割合の公式|比べる量÷もとにする量の意味・百分率と歩合・売買損益と例題【中学受験〜高校受験】

割合の公式|比べる量÷もとにする量の意味・百分率と歩合・売買損益と例題【中学受験〜高校受験】

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中学受験高校受験

割合=比べる量もとにする量\text{割合}=\frac{\text{比べる量}}{\text{もとにする量}}

比べる量=もとにする量×割合 もとにする量=比べる量÷割合

この公式のポイント

  • 割合=比べる量÷もとにする量(もとにする量を1とみる)
  • 3つの公式は「比べる量=もとにする量×割合」1本の変形
  • 何がもとにする量かを最初に見つける(「〜の」「〜に対する」の前)
  • 20%増しのあと20%引きは0.96倍。もとにもどらない
うかるくん

うかるくん

割合の問題で、どれがもとにする量か分からないよ。

合格先生

合格先生

「〜の」「〜に対する」の前がもとにする量だ。「定価の2割」なら定価がもとだぞ。

割合の3つの公式

割合は、「比べる量が、もとにする量の何倍か」を表す数です。

割合の公式

割合=比べる量÷もとにする量

比べる量=もとにする量×割合

もとにする量=比べる量÷割合

小数百分率歩合
11100%100\%10割
0.10.110%10\%1割
0.010.011%1\%1分
0.0010.0010.1%0.1\%1厘
0.350.3535%35\%3割5分
300円もとにする量 500円(=1、100%)00.61割合=300÷500=0.6(60%、6割)
もとにする量を「1」とみると、比べる量がどれくらいかが割合

なぜ割り算なのか

割合は「もとにする量を1とみたとき、比べる量はいくつにあたるか」です。500円を1とみると、1にあたるのが500円なので、300円は 300÷500=0.6300\div500=0.6 にあたります。逆に、比べる量は「もとにする量の0.6倍」なのでかけ算です。3つの公式は、すべて「比べる量=もとにする量×割合」という1つの式を、求めたいものについて変形したものです(速さの公式と同じしくみ)。

いちばん大事なのは「何がもとにする量か」を見つけること。「〜の」「〜に対する」の前がもとにする量です(「定価の2割」なら定価がもと)。

増える・減るときの割合

  • aa 円の 20%20\% 増し:a×(1+0.2)=1.2aa\times(1+0.2)=1.2a
  • aa 円の 33 割引き:a×(1−0.3)=0.7aa\times(1-0.3)=0.7a
  • 20%20\% 増しのあと 20%20\% 引き:a×1.2×0.8=0.96aa\times1.2\times0.8=0.96a(もとにもどらない!)

中学受験(算数)での使い方

割合は小学5年で学びます。中学受験では、売買損益(原価・定価・売り値)、食塩水の濃度、相当算など、多くの問題の土台です。

中学受験

例題1(基本)

定員 40 人のバスに 30 人乗っています。乗客は定員の何%ですか。

解き方

もとにする量は定員40人。30÷40=0.7530\div40=0.75 → 75%75\%。

答え 75%75\%

中学受験

例題2(もとにする量)

ある本の 35%を読んだら 140 ページでした。この本は全部で何ページですか。

解き方

もとにする量=比べる量÷割合=140÷0.35=400140\div0.35=400(ページ)。

答え 400400 ページ

中学受験

例題3(売買損益)

原価 800 円の品物に 3 割の利益を見こんで定価をつけ、定価の 1 割引きで売りました。利益はいくらですか。

解き方

定価 800×1.3=1040800\times1.3=1040 円、売り値 1040×0.9=9361040\times0.9=936 円。

利益 936−800=136936-800=136(円)。

答え 136136 円

原価800円(=1)定価1040円=800×1.3売り値936円=1040×0.9利益 136円
例題3:原価を1とみると定価は 1.31.3、売り値は定価の 0.90.9 で 1.3×0.9=1.171.3\times0.9=1.17。原価より多い部分(橙)が利益 136136 円

高校受験(中学数学)での使い方

中学では、割合を文字式・方程式で表します。「xx 円の a%a\%」は a100x\dfrac{a}{100}x 円。増減の問題を連立方程式で解く問題がよく出ます。

高校受験

例題4(方程式)

ある中学校の今年の生徒数は 483 人で、昨年より 5%増えました。昨年の生徒数を求めなさい。

解き方

昨年を xx 人とすると 1.05x=4831.05x=483、x=460x=460。

答え 460460 人

よくある間違い

腕でバツを作る合格先生

合格先生

20%増やしてから20%減らしても、もとにはもどらない。もとにする量が変わっているからだ。

  • もとにする量の取りちがえ:「A は B の何%」なら B がもと。
  • %のまま計算する:35% は 0.35 にしてかける。
  • 増やしてから同じ%減らすともとにもどると思う:もとにする量が変わっている。

練習問題

指さして説明するサクラちゃん

サクラちゃん

%は小数に直してからかけようね。

  1. 中学受験 1200 円の 15%はいくらですか。
    答えと解説を見る1200×0.15=1801200\times0.15=180。答え 180180 円
  2. 中学受験 定価の 2 割引きで 2400 円になる品物の定価はいくらですか。
    答えと解説を見る2400÷0.8=30002400\div0.8=3000。答え 30003000 円
  3. 中学受験 去年 250 人だった参加者が、今年は 300 人になりました。何%増えましたか。
    答えと解説を見る(300−250)÷250=0.2(300-250)\div250=0.2。答え 20%20\%

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よくある質問

割合の公式は?

割合=比べる量÷もとにする量、比べる量=もとにする量×割合、もとにする量=比べる量÷割合 です。

もとにする量の見つけ方は?

「AはBの何%」「Bに対するA」のように、「の」「に対する」の前にある量がもとにする量です。

百分率と歩合の関係は?

小数の1が100%で10割、0.1が10%で1割、0.01が1%で1分、0.001が0.1%で1厘です。

割合は何年生で習いますか?

小学5年生で習います。

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出典・参考

  • 文部科学省「小学校学習指導要領(平成29年告示)」算数 第5学年(割合)

最終更新:2026年10月11日/作成:大学受験合格大作戦