冬至(とうじ)とは?2027年はいつ・意味・七十二候・ゆず湯とかぼちゃ・一陽来復【二十四節気】

この記事の結論

  • 冬至の読み方は「とうじ」。二十四節気の22番目で、一年でいちばん昼が短い日
  • 2027年(令和9年)の冬至は12月22日(水)(11:42)。2026年は12月22日(火)でした(国立天文台)
  • 冬至にはゆず湯に入り、かぼちゃ(なんきん)など「ん」のつくものを食べる習わし
  • 冬至を境に昼が長くなっていくので「一陽来復」。運が上向くとされる

冬至の読み方と意味

冬至は、北半球で一年でいちばん昼が短く、夜が長い日です。太陽の黄経は270°で、正午の太陽の高さ(南中高度)も一年でいちばん低くなります。夏至とちょうど半年ちがいで、南半球では反対に昼がいちばん長くなります。

12月上旬日の入りがいちばん早い冬至(12月22日ごろ)昼の長さがいちばん短い1月上旬日の出がいちばん遅い (東京・京都などの場合。地球の軌道が楕円で、地軸が傾いているため)
冬至と、日の入り・日の出がいちばん早い・遅い日(大学受験合格大作戦 作成)

冬至は昼の長さがいちばん短い日ですが、日の入りがいちばん早い日は12月上旬、日の出がいちばん遅い日は1月上旬で、少しずれています。

立春雨水啓蟄春分清明穀雨立夏小満芒種夏至小暑大暑立秋処暑白露秋分寒露霜降立冬小雪大雪冬至小寒大寒二十四節気の22番目冬至太陽の黄経 270°
冬至は二十四節気の22番目(大学受験合格大作戦 作成)
項目内容
読み方とうじ
季節冬(二十四節気の22番目、中気・旧暦の十一月中)
太陽の黄経270°
2027年12月22日(水) 11:42
期間(2027年)12月22日〜翌年1月4日(次の小寒の前日まで)
暦便覧の説明「日南の限りを行て、日の短きの至りなれば也」

冬至はいつ?年ごとの日付

二十四節気は、太陽が黄経270°を通る瞬間で決まります。その瞬間をふくむ日が冬至です。年によって1日前後ずれます(国立天文台「暦要項」)。

年冬至の日時刻(日本時間)
2027年12月22日(水)11:42
2026年12月22日(火)5:50
2025年12月22日(月)0:03
2024年12月21日(土)18:21
2023年12月22日(金)12:27
2022年12月22日(木)6:48
2021年12月22日(水)0:59
2020年12月21日(月)19:02
2019年12月22日(日)13:19
2018年12月22日(土)7:23
2017年12月22日(金)1:28
2016年12月21日(水)19:44
2015年12月22日(火)13:48
2014年12月22日(月)8:03

毎年の日付は、このページに1行ずつ追加していきます。ほかの節気もまとめた表は二十四節気カレンダーへ。

冬至の七十二候

二十四節気をさらに3つに分けたのが七十二候です。冬至の期間は、次の3つに分かれます(名前と読みは国立天文台の一覧による)。

七十二候読み意味
初候乃東生なつかれくさしょうず夏枯草(ウツボグサ)が芽を出す(夏至の「乃東枯」と対になる)
次候麋角解さわしかのつのおつる大鹿の角が落ちる
末候雪下出麦ゆきくだりてむぎのびる雪の下で麦が芽を出す

冬至の行事と風習

ゆず湯

冬至の日には、お風呂にゆずを浮かべるゆず湯に入る習わしがあります。「冬至(とうじ)」と「湯治(とうじ)」、「柚子(ゆず)」と「融通(ゆうずう)がきく」をかけた語呂合わせともいわれます。体が温まり、かぜをひかないといわれています。

ゆず湯
ゆず湯(2013年の記事の写真)

かぼちゃと「ん」のつく食べもの

冬至にはかぼちゃ(なんきん)を食べる習わしがあります。なんきん・れんこん・にんじん・ぎんなん・きんかん・かんてん・うんどん(うどん)のように「ん」のつくものを食べると運が向く(運盛り)、ともいわれます。

かぼちゃ
かぼちゃ(なんきん)(2013年の記事の写真)

一陽来復

冬至を境に昼が長くなっていくことから、冬至は「一陽来復(いちようらいふく)」ともいいます。悪いことが続いたあとに、ようやくよい方向に向かう、という意味でも使われます。

冬至の季語と旬

分類例
季語(冬)冬至、冬至湯、柚子湯、冬至南瓜、一陽来復、短日(たんじつ)、日短(ひみじか)
旬の食べものかぼちゃ(保存したもの)、ゆず、れんこん、大根、白菜、ぶり
花・実水仙、南天の実、千両、ゆず

受験に出る冬至

教科ポイント
地学冬至の南中高度 = 90° − 緯度 − 23.4°。京都(北緯35°)で約32°
地学南回帰線(南緯23.4°)上では、冬至の正午に太陽が真上に来る。北緯66.6°より北では一日中太陽が昇らない(極夜)
四字熟語一陽来復:冬が去り春が来ること。悪いことが続いたあとに運が開けること
古文・和歌百人一首4番、山部赤人「田子の浦にうち出でてみれば白妙の富士の高嶺に雪は降りつつ」(冬の歌)

2014年の記事から

2013年12月22日の記事では、「冬至の日にはなんきん(かぼちゃ)・れんこん・うどんなど『ん』がつくものを食べる風習があります。ゆず湯に入れば風邪を引かないといわれていますので、試してみるとよいでしょう」と、受験生の体調管理にもふれていました。

冬の歌は百人一首に6首あります。百人一首4番「田子の浦に」(山部赤人)、全百首の一覧もどうぞ。

よくある質問

冬至の読み方は?

「とうじ」と読みます。二十四節気の22番目です。

2027年の冬至はいつですか?

2027年(令和9年)の冬至は12月22日(水)です。2026年は12月22日(火)でした(国立天文台)。

冬至の七十二候は?

初候「乃東生(なつかれくさしょうず)」、次候「麋角解(さわしかのつのおつる)」、末候「雪下出麦(ゆきくだりてむぎのびる)」です。

冬至にゆず湯に入るのはなぜですか?

体を温めてかぜをひかないように、という願いがこめられています。「冬至」と「湯治」をかけた語呂合わせともいわれます。

冬至は日の出がいちばん遅い日ですか?

いいえ。冬至は昼の長さがいちばん短い日ですが、日の入りがいちばん早いのは12月上旬、日の出がいちばん遅いのは1月上旬です。

一陽来復とはどういう意味ですか?

冬至を境に昼が長くなっていくことから、冬が去って春が来ること、悪いことが続いたあとに運が開けることを意味します。

あわせて読みたい

出典・参考

  • 国立天文台 暦計算室「暦要項」(2014〜2027年)「二十四節気および雑節」
  • 国立天文台 暦計算室 暦Wiki「七十二候」「二十四節気とは?」
  • 『暦便覧』(太玄斎、1787年)
  • 国立天文台の解説(日の出・日の入りの時刻の変化)
  • 図は大学受験合格大作戦が作成

最終更新:2026年10月10日/作成:大学受験合格大作戦

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