
この記事の結論
- この問題は、「集中力を鍛える問題」という1枚の画像の中から、間違いを1つ探すクイズです。形や数字を見くらべる間違い探しとちがい、書いてある言葉を1字ずつ読むのがポイントです
- この記事は問題 → 元のヒント5つ → 見つけ方のコツ → 答え → 曜日の英語の覚え方 → 類題6問 → テストで問題文を読み落とさないコツの順。答えは押すと開くので、まずは自分で探してみてください
問題:集中力を鍛える間違い探し(2014年の画像クイズ)

ヒント1:隅々までしっかり探しましょう
ヒント2:青より外側にはありません
ヒント3:スペルミスではありません
ヒント4:問題をよく読みましょう
ヒント5:みつけられましたか?
(ここまでが2014年6月の元の記事です。元の記事には答えを書いていませんでした。2026年の書き直しで、見つけ方のコツ・ヒントの読み方・答え・曜日の英語の覚え方・類題を足しました。)
ルールの確認
画像の中には、間違いが1つだけあります。それがどこで、どう間違っているのかを見つけてください。
- 時間の目安は1分。時計やスマホのストップウォッチで計ってから始めましょう。
- 画像を拡大してもかまいません。小さい画面で見ている人は、拡大したほうが字が読みやすくなります。
- 見つけたら、どの部分の、どの字(言葉)が、どう違うかを言えるようにしておくと、答え合わせのときに確かめられます。
- わからなければ、上のヒント1から順に読んでいきましょう。ヒントの読み方は、この下の「ヒントの読み方」で説明しています。
画像に書かれているもの
画像を上から順に見ていくと、次のものが書かれています。どれも問題の一部なので、見落としがないように1つずつ確かめてみてください。
曜日の英語は、中学1年の英語で習う、だれでも知っている単語です。知っている言葉ばかりなので、ぱっと見ただけでは、どこにも間違いがないように見えるかもしれません。そこがこの問題のむずかしいところです。

サクラちゃん
Monday、Tuesday、Wednesday…。全部合っているように見えます! どこに間違いがあるんですか!?
間違い探しの種類:形・数字・言葉の3タイプ
「間違い探し」と一口にいっても、探し方のちがう、いくつかのタイプがあります。合格大作戦にのせている間違い探しのクイズを例にすると、大きく3つに分けられます。
タイプ1:よく似た形の中から1つを探す
同じ字がずらりと並んだ中に、形のよく似た字が1つだけまざっているタイプです。合格の「合」が256字並んだ「【間違い探し】この中で一つだけ違う文字があります」がこれにあたります。字の形を見くらべる問題なので、読む必要はありません。区切って見る・全体をながめるといった「見方」のくふうが効きます。
タイプ2:同じ数字の中から1つを探す
同じ数字がならんだ中に、形の似た別の数字が1つだけまざっているタイプです。「【集中力】この中に一つだけ9以外の数字があります」がこれです。タイプ1と同じく、形を見くらべる問題です。
タイプ3:書いてある言葉を読む
この記事の「集中力を鍛える問題」は、3つめのタイプです。画像には、同じ字がずらりと並んでいるわけではありません。書かれているのは、意味のある文字や言葉です。だから、形を見くらべるのではなく、書いてあることを1字ずつ読む必要があります。
このタイプがむずかしいのは、読める言葉ほど、ちゃんと読まなくても読めた気になってしまうからです。私たちはふだん、文字を1字ずつではなく、言葉のまとまりで読んでいます。それは速く読むためには便利ですが、間違い探しでは見落としのもとになります。
言葉の間違い探しのコツ:見落とさない4つの読み方
タイプ3の問題を解くときに役に立つ、4つの読み方を紹介します。どれも、テストで問題文や自分の答案を読み直すときにそのまま使える方法です。
コツ1:題から最後の一言まで、全部の文字を読む
間違い探しの画像を見ると、多くの人はいちばん目立つ所から見はじめます。この問題なら、赤い四角の中の曜日の一覧でしょう。でも、間違いがそこにあるとはかぎりません。題、注意書き、説明の文、すみに書かれた小さな字。画像の中の文字は全部、問題の一部です。
元のヒント1「隅々までしっかり探しましょう」は、まさにこのことを言っています。まずは上から下まで、画像の中の文字を1つ残らず読むことから始めましょう。
コツ2:1字ずつ、指やペン先でなぞって読む
本を読むように目で追うと、私たちは言葉のまとまりで読んでしまいます。そこで、指やペン先で1字ずつ押さえながら読みます。声に出さずに、頭の中で1字ずつ区切って読むのも効果があります。ゆっくりに感じますが、見落としがいちばん少ない読み方です。
英語の単語なら、アルファベットを1字ずつ確かめます。日本語なら、ひらがな・カタカナ・漢字を1字ずつ確かめます。「読む」というより「確認する」つもりで見るのがコツです。
コツ3:知っている言葉ほど疑う
見たことのある言葉や、いつも使っている言い回しは、最初の字と全体の形だけで、なんとなく読めてしまいます。だからこそ、知っている言葉こそ「本当にそう書いてある?」と疑ってみます。曜日の英語のようにだれでも知っている単語や、よく見かける決まり文句は、特に注意が必要です。
コツ4:時間を計って、集中して読む
1分などと時間を決めると、だらだら見るよりも気持ちが入りやすくなります。1分で見つからなければ、ヒントを1つ読んで、もう1分。少しずつ答えに近づくのも、このクイズの楽しみ方です。時間を区切って取り組むのは勉強でもよく使われる方法で、勉強の小さな工夫は「受験の裏技11」でも紹介しています。
うかるくん
赤い四角の英語を全部1字ずつ確かめたのに、間違いがありませんでした。もう探す所がないです…。
合格先生
赤い四角の中は、画像の一部にすぎませんよ。題、説明、すみの小さな字。画像の中の文字は全部読みましたか? 元のヒントも、もう一度ゆっくり読んでみましょう。
ヒントの読み方(元のヒント5つ)
元の記事には、ヒントが5つついていました。それぞれのヒントの意味は、押すと開きます。1つ開いて探し、わからなければ次を開いてください。
ヒント1:隅々までしっかり探しましょう
ヒント1の意味を見る
目立つ所だけでなく、画像のすみずみまで見てください、というヒントです。上のコツ1と同じ意味です。赤い四角の中だけを探していた人は、探す場所を広げましょう。
ヒント2:青より外側にはありません
ヒント2の意味を見る
画像には青い枠があります。その外側にあるのは、いちばん上の題と、右下の「大学受験合格大作戦」の文字です。このヒントで、題と右下の文字は候補から外れます。探す場所は、青い枠の中だけです。
ヒント3:スペルミスではありません
ヒント3の意味を見る
赤い四角の中の英語(Monday〜Sunday)を、1字ずつつづりを確かめた人も多いでしょう。このヒントは、英語のつづりの間違いではないと言っています。7つの英単語は、どれも正しくつづられています(曜日の英語のつづりは、この下の「曜日の英語 一覧と覚え方」で確かめられます)。
ヒント4:問題をよく読みましょう
ヒント4の意味を見る(いちばん大事なヒント)
「問題」とは、この画像そのもののこと。画像に書いてある言葉を、よく読んでくださいと言っています。曜日の一覧のほかに、青い枠の中に書かれている文字はありませんでしたか?
ヒント5:みつけられましたか?
最後のヒントは、問いかけです。見つけられた人は答え合わせへ。まだの人は、下の「もう一歩のヒント」を開いてください。
もう一歩のヒントを見る(場所をしぼる図)
もう一歩のヒント:間違いは、赤い四角の外、でも青い枠の中にあります。英語ではなく、日本語のひらがなをよく読んでください。
答え
探し終わったら、下を押して答え合わせをしましょう。
答えを見る
答え:青い枠の下の一文の「みけつたら」(正しくは「みつけたら」)
間違いは、赤い四角の中ではなく、その下、青い枠の中に書かれた一文にありました。画像には「間違いをみけつたらシェアしましょう!」と書かれています。正しくは「間違いをみつけたらシェアしましょう!」。「つ」と「け」の2字が入れかわって、「みけつたら」になっていたのです。
この一文は、青い枠の中にあるのでヒント2に合い、英語ではないのでヒント3の「スペルミスではありません」にも合います。そして、問題(画像)に書いてある言葉そのものなので、ヒント4「問題をよく読みましょう」がいちばんの手がかりでした。「見つけたらシェアしてね」という、よくある呼びかけの言葉なので、多くの人は「問題」ではなく「ただのお知らせ」だと思って、読みとばしてしまいます。
あなたは何秒で見つけられましたか? 赤い四角の英語を何度も確かめた人ほど、時間がかかったかもしれません。見つけられなかった人も、気にすることはありません。知っている言葉ほど読みとばしてしまうことを体験できたのが、この問題のいちばんの収穫です。
答えの解説:なぜ気づきにくいのか
注意:この節は答えにふれます。先に上の問題を解いてから開いてください。
この節を開く(答えにふれます)
言葉のまとまりで読んでしまう
「みけつたら」は、最初の「み」と、うしろの「たら」が正しい形のままです。まん中の2字だけが入れかわっているので、言葉全体の形はほとんど変わりません。しかも「間違いを〜たらシェアしましょう」という決まった言い回しの中にあるので、読む前から「みつけたら」だろうと予想できてしまいます。
インターネットでは、「文字の順番が入れかわっていても、最初と最後の字が合っていれば読めてしまう」という文章が話題になったことがあります。研究の結果として紹介されることもありますが、出典ははっきりしません(この記事では確かめられていません)。ただ、この問題を解いてみると、「読めてしまう」感覚は多くの人が体験できるはずです。
もう1つの理由:読む場所の思いこみ
もう1つの理由は、この一文が問題ではなく、お知らせのように見えることです。「見つけたらシェアしてね」「見つけたらRTしてね」という呼びかけは、SNSの間違い探しの画像によくついていました。だから、多くの人はこの一文を「問題の外のおまけ」だと考え、探す場所から外してしまいます。
テストでも同じことが起こります。問題文の前の注意書きや、問いの最後の一言(「〜を2つ選べ」「〜で答えよ」)は、いつも同じような言葉なので読みとばされがちです。でも、そこにこそ答え方の大事な条件が書かれています。
この問題でよくある見落とし
- 英語のつづりだけを探す:曜日の英語は、間違いを探したくなる一番の場所です。でもヒント3のとおり、つづりはすべて正しく書かれています。
- 題や呼びかけを問題の外だと思う:画像の中の文字は全部が問題です。ヒント2で題は外れますが、青い枠の中の一文は残ります。
- ひらがなを言葉のまとまりで読む:「みけつたら」は、言葉として読むと「みつけたら」に見えてしまいます。1字ずつ区切って読むと、すぐに気づけます。
曜日の英語 一覧と覚え方(Monday〜Sunday)
せっかく曜日の英語が出てきたので、ここで曜日の英語の一覧と覚え方をまとめておきます。問題に出てきた7つの単語は、どれも中学1年で習う基本の単語ですが、つづりをまちがえやすい単語もふくまれています。
| 曜日 | 英語 | 略し方 | 読み方のめやす |
|---|---|---|---|
| 月曜日 | Monday | Mon. | マンデイ |
| 火曜日 | Tuesday | Tue.(Tues.) | テューズデイ |
| 水曜日 | Wednesday | Wed. | ウェンズデイ |
| 木曜日 | Thursday | Thu.(Thur.・Thurs.) | サーズデイ |
| 金曜日 | Friday | Fri. | フライデイ |
| 土曜日 | Saturday | Sat. | サタデイ |
| 日曜日 | Sunday | Sun. | サンデイ |
曜日の英語は、最初の文字をいつも大文字で書きます。文のとちゅうでも「on Monday」のように大文字です。「月曜日に」は on Monday、「毎週月曜日に」は on Mondays や every Monday のように言います。
英語の曜日の名前のもと
英語の曜日の名前には、それぞれもとになったものがあります。よく知られている説を並べると、次のとおりです。
- Sunday(日曜日):太陽(Sun)の日
- Monday(月曜日):月(Moon)の日
- Tuesday(火曜日):北欧などの神話の戦いの神ティウ(Tiw、テュール)の日
- Wednesday(水曜日):神々の長ウォドン(Woden、オーディン)の日
- Thursday(木曜日):雷の神トール(Thor)の日
- Friday(金曜日):女神フリッグ(Frigg)の日(女神フレイヤとする説もあり、諸説あります)
- Saturday(土曜日):ローマ神話の神サトゥルヌス(Saturn、土星)の日
日曜日・月曜日・土曜日は、日本語と同じく太陽・月・土星がもとになっています。火・水・木・金曜日は、日本語では火星・水星・木星・金星ですが、英語では北欧などの神の名前に置きかわっています。ふつうは、ローマの神(星の名前にもなった神)を、よく似た性格の北欧などの神に置きかえたもの、と説明されます。
日本語の曜日の名前のもと
日本語の曜日は、「日・月・火・水・木・金・土」の7つ。太陽と月、そして肉眼で見える5つの惑星(火星・水星・木星・金星・土星)がもとになっています。これを「七曜(しちよう)」といいます。日本で曜日がふだんの生活に広く使われるようになったのは、明治時代に太陽暦(新暦)が使われるようになってからです。
つづりをまちがえやすい3つの曜日
- Wednesday:発音は「ウェンズデイ」ですが、つづりには読まない d があります。「Wed-nes-day」と3つに区切って覚えると、まちがえにくくなります。
- Tuesday と Thursday:どちらも「T」で始まり、まぎらわしい組です。火曜日は Tue(チュー)、木曜日は Thu(サー)。「th」で始まるのが木曜日です。
- Saturday:「Satur」は土星(Saturn)と同じつづり。「Saterday」のように e と書かないよう注意します。
英語の単語の覚え方全体については「英単語の覚え方」、英語の勉強法の入口は「英語勉強法まとめ」にまとめています。数や計算を英語で言いたいときは「数学用語を英語で言うと?」、日本ならではの言葉を英語で説明する練習には「京都を英語で説明する」もどうぞ。英作文で使うとまちがいになりやすい言葉は「英作文で使ってはいけない和製英語」で一覧にしています。
似た問題:よく読んで間違いを探そう(類題6問)
「よく読む」力をためす問題を6つ作りました。類題1・2はやさしい、3・4はふつう、5・6はむずかしい問題です。それぞれ30秒を目安に挑戦してみてください。答えは押すと開きます。
類題1:3行のカード
答えを見る
答え:「への」が2回書かれています(1行目の終わりと、2行目の始め)。正しくは「合格への近道は毎日の復習です」。
行が変わる所で同じ言葉がくり返されると、目は行の終わりと始めをつなげて読むので、2回目を読みとばしやすくなります。英語の「Paris in the the spring」という、the が2回出てくる有名な文と同じしかけです。
類題2:ひらがなを数える
答えを見る
答え:5つです。「合格大作戦の記事の中の問題の答えを、自分の力で見つけよう。」
4つと答えた人は、最後の「自分の力」の「の」を数え落としていないか確かめてみましょう。数える問題は、1つ数えるごとにペン先で押さえると数えまちがいが減ります。
類題3:組み合わせを選ぶ
答えを見る
答え:イ(火曜日)とエ(木曜日)です。火曜日は Tuesday、木曜日は Thursday なので、2つの英語が入れかわっています。
この問題で気をつけたいのは、問題文の「正しくないもの」と「2つ」です。正しいものを選んでしまったり、1つ見つけたところで答えてしまったりするのが、よくある失点です。
類題4:暗算の問題
答えを見る
答え:16です。かけ算・わり算は、たし算・ひき算より先に計算します。6÷3=2 を先に計算して、18−2=16。
左から順に 18−6=12、12÷3=4 と計算してしまうと、4 になります。数字を読むときも、記号を1つずつ読むことが大事です。計算のきまりは「数学まとめ」から学年別に確かめられます。
類題5:テストの指示
答えを見る
答え:名前を書くだけです。4番目の指示に「1だけして、2と3はしないこと」と書かれています。いちばん上にも「指示を全部読んでから始めなさい」とあります。
1から順に手を動かし始めた人は、計算や英語まで書いてしまったはずです。テストの注意書きと問題文は、最後まで読んでから手をつける。本番でもいちばん大事な習慣です。
類題6:はげましの文
答えを見る
答え:「あらきめず」です。正しくは「あきらめず」。「き」と「ら」の2字が入れかわっています。
本文の問題と同じしかけです。最初の「あ」と最後の「めず」が合っているので、言葉のまとまりで読むと「あきらめず」に見えてしまいます。
サクラちゃん
類題5、思わず「7」って書きそうになりました! 最後まで読むって、わかっていてもむずかしいですね。
合格先生
そうなんです。テストではあせるほど、最初の数行だけで動き出したくなるもの。だからこそ「全部読んでから始める」を、ふだんの問題演習から習慣にしておきましょう。
注意:次の段は類題の答えにふれます。類題を解いてから開いてください。
類題のしかけを一覧で見る(答えにふれます)
| 類題 | しかけ | 見落とさないコツ |
|---|---|---|
| 類題1 | 行をまたいで同じ言葉が2回 | 1字ずつなぞる |
| 類題2 | 数える字が文のあちこちに | 1つずつペン先で押さえる |
| 類題3 | 「正しくないもの」「2つ」 | 条件の言葉を〇で囲む |
| 類題4 | 計算の順番 | 記号を1つずつ読む |
| 類題5 | 最後の指示 | 全部読んでから始める |
| 類題6 | 2字の入れかわり | 知っている言葉を疑う |
テストで問題文を読み間違えないコツ(ケアレスミス対策)
この問題で使ったのは、「書いてあることを、そのとおりに読む」力です。これは、テストで問題文を正しく読む力と同じです。どれだけ勉強していても、問題文を読みまちがえると点になりません。ここでは、問題文の読み落としを減らすコツをまとめます。
コツ1:条件の言葉を〇で囲む
「正しくないものを選べ」「2つ選べ」「すべて答えよ」「整数で答えよ」「単位をつけて」。こうした条件の言葉は、問題を読んだ最初の1回目に〇で囲むか線を引いておきます。見直しのときは、〇をつけた所から読み直せば、条件の読み落としにすぐ気づけます。
コツ2:注意書きと、問いの最後の一言まで読む
問題の前にある注意書きや、問いの最後の一言は、毎回同じような言葉なので読みとばしがちです。でも、答え方の大事な指定はそこに書かれていることが多いのです。類題5のように、最後まで読んでから手をつけるのを習慣にしましょう。答案の書き方の基本は「答案の書き方のコツ」で紹介しています。
コツ3:答えを書いたら、問いと答えを見くらべる
答えを書き終えたら、問いの言葉と、自分の答えの形を見くらべます。「理由を答えよ」なら「〜から。」で終わっているか、「何個か」なら個数で答えているか。問いと答えの形がそろっているかを見るだけで、読みまちがいの多くは見つかります。
コツ4:自分の読みまちがいのくせを知る
読みまちがいにも、人それぞれのくせがあります。「正しくないもの」を読み落としやすい人、単位を忘れやすい人、選ぶ数をまちがえやすい人。模試や定期テストでまちがえた問題を1冊にまとめておくと、自分のくせが見えてきます(まとめ方は「総復習ノート「バイブル」の作り方」)。
試験の前日・当日に何を確かめるかは「2次試験の前日・当日チェック」に、共通テスト(大学入学共通テスト、旧センター試験)の本番での解き方は「共通テストを受ける受験生へのアドバイス」にまとめています。
間違い探しで集中力は鍛えられる?
元の記事の題は「集中力を鍛える問題」です。では、間違い探しを続けると、本当に集中力は上がるのでしょうか。
結論からいうと、間違い探しをすれば集中力が上がる、とはっきり言える根拠は、この記事では確かめられていません。「間違い探しは脳のトレーニングになる」という話を見かけることもありますが、どれくらい勉強の力につながるかは、よくわかっていません。題の「鍛える」は、遊びとしての呼び名だと考えてください。
そのうえで、間違い探しの使いどころはあります。
- 勉強の合間の気分転換:1〜2分で終わるので、休けいの区切りにちょうどよい長さです。ただし、続けて何問もやると休けいが長くなるので注意。
- 「よく読む」練習:1字ずつなぞる、条件を疑う、最後まで読む。この記事の問題で使った読み方は、テストの見直しのやり方そのものです。
- 眠いときの目覚まし代わりにはならない:眠気が強いときは、クイズより睡眠や短い休けいのほうが大事です。眠気への対し方は「受験勉強の眠気対策」で。
脳と勉強の関係について、本を手がかりに考えたい人は「受験脳の作り方(池谷裕二)の内容と使い方」を読んでみてください。勉強に集中しやすい机のまわりの作り方は「勉強机の整理整頓」で紹介しています。

合格先生
間違い探しは遊びとして楽しむのがいちばん。そこで使った「全部読む」「1字ずつなぞる」「知っている言葉ほど疑う」は、テストの問題文を読むときにそのまま使えますよ。
SNSで流行った間違い探しの画像(2014年当時)
元の記事を書いた2014年ごろ、Twitter(今のX)やFacebookでは、「わかったら友だちに広めてね」といった呼びかけのついたクイズの画像がよく回ってきていました。合格大作戦にも、受験生向けの間違い探しがいくつかあります。2013年の「合」の間違い探し、2014年のこの問題、2017年の「9」の間違い探しです。
3つの問題は、探すものがそれぞれちがいます。「合」の問題は漢字の形、「9」の問題は数字の形、そしてこの問題は書いてある言葉。形を見る力と、言葉を読む力。どちらも、テストの見直しで役に立つ力です。
自分で問題を作ってみるのもおすすめです。類題のように、よく知っている言葉や文をほんの少しだけ変えるだけで、むずかしい問題になります。友だちや家族に出して、何秒で見つけられるかをくらべてみてください。
ほかの頭の体操クイズ・間違い探し
合格大作戦には、答えを押すと開く形のクイズがほかにもあります。勉強の合間の気分転換にどうぞ。
- 漢字の形の間違い探し「【間違い探し】この中で一つだけ違う文字があります」
- 数字の形の間違い探し「【集中力】この中に一つだけ9以外の数字があります」
- 漢字の形に注目するなぞなぞ「「生物」にあるけど「化学」にないものは?頭の体操クイズ」
- 漢字の形で解く年齢の名前「99歳はなぜ白寿?」
- 数の並びの法則「【地頭の問題】10, 21, □, 19, 6, 17, 4」
- 覆面算「【虫食い算】○△□を3回たすと□□□」
勉強法全体の入口は「大学受験の勉強法まとめ」です。わからないところや、ほかに作ってほしいクイズがあれば「受験の質問・相談」からどうぞ。
まとめ
- 問題は、曜日と英語が並んだ1枚の画像の中から、間違いを1つ探すクイズ(2014年6月の元の記事)
- 形や数字を見くらべる間違い探しとちがい、書いてある言葉を1字ずつ読むタイプの問題
- コツは全部の文字を読む・1字ずつなぞる・知っている言葉ほど疑う・時間を計るの4つ
- 元のヒント5つ(特に「青より外側にはありません」「スペルミスではありません」「問題をよく読みましょう」)で場所をしぼれる
- 曜日の英語は Monday〜Sunday。Wednesday の d、Tuesday と Thursday のつづりに注意
- 答え・類題の答えは「見る」を押すと開きます。「最後まで読む」「条件を〇で囲む」は、テストの問題文を読むときにそのまま使える
よくある質問
「集中力を鍛える問題」の答えはどこで見られますか?
この記事の「答えを見る」を押すと、間違いの場所と、正しくはどう書くかが表示されます。先に元のヒント5つや「もう一歩のヒント」を読んで考えることもできます。
言葉の間違い探しを早く解くコツは?
題から最後の一言まで全部の文字を読む、指やペン先で1字ずつなぞる、知っている言葉ほど疑う、時間を計る、の4つです。目立つ所だけでなく、画像の中の文字はすべて問題の一部と考えます。
曜日の英語でつづりをまちがえやすいのは?
Wednesday(読まない d がある)、Tuesday と Thursday(どちらも T で始まる。th で始まるのが木曜日)、Saturday(Satur は土星 Saturn と同じつづり)です。曜日の英語は最初の文字を大文字で書きます。
間違い探しで集中力は上がりますか?
間違い探しで集中力が上がるとはっきり言える根拠は、この記事では確かめられていません。気分転換や「よく読む」練習として楽しむのがよいでしょう。
テストで問題文を読み間違えないためには?
条件の言葉(正しくないもの・2つ選べ・整数で など)を〇で囲む、注意書きと問いの最後の一言まで読んでから始める、答えを書いたら問いと答えの形を見くらべる、の3つが基本です。
あわせて読みたい
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- 英単語の覚え方
- 【地頭の問題】10, 21, □, 19, 6, 17, 4|□に入る数は?
出典・参考
- 問題の画像は大学受験合格大作戦の作成(2014年6月)。類題6問は2026年に合格大作戦が作成
- 曜日の英語の名前のもとは、英和辞典などで一般に説明されている説(金曜日は諸説あり)
- 曜日の漢字は、漢字合格大作戦(https://www.5ka9.com/kanji)の1字ページで確認できます
最終更新:2026年10月23日/作成:大学受験合格大作戦











