寒露(かんろ)とは?2027年はいつ・意味・七十二候・十三夜と「きりぎりす」【二十四節気】

この記事の結論

  • 寒露の読み方は「かんろ」。二十四節気の17番目で、冷たい露が降りるころ
  • 2027年(令和9年)の寒露は10月8日(金)(21:17)。2026年は10月8日(木)でした(国立天文台)
  • 七十二候の「蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)」の「きりぎりす」は、今のコオロギのこと(古文の頻出)
  • 2027年の十三夜(旧暦9月13日の月)は10月12日。十五夜と並ぶお月見

寒露の読み方と意味

寒露は、冷たく感じる露が草木に降りるころ、という意味です。白露のころよりさらに秋が深まり、朝晩の冷えこみが強くなります。空気がすんで、秋晴れの日が多い時期です。

空を飛ぶマガン
雁(がん)の仲間・マガン。秋に北の国から日本へ渡ってくる(写真:Matti Virtala、Wikimedia Commons、CC0)
立春雨水啓蟄春分清明穀雨立夏小満芒種夏至小暑大暑立秋処暑白露秋分寒露霜降立冬小雪大雪冬至小寒大寒二十四節気の17番目寒露太陽の黄経 195°
寒露は二十四節気の17番目(大学受験合格大作戦 作成)
項目内容
読み方かんろ
季節秋(二十四節気の17番目、節気・旧暦の九月節)
太陽の黄経195°
2027年10月8日(金) 21:17
期間(2027年)10月8日〜10月23日(次の霜降の前日まで)
暦便覧の説明「陰寒の気に合つて、露むすび凝らんとすれば也」

寒露はいつ?年ごとの日付

二十四節気は、太陽が黄経195°を通る瞬間で決まります。その瞬間をふくむ日が寒露です。年によって1日前後ずれます(国立天文台「暦要項」)。

年寒露の日時刻(日本時間)
2027年10月8日(金)21:17
2026年10月8日(木)15:29
2025年10月8日(水)9:41
2024年10月8日(火)4:00
2023年10月8日(日)22:16
2022年10月8日(土)16:22
2021年10月8日(金)10:39
2020年10月8日(木)4:55
2019年10月8日(火)23:06
2018年10月8日(月)17:15
2017年10月8日(日)11:22
2016年10月8日(土)5:33
2015年10月8日(木)23:43
2014年10月8日(水)17:48

毎年の日付は、このページに1行ずつ追加していきます。ほかの節気もまとめた表は二十四節気カレンダーへ。

寒露の七十二候

二十四節気をさらに3つに分けたのが七十二候です。寒露の期間は、次の3つに分かれます(名前と読みは国立天文台の一覧による)。

七十二候読み意味
初候鴻雁来こうがんきたる雁(がん)が北の国から渡ってくる
次候菊花開きくのはなひらく菊の花が咲き始める
末候蟋蟀在戸きりぎりすとにありきりぎりす(今のコオロギ)が戸口で鳴く

寒露のころの行事と風習

十三夜

旧暦9月13日の月を十三夜といい、十五夜(中秋の名月)と並ぶお月見の日です。2027年は10月12日です。栗や豆を供えるので「栗名月」「豆名月」とも呼ばれます。十五夜だけ見て十三夜を見ないことを「片見月」といって、きらう風習もありました。

菊と雁

七十二候のとおり、菊の花が咲き、雁が渡ってくる季節です。各地で菊の品評会(菊花展)が開かれます。

菊の蒔絵の手箱
菊の花をえがいた蒔絵の手箱(江戸時代、メトロポリタン美術館所蔵、CC0)

スポーツの日

10月の第2月曜日がスポーツの日で、2027年は10月11日です。

寒露の季語と旬

分類例
季語(秋)寒露、露寒(つゆさむ)、秋晴、菊、雁、十三夜、後の月、栗名月、紅葉狩、蟋蟀(こおろぎ)
旬の食べもの栗、柿、さつまいも、松茸、新米、さば、鮭
花菊、金木犀、コスモス、りんどう

受験に出る寒露

教科ポイント
古文古語の「きりぎりす」は今のコオロギ、古語の「こほろぎ」は今のキリギリスとされる。入れかわっているので注意
古文・和歌百人一首91番、後京極摂政前太政大臣(藤原良経)「きりぎりす鳴くや霜夜のさむしろに衣かたしきひとりかも寝む」
季語「後の月」は十三夜の月(秋の季語)
国語(漢字の読み)寒露(かんろ)。「かんつゆ」とは読まない

よくある質問

寒露の読み方は?

「かんろ」と読みます。二十四節気の17番目です。

2027年の寒露はいつですか?

2027年(令和9年)の寒露は10月8日(金)です。2026年は10月8日(木)でした(国立天文台)。

寒露の七十二候は?

初候「鴻雁来(こうがんきたる)」、次候「菊花開(きくのはなひらく)」、末候「蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)」です。

寒露の意味は?

冷たく感じる露が草木に降りるころという意味です。秋が深まり、朝晩の冷えこみが強くなります。

2027年の十三夜はいつですか?

2027年の十三夜(旧暦9月13日)は10月12日です。国立天文台の月の満ち欠けの発表(旧暦9月1日=9月30日の朔)から求めました。

「蟋蟀在戸」のきりぎりすとは何ですか?

古語の「きりぎりす」は、今のコオロギのことだとされています。

あわせて読みたい

出典・参考

  • 国立天文台 暦計算室「暦要項」(2014〜2027年)「二十四節気および雑節」
  • 国立天文台 暦計算室 暦Wiki「七十二候」「二十四節気とは?」
  • 『暦便覧』(太玄斎、1787年)
  • 国立天文台「暦要項」令和9年「朔弦望」
  • 写真:Matti Virtala「Anser albifrons Liminka Finland」、メトロポリタン美術館「Cosmetic Box (Tebako) with Chrysanthemum Flowers」(Wikimedia Commons、CC0)
  • 図は大学受験合格大作戦が作成

最終更新:2026年10月10日/作成:大学受験合格大作戦

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