和差算の公式と解き方|大=(和+差)÷2・小=(和−差)÷2 の理由(線分図)と例題【中学受験】

和差算の公式と解き方|大=(和+差)÷2・小=(和−差)÷2 の理由(線分図)と例題【中学受験】

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大=和+差2,小=和−差2\text{大}=\frac{\text{和}+\text{差}}{2},\quad\text{小}=\frac{\text{和}-\text{差}}{2}

和と差が分かっている2つの数

この公式のポイント

  • 大=(和+差)÷2、小=(和−差)÷2
  • 線分図:和から差を引くと小さい方2本分
  • 式では連立方程式の加減法と同じ
  • 長方形のまわりの長さは÷2してから和として使う
うかるくん

うかるくん

和と差が分かるだけで、どうして2つの数が求まるの?

合格先生

合格先生

和から差を引くと、小さい方2本分になる。だから小さい方は(和−差)÷2だ。

和差算の公式

和差算は、2つの数の和と差が分かっているとき、それぞれの数を求める特殊算です。

和差算の公式

大きい方=(和+差)÷2  小さい方=(和−差)÷2

例:和が 50、差が 12 の2つの数は、大きい方 (50+12)÷2=31(50+12)\div2=31、小さい方 (50−12)÷2=19(50-12)\div2=19。確かめ:31+19=5031+19=50、31−19=1231-19=12。

なぜこの公式になるのか(線分図で証明)

大差小和(和−差)は小2本分 → 小=(和−差)÷2
大きい方は、小さい方より「差」の分だけ長い
  • 和から差を引くと、大きい方のはみ出した部分がなくなり、小さい方2本分になる。だから小=(和−差)÷2。
  • 和に差を足すと、小さい方に差を足して大きい方と同じ長さにしたことになり、大きい方2本分。だから大=(和+差)÷2。

式で書くと、大を xx、小を yy として x+y=Sx+y=S、x−y=Dx-y=D。2つの式を足すと 2x=S+D2x=S+D、引くと 2y=S−D2y=S-D。中学で学ぶ連立方程式の加減法そのものです。

中学受験(算数)での使い方

中学受験

例題1(基本)

兄と弟の所持金の合計は 3800 円で、兄は弟より 600 円多く持っています。兄の所持金はいくらですか。

解き方

兄=(和+差)÷2=(3800+600)÷2=2200(3800+600)\div2=2200(円)。

答え 22002200 円

中学受験

例題2(長方形)

まわりの長さが 46 cm で、たてが横より 5 cm 長い長方形の面積を求めなさい。

解き方

たて+横=46÷2=2346\div2=23。たて=(23+5)÷2=14(23+5)\div2=14、横=99。

面積 14×9=12614\times9=126(cm²)。

答え 126 cm2126\text{ cm}^2

中学受験

例題3(3つの数)

A、B、C の3人の得点の合計は 245 点で、A は B より 10 点多く、B は C より 20 点多い。A の得点は何点ですか。

解き方

いちばん小さい C にそろえます。B は C より 20 点、A は C より 20+10=3020+10=30 点多いので、合計から 20+30=5020+30=50 点を引くと C の3つ分。

C=(245−50)÷3=65C=(245-50)\div3=65、A=65+30=95A=65+30=95(点)。確かめ:95+85+65=24595+85+65=245。

答え 9595 点

C と同じ長さA2010B20C合計245245−(20+30)=195 が C の3つ分C=195÷3=65、A=65+30=95
例題3の線分図。いちばん小さい C にそろえ、はみ出した 20+30=5020+30=50 点を合計から引く

よくある間違い

腕でバツを作る合格先生

合格先生

大と小を逆にしやすい。和に差を足して2で割るのが、大きい方だぞ。

  • 大と小を逆にする:和に差を足すのが大きい方。
  • まわりの長さをそのまま和にする:長方形のまわりは(たて+横)×2。

練習問題

体で丸を作る合格先生

合格先生

線分図をかいて、確かめながら解こう。

  1. 中学受験 2つの数の和が 85、差が 23 のとき、小さい方の数を求めなさい。
    答えと解説を見る(85−23)÷2=31(85-23)\div2=31。答え 3131
  2. 中学受験 姉と妹の年齢の和は 26 歳、差は 4 歳です。姉は何歳ですか。
    答えと解説を見る(26+4)÷2=15(26+4)\div2=15。答え 1515 歳
  3. 中学受験 みかんとりんごが合わせて 50 個あり、みかんはりんごより 14 個多い。りんごは何個ですか。
    答えと解説を見る(50−14)÷2=18(50-14)\div2=18。答え 1818 個

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よくある質問

和差算の公式は?

大きい方=(和+差)÷2、小さい方=(和−差)÷2 です。

なぜ(和−差)÷2で小さい方が出るのですか?

和から差を引くと、大きい方のはみ出した部分がなくなって小さい方2つ分になるからです。

和差算と連立方程式の関係は?

x+y=和、x−y=差 の連立方程式を加減法で解くのと同じです。

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出典・参考

    最終更新:2026年10月11日/作成:大学受験合格大作戦