場面から「ぼくは、主人公が友だちにうそをついた場面で、本を閉じたくなった。」いちばん言いたい場面がはっきりしている人
自分の体験から「去年の夏、私は部活の大会で負けて、しばらく練習に行けなかった。」本と似た体験がある人
問いかけから「本当の勇気とは、何だろう。」本のテーマについて考えたい人
本との出会いから「この本を選んだのは、表紙の絵が気になったからだ。」どう始めればいいか迷う人

いちばんお勧めなのは「心が動いた場面から」の型です。読む人がすぐに本の世界に入れて、しかも「この人は何に心を動かされたのか」が最初の1文で伝わります。「この本を読んで〜と思いました」で始めると、ほかの人の感想文と似てしまいやすいので、少しだけ工夫してみましょう。

なかの書き方:「場面→気持ち→なぜ→自分」

なかの段落は、1つの場面につき次の順で書くと、まとまりのある文章になります。

  1. 場面:どんな場面か(短く)
  2. 気持ち:そこで自分がどう感じたか
  3. なぜ:どうしてそう感じたのか
  4. 自分:自分の体験・考えと比べるとどうか

この4つで1段落、それを2〜3場面くり返せば、なかの部分ができあがります。「なぜ」と「自分」の部分を厚くするほど、オリジナルの感想文になります。

終わり方:「変わった自分」と「これから」

おわりの段落では、本を読む前と後で自分の考えがどう変わったかを書きます。そのうえで、これから自分がしてみたいことを具体的に書きます。「これからはがんばりたいです」だけで終わるより、「次の大会までに、苦手な練習から逃げずに毎日10分取り組む」のように、何をどうするかまで書くと、文章が引きしまります。書き出しの言葉や題名と、終わりの言葉がつながっていると、さらにまとまりのよい感想文になります。

学年別 読書感想文のコツ

小学校低学年(800字以内)

原稿用紙2枚分です。「いちばん好きな場面」を1つ決めて、そこで思ったことと、自分ならどうするかを書けば十分です。おうちの人は、書かせる前に「どこがおもしろかった?」「どうして?」と会話をして、言葉を引き出してあげるとよいでしょう。子どもが勉強を好きになる家庭での声かけは「勉強が好きになる子どもの育て方」にもまとめています。

小学校中学年・高学年(1,200字以内)

原稿用紙3枚分です。心が動いた場面を2つ選び、「本の中の出来事」と「自分の体験」を交互に書くと、自然に字数が埋まります。高学年なら、登場人物の気持ちの変化(はじめ→とちゅう→最後)を追ってみると、内容が深くなります。

中学生(2,000字以内)

原稿用紙5枚分です。「共感した」だけでなく、「共感できなかった所」「自分とは考えがちがう所」を書くと、文章に深みが出ます。なぜちがうのかを考えると、自分の価値観が見えてきます。

高校生(2,000字以内)

高校生は、本が投げかける問い(戦争・命・家族・社会のしくみなど)に対して、自分の意見を、根拠を示して書くことを意識しましょう。これは大学入試の小論文と同じ考え方です。2009年の高校の部の課題図書だった『縞模様のパジャマの少年』のように、歴史や社会の問題を扱う本は、世界史・日本史の知識とつなげて書くこともできます。歴史の勉強法は「世界史の勉強法(私大・2次試験編)」や「日本史の勉強法」を見てください。

保護者の方へ:手伝い方の目安

応募要項では、作品は本人の自筆で、個人のオリジナルの未発表作品に限るとされています。おうちの方ができるのは、書く前の会話と書いた後の読み手役です。「どの場面が好きだった?」「どうしてそう思ったの?」と質問して言葉を引き出し、書き上がったら声に出して読んでもらって、わかりにくい所を一緒に探しましょう。文章を直接書きかえるより、子ども自身が言いかえを考えるほうが、書く力が育ちます。

読書感想文と小論文・国語の記述のちがい

感想文・小論文・記述のちがい 出発点 中心 材料 読書感想文 1冊の本 心が動いた理由 「私」の体験 小論文 出された問い 自分の意見 根拠と反論 国語の記述 課題文 筆者の考え 本文の言葉 共通の力:根拠を示して、自分の言葉で書く
読書感想文・小論文・国語の記述のちがい(大学受験合格大作戦 作成)

読書感想文で身につく力は、大学受験の小論文や国語の記述問題にもつながります。ただし、3つは書き方が少しずつちがいます。

  • 読書感想文:1冊の本から出発し、「なぜ心が動いたか」を、自分の体験を材料に書く。
  • 小論文:出された問いから出発し、「自分の意見」を、根拠と反対意見への答えを材料に書く。気持ちより理由(論理)が中心。
  • 国語の記述:課題文から出発し、「筆者の考え」を、本文の言葉を使って書く。自分の意見は書かないのが基本。

3つに共通するのは、根拠を示して、自分の言葉で書く力です。感想文の「なぜそう感じたか」を考える練習は、小論文の「なぜそう考えるか」の練習にそのままなります。現代文の記述の具体的な対策は「現代文の記述問題への対策・勉強法」、国語の勉強の入口は「国語のまとめ」にあります。

理系でも国語の記述は大事

「理系だから国語はあまり関係ない」と思う人もいますが、国公立大学では理系でも2次試験に国語がある大学があります。たとえば京都大学(京大)では、理系の学部でも国語が課されます。くわしくは「理系でも京大は国語が要る」を見てください。京大の国語には明治時代の文語文が出ることもあり、その勉強法は「京大 国語 文語文の勉強法」にまとめています。

古典の読書も感想文になる

自由読書は物語でもノンフィクションでもかまわないので、古典を現代語訳で読んで感想文を書くこともできます(日本語で書かれた本が対象です)。百人一首の歌の意味や作者のエピソードは「百人一首 全百首の一覧」、古文の文法は「古文文法辞典」で調べられます。古典を楽しく読めるようになると、受験の古文にも強くなります。

夏休みの宿題 読書感想文を早く終わらせる計画

7日間で仕上げるプラン(例) 選んで読む 考える 書く 1日目 選ぶ 2日目 読む 3日目 読む 4日目 メモ 5日目 組み立て 6日目 下書き 7日目 清書 1日30分〜1時間が目安。早めに始めれば、部活や受験勉強とも両立しやすい
読書感想文を7日間で仕上げるプランの例(大学受験合格大作戦 作成)

元の記事にも書いたとおり、読書感想文は何かと終盤まで残りがちです。残ってしまう理由は「何から始めればいいかわからない」からです。上の図のように、1日にやることを1つに決めて7日間に分けると、1日30分〜1時間ほどで仕上がります。

  • 1日目:課題図書か自由読書かを決め、本を手に入れる。
  • 2〜3日目:付箋をはりながら読む。分厚い本なら日数を増やす。
  • 4日目:付箋の所を読み返し、「場面・気持ち・なぜ」をメモする。
  • 5日目:はじめ・なか・おわりに分け、使う場面を決める。
  • 6日目:下書き。字数は気にせず最後まで書き切る。
  • 7日目:声に出して読み返し、字数を整えて清書。

やったことを毎日記録しておくと、続けやすくなります。勉強の記録のつけ方は「勉強記録(勉強ログ)のつけ方」、やる気の保ち方は「東大生の勉強法|やる気の保ち方」や「受験のモチベーションの保ち方」が参考になります。読みながら取るメモは、ノートの取り方のコツとも同じです(「東大合格生のノートの取り方」)。

サクラちゃん

サクラちゃん

受験生だと、夏休みに本を1冊読む時間ももったいない気がします…。

合格先生

合格先生

受験生の夏は勉強が中心でいいんだ。でも、読書は現代文の文章に慣れる練習にもなる。寝る前の15分だけ、新書や評論を読む人もいるよ。知らない言葉に出会ったら、その場で調べる習慣もつく。

うかるくん

うかるくん

感想文の「なぜそう感じたか」を考える練習は、小論文の練習にもなるんですね!

合格先生

合格先生

そのとおり! 高校の宿題で感想文が出たら、小論文の練習のチャンスだと思って取り組もう。

読書感想文の書き方の本『とっちゃまんの読書感想文書き方ブック』

元の記事で紹介した『とっちゃまんの 読書感想文書き方ブック』は、「とっちゃまん」の愛称で知られる宮川俊彦さんの、読書感想文の書き方の本です。どう書けばいいか分からないときに、考え方のヒントを得る1冊として手に取ってみるのもよいでしょう。

ただし、本の例文をそのまま写すのは禁物です。書き方の本は「考え方」や「組み立て方」を学ぶために使い、文章は自分の言葉で書きましょう。公式サイトの感想文Q&Aにも、題名のつけ方、字数、本の選び方、引用の注意などがまとまっていますので、あわせて読んでおくと安心です。

まとめ:課題図書で「読む力」と「書く力」を育てよう

  • 夏休みの課題図書は、全国学校図書館協議会と毎日新聞社が主催する青少年読書感想文全国コンクールの指定図書。自由に選んだ本で書く「自由読書」でも応募できる。
  • 5つの部があり、本文は小学校低学年800字、中学年・高学年1,200字、中学・高校2,000字以内。学校を通じて応募する。
  • 2009年は第55回。今年の課題図書は公式サイトで確かめる。
  • 書き方は「選ぶ→読む→メモ→組み立て→書く・直す」。主役は「なぜ心が動いたか」。
  • 感想文で育つ「根拠を示して自分の言葉で書く力」は、小論文や国語の記述にもつながる。
ひらめいたサクラちゃん

サクラちゃん

付箋をはって「なぜ?」をメモすればいいんですね! 今年の課題図書を公式サイトで確かめて、7日間プランで始めてみます!

漢字の読み・書き順を調べるなら「漢字合格大作戦」、国語の勉強のことなら「国語のまとめ」へ。勉強の仕方で迷ったら「受験の質問・相談」でも受け付けています。

よくある質問

夏休みの課題図書とは何ですか?

全国学校図書館協議会と毎日新聞社が主催する青少年読書感想文全国コンクールで、主催者が部門ごとに指定する本です。小学校低学年・中学年・高学年・中学校・高等学校の5つの部ごとに選ばれます。

過去の課題図書(歴代の課題図書)はどこで分かりますか?

この記事に2009年(第55回)から2026年(第72回)までの全18年分を、年度別・学年別に載せています。毎年18冊が選ばれ、新しい年の課題図書は例年4月ごろにコンクールの公式サイトで発表されます。

読書感想文の字数は何字ですか?

本文の上限は、小学校低学年が800字以内、中学年と高学年が1,200字以内、中学校と高等学校が2,000字以内です。題名・学校名・氏名は字数に数えません。

課題図書以外の本で読書感想文を書いてもいいですか?

はい。自由に選んだ本で書く「自由読書」で応募できます。ただし教科書・副読本・雑誌・日本語以外の本などは対象外です。ほかの部の課題図書は自由読書として応募できます。

読書感想文はどう書けばいいですか?

本を選ぶ、付箋をはりながら読む、心が動いた理由をメモする、はじめ・なか・おわりに組み立てる、書いて声に出して読み返す、の5ステップがお勧めです。あらすじは短くし、なぜ心が動いたかを中心に書きます。

あわせて読みたい

出典・参考

  • 2009年の課題図書の一覧は2009年8月の元の記事による(第55回の回数は、2026年が第72回であることからの数え)
  • 読書感想文全国コンクール公式サイト(全国学校図書館協議会・毎日新聞社)「応募要項」「課題図書」「感想文Q&A」(部・字数・課題読書と自由読書・応募の流れ・賞・第72回)2026年10月確認
  • 歴代の課題図書(第55〜69回)は全国学校図書館協議会「過去の課題図書」、第70回(2024年)・第71回(2025年)はコンクール公式サイト「課題図書」の当時のページ(Internet Archive の保存版)、第72回(2026年)はコンクール公式サイト「課題図書」で確認(2026年10月22日)
  • 入賞作の対象図書・賞は全国学校図書館協議会「過去の入賞者」(第55〜70回)と第71回の入賞者一覧から大学受験合格大作戦が集計。第55回・第56回は一覧に対象図書の載っていない賞があり、その分は数えていない。第71回の応募数(2万3536校・203万1259編)は同じ入賞者一覧による
  • 書き方の手順・組み立ての割合・7日間のプランは一般的な目安として大学受験合格大作戦が作成

最終更新:2026年10月22日/作成:大学受験合格大作戦

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