「率」のポイント
- 「率」は11画、部首は玄(げん)、小学5年で習う漢字です。
- 書き順は、上の点・横の線→真ん中の「幺」→左の点2つ→右の点2つ→下の「十」です。
- 音読みが2つあり、「引率・軽率」はソツ、「比率・確率」はリツと読みます。
- 読み方は、音読みがソツ・リツ、訓読みがひき(いる)です。
ハルちゃん
「率」を書くとき、どこに気をつければいいの?
合格先生
書き順は、上の点・横の線→真ん中の「幺」→左の点2つ→右の点2つ→下の「十」です。
「率」の書き順アニメ
全11画
赤い番号は書く順番です。「1画すすむ」を押すと、1画ずつ確かめられます。
1画ずつの書き順(11画)
赤い線が、その画で書く線です。赤い丸が書き始めの位置です。
- 1画目
- 2画目
- 3画目
- 4画目
- 5画目
- 6画目
- 7画目
- 8画目
- 9画目
- 10画目
- 11画目
- 完成
書き順で気をつけること
「率」は、点が多くて書き順にまよいやすい字です。
1・2画目(赤・青)が上の点と横の線、3〜5画目が「幺」、6・7画目(ピンク・青緑)が左の点2つです。
日本の学校で使う順(図の順)は、上→真ん中の「幺」→左の点→右の点→下の「十」です。左右の点は、真ん中の「幺」を書いてから書きます。最後の「十」は、横の線→縦の線の順です。
書くときのポイント(とめ・はね・はらい)
- 真ん中の「幺」は、「く」の形を2つ重ねてから点を打ちます。
- 左の点2つは、上が点、下がはね上げです(「冫」のような形)。
- 右の点2つは、上が左はらい、下が点です。左右でちがう形になります。
- 10画目の横の線は長く書き、11画目の縦の線はまっすぐおろしてとめます。
「率」の読み方
| 読み | 使い方の例 |
|---|---|
| ソツ中 | 引率(いんそつ)・軽率(けいそつ)・率先(そっせん)・率直(そっちょく) |
| リツ | 比率(ひりつ)・確率(かくりつ)・百分率(ひゃくぶんりつ)・能率(のうりつ) |
| ひき(いる) | 率いる(ひきいる)「チームを率いる」 |
カタカナは音読み、ひらがなは訓読みです。うすい字は送りがなです。中は中学校で、高は高校で習う読みです(文部科学省「音訓の小・中・高等学校段階別割り振り表」)。高校で習う読みの一覧もあります。読みは国の「常用漢字表」にもとづいています。
「率」の意味
- ひきいる。先に立って連れていく。(例)率いる・引率・率先
- わりあい。(例)比率・確率・百分率
- かざらない。かるはずみな。(例)率直・軽率
「率」の成り立ち
象形文字(諸説あり)真ん中の「幺」は糸のたば、左右の点はしずくで、ぬれた糸をしぼる形といわれます。そこから「ひっぱる・ひきいる」の意味になり、のちに「わりあい」の意味でも使われるようになったと説明されます。
鳥や動物をとるあみの形とする説もあり、説が分かれています。
「率」を使う言葉と例文
- 率いるひきいる先に立って、人々を連れていく。「キャプテンがチームを率いる」
- 引率いんそつ人を連れていくこと。「先生の引率で見学に行く」
- 率先そっせん人より先に進んでやること。「率先してそうじをする」
- 比率ひりつ2つの数をくらべたわりあい。
- 確率かくりつあることが起こるわりあい。「くじが当たる確率」
- 百分率ひゃくぶんりつわりあいを100をもとにして表したもの。パーセント。
- 軽率けいそつよく考えずに、かるはずみに行うこと。
- 率直そっちょくかくさず、ありのままであること。「率直な感想」
例文
- 遠足では、先生が引率してくれました。
- さいころで1の目が出る確率は、6分の1です。
- 六年生が一年生を率いて、学校を案内しました。
「率」の覚え方
「なべぶたかぶって 糸(幺)をしぼれば、左に2てき 右に2てき、十でしめて 率」
読み分けは「人を連れるはソツ、わりあいはリツ」。算数で使う「比率・確率・百分率」はみんなリツです。
似ている漢字・まちがえやすい漢字
書き順クイズ

ハルちゃん
書き順クイズとなぞり書きで◎をとると、スタンプがもらえるよ。2つそろうと「率」はマスター!
次に書く線はどれかな? 1画目から順番に当てよう(全11画)。
なぞって練習しよう
うすいお手本をなぞって、書き順どおりに書いてみよう。
「率」の練習プリント(無料・印刷用)
書き順の図と、なぞり書き・練習用のマスが入ったA4のプリントです。家や教室で自由に使えます。
練習問題
- 「率」は何画で書きますか。
答えを見る
11画 - 「率」の左右の点は、真ん中の「幺」より先に書きますか、後に書きますか。
答えを見る
後。「幺」を書いてから、左の点2つ→右の点2つです。 - 読みがなを書きましょう。「雨がふる確率。」
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かくりつ - 読みがなを書きましょう。「先生が引率する。」
答えを見る
いんそつ - 漢字と送りがなで書きましょう。「チームをひきいる。」
答えを見る
率いる
小学5年で習うほかの漢字
読めない漢字・知らない漢字は、手書きで漢字を調べるから探せます。
よくある質問
「率」の書き順は?
上の点→横の線→「幺」(3画)→左の点2つ→右の点2つ→横の線→縦の線の順です。全部で11画です。
「率」は何画?
11画です。
「率」の部首は?
玄(げん)です。
「率」は何年生で習う?
小学5年生で習います。漢検では6級の漢字です。
「率」はソツとリツのどちらで読む?
「ひきいる」の意味の言葉(引率・率先など)はソツ、「わりあい」の意味の言葉(比率・確率など)はリツと読むことが多いです。
出典・参考
- 書き順の図:KanjiVG(© Ulrich Apel、CC BY-SA 3.0)をもとに作成。この図も同じ条件で使えます。
- 学年:文部科学省「小学校学習指導要領(平成29年告示)」学年別漢字配当表
- 読み:文化庁「常用漢字表」(平成22年内閣告示)
- 画数の確認:KANJIDIC2(EDRDG、CC BY-SA 4.0)
- 成り立ち:漢字ペディア(日本漢字能力検定協会)ほか、複数の漢字辞典の説明を要約
- 漢検の級は、日本漢字能力検定の「級別漢字表」の目安です(「漢検」は公益財団法人日本漢字能力検定協会の登録商標です)。
最終更新:2026年10月14日/作成:大学受験合格大作戦



