
この記事の結論
- 国名の漢字表記は、外国の国名の音に漢字を当てた「当て字」です。たとえばアメリカは亜米利加、フランスは仏蘭西と書き、略して米・仏のように1文字で表します
- この略称は「日米」「日英同盟」「日露戦争」のようにニュースや日本史で今も使われます。明治の文語文では国名が漢字で書かれるので、入試の国語でも読めると安心です
【国語のお勉強】

「読めそうで読めない漢字」シリーズの7回目です。シリーズの一覧はこちらです。
- 読めそうで読めない漢字(パート1)
- 読めそうで読めない漢字~パート2
- 読めそうで読めない漢字~パート3
- 読めそうで読めない漢字~パート4
- 読めそうで読めない漢字~パート5
- 読めそうで読めない漢字~パート6
- 読めそうで読めない漢字~パート7【国の名前編】(この記事)
- 読めそうで読めない漢字~パート8
- 読めそうで読めない漢字~パート9
読めそうで読めない漢字。みんなが読める漢字は読めて当たり前。誰も知らない漢字は読めなくても仕方が無い。差がつくのは、読めそうで読めない漢字を読めるかどうかです。今回は国名の漢字表記を集めてみました。
国名の漢字1字は「漢字合格大作戦」で
「米」「英」「仏」「独」「露」のような1字の書き順・音読み・訓読み・漢検の級は「漢字合格大作戦」(常用漢字2136字)で確かめられます。級別の一覧は漢検2級など、高校で習う読みは高校で習う読みへ。なお、瑞(スイス)・濠(オーストラリア)・墺(オーストリア)・伊(イタリア)・蘭(オランダ)は常用漢字外の字です。

国名の漢字表記クイズ20問:いくつ読める?
さて、いくつ読めるでしょうか? 複数表記しているものは同じ国名を表します。
- 亜米利加、亜墨利加、米利堅、美利堅、弥利堅
- 加奈陀
- 墨西哥
- 亜爾然丁、亜尓然丁
- 伯剌西爾
- 中華人民共和国
- 泰国
- 越南
- 馬来西亜
- 土耳古
- 印度
- 新嘉坡
- 英国
- 瑞西
- 独国
- 仏蘭西
- 露西亜
- 西班牙
- 濠太剌利
- 南阿弗利加
ヒント:答えはすべて、今の日本でカタカナで書かれている国の名前です。漢字1文字ずつの「音」を拾って声に出してみると、意外と読めるものがあります。
国旗をヒントにもう一度考えてみよう!

国旗をヒントにもう一度考えてみよう!
亜米利加、亜墨利加、米利堅、美利堅、弥利堅
加奈陀
墨西哥
亜爾然丁、亜尓然丁
伯剌西爾
中華人民共和国
泰国
越南
馬来西亜
土耳古
印度
新嘉坡
英国
瑞西
独国
仏蘭西
露西亜
西班牙
濠太剌利
南阿弗利加
答え(押すと開きます)
答えと略称を見る

正解は
- 亜米利加、亜墨利加、米利堅、美利堅、弥利堅 アメリカ(米)
- 加奈陀 カナダ(加)
- 墨西哥 メキシコ(墨)
- 亜爾然丁、亜尓然丁 アルゼンチン(爾)
- 伯剌西爾 ブラジル(伯)
- 中華人民共和国 中国(中)
- 泰国 タイ(泰)
- 越南 ベトナム(越)
- 馬来西亜 マレーシア(馬)
- 土耳古 トルコ(土)
- 印度 インド(印)
- 新嘉坡 シンガポール(星)
- 英国 イギリス(英)
- 瑞西 スイス(瑞)
- 独国 ドイツ(独)
- 仏蘭西 フランス(仏)
- 露西亜 ロシア(露)
- 西班牙 スペイン(西)
- 濠太剌利 オーストラリア(豪)
- 南阿弗利加 南アフリカ(南阿)
()内は略称
※4のアルゼンチンは、元の記事では略称を(爾)としましたが、新聞や辞典では「亜」(亜国)と書くのが一般的です。6の中国は当て字ではなく正式な国名の漢字です。
さて、何カ国読めましたか?
16問以上読めた人は、国名の漢字にかなり強い人です。10問前後の人も大丈夫です。このあとの図で、1文字の略称と「なぜその漢字なのか」をつかめば、ぐっと覚えやすくなります。
国名の漢字1文字の略称一覧(米・英・仏・独・露…)
国名の漢字表記は長いので、ふだんは1文字の略称で使います。新聞の見出しの「日米」「米中」「英仏」などがそれです。クイズの20か国の略称を、地域ごとの色で並べました。
| 国名 | 漢字表記 | 略称 | よく見る言葉 |
|---|---|---|---|
| アメリカ | 亜米利加・亜墨利加・米利堅 など | 米 | 米国・日米・北米 |
| イギリス | 英吉利(英国) | 英 | 英国・英語・日英同盟 |
| フランス | 仏蘭西 | 仏 | 仏語・英仏・日仏 |
| ドイツ | 独逸(独国) | 独 | 独語・独仏・日独伊 |
| ロシア | 露西亜 | 露 | 日露戦争・露語 |
| スペイン | 西班牙 | 西 | 西語(スペイン語) |
| カナダ | 加奈陀 | 加 | 日加・加州(※) |
| オーストラリア | 濠太剌利 | 豪 | 豪州・日豪 |
| インド | 印度 | 印 | 日印・印パ |
| ブラジル | 伯剌西爾 | 伯 | 日伯 |
※「加州」は、アメリカのカリフォルニア州(加利福尼亜)の意味で使われることもあります。前後の文で見分けましょう。
略称の多くは、漢字表記の1文字目を取ったものです(仏蘭西→仏、独逸→独、露西亜→露、西班牙→西、加奈陀→加)。ただし、アメリカの「米」のように2文字目を取るものや、オーストラリアの「豪」のように元の字(濠)と別の字に変わったものもあります。濠は常用漢字にないため、新聞などでは「豪州」のように常用漢字の「豪」が使われます。
表記の揺れにも注意しましょう。アメリカには亜米利加・亜墨利加・米利堅など複数の表記があり、ロシアにも露西亜のほかに魯西亜という書き方があります。どれか1つだけが正しいわけではありません。「米利堅(メリケン)」の名残は、小麦粉の「メリケン粉」や、神戸の「メリケン波止場」という言葉に残っています。
世界地図で覚える国名の漢字
国名は、場所といっしょに覚えると忘れにくくなります。地図の上に1文字の略称を置いてみました。ヨーロッパに「英・仏・独・瑞・西」、アジアに「中・印・泰・越・馬・星」と、まとまりで見ると頭に入りやすくなります。
地理の勉強で白地図に国名を書きこむとき、カタカナの横に略称を1文字添えておくと、地理と国語を同時に練習できます。地図の読み方や地理の勉強の進め方は「地理の勉強法【基礎編】」にまとめています。
国名の漢字はなぜこの字?当て字(音訳)のしくみ
国名の漢字表記は、外国語の音を漢字で書き写したものです。このように音だけを借りて当てた漢字を「当て字」(音訳)と言います。漢字の意味は関係ありません。「仏蘭西」の仏は「ほとけ」の意味ではなく、「フツ」という音を借りているだけです。
だから国名の漢字は「読めそうで読めない」のです。米・利・加はどれも小学校で習う簡単な字なのに、並ぶと「アメリカ」とはなかなか読めません。逆に言えば、1文字ずつ音読みで読んでみるのが、初めて見る国名を読むコツです。伯(ハク)剌(ラツ)西(セイ)爾(ジ)→「ブラジル」のように、音が少しずつずれていることも多いので、似た音を探す気持ちで読みましょう。
アメリカの略が1文字目の「亜」でなく2文字目の「米」なのは、「亜」がすでに亜細亜(アジア)の略として使われていたから、と説明されることが多いです。アルゼンチン(亜爾然丁)の略も「亜」なので、亜は文の中でどの意味かを見分ける必要があります。
国名の漢字には、中国で作られた音訳を日本でも使ったものと、日本で独自に当てたものがあります。どちらの由来かは国によってちがい、はっきりしないものもあります。
うかるくん
亜米利加って、どうして「米」なんですか? お米の国だからだと思っていました…
合格先生
よくある勘違いだね。国名の漢字は意味ではなく音を借りた当て字なんだ。亜(ア)米(メ)利(リ)加(カ)で「アメリカ」。その2文字目を取って「米」になったんだよ。
サクラちゃん
じゃあ、仏蘭西の「仏」も、ほとけとは関係ないんですね。
合格先生
そのとおり。1文字ずつ音読みしてみる。これが国名の漢字を読むいちばんのコツだ。
日米・日英同盟・日露戦争:日本史とニュースに出る国名の漢字
国名の略称は、日本史の用語にたくさん出てきます。略称を知っていれば、用語を見ただけで「どの国との条約・戦争か」がすぐわかります。
- 日米和親条約(1854年)・日米修好通商条約(1858年):米=アメリカ
- 日英同盟(1902年):英=イギリス
- 日露戦争(1904〜1905年):露=ロシア
- 日独伊三国同盟(1940年):独=ドイツ、伊=イタリア
- 日中平和友好条約(1978年):中=中国
今のニュースでも「日米首脳会談」「米大統領」「英首相」「独仏」のように、略称は毎日のように使われています。アメリカの歴代大統領は「歴代アメリカ大統領一覧」に、世界の国際機関の略称(アルファベットのほう)は「アルファベットの略称一覧」にまとめています。漢字の略称とアルファベットの略称、両方わかると新聞がすらすら読めます。
世界史でも、国名の漢字は資料の中に出てきます。年表と地域を整理する勉強のしかたは「世界史の勉強法その2」を参考にしてください。日本史の人物を覚えるなら「日本の歴代総理大臣をゴロあわせで丸暗記」もどうぞ。
中国語の国名と日本の国名の漢字のちがい
おもしろいことに、同じ漢字の国でも、日本と中国では国名の漢字がちがうことがあります。
アメリカは、日本では「米国」ですが、中国語では「美国」と書きます。フランスは日本では「仏」、中国語では「法国」、ドイツは日本では「独」、中国語では「德国」です。どちらも外国の国名の音を漢字で表していますが、選んだ漢字が別々に定着したのです。
一方で、英国・印度・西班牙・墨西哥・越南・泰国のように、日本と中国で同じ(またはほぼ同じ)漢字を使う国もあります。クイズの墨西哥(メキシコ)や越南(ベトナム)が「中国語っぽい」と感じた人は、するどいです。

合格先生
国名の漢字は「音を借りた当て字」。読めないときは1文字ずつ音読みして、近い音の国名を探そう!
発展問題:もっと読めるかな?国名の漢字表記13問
20問が読めた人は、こちらにも挑戦してみましょう。ヨーロッパ・アジア・アフリカ・南アメリカの国です。
- 伊太利
- 阿蘭陀・和蘭
- 葡萄牙
- 白耳義
- 希臘
- 墺太利
- 匈牙利
- 瑞典
- 丁抹
- 比律賓
- 埃及
- 秘露
- 新西蘭
答えを見る
- 伊太利 イタリア(伊)
- 阿蘭陀・和蘭 オランダ(蘭)
- 葡萄牙 ポルトガル(葡)
- 白耳義 ベルギー(白)
- 希臘 ギリシャ(希)
- 墺太利 オーストリア(墺)
- 匈牙利 ハンガリー(匈)
- 瑞典 スウェーデン(瑞)
- 丁抹 デンマーク(丁)
- 比律賓 フィリピン(比)
- 埃及 エジプト(埃)
- 秘露 ペルー(秘)
- 新西蘭 ニュージーランド(NZ と書くことも多い)
()内は略称。国名の漢字表記には、ここに挙げた以外の書き方がある国もあります。
まちがえやすい国名の漢字
スイス(瑞西)とスウェーデン(瑞典)は、どちらも「瑞」で始まります。略称も「瑞」になりうるので、文の前後で見分けます。オーストラリア(濠太剌利)とオーストリア(墺太利)は、カタカナでもまちがえやすい組み合わせです。略称は豪と墺で、字がちがいます。インド(印度)とインドネシア(印度尼西亜)も、頭の2文字が同じです。
墺匈国とは?オーストリア=ハンガリー帝国:一橋大学の入試に出た国名の漢字
国名の略称は、2つ並べて「2つの国」を表すこともあります。日米・英仏と同じしくみで、墺匈国(おうきょうこく)は、墺(墺太利=オーストリア)と匈(匈牙利=ハンガリー)を合わせた言い方です。指しているのはオーストリア=ハンガリー帝国です。
オーストリア=ハンガリー帝国は、1867年にオーストリアとハンガリーの間で結ばれた「妥協(アウスグライヒ)」で生まれ、第一次世界大戦に敗れた1918年に解体しました。オーストリア皇帝がハンガリー王を兼ね、1人の君主のもとに2つの国がまとまる同君連合の形で、「二重帝国」とも呼ばれます。第一次世界大戦のきっかけになったサラエボ事件(1914年)で暗殺されたのも、この国の皇位継承者でした。
2025年度の一橋大学の入試で「墺匈国」が出題
X(旧Twitter)で、一橋大学の歴史総合・日本史の対策をしている方から、「オーストリアの墺とハンガリーの匈も追加を」というコメントをいただきました。2025年度(2025年2月)の一橋大学の入試で、日本史と世界史の共通問題(第3問)に「墺匈国」が出てきて、その国の名称(答えはオーストリア=ハンガリー帝国)を書かせる問いが出た、という情報です。
@5ka9com オーストリアの墺とハンガリーの匈も追加お願いします。
— 一橋大学歴史総合·日本史対策 (@miragexg8) 2026年10月21日
一昨年の一橋の歴史総合で墺匈国の名称を書けって問題が出題されました(回答:オーストリア=ハンガリー帝国)
受験生や指導者の解説を見ると、この大問は日露戦争のあとの日本と韓国の関係(「韓国併合」という言葉ができたいきさつ)を扱ったもので、「墺匈国のような国家を作る」という当時の議論が出てくる、という説明でした。日本史だけで受けた人には「オーストリア=ハンガリー帝国」を書くのは難しかった、という声もあります。(問題の原文は過去問集などで確かめてください。)
ここから分かるのは、国名の漢字の略称は、日本史・世界史の資料を読むための道具だということです。2025年度の入試から加わった「歴史総合」は、日本と世界をつなげて学ぶ科目なので、明治・大正の資料に出てくる「英」「露」「独」「墺」のような1文字を見て、すぐ国が浮かぶかどうかで差がつきます。世界史の論述の練習は「世界史の勉強法(私大・2次試験編)」、日本史の勉強の進め方は「日本史の勉強法」も参考にしてください。
※墺・匈はどちらも常用漢字ではないので、「漢字合格大作戦」の1字ページはありません。匈は「匈奴(きょうど)」のキョウです。
コメントをくださった方、ありがとうございました。ほかにも「この国の漢字も入れて」「入試でこんな形で出た」という情報があれば、Xや「受験の質問・相談」からお寄せください。
受験生へメッセージ:入試の文語文では国名は漢字

受験生へメッセージ
国語の入試問題で文語文が出題されると国名は漢字表記!
一橋大学、明治大学、上智大学を目指す人はしっかり読めるようにしておきましょう。
私が受験した頃の京大では毎年、文語文の問題が出題されていました。
文語文が出題されなくなって久しいですが、復活する可能性も捨てきれません。⇒文語文・明治文語文・明治擬古文についてはコチラ
NHKの大河ドラマ「八重の桜」も明治時代が舞台だし、2014年の入試は明治文語文に要注意!
新島襄(八重の夫)が創設した同志社大学。
2014年入試問題は例年以上に気合の入った問題を用意してくるだろう。
文語文・擬古文対策はこちら⇒国語(文語文)の勉強法(※1990年代に書いた記事なので少し古いですが、参考になれば幸いです。)
そういえば今の高校生は1990年代生まれですね。ひょっとしたら生まれる前に書かれた記事・・・・。
時代を感じます。
(ここまで2013年10月の元の記事のメッセージです。大河ドラマ「八重の桜」は2013年に放送されました。)
今の入試と国名の漢字(2026年の補足)
京都大学(京大)の2次試験の国語は、出題方針で文体について「明治擬古文まで含め」としています。ここ数年に出ていなくても、明治の文語文は出題の範囲に入っている、ということです。くわしい対策は書き直した「京大 国語 文語文(明治擬古文)の勉強法」を見てください。
明治の文章や新聞では、「米国」「英吉利」「露国」「独逸」のように国名が漢字で書かれます。文語文の読解で国名につまずくと、文の流れを見失います。古文の文法は「古文文法辞典」、入試別の要点は「2次試験の古文文法」で確かめられます。
また、国名の漢字そのものが書き取りや読みの問題に出ることは多くありませんが、「米」「仏」「露」などの字の読み方は、漢字の力の基本です。たとえば「米」「英」「露」「独」の1字ページでは、読み・書き順・成り立ちまで確かめられます。漢字全体の入口は「漢字合格大作戦」です。
サクラちゃん
文語文に国名が漢字で出てきたら、読めずにあせりそう…。どうやって覚えればいいですか?
合格先生
まずは米・英・仏・独・露・伊・中の7つの略称を、日本史の用語といっしょに覚えよう。日米修好通商条約、日英同盟、日露戦争、日独伊三国同盟…と言えるだけで、半分はもう覚えているはずだ。
うかるくん
日本史の用語なら知ってます! そこから国名の漢字につなげればいいんですね。
合格先生
そうだ。知っている言葉に結びつけるのが、いちばん忘れない覚え方だよ。
国名の漢字の覚え方:4つのステップ
- 略称から覚える:米・英・仏・独・露・伊・中・西・加・豪・印・伯。まずは1文字で(伊は常用漢字外)。
- 日本史・ニュースの言葉と結ぶ:日米・日英同盟・日露戦争・日独伊三国同盟・日豪・日印。
- 漢字表記を1文字ずつ音読みする:仏(フツ)蘭(ラン)西(セイ)→フランス。
- 地図の上で覚える:ヨーロッパの英・仏・独・瑞・西、アジアの中・印・泰・越・馬・星のように、まとまりで。
覚えたら、このページの20問のクイズにもう一度挑戦してみてください。国旗のヒントなしで全問読めれば合格です。

うかるくん
1文字ずつ音読み、そして日本史の用語とセット! これなら「読めそうで読めない」が「読める」に変わる!
国語の勉強全体の進め方は「国語まとめ」に、京大の漢字の書き取りは「2014年の京大国語で出題された漢字」にあります。わからないことがあれば「受験の質問・相談」でどうぞ。
このページに出た漢字を1字ずつ確かめよう
「米」「英」「仏」「独」「露」のような1字の書き順・音読み・訓読み・漢検の級は「漢字合格大作戦」(常用漢字2136字)で確かめられます。級別の一覧は漢検2級など、高校で習う読みは高校で習う読みへ。なお、瑞(スイス)・濠(オーストラリア)・墺(オーストリア)・伊(イタリア)・蘭(オランダ)は常用漢字外の字です。
読めそうで読めない漢字シリーズ
- 読めそうで読めない漢字(パート1)
- 読めそうで読めない漢字~パート2
- 読めそうで読めない漢字~パート3
- 読めそうで読めない漢字~パート4
- 読めそうで読めない漢字~パート5
- 読めそうで読めない漢字~パート6
- 読めそうで読めない漢字~パート7【国の名前編】(この記事)
- 読めそうで読めない漢字~パート8
- 読めそうで読めない漢字~パート9
よくある質問
アメリカを漢字で書くと?
亜米利加と書きます。亜墨利加・米利堅などの書き方もあります。略称は「米」で、米国・日米のように使います。
アメリカの略称はなぜ「米」なのですか?
亜米利加の2文字目を取ったものです。1文字目の「亜」は亜細亜(アジア)の略に使われるため、と説明されることが多いです。
フランスとドイツの漢字表記は?
フランスは仏蘭西(略称は仏)、ドイツは独逸(略称は独)です。
オーストラリアの略称は「豪」と「濠」のどちらですか?
漢字表記は濠太剌利ですが、新聞などでは常用漢字の「豪」を使い、豪州・日豪のように書きます。
墺匈国とは何ですか?
オーストリア(墺太利)とハンガリー(匈牙利)の略称を合わせた言い方で、オーストリア=ハンガリー帝国(1867〜1918年)を指します。2025年度の一橋大学の入試でも名称が問われました。
スイスとスウェーデンの漢字のちがいは?
スイスは瑞西、スウェーデンは瑞典です。どちらも「瑞」で始まるので、文の前後で見分けます。
あわせて読みたい
出典・参考
- 問題と答え・写真・受験生へのメッセージ:2013年10月の元の記事(大学受験合格大作戦)
- 国名の漢字表記・略称:国語辞典・漢和辞典などで広く使われる表記による(表記には揺れがあり、複数の書き方がある国もある)
- 日本史の年代:高校日本史の教科書の範囲(日米和親条約1854年、日米修好通商条約1858年、日英同盟1902年、日露戦争1904〜1905年、日独伊三国同盟1940年、日中平和友好条約1978年)
- 京都大学の国語の出題方針(「明治擬古文まで含め」):京都大学 入学者選抜要項
最終更新:2026年10月22日/作成:大学受験合格大作戦











