
この記事の結論
- 理想は高2の終わりまでに「青チャート→1対1対応の演習」を終えること
- 高1から始めた人は、高3の夏休み前までに完璧に仕上がれば、あとは京大の過去問・予想問題の演習で間に合う
- 大切なのは冊数ではなくやりこむ回数。学校の問題集(4STEPなど)も並行してしっかりこなす
難関大の数学の進め方(図解)
学年別の仕上げる目安
| いつ始めたか | 青チャート+1対1を終える目安 | そのあと |
|---|---|---|
| 中学生から(中高一貫校など) | 高2の終わりまで | 高3は過去問・予想問題の演習に集中 |
| 高1から | 高3の夏休み前まで | 夏から秋にかけて志望校の過去問へ |
| 間に合わなかった人 | あきらめずに秋も続ける | 基礎ができていれば、11月以降に京大型の演習を始めても一気に伸びる |
現役生は、極端な話、共通テストが終わってからでも、基礎がしっかりできていれば2次試験の数学は間に合います。ただし数学はいちばん時間がかかる科目なので、なるべく早いうちに形にしておきましょう。
使う問題集と役割
| 問題集 | 役割 | いつ |
|---|---|---|
| 青チャート(チャート式 基礎からの数学) | 基礎〜標準の解法をひととおり身につける | 高1〜高2 |
| 1対1対応の演習 | 入試の標準問題で、解法を使いこなす力をつける | 高2〜高3の夏 |
| 学校の問題集(4STEP・4TRIAL・プリントなど) | 授業の復習。現役生はこれをやりこむことが土台 | ずっと並行 |
| 志望校の過去問・予想問題 | 出題形式に慣れ、時間配分をつかむ | 高3の秋〜 |
分野別の問題集に取り組むのもよいですが、それは上の問題集をやりこんだうえでのプラスαです。あれこれ手を出すより、決めた問題集を仕上げることを優先しましょう。
「やりこむ」とはどういうことか
やりこむというのは、1回、2回やることではありません。5回、6回でもありません。何十回も、自分の血肉となるまでくり返すことです。
- 問題を見た瞬間に、解き方の方針が浮かぶまでくり返す。
- まちがえた問題には印をつけ、印がなくなるまで解き直す。
- 答えを見て「わかった」で終わらせず、何も見ずに最後まで書けるか確かめる。
『高3の夏休み前までに青チャート→1対1を完璧にこなす』を達成できる人は、数学については京大合格レベルまでの目処が立ちます。京大だけでなく、旧帝大など難関大学を目指す人に共通の勉強法です。
いただいた質問(とむさん・高1)
青チャ⇒一対一⇒難関大突破か解法の突破口⇒過去問や予想問題などで演習と進めていく予定です。現在高1で青チャートを進めています。京大の過去問などの演習に時間を割きたい場合、青チャートや一対一などはそれぞれいつごろまでを目安に仕上げるといいですか?また、分野別の問題集はどのタイミングで入れるものなのですか?
この記事は、この質問への回答をもとにまとめたものです。3年後に、とむさんから朗報を聞けることを願っています。

よくある質問
青チャートはいつまでに終わらせればいいですか?
理想は高2の終わりまでに、青チャートと1対1対応の演習まで終えることです。高1から始めた人は、高3の夏休み前までが目安です。
青チャートと1対1対応の演習はどちらを先にやりますか?
青チャートで基礎〜標準の解法を身につけてから、1対1対応の演習で入試の標準問題に取り組む順番がおすすめです。
分野別の問題集はいつやればいいですか?
青チャート・1対1・学校の問題集をやりこんだうえで、プラスαとして取り組みましょう。
高3の夏までに終わらなかったら京大は無理ですか?
無理ではありません。基礎がしっかりできていれば、秋以降に京大型の演習を始めても一気に伸びることがあります。
何回くらいやりこめばいいですか?
回数の目安はなく、問題を見た瞬間に方針が浮かぶまで、何十回でもくり返すのが理想です。
あわせて読みたい
出典・参考
- 勉強の進め方は、京大受験指導の経験にもとづく筆者の考えです
最終更新:2026年10月8日/作成:大学受験合格大作戦












