年齢算の解き方|年齢の差は変わらない理由・差÷(倍数−1)・何年後/何年前・比の問題と例題【中学受験】

年齢算の解き方|年齢の差は変わらない理由・差÷(倍数−1)・何年後/何年前・比の問題と例題【中学受験】

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中学受験

そのときの小さい方=年齢の差倍数−1\text{そのときの小さい方}=\frac{\text{年齢の差}}{\text{倍数}-1}

年齢の差は何年たっても変わらない

この公式のポイント

  • 年齢の差は何年たっても変わらない
  • nn 人の年齢の和は1年で nn 歳ずつ増える
  • 何倍の問題は 差÷(倍数−1)
  • 比が変わる問題は、差をそろえてからくらべる
うかるくん

うかるくん

年齢算で「何倍になるのは何年後」って、どう考えるの?

合格先生

合格先生

年齢の差は何年たっても変わらない。差÷(倍数−1)で、そのときの小さい方が出るぞ。

年齢算の2つのきまり

年齢算は、親子や兄弟の年齢の関係から、何年後(何年前)かを求める特殊算です。次の2つのきまりだけで解けます。

年齢算のきまり

  1. 2人の年齢の差は、何年たっても変わらない
  2. nn 人の年齢の和は、1年で nn 歳ずつ増える

「何倍になるか」の問題:差÷(倍数−1)=そのときの小さい方の年齢

なぜ差は変わらないのか(証明)

今の年齢を父 aa 歳、子 bb 歳とすると、tt 年後は父 a+ta+t、子 b+tb+t。差は

(a+t)−(b+t)=a−b(a+t)-(b+t)=a-b

で、tt に関係しません。2人とも1年に1歳ずつ同じだけ年をとるからです。

今父 40子 122年後父 42子 14差 28差 28(変わらない)子14の3倍=42 → 差28は子の2つ分
父 40 歳・子 12 歳。何年たっても差は 28 歳のまま

父が子の3倍になるときを線分図にすると、父は子の3つ分なので、差の28歳が子の2つ分(3−1=2)にあたります。子は 28÷2=1428\div2=14 歳、つまり 14−12=214-12=2 年後。これが「差÷(倍数−1)」の理由です。

中学受験(算数)での使い方

中学受験

例題1(何年後)

父は40歳、子は12歳です。父の年齢が子の年齢の3倍になるのは何年後ですか。

解き方

差 2828 は子の 3−1=23-1=2 つ分。子 28÷2=1428\div2=14 歳。14−12=214-12=2(年後)。確かめ:42=3×1442=3\times14。

答え 22 年後

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例題2(何年前)

父は40歳、子は12歳です。父の年齢が子の年齢の5倍だったのは何年前ですか。

解き方

差 2828 は子の 5−1=45-1=4 つ分。子 28÷4=728\div4=7 歳。12−7=512-7=5(年前)。確かめ:35=5×735=5\times7。

答え 55 年前

中学受験

例題3(和)

父38歳、母36歳、兄8歳、妹6歳の4人家族です。両親の年齢の和が、子ども2人の年齢の和の3倍になるのは何年後ですか。

解き方

両親の和 7474、子の和 1414。1年で両方とも 22 歳ずつ増えるので、tt 年後は 74+2t=3(14+2t)74+2t=3(14+2t)。

74+2t=42+6t74+2t=42+6t、4t=324t=32、t=8t=8。確かめ:90=3×3090=3\times30。

和の問題では、両方が同じだけ増えるとは限りません(3人と2人なら3歳と2歳)。

答え 88 年後

中学受験

例題4(比が変わる)

今、母と子の年齢の比は 7:2 で、8年後には 5:2 になります。今の母の年齢を求めなさい。

解き方

差は変わらないので、差をそろえます。今の差は 7−2=57-2=5、8年後の差は 5−2=35-2=3。差を15にそろえると、今 21:621:6、8年後 25:1025:10。

子は 6→106\to10 で4つ分増え、それが8年なので1つ分は2歳。今の母は 21×2=4221\times2=42 歳(子は12歳)。

答え 4242 歳

今 7:2=21:6(差を15にそろえる)母21(42歳)子6(12歳)差 158年後 5:2=25:10母21+450歳子6+420歳差 15(変わらない)子が4つ分ふえた=8年 → 1つ分=2歳
例題4。年齢の差は変わらないので、差を 15 にそろえて今 21:621:6、8年後 25:1025:10。子の4つ分が8年にあたる

よくある間違い

腕でバツを作る合格先生

合格先生

何倍の問題で「差÷倍数」とするのは×だ。差は小さい方の(倍数−1)つ分だぞ。

  • 何倍の問題で「差÷倍数」とする:差は小さい方の(倍数−1)つ分。
  • 比の問題で、比の数をそのまま年齢とくらべる:差(変わらないもの)をそろえてからくらべる。

練習問題

ひらめいたうかるくん

うかるくん

差は変わらない、これが手がかりなんだ!

  1. 中学受験 父は45歳、子は15歳です。父の年齢が子の年齢の2倍になるのは何年後ですか。
    答えと解説を見る差30は子の1つ分。子30歳なので 30−15=1530-15=15。答え 1515 年後
  2. 中学受験 姉は13歳、妹は9歳です。2人の年齢の和が40歳になるのは何年後ですか。
    答えと解説を見る和は1年に2歳増える。(40−22)div2=9(40-22)div2=9。答え 99 年後
  3. 中学受験 今、父と子の年齢の比は 5:1 で、6年後には 3:1 になります。今の父の年齢を求めなさい。
    答えと解説を見る差をそろえると今 5:15:1、6年後 6:26:2。子が1つ分増えて6年なので1つ分6歳。答え 3030 歳

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よくある質問

年齢算の解き方は?

2人の年齢の差は変わらないことを使います。何倍になるかは、差÷(倍数−1)でそのときの小さい方の年齢が分かります。

なぜ年齢の差は変わらないのですか?

2人とも1年に1歳ずつ同じだけ年をとるので、(a+t)−(b+t)=a−b となり差は変わりません。

なぜ差÷(倍数−1)なのですか?

大きい方が小さい方のk倍のとき、差は小さい方の(k−1)つ分にあたるからです。

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出典・参考

    最終更新:2026年10月11日/作成:大学受験合格大作戦