「殺」のポイント
- 「殺」は10画、部首は殳(るまた)、小学5年で習う漢字です。
- 左の部分(6画)を書いてから、右の「殳」(4画)を書きます。左の上は左はらい→点でバツの形を作ります。
- 「殺到(さっとう)」「相殺(そうさい)」「殺生(せっしょう)」など、音読みが3つある字です。
- 読み方は、音読みがサツ・(サイ)・(セツ)、訓読みがころ(す)です。
まなぶくん
「殺」を書くとき、どこに気をつければいいの?
合格先生
左の部分(6画)を書いてから、右の「殳」(4画)を書きます。左の上は左はらい→点でバツの形を作ります。
「殺」の書き順アニメ
全10画
赤い番号は書く順番です。「1画すすむ」を押すと、1画ずつ確かめられます。
1画ずつの書き順(10画)
赤い線が、その画で書く線です。赤い丸が書き始めの位置です。
- 1画目
- 2画目
- 3画目
- 4画目
- 5画目
- 6画目
- 7画目
- 8画目
- 9画目
- 10画目
- 完成
書き順で気をつけること
左の部分は、上のバツの形→下の木のような形の順です。
- 1〜2画目:左はらい→点(バツの形)
- 3〜6画目:横の線→縦の線→左はらい→点
- 7〜8画目:右上の「几」の形。左はらい→横から折れて曲がり、はねる
- 9〜10画目:右下の「又」の形。横から左はらい→右はらい
書くときのポイント(とめ・はね・はらい)
- 左の部分は細長く書き、右の「殳」に場所をあけます。
- 左下の6画目は、右はらいではなく点でとめます。
- 右上の8画目は、横に書いてから下へ折れ、最後にはねます。
- 最後の10画目は、右下へのびのびとはらいます。
「殺」の読み方
| 読み | 使い方の例 |
|---|---|
| サツ | 殺虫剤(さっちゅうざい)・殺到(さっとう)・殺風景(さっぷうけい) |
| (サイ)高 | 相殺(そうさい) |
| (セツ)高 | 殺生(せっしょう) |
| ころ(す) | 殺す(ころす)・息を殺す(いきをころす) |
カタカナは音読み、ひらがなは訓読みです。うすい字は送りがなです。( )の読みは、使う言葉がかぎられる特別な読み方です。中は中学校で、高は高校で習う読みです(文部科学省「音訓の小・中・高等学校段階別割り振り表」)。高校で習う読みの一覧もあります。読みは国の「常用漢字表」にもとづいています。
「殺」の意味
- ころす。命をうばう。(例)殺虫剤
- おさえる。なくす。(例)息を殺す・相殺
- はげしい。どっとおしよせる。(例)殺到
「殺」の成り立ち
形声文字(諸説あり)意味をあらわす「殳(ほこなどで打つ)」と、音をあらわす左の部分(サツ)を合わせた字です。打ってたおすことから、「ころす」の意味をあらわすと説明されます。
左の部分のもとの形については、いくつかの説があり、はっきりしていません。
「殺」を使う言葉と例文
- 殺虫剤さっちゅうざい虫を退治するための薬。
- 殺到さっとう人や物が一度にどっとおしよせること。
- 息を殺すいきをころす息の音を立てないよう、じっとしている。
- 殺風景さっぷうけいかざりけがなく、さびしい様子。「殺風景な部屋」
- 相殺そうさいたがいに打ち消し合うこと。
- 殺生せっしょう生き物の命をとること。
- 必殺ひっさつかならず相手をたおすこと。「必殺わざ」
例文
- かくれんぼで、息を殺してじっとかくれていました。
- セールの会場に、お客さんが殺到しました。
- 何もかざっていない、殺風景な部屋です。
「殺」の覚え方
「バツに木、几(つくえ)に又で 殺」
左はバツと木(木の右はらいは点に)、右は「几」と「又」。4つのまとまりに分けると覚えやすくなります。
似ている漢字・まちがえやすい漢字
書き順クイズ

まなぶくん
書き順クイズとなぞり書きで◎をとると、スタンプがもらえるよ。2つそろうと「殺」はマスター!
次に書く線はどれかな? 1画目から順番に当てよう(全10画)。
なぞって練習しよう
うすいお手本をなぞって、書き順どおりに書いてみよう。
「殺」の練習プリント(無料・印刷用)
書き順の図と、なぞり書き・練習用のマスが入ったA4のプリントです。家や教室で自由に使えます。
練習問題
- 「殺」は何画で書きますか。
答えを見る
10画 - 読みがなを書きましょう。「お店に人が殺到する。」
答えを見る
さっとう - 読みがなを書きましょう。「むやみに殺生をしない。」
答えを見る
せっしょう - 漢字で書きましょう。「さっちゅうざいで蚊を退治する。」
答えを見る
殺虫剤 - 「殺」の右がわと同じ形が入っている字はどれですか。(ア)投 (イ)枝
答えを見る
(ア)投
小学5年で習うほかの漢字
読めない漢字・知らない漢字は、手書きで漢字を調べるから探せます。
よくある質問
「殺」の書き順は?
左のバツの形(左はらい→点)、木のような形(横→縦→左はらい→点)、右の「殳」(左はらい→折れてはね→横から左はらい→右はらい)の順に書きます。全部で10画です。
「殺」は何画?
10画です。
「殺」の部首は?
殳(るまた)です。「ほこづくり」とも呼びます。
「殺」は何年生で習う?
小学5年生で習います。漢検では6級の漢字です。
「殺」の読み方はいくつある?
音読みがサツ・サイ・セツの3つ、訓読みが「ころす」で、全部で4つです。サイは相殺、セツは殺生で使います。
出典・参考
- 書き順の図:KanjiVG(© Ulrich Apel、CC BY-SA 3.0)をもとに作成。この図も同じ条件で使えます。
- 学年:文部科学省「小学校学習指導要領(平成29年告示)」学年別漢字配当表
- 読み:文化庁「常用漢字表」(平成22年内閣告示)
- 画数の確認:KANJIDIC2(EDRDG、CC BY-SA 4.0)
- 成り立ち:漢字ペディア(日本漢字能力検定協会)ほか、複数の漢字辞典の説明を要約
- 漢検の級は、日本漢字能力検定の「級別漢字表」の目安です(「漢検」は公益財団法人日本漢字能力検定協会の登録商標です)。
最終更新:2026年10月14日/作成:大学受験合格大作戦



