「飛」のポイント
- 「飛」は9画、部首は飛(とぶ)、小学4年で習う漢字です。
- 日本の学校では、4画目に真ん中の縦の線を書きます。上の右がわ(かぎ・ノ・点)を書いたらすぐ縦、そのあと左と下を書きます。
- 「書き順」でよく調べられる字の一つで、4画目をまちがえやすい漢字として知られています。部首が字そのもの(飛)なのも特ちょうです。
- 読み方は、音読みがヒ、訓読みがと(ぶ)・と(ばす)です。
ハルちゃん
「飛」を書くとき、どこに気をつければいいの?
合格先生
日本の学校では、4画目に真ん中の縦の線を書きます。上の右がわ(かぎ・ノ・点)を書いたらすぐ縦、そのあと左と下を書きます。
「飛」の書き順アニメ
全9画
赤い番号は書く順番です。「1画すすむ」を押すと、1画ずつ確かめられます。
1画ずつの書き順(9画)
赤い線が、その画で書く線です。赤い丸が書き始めの位置です。
- 1画目
- 2画目
- 3画目
- 4画目
- 5画目
- 6画目
- 7画目
- 8画目
- 9画目
- 完成
書き順で気をつけること
「飛」は、書き順をまちがえやすい漢字の代表です。特に真ん中の縦の線をいつ書くかでまよいます。
1〜3画目で上の右がわ(赤・青・緑)、4画目に真ん中の縦(茶)を書きます。
日本の学校で教える順は、次のとおりです。
- 上のかぎ(1画目。横に書いて折れ、下でまがってはねる)
- 右上の小さな左はらい(2画目)
- その下の小さな点(3画目)
- 真ん中の縦(4画目)←ここがポイント
- 左の短い左はらい(5画目)
- 左の長い左はらい(6画目)
- 下のかぎ(7画目)
- 右下の小さな左はらい(8画目)
- 右下の点(9画目)
つまり、「上の右がわ」→「真ん中の縦」→「左の2本」→「下の右がわ」の順です。上と下で同じ形(かぎ・ノ・点)が2回出てくる、と見ると覚えやすくなります。
中国や台湾などの学校では、真ん中の縦をいちばん最後に書く順を教えています。国によって教え方がちがうだけで、どちらかがまちがいというわけではありません。日本のテストでは、縦は4画目と答えましょう。
書くときのポイント(とめ・はね・はらい)
- 1画目と7画目の「かぎ」は、横に書いて折れ、下でまがってはねます。上より下のかぎを大きく書きます。
- 4画目の真ん中の縦は、上のかぎの下から書きはじめ、まっすぐおろしてとめます。
- 5画目・6画目の左はらいは、縦の線の左がわに。6画目のほうを長くします。
- 右がわの小さな左はらいと点(2・3画目と8・9画目)は、上下でそろえて書きます。
「飛」の読み方
| 読み | 使い方の例 |
|---|---|
| ヒ | 飛行機(ひこうき)・飛行(ひこう)・飛来(ひらい) |
| と(ぶ) | 飛ぶ(とぶ)・飛び箱(とびばこ)・飛び石(とびいし) |
| と(ばす) | 飛ばす(とばす)・紙飛行機を飛ばす |
カタカナは音読み、ひらがなは訓読みです。うすい字は送りがなです。読みは国の「常用漢字表」にもとづいています。
「飛」の意味
- 空をとぶ。(例)鳥が飛ぶ・飛行機
- とばす。いきおいよくとびちる。(例)紙飛行機を飛ばす・水しぶきが飛ぶ
- とても速い。とびこえる。(例)飛躍(ひやく)
「飛」の成り立ち
象形文字鳥がつばさを広げて、空をとんでいる形からできた字です。左右に出ている形が、羽をふっているようすを表すといわれます。
「飛」を使う言葉と例文
- 飛ぶとぶ空中を進む。「鳥が空を飛ぶ」
- 飛行機ひこうきつばさで空をとぶ乗り物。
- 飛び箱とびばこ体育で、手をついてとびこえる箱。
- 飛ばすとばすとぶようにする。「紙飛行機を飛ばす」
- 飛び石とびいし庭などに、はなしてならべた石。
- 飛来ひらい鳥などが、とんでくること。「白鳥が飛来する」
- 飛躍ひやく大きく進歩すること。話が急にとぶこと。「飛躍的にのびる」
例文
- つばめが低く飛ぶと、雨がふるといわれます。
- 体育の時間に飛び箱を六だんとびました。
- 空港で大きな飛行機を見ました。
「飛」の覚え方
「かぎ・ノ・てん、まん中ストン、左にノ・ノ、かぎ・ノ・てんで 飛」
上と下に同じ「かぎ・ノ・てん」が2回。そのあいだに「まん中ストン(4画目の縦)」と「左にノ・ノ」をはさむ、と覚えましょう。
似ている漢字・まちがえやすい漢字
書き順クイズ

ハルちゃん
書き順クイズとなぞり書きで◎をとると、スタンプがもらえるよ。2つそろうと「飛」はマスター!
次に書く線はどれかな? 1画目から順番に当てよう(全9画)。
なぞって練習しよう
うすいお手本をなぞって、書き順どおりに書いてみよう。
「飛」の練習プリント(無料・印刷用)
書き順の図と、なぞり書き・練習用のマスが入ったA4のプリントです。家や教室で自由に使えます。
練習問題
- 「飛」は何画で書きますか。
答えを見る
9画 - 日本の学校で習う「飛」の4画目はどれですか。(ア)真ん中の縦 (イ)下のかぎ
答えを見る
(ア)真ん中の縦。上の右がわ(かぎ・ノ・点)を書いたすぐ後です。 - 読みがなを書きましょう。「飛行機に乗る。」
答えを見る
ひこうき - 漢字と送りがなで書きましょう。「紙ひこうきをとばす。」
答えを見る
飛ばす - 「飛」の部首は何ですか。
答えを見る
飛(とぶ)。字そのものが部首です。
小学4年で習うほかの漢字
読めない漢字・知らない漢字は、手書きで漢字を調べるから探せます。
よくある質問
「飛」の書き順は?
日本の学校では、上のかぎ→右上の左はらい→点→真ん中の縦(4画目)→左の左はらい2本→下のかぎ→右下の左はらい→点の順です。全部で9画です。
「飛」の真ん中の縦は最後に書くの?
中国などでは最後に書く順を教えていますが、日本の学校では4画目に書きます。日本のテストでは4画目と答えましょう。
「飛」は何画?
9画です。
「飛」の部首は?
飛(とぶ)です。字そのものが部首になっています。
「飛」は何年生で習う?
小学4年生で習います。漢検では7級の漢字です。
出典・参考
- 書き順の図:KanjiVG(© Ulrich Apel、CC BY-SA 3.0)をもとに作成。この図も同じ条件で使えます。
- 学年:文部科学省「小学校学習指導要領(平成29年告示)」学年別漢字配当表
- 読み:文化庁「常用漢字表」(平成22年内閣告示)
- 画数の確認:KANJIDIC2(EDRDG、CC BY-SA 4.0)
- 成り立ち:漢字ペディア(日本漢字能力検定協会)ほか、複数の漢字辞典の説明を要約
- 国による書き順のちがい:ウィキペディア日本語版「筆順」の説明を要約
- 漢検の級は、日本漢字能力検定の「級別漢字表」の目安です(「漢検」は公益財団法人日本漢字能力検定協会の登録商標です)。
最終更新:2026年10月14日/作成:大学受験合格大作戦



