東大文三(文科三類)の英語・数学のおすすめ参考書と勉強法|宅浪・再受験の相談に回答

この記事の結論

  • 東大文三(文科三類)の英語は、参考書を単語・熟語→文法(Next Stage 1冊)→英文解釈(基礎英文問題精講→ポレポレ)→英作文→長文の5段にしぼり、1冊ずつ何周もやりこむのがおすすめ
  • 数学は白チャート→青チャートでよい。ただし時間がかかるので、1科目ずつ仕上げる「一科目主義」でも数学だけは毎日少しずつ続ける
東京大学の赤門
東京大学の赤門

東京大学(東大)文科三類(文三、文Ⅲ)を目指すRYさんから、2回目のご相談をいただきました。1回目のご相談(偏差値40から東大文三を目指す計画)への回答は「東大文Ⅲ志望の方へのアドバイス~東大受験対策」にあります。この記事では、そのうち英語と数学の参考書と勉強法にしぼってお答えします。

2014年の回答はそのまま残し、今(2027年度入試)の東大の試験の形に合わせて、配点・出題範囲・使い方を足しました。宅浪(自宅で浪人)や、社会人からの再受験で東大を目指す方にも役立つ内容です。

今回のご相談内容(RYさんより)

この質問をしましたRYです。本当に申し訳ありません。親切にわかりやすくご回答頂いたのに、返信が遅れました。質問をした後、2・3日返信をお待ちしておりましたが、確認できませんでしたので、「いや。丸投げするのではなく、自分で調べてからわからないところを聴くべきであった」と思いまして、勉強法の本を買い、自分なりに計画を立て、勉強しておりました。その後、失礼にも、この質問をしたことを忘れておりました。本当に申し訳ありませんでした。ご回答頂けて本当に嬉しく、興奮しております。

7月に入った今も、東大文Ⅲと目標変わらず勉強を継続しております。仕事も辞め、純粋な宅浪となっておりまして、ここ一か月はますます勉強の習慣が強固となり、8時間は最低、10時間は通常、12時間を理想として毎日勉強しております。

内容ですが、5月まで一日にバランスよく各教科勉強するスタイルを取っていましたが、各教科の進みの遅さや達成感の薄さ、メンテナンスのわずらわしさで、憂鬱になってきましたので、6月から一教科ずつセンター8割取れる力を身につける学力をつけるまで勉強するというスタイルを取っております。得意な教科が一つでもあると、その達成感から勉強が楽しくなると聞き、私は日本史が好きですので、日本史が一番センター8割レベルに到達しやすいと思いました。それで6月の前半15日間はひたすら日本史を勉強して、センター過去問で94点が取れましたので、一旦終了ということで、古文に入りました。

とにかくサイト主さんに分かりやすいよう現時点で完成している参考書を挙げます。完成とはサイト主さんが書かれていますように、9割~全て解けるレベルまで何周も何周も繰り返したものです。それに関しては、勉強法の本でその大切さが説かれていましたので、良かったです。

日本史:山川一問一答問題集/日本史の論述・記述の問題集(50テーマ・100題の2冊)/センター試験への道 日本史
古文:マドンナ古文単語230/吉野の古典文法スーパー暗記帖(これは助動詞表に関しては完璧ですが、助詞や動詞は完璧ではありません。問題形式になっていませんので、覚えているかわかりずらいです。)/センター古文 満点のコツ/吉野式スーパー古文敬語
漢文:句型と語法が分かる漢文基礎トレーニング です。

そして現在は漢文に入り、早覚え速答法を進行中です。

参考書に関しては、その勉強法の本の言うとおりにしている状態です。その本では英語は、合格英単語600→合格英熟語300→英文法レベル別問題集1~6→英語整序問題の必勝テクニック→英語整序問題精選600→英語リーディング教本→基礎英文問題精講→ポレポレ英文読解→超基本パターン33英作文→英語長文レベル別問題集1~6となっており、数学はマセマを推しており、私も最初はそれに沿ってしておりましたが、一番分かりやすいと言うわりには、分からない部分もあり、数学は演習をたくさんしたいと思っていましたので、従わず、白チャート→青チャートと勉強しようと考えておりました。

長文失礼いたしました。大変な無礼をしておいて、また質問することはずうずうしいことだと思いますが、お願いします。
Q1 今からでもサイト主さんの書かれている数学・英語の計5冊をマスターすることに方向転換したほうがよろしいでしょうか?
Q2 一科目主義についてはどう思われますか?個人的な感想としては、バランスよく進めていた時より、手ごたえがあります。

※ 一部の書名は一般的な言い方に置きかえています。「センター」は大学入試センター試験のことで、2021年からは大学入学共通テスト(共通テスト)に変わっています。

東大 文三 の英語・数学の試験の形(2027年度入試)

参考書を選ぶ前に、相手を知っておきましょう。東大の文科(文科一類・二類・三類)は、共通テスト110点+2次試験(第2次学力試験)440点=550点で合否が決まります。共通テストは1000点満点を110点に換算します(令和9年度東京大学入学者選抜要項)。

東大 文科三類の合計 550点 共通テスト110点1000点→110点国語120点150分数学80点100分地理歴史120点150分英語120点120分 2次試験 440点 英語+数学=200点(2次の約45%) 令和9年度東京大学入学者選抜要項より作図
東大文科三類の配点(2027年度)。2次試験の英語と数学で200点
教科2次の配点時間出題範囲・形(2027年度)
英語(外国語)120点120分英語コミュニケーションⅠ〜Ⅲ・論理・表現Ⅰ〜Ⅲ。一部マークシート、聞き取り試験(30分程度)あり
数学80点100分数学Ⅰ・Ⅱ・Aは全範囲、数学Bは「数列」「統計的な推測」、数学Cは「ベクトル」
国語120点150分現代文・古文・漢文
地理歴史120点150分日本史探究・世界史探究・地理探究から2科目

2次の440点のうち、英語と数学で200点(約45%)です。数学は80点と少なめに見えますが、文系の受験生には苦手な人が多く、点の差がつきやすい教科です。逆に言えば、数学で0点に近い答案を出すと、ほかの教科で取り返すのは大変です。

文科三類の募集人員は453人で、志願者が募集人員の約2.5倍をこえると、共通テストの成績で第1段階選抜(いわゆる足切り)が行われます(2027年度の予告)。宅浪・再受験の方は2次の勉強に目が行きがちですが、共通テストの英語・数学(数学Ⅰ・A、数学Ⅱ・B・Cの2つとも必須)も手を抜けません。

東大受験の全体像(科類・日程・進学選択など)は「東大合格大作戦」、2014年当時の東大文三全体の計画は「東大文Ⅲ志望の方へのアドバイス」もあわせてどうぞ。

東大 文系 英語 参考書:10冊の計画を5段にしぼる(Q1 英語)

ここからが2014年の回答です。まず英語から。

RYさんの勉強法の本がすすめる英語の計画は、

合格英単語600→合格英熟語300→英文法レベル別問題集1~6→英語整序問題の必勝テクニック→英語整序問題精選600→英語リーディング教本→基礎英文問題精講→ポレポレ英文読解→超基本パターン33英作文→英語長文レベル別問題集1~6

ということですが、パッと見のボリュームが多すぎるように感じます。もちろん上記の参考書をすべてやり込めるのであれば問題はないのですが、英語以外にも勉強時間を確保する必要があります。上記の参考書を踏まえてお勧めするのであれば、次のようにしぼります。

RYさんの計画(10段) しぼった計画(5段) 1. 合格英単語6002. 合格英熟語3003. 英文法レベル別問題集1~64. 英語整序問題の必勝テクニック5. 英語整序問題精選6006. 英語リーディング教本7. 基礎英文問題精講8. ポレポレ英文読解9. 超基本パターン33英作文10. 英語長文レベル別問題集1~6 ① 単語600+熟語300くり返し何度も② Next Stage 1冊文法・語法・整序をまとめて③ 基礎英文問題精講→ ポレポレ(必ずやりこむ)④ 英作文 33パターン⑤ 長文で多読 2014年のRYさんへの回答をもとに作図
RYさんの英語の計画(10段)を5段にしぼる
  1. 合格英単語600と合格英熟語300は何度も繰り返し。単語と熟語は英語のすべての土台です。英熟語300の使い方は「お勧め英熟語300」にまとめています。
  2. 英文法レベル別問題集1~6→英語整序問題の必勝テクニック→英語整序問題精選600 ⇒ これはNext Stage 英文法・語法問題一冊の方が効率よくできると思います(前回アドバイスした語法)。文法・語法・整序(並べかえ)がまとめて練習できます。
  3. その後、ポレポレ英文読解プロセス50にとりかかりたい所ですが、レベルが高いと感じる場合は、一通り軽く目を通して次に進みましょう(最終的には絶対やりこみましょう)。
  4. ポレポレが難しく感じる場合、英文になれるためにも「基礎英文問題精講」をやるといいでしょう。
  5. 自由英作文対策として超基本パターン33 書ける!英作文。
  6. その後、多読が必要ですが「英語長文レベル別問題集」でもいいですが、他にもお勧めの英語長文問題集はたくさんありますので、上記の参考書・問題集をやりこんだ上でまた相談ください。

なぜ「しぼる」のか

参考書が10冊あると、1冊にかけられる回数が減ります。3冊を1回ずつやるより、1冊を3回やるほうが、知識は確実に身につきます。特に文法の3冊(レベル別問題集・整序のテクニック・整序の問題集)は、中身の重なりが多いので、網羅型の問題集1冊にまとめると、同じ時間で何周もできます。

英文解釈の3冊(リーディング教本・基礎英文問題精講・ポレポレ)も同じです。基礎英文問題精講で英文に慣れ、ポレポレで「なぜそう読むのか」を身につける、という2冊の流れで十分です。

今の東大英語とのつながり

今の東大の英語は120分で、要約・英作文・聞き取り(リスニング)・文法・和訳・長文読解と、いろいろな形の問題が例年出ます。2次の英語の一部で聞き取り試験(30分程度)があることは、選抜要項にも書かれています。上の5段は、そのまま東大の問題につながります。

しぼった5段東大英語のどこに効くか
① 単語・熟語すべての問題。長い英文を時間内に読むスピード
② 文法・語法(Next Stage)文法問題、和訳、英作文の文法ミスを減らす
③ 英文解釈(基礎英文問題精講→ポレポレ)和訳、要約、長文読解の正確さ
④ 英作文(33パターン)自由英作文・和文英訳
⑤ 長文の多読長文読解のスピード、要約

リスニングは参考書の5段とは別に、毎日15分でも英語の音を聞く習慣をつけましょう。共通テストの英語にもリスニングがあります。単語の覚え方は「東大の英単語」「東大英単」、英語の勉強の基本は「英語の勉強法【基礎編】」も参考にしてください。京大を目指す方向けの英語の参考書は「京大合格までのお勧め参考書(英語)」にあります。

うかるくん

うかるくん

参考書をへらすのって、なんだか不安です……。たくさんやったほうが力がつく気がして。

合格先生

合格先生

気持ちはわかるよ。でも、東大に受かる人は「何冊やったか」より「1冊を何周したか」で勝負しているんだ。半分しか覚えていない本が10冊あっても、本番では使えない。

サクラちゃん

サクラちゃん

RYさんは日本史で「9割〜全部解けるまで何周も」をもうやっているんですよね。

合格先生

合格先生

そう。その成功体験を英語と数学にもそのまま使えばいい。冊数をしぼると、それができるようになるんだ。

東大 文系 数学 参考書:白チャート→青チャート(Q1 数学)

Q1「今からでもサイト主さんの書かれている数学・英語の計5冊をマスターすることに方向転換したほうがよろしいでしょうか?」に関してですが、数学はRYさんの計画通り

白チャート→青チャート

でいいと思います。

白チャート基礎と演習教科書〜基本青チャート基礎からの数学標準〜入試の型東大の過去問文系数学100分で4題 何周もしてから何周もしてから 2行目は正式な書名(チャート式シリーズ)
東大文系の数学:白チャート→青チャート→東大の過去問の階段

白チャートは『チャート式 基礎と演習』、青チャートは『チャート式 基礎からの数学』のことです。チャート式は表紙の色でレベルが分かれていて、白がいちばんやさしく、黄(解法と演習)、青(基礎からの)の順に難しくなります。前回は黄チャート(解法と演習)をおすすめしましたが、演習量を重視して白→青と進むRYさんの計画は理にかなっています。

今の東大文系数学の出題範囲

2014年当時の文系数学の範囲は数学Ⅰ・A・Ⅱ・Bでした。2027年度入試の東大文科の数学は、数学Ⅰ・Ⅱ・Aは全範囲、数学Bは「数列」「統計的な推測」、数学Cは「ベクトル」から出題されます(令和9年度選抜要項)。参考書も今の教育課程に合わせた版を選び、文科に必要な範囲(数学Ⅰ・A・Ⅱ・B・C)をそろえましょう。数学Ⅲは文科では使いません。

東大文系数学は100分で例年4題。1題を25分前後で解く計算です。チャートの例題を「見た瞬間に解き方の方針が浮かぶ」状態にしておかないと、時間が足りません。公式の意味があいまいなときは「算数・数学公式辞典」、言葉の意味は「数学用語辞典」で確かめましょう。分野ごとの入口は「数学まとめ」です。

青チャートをいつまでに終わらせるか

青チャートの仕上げ方とタイミングは「青チャートと1対1はいつまでに終わらせる?」に書きました。現役生向けの目安ですが、宅浪の方も「夏〜秋までにチャートを完璧に、そのあと過去問」という考え方は同じです。過去問の選び方は「東京大学過去問題集」へ。京大の数学の参考書の段階(「京大合格までのお勧め参考書(数学)」)も、難関大の数学の進め方として参考になります。

参考書の「やりこみ」とは? 何周すればいい?

前回の回答と同じになりますが、この参考書を何度も何度もやりこみましょう。

やりこむというのは何回も徹底的にやることです。

1回、2回ではありません。

5回、6回でもありません。

次のページに何が載っているか自然と脳裏に浮かぶくらい、何回もやってください。

自力で解ける問題の割合(イメージ) ゴール:9割〜全部、次のページが浮かぶ 1周目2周目3周目4周目5周目6周目7周目〜 5周・6周でもまだ途中! 数字はイメージ。何周で仕上がるかは人による
参考書をやりこむイメージ:5周、6周でもまだ途中

やりこみの進め方(数学の場合)

  1. 1周目:例題を読んで、解き方を理解する。わからない問題には印をつける。
  2. 2周目:例題を自分で解く。解けなかった問題に2つ目の印。
  3. 3周目以降:印のついた問題だけを解く。解けたら印を消す。
  4. 仕上げ:印が全部消えたら、最初から通しで解く。9割〜全部解ければ「完成」。

RYさんが日本史・古文でやった「9割~全て解けるレベルまで何周も何周も繰り返す」は、まさにこのやり方です。英語・数学でも同じ基準で「完成」を判断しましょう。

「ここが大事!」と説明する合格先生

合格先生

「1回、2回ではない。5回、6回でもない」。次のページが浮かぶまでが、やりこみのゴールだ!

一科目主義(1科目ずつ勉強)はあり? 宅浪・再受験の勉強法(Q2)

Q2「一科目主義についてはどう思われますか?個人的な感想としては、バランスよく進めていた時より、手ごたえがあります。」について。

一科目主義について。特に再受験の方などは、まず一科目ずつ完成させて手ごたえを掴むことは効果のある戦略です。一科目主義で問題はないのですが、こと数学に関しては、RYさんの場合は結果を出すのに1000時間は必要でしょう。

数学だけは少しずつでも毎日やることをお勧めします。

ある一科目を重点的に勉強しつつ、息抜きに数学をやる。そんなペースを掴むことができれば理想的なのですが。

主役 毎日 日本史センター94点古文漢文英語… 1科目ずつ「8割の力」まで仕上げる 数学(白チャート→青チャート)は毎日少しずつ 数学は合わせて1000時間ほどかかる見込み → 止めない
一科目主義(上の段)と、毎日の数学(下の段)を組み合わせる

数学を毎日やる理由

数学は、解き方を「覚える」だけでなく、手を動かして「慣れる」教科です。1か月まったく触れないと、計算のスピードや解き方の感覚が落ちてしまいます。また、1000時間を1科目ずつのブロックで取ろうとすると、ほかの教科が止まる期間が長くなりすぎます。

1日10時間勉強するなら、たとえば主役の1科目に6〜7時間、数学に2〜3時間、残りを単語などの復習に回す、という形が考えられます。英単語・古文単語のような暗記ものも、数学と同じく毎日少しずつのほうが忘れにくくなります。古文は「古文文法辞典」、国語全体は「国語まとめ」も使ってください。

サクラちゃん

サクラちゃん

1科目ずつのほうが「できた!」って感じがして、続けやすいですよね。

合格先生

合格先生

うん、達成感は勉強を続ける大きな力になる。RYさんが日本史でセンター過去問94点を取れたのも、集中したからこそだね。

うかるくん

うかるくん

じゃあ、なぜ数学だけ毎日なんですか?

合格先生

合格先生

数学は必要な時間がいちばん長いからだよ。最後にまとめてやろうとすると、どうやっても間に合わない。だから主役の科目の横で、細く長く続けるんだ。

東大 再受験・宅浪で直面する2つの壁

>7月に入った今も、東大文Ⅲと目標変わらず勉強を継続しております。

この言葉が聞けてとても嬉しいです。多くの再受験生は最初の数ヶ月であきらめてしまいます。この7月まで継続して勉強できているということは見込みがあります。頑張ってください。

今後RYさんが直面するであろう壁を予言しておきます。

今 7月まで継続 第1の壁東大の難しさが見えてきて不安第2の壁数学が間に合わない! 東大合格
再受験生の前にある2つの壁
  • 第1の壁:学力がつくにつれ、東大の難しさが現実的にわかってきます。このまま勉強して果たして東大に合格できるのだろうかと悩む時期が来ます ⇒ 今まで霧の中を彷徨っていたが、東大に確実に近づいているということです。東大受験生全員が直面する壁です。乗越えた人しか合格できません。そこであきらめるか、合格する人になるかのターニングポイントですよ。
  • 第2の壁:数学が間に合わない! RYさんの現状と勉強法では、受験勉強全体の半分以上を数学に割り当てることになるでしょう。このようにアドバイスしていても、きっと数学で伸び悩む時が訪れます。その時はまた相談してください。ただし白チャートも終わっていない段階で相談されても、新たなアドバイスはできません。

壁にぶつかったときにすること

第1の壁では、やりこんだ参考書の数を数えてみましょう。日本史・古文・漢文と、完成した本が増えているなら、確実に前に進んでいます。不安は「東大が見えてきた」しるしです。

第2の壁では、新しい参考書に手を出すのではなく、今の1冊のどこで止まっているかを確かめます。白チャートの例題が9割解けるようになっていれば青チャートへ、なっていなければ白チャートの印の問題に戻る。判断の基準はいつも「その1冊が完成したか」です。

ひらめいたうかるくん

うかるくん

不安になったら「東大が見えてきた」しるし。やりこんだ本の数を数えて、前に進んでいることを確かめよう!

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よくある質問

東大文三の2次試験で数学は何点ですか?

文科(文科一類・二類・三類)の2次試験の数学は80点・100分です。2次の合計は440点で、共通テストの110点と合わせて550点です(2027年度)。

東大文系の数学の出題範囲は?

数学Ⅰ・Ⅱ・Aは全範囲、数学Bは「数列」「統計的な推測」、数学Cは「ベクトル」から出題されます(2027年度入学者選抜要項)。

東大の英語にリスニングはありますか?

あります。2次試験の英語(120分)の一部分で、30分程度の聞き取り試験が行われます。一部はマークシートで答えます。

東大文系の数学は白チャートから青チャートで間に合いますか?

何周もやりこめば土台になります。白チャート→青チャートを仕上げてから、東大の過去問で実戦に慣れるのがおすすめです。

宅浪で1科目ずつ勉強するのはありですか?

手ごたえをつかみやすく、効果のある方法です。ただし時間のかかる数学だけは、毎日少しずつ続けることをおすすめします。

あわせて読みたい

出典・参考

  • 東京大学「令和9(2027)年度 東京大学入学者選抜要項」(配点、第1段階選抜の倍率、募集人員、第2次学力試験の出題範囲・聞き取り試験)
  • 東京大学「令和8(2026)年度 東京大学入学者募集要項」(第2次学力試験の時間・配点)
  • 参考書のしぼり方・やりこみ方・一科目主義の考え方は、受験指導の経験にもとづく筆者の考えです

最終更新:2026年10月21日/作成:大学受験合格大作戦

コメント一覧
  1. ありがとうございます。ストイックに頑張ります!
    相談があります。純粋な宅浪になってからずっと、勉強以外の時間の使い方を考えてきました。私はゲームが好きで、高校時代はゲームを一日中するような人間でした。それがいきなり勉強を真剣にし始めたため、ゲームを始めたらきりがなくなるので、ゲームを一切しないように誓っていました。しかし、ここ数か月、ゲームをしながらでも勉強できるのではという言い訳(時間管理をしたらよい、リフレッシュになるなど)が頭をよぎり、そのたび深く考えて、やはりダメだ。あと、400日近くは遮二無二努力しようと思うのですが、また数日すると頭をよぎるのです。これがずっと続いています。
    本当に私は意志が弱い人間です。今まで何かを成し遂げたことがなく、その初めての成功体験を大学受験にしようと覚悟を決め、管理人様から激励の言葉をもらいながらも悩むのです。
    管理人様から私にガツンとゲームをしない方がよいと言っていただけませんか?お願いします。

  2. お久しぶりです。中間報告です。
    現在、数学は黄チャートⅠ・A(Ⅰは10周ほど、Aは6周ほど)を完成させました。そしてⅡを2周したところです。Ⅱは今までで一番嫌いな単元が多いです。Ⅰは2次関数が、Aは整数と苦手意識がありますが、Ⅱは領域、三角関数、指数対数、微分と1周するだけでも相当時間がかかります。
    黄チャートのやり方については、まずその単元の坂田アキラの面白いほどシリーズを読み、黄チャートで理解できる問題、できない問題を○×で分けます。(これを0周目と呼んでいます)理解できる問題のみ何周も解きます。理解できるのと問題が解けるのは別なので、それで最終的に2回自力で解けた場合、その例題は◎として、◎を9割以上がなるまで続けるというものです。
    ただこのやり方をⅠ・Aまでしていたのですが、Ⅱは先ほど申したように苦手な単元が多く、ただ1周するだけでも7~10日かかるので、やり方を変えました。Ⅱを7単元に分けて、一つ一つ各個つぶすことにしました。ということで今はⅡの最初の単元、式と証明を繰り返ししています。
    黄チャートについては、このまますれば大きな問題はありません。

    英語ですが、管理人様から助言をいただいたにもかかわらず、しばらく迷走しておりました。単語帳を何回も変えすぎたのが原因です。一つの参考書を徹底的にということは分かっていたのですが、気づけばずるずるといってしまいました。結局、10月からシステム英単語をし始め、10日で94%の単語を覚えたので混乱は収束しました。(多義語は除きました)その後、解体英熟語に入り、同じく10日で9割以上覚えました。(超難関大レベルは除きました)ただ単語熟語は覚えやすい分、忘れやすいと思いましたので、忘れることに寛容にならないといけないと思います。それで今回、システム英単語はしっかり覚えましたが、すでに半分くらい忘れていると思います。しかし一瞬ほとんど覚えたので、復習により思い出すことは最初に覚えた時より、楽だと思います。単語熟語は、あと2か月は忘れる思い出すを繰り返して、長期記憶になっていくと思いますので、のんびりいきます。
    Next Stageですが、解き方としては不正解の根拠を出すことだと思います。ただそれがブレイクスルーという文法書を見ても、ピンとこなかったので、受験サプリという映像授業で中学分野からやり直そうと思いました。(僕は関係詞がとても苦手です。)そして今、中2の内容を終えて、中3の内容を半分終えたところです。大学受験レベル英文法の内容も終えて、Next Stageにもう一度挑戦します。

    これからの流れですが、数学は黄チャートⅡ・Bを11月で9割以上にして、12月を総復習とします。英語は単語熟語は12月末まで毎日1Hほど時間を取り、じっくりやります。文法は中学・高校基礎を10月中に終わらせ、11月から大学受験レベルそしてNext Stageを解きます。その後、解釈系の参考書として最終的にポレポレを12月中には終わらせます。本来、もっと余裕をもって終わらせることができたはずですが、ぎりぎりになりそうです。
    11月からアルバイトを始めなくてはならなくなり、状況は少し厳しくなりますが、頑張ります。勉強時間については、昨日は11H30min 今日は10H30minといったように序盤に比べて、集中力と時間が安定してきました。ストップウォッチを使って正確に計っているのですが、これ以上はなかなかあげられません。前に本で受験直前期には20Hくらいしていたとか書いていた方がいたのですが、すごいですね。
    勉強時間が安定しても、まだ勉強が進んでいる実感が薄いのです。やる気があるときに頑張ることは誰にでもできるが、やる気のないときにこそ頑張れる人間になれと。きついと思う時に、いつもこの言葉を思い出すのですが、まだまだ鍛錬が足りませんね。
    一日一日、完全に悔いのないようにとは無理でしょうが、限界を少しずつでも広げていきたいと思います。

    • 中間報告ありがとうございます。受験勉強は計画実行⇒修正⇒実行 の繰り返しです。これをどれだけストイックに貫き通せるかが合否を分けます。なかなか結果が出ないときにブレずにやれるかどうか。合格するものは皆通る道ですが、渦中の受験生はなかなか気づけません。確実にゴールへ近づいていますのでこのまま頑張ってください。ただし、まだ5合目ににも届いていませんので気を抜いてはいけませんよ!!

  3. ありがとうございます!
    やりこむというのは徹底的にやること。1回、2回ではない。5回、6回でもない。
    この言葉を常に頭に入れて、妥協しないようにします。
    数学についてですが、黄チャートを実際に見てみると確かに初見では5%も解けなかったのですが、7割くらいの問題なら理解はできました。これは何度も反復を繰り返せば、問題はありません。残り3割の重要例題などは理解できないのですが、幸い私には去年受験を終えたばかりの妹がおりまして、教えてもらうことができます。
    結論、白チャート→青チャートではなくサイト主さんに勧められたように、黄チャート4冊をまずは完璧にします。
    英語については合格シリーズは収録数がやはり少ないので、別途自作単語帳をつくるわずらわしさを考えて、速単必修編、速熟の2冊にします。これはCDも持っているので、リスニング対策にもなると思います。
    英文法はちょうど英文法レベル別問題集1、2を終えて3を途中までしているところで、ネクステに入る下地はできていると思いますので、今からネクステにシフトします。
    その後、サイト主さんのおっしゃる通り基礎英文問題精講の解説が豊富な部分のみ→ポレポレとしていきます。
    最後に白チャートも終わっていない段階で新たなアドバイスはできないとのこと、正直うれしく思います。私も不退転の覚悟で受験勉強をします。年内に必ず、すべて終わらせて報告します。
    本当にありがとうございました!

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