この公式のポイント
- 大=(和+差)÷2、小=(和−差)÷2
- 線分図:和から差を引くと小さい方2本分
- 式では連立方程式の加減法と同じ
- 長方形のまわりの長さは÷2してから和として使う
うかるくん
和と差が分かるだけで、どうして2つの数が求まるの?
合格先生
和から差を引くと、小さい方2本分になる。だから小さい方は(和−差)÷2だ。
和差算の公式
和差算は、2つの数の和と差が分かっているとき、それぞれの数を求める特殊算です。
和差算の公式
大きい方=(和+差)÷2 小さい方=(和−差)÷2
例:和が 50、差が 12 の2つの数は、大きい方 、小さい方 。確かめ:、。
なぜこの公式になるのか(線分図で証明)
- 和から差を引くと、大きい方のはみ出した部分がなくなり、小さい方2本分になる。だから小=(和−差)÷2。
- 和に差を足すと、小さい方に差を足して大きい方と同じ長さにしたことになり、大きい方2本分。だから大=(和+差)÷2。
式で書くと、大を 、小を として 、。2つの式を足すと 、引くと 。中学で学ぶ連立方程式の加減法そのものです。
中学受験(算数)での使い方
中学受験
例題1(基本)
兄と弟の所持金の合計は 3800 円で、兄は弟より 600 円多く持っています。兄の所持金はいくらですか。
解き方
兄=(和+差)÷2=(円)。
答え 円
中学受験
例題2(長方形)
まわりの長さが 46 cm で、たてが横より 5 cm 長い長方形の面積を求めなさい。
解き方
たて+横=。たて=、横=。
面積 (cm²)。
答え
中学受験
例題3(3つの数)
A、B、C の3人の得点の合計は 245 点で、A は B より 10 点多く、B は C より 20 点多い。A の得点は何点ですか。
解き方
いちばん小さい C にそろえます。B は C より 20 点、A は C より 点多いので、合計から 点を引くと C の3つ分。
、(点)。確かめ:。
答え 点
よくある間違い

合格先生
大と小を逆にしやすい。和に差を足して2で割るのが、大きい方だぞ。
- 大と小を逆にする:和に差を足すのが大きい方。
- まわりの長さをそのまま和にする:長方形のまわりは(たて+横)×2。
練習問題

合格先生
線分図をかいて、確かめながら解こう。
- 中学受験 2つの数の和が 85、差が 23 のとき、小さい方の数を求めなさい。
答えと解説を見る
。答え - 中学受験 姉と妹の年齢の和は 26 歳、差は 4 歳です。姉は何歳ですか。
答えと解説を見る
。答え 歳 - 中学受験 みかんとりんごが合わせて 50 個あり、みかんはりんごより 14 個多い。りんごは何個ですか。
答えと解説を見る
。答え 個
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よくある質問
和差算の公式は?
大きい方=(和+差)÷2、小さい方=(和−差)÷2 です。
なぜ(和−差)÷2で小さい方が出るのですか?
和から差を引くと、大きい方のはみ出した部分がなくなって小さい方2つ分になるからです。
和差算と連立方程式の関係は?
x+y=和、x−y=差 の連立方程式を加減法で解くのと同じです。
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出典・参考
最終更新:2026年10月11日/作成:大学受験合格大作戦


