この公式のポイント
- 定価=原価×(1+利益の割合)
- 売価=定価×(1−値引きの割合)
- 利益の見こみは原価が、値引きは定価がもと
- 2割増しの2割引きは 倍(元にもどらない)
うかるくん
「1割引き」って、原価から引くの?それとも定価から引くの?
合格先生
値引きは定価がもとだ。定価×0.9と考えよう。もとにする量が原価から定価に変わるのが大事だぞ。
売買損益算の公式
売買損益算は、品物を仕入れて売るときのもうけ(利益)や損を求める特殊算です。割合の代表的な応用です。
| 用語 | 意味 |
|---|---|
| 原価(仕入れ値) | 店が品物を仕入れた値段 |
| 定価 | 店が最初につけた値段 |
| 売価(売り値) | 実際に売った値段 |
| 利益 | 売価−原価(マイナスなら損失) |
売買損益算の公式
定価=原価×(1+見こみの利益の割合)
売価=定価×(1−値引きの割合)
利益=売価−原価
なぜこの式になるのか
「原価の25%の利益を見こむ」は、原価を1(もとにする量)として、そこに0.25を足すこと。だから定価は原価の 倍です。「定価の1割引き」は、定価を1として0.1を引くので0.9倍。もとにする量が「原価」から「定価」に変わることが、売買損益算のいちばん大事なところです。
だから、2割増しの後に2割引きしても元にはもどりません:(4%の損)。
中学受験(算数)での使い方
例題1(原価を求める)
解き方
原価を1とすると、定価 、売価 。利益は原価の 。
(円)。
答え 円
例題2(たくさん仕入れる)
解き方
定価 円、2割引き 円。
売上 円。仕入れ 円。利益 円。
答え 円
例題3(損になる)
解き方
1割引きと2割引きの差は、定価の で、金額の差は 円。定価 円。
原価は 円。確かめ:、。
答え 円
よくある間違い

合格先生
2割増しのあと2割引きしても元にはもどらない。 で4%の損だ。
- 割引きを原価に対してかける:値引きは定価が「もと」。
- 「3割の利益」と「3割増し」を別物と考える:どちらも原価×1.3。
- 増やしてから同じ割合で引けば元にもどると思う:。
練習問題

うかるくん
原価・定価・売価を図にかいてから解いてみるよ
- 中学受験 原価 800 円の品物に 4 割の利益を見こんで定価をつけました。定価はいくらですか。
答えと解説を見る
。答え 円 - 中学受験 定価 1500 円の品物を 2 割引きで売ったところ、利益は 200 円でした。原価はいくらですか。
答えと解説を見る
売価 。。答え 円 - 中学受験 原価の 5 割増しの定価をつけ、定価の 3 割引きで売りました。利益は原価の何%ですか。
答えと解説を見る
。答え
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よくある質問
売買損益算の公式は?
定価=原価×(1+見こみの利益の割合)、売価=定価×(1−値引きの割合)、利益=売価−原価 です。
原価の求め方は?
原価を1とおいて売価が原価の何倍かを求め、利益÷(売価の倍率−1)で原価を出します。
2割増しの後に2割引きするとどうなりますか?
1.2×0.8=0.96 倍になり、元の値段より4%安くなります。
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出典・参考
- 文部科学省「小学校学習指導要領(平成29年告示)」算数 第5学年(割合)
最終更新:2026年10月11日/作成:大学受験合格大作戦


