
この記事の結論
- 雨水の読み方は「うすい」。二十四節気の2番目で、雪が雨に変わり、氷がとけて水になるころ
- 2027年(令和9年)の雨水は2月19日(金)(6:33)。2026年は2月19日(木)でした(国立天文台)
- 三寒四温をくり返しながら、少しずつ春に近づいていくころ
- 国公立大学の二次試験(前期日程、2月25日から)は、毎年この雨水の期間にある
雨水の読み方と意味
雨水は、降る雪が雨に変わり、積もった雪や氷がとけて水になるころ、という意味です。昔から、農作業の準備を始める目安とされてきました。
ただし、実際にはまだ雪の多い地方もあります。寒い日が3日ほど続くと暖かい日が4日ほど続く「三寒四温」をくり返しながら、春に近づいていきます。

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 読み方 | うすい |
| 季節 | 春(二十四節気の2番目、中気・旧暦の正月中) |
| 太陽の黄経 | 330° |
| 2027年 | 2月19日(金) 6:33 |
| 期間(2027年) | 2月19日〜3月5日(次の啓蟄の前日まで) |
| 暦便覧の説明 | 「陽気地上に発し、雪氷とけて雨水となればなり」 |
雨水はいつ?年ごとの日付
二十四節気は、太陽が黄経330°を通る瞬間で決まります。その瞬間をふくむ日が雨水です。年によって1日前後ずれます(国立天文台「暦要項」)。
| 年 | 雨水の日 | 時刻(日本時間) |
|---|---|---|
| 2027年 | 2月19日(金) | 6:33 |
| 2026年 | 2月19日(木) | 0:52 |
| 2025年 | 2月18日(火) | 19:07 |
| 2024年 | 2月19日(月) | 13:13 |
| 2023年 | 2月19日(日) | 7:34 |
| 2022年 | 2月19日(土) | 1:43 |
| 2021年 | 2月18日(木) | 19:44 |
| 2020年 | 2月19日(水) | 13:57 |
| 2019年 | 2月19日(火) | 8:04 |
| 2018年 | 2月19日(月) | 2:18 |
| 2017年 | 2月18日(土) | 20:31 |
| 2016年 | 2月19日(金) | 14:34 |
| 2015年 | 2月19日(木) | 8:50 |
| 2014年 | 2月19日(水) | 2:59 |
毎年の日付は、このページに1行ずつ追加していきます。ほかの節気もまとめた表は二十四節気カレンダーへ。
雨水の七十二候
二十四節気をさらに3つに分けたのが七十二候です。雨水の期間は、次の3つに分かれます(名前と読みは国立天文台の一覧による)。
| 七十二候 | 読み | 意味 | |
|---|---|---|---|
| 初候 | 土脉潤起 | つちのしょううるおいおこる | 雪がとけて、土がしめり気をおび始める(脉は「脈」と同じ) |
| 次候 | 霞始靆 | かすみはじめてたなびく | 春がすみがたなびき始める |
| 末候 | 草木萌動 | そうもくめばえいずる | 草や木が芽を出し始める |
雨水の行事と風習
ひな人形を飾る目安
雨水の日にひな人形を飾ると良縁にめぐまれる、という言い伝えがあります(地域や家によって考え方はさまざまです)。水がぬるむ雨水は、もともと「水の神様」と結びつけて考えられてきました。
春一番と三寒四温
雨水のころは、春一番が吹きやすい時期です。気温は上がったり下がったりをくり返します。
雨水の季語と旬
| 分類 | 例 |
|---|---|
| 季語(春) | 雨水、春の雨、春雨、霞(かすみ)、雪解(ゆきげ)、水温む、草萌(くさもえ) |
| 旬の食べもの | 菜の花、ふきのとう、はまぐり、さわら、いよかん |
| 花 | 梅、沈丁花 |
受験に出る雨水
| 教科 | ポイント |
|---|---|
| 古文・和歌 | 「霞」は春、「霧」は秋。同じような現象でも、季節で呼び方が変わる。七十二候の「霞始靆」は春の霞 |
| 季語 | 「春雨(はるさめ)」は春の季語。しとしと降る細い雨 |
| 受験の日程 | 国公立大学の二次試験(前期日程)は2月25日から。毎年、雨水の期間中にある |
| 漢字 | 雨水(うすい)は「あまみず」と読まない。二十四節気では「うすい」 |
2014年の記事から
2014年2月の記事では、山梨県などを襲った大雪にふれ、受験生に影響が出ないことを祈っていました。暦の上では雨水でも、大雪が降ることがあります。入試の時期は天気予報をよく確かめ、早めに会場へ向かいましょう。
以前の版では「雨水は節分の翌日」と書いていましたが、誤りでした。節分の翌日は立春です。
よくある質問
雨水の読み方は?
「うすい」と読みます。二十四節気の2番目です。
2027年の雨水はいつですか?
2027年(令和9年)の雨水は2月19日(金)です。2026年は2月19日(木)でした(国立天文台)。
雨水の七十二候は?
初候「土脉潤起(つちのしょううるおいおこる)」、次候「霞始靆(かすみはじめてたなびく)」、末候「草木萌動(そうもくめばえいずる)」です。
雨水にひな人形を飾るとよいのはなぜですか?
雨水の日にひな人形を飾ると良縁にめぐまれる、という言い伝えがあるためです。地域や家によって考え方はさまざまです。
三寒四温とは?
寒い日が3日ほど続いたあと、暖かい日が4日ほど続くことをくり返しながら、春に近づいていくようすです。
あわせて読みたい
出典・参考
- 国立天文台 暦計算室「暦要項」(2014〜2027年)「二十四節気および雑節」
- 国立天文台 暦計算室 暦Wiki「七十二候」「二十四節気とは?」
- 『暦便覧』(太玄斎、1787年)
- 写真:いいね京都
- 図は大学受験合格大作戦が作成
最終更新:2026年10月10日/作成:大学受験合格大作戦












