
この記事の結論
うかるくん
方法が9つもあると、どれを使えばいいかわからないよ……。
合格先生
下の流れ図を、上から順に見ていけば大丈夫だ。
9つの方法の早見表
| 回 | 使える数 | 例 | やり方 |
|---|---|---|---|
| 第一回 | 一の位が同じ、十の位の和が10 | 72×32 | 7×3+2=23、2×2=04 → 2304 |
| 第二回 | 十の位が同じ、一の位の和が10 | 47×43 | 4×5=20、7×3=21 → 2021 |
| 第三回 | 2桁×11 | 42×11 | 4と2の間に4+2 → 462 |
| 第四回 くれない算 | 11〜19どうし | 12×16 | 12+6=18 → 180、2×6=12 → 192 |
| 第五回 | まん中がきりのよい数 | 53×47 | 50²−3²=2500−9 → 2491 |
| 第六回 | かける数の一の位が1 | 60×31 | 1800+60 → 1860 |
| 第七回 | かける数の一の位が9 | 60×39 | 2400−60 → 2340 |
| 第八回 | どんな2桁×2桁でも | 23×41 | 2×4=8、2×1+3×4=14、3×1=3 → 943 |
| 第九回 | どちらも100に近い | 97×96 | 97−4=93、3×4=12 → 9312 |
どの方法を使う?流れ図
かけ算を見たら、上から順に当てはまるかを調べます。「はい」になったところの方法を使いましょう。
いちばんのおすすめは「くれない算」
11〜19どうしのかけ算は、受験の計算でとてもよく出てきます。くれない算は、「一の位を貸してくれない?」というかけ声で覚える方法です。名前は京大紅萌会の「紅(くれない)」から。紅萌会では、小学生対象の超速学習コースの「遊び学習」で学習します。
12×16なら、16の6を12に貸してもらって18。18×10=180。一の位どうし2×6=12をたして192。くわしくは「くれない算のやり方」へ。
くれない算の本家ページ(京大紅萌会)
小学生にもわかるように、ふりがな・イラストつきで説明しています。
くれない算(紅算)のやり方|11〜19のかけ算が頭の中でできる ›
🖨 くれない算の練習プリント(無料・PDF):小学生向けの解説・練習・答えのプリントを、京大紅萌会のくれない算ページで配布中です。学校の先生・塾の先生・保護者の方などは自由にお使いください → プリントを見る ›
練習:どの方法で解く?(12問)

合格先生
まず方法を決めてから計算しよう。全問正解をめざせ!
まず使う方法を決めてから計算しましょう。答えには、使う方法も書いてあります。
- 64×44=
- 36×34=
- 57×11=
- 14×17=
- 62×58=
- 45×21=
- 32×49=
- 97×98=
- 23×74=
- 18×19=
- 99×11=
- 71×69=
答えを見る
- 64×44=2816 (第一回(6×4+4=28、4×4=16))
- 36×34=1224 (第二回(3×4=12、6×4=24))
- 57×11=627 (第三回(5と7の間に5+7=12、くり上がって627))
- 14×17=238 (くれない算(14+7=21→210、4×7=28))
- 62×58=3596 (第五回(3600−4))
- 45×21=945 (第六回(900+45))
- 32×49=1568 (第七回(1600−32))
- 97×98=9506 (第九回(97−2=95、3×2=06 → 9506))
- 23×74=1702 (第八回 たすきがけ(2×7=14、2×4+3×7=29、3×4=12 → 1702))
- 18×19=342 (くれない算(18+9=27→270、8×9=72))
- 99×11=1089 (第三回(9と9の間に9+9=18、くり上がって1089))
- 71×69=4899 (第五回(4900−1))

うかるくん
9つ全部覚えたら、2桁のかけ算はこわくない!
記事の一覧
- インド式かけ算 第一回|十の位を足すと10、一の位が同じ(72×32など)
- インド式かけ算 第二回|十の位が同じで、一の位を足すと10(47×43など)
- インド式かけ算 第三回|2桁×11(42×11など)
- インド式かけ算 第四回|くれない算(11〜19どうし)(12×16など)
- インド式かけ算 第五回|和と差の積の公式が使える(53×47など)
- インド式かけ算 第六回|一の位が1の数をかける(60×31など)
- インド式かけ算 第七回|一の位が9の数をかける(60×39など)
- インド式かけ算 第八回|たすきがけ(どんな2桁×2桁でも)(23×41など)
- インド式かけ算 第九回|100に近い数どうし(97×96など)
計算が速くなる3つのコツ
- 毎日5問:方法を覚えるだけでなく、使い続けることが大切です。
- 検算に使う:筆算の答えを、インド式で確かめると計算ミスが減ります。
- 2乗を覚える:11²〜19²(くれない算の表)と、20²・30²…100²を覚えると、どの方法も速くなります。
なぜそうなるかは、どの回も面積図と文字式で説明しています。式の展開は「乗法公式一覧」も参考にしてください。
よくある質問
インド式かけ算は全部で何種類ありますか?
このシリーズでは、2桁×2桁を暗算する9つの方法を紹介しています。第一〜七回と第九回は数の形がそろったときの方法、第八回のたすきがけはどんな数でも使える方法です。
どの方法から覚えればよいですか?
使う場面が多い、11〜19どうしのくれない算と、2桁×11(第三回)から覚えるのがおすすめです。
どの方法も当てはまらないときは?
第八回のたすきがけを使います。23×46なら、2×4=8、2×6+3×4=24、3×6=18 から 1058 です。
くれない算とは何ですか?
12×16のような11〜19どうしのかけ算を、一の位を貸し借りして暗算する方法です。
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出典・参考
- 計算のしくみは、各回の記事で中学校数学の「式の展開」と算数の「分配法則」により説明しています
最終更新:2026年10月21日/作成:大学受験合格大作戦












