国語と英語のお勉強
Q:「舌の根の乾かぬうちに」と「舌の先の乾かぬうちに」、どちらが正しいでしょうか?
A:「舌の根の乾かぬうちに」が正解です。
この諺(ことわざ)の意味:言い終わるか終わらないうち。言い終えてすぐに。
例文:舌の根の乾かぬうちに、彼は自分の言ったことを否定した。
「舌の先の乾かぬうちに」は間違いなのですが文化庁の発表によると実に28.1%の人が「舌の先」という言い回しを使っているようです。
ちなみに「舌の根の乾かぬうちに」を英語で言うと。
No sooner were the words out of his mouth~
No sooner were the words out of his mouth than he denied what he had said.
日本語訳:舌の根の乾かぬうちに、彼は自分の言ったことを否定した。