
この記事の結論
- 上翅の読み方は「じょうし」
- 意味は、カブトムシやクワガタなど甲虫のかたい前の翅(はね)。鞘翅(しょうし)ともいう
- 飛ぶときに羽ばたくのは、上翅の下にたたまれたうすい後翅(こうし)

上翅の読み方と意味
上翅は「じょうし」と読みます。翅(し)は、昆虫のいわゆる「はね(羽・羽根)」のことです。生物学では、昆虫のはねに「翅」の字を使います。
カブトムシやクワガタムシなどの甲虫(こうちゅう)は、前の翅がかたくなって、体を守るよろいの役目をしています。この前の翅を上翅といいます。刀のさや(鞘)のように体をおおうので、鞘翅(しょうし)とも呼ばれます。
上翅と後翅のしくみ(図解)
| 名前 | 読み方 | 別の呼び方 | はたらき |
|---|---|---|---|
| 上翅 | じょうし | 鞘翅(しょうし)・翅鞘(さやばね)・前翅(ぜんし) | かたい。体と後翅を守る。飛ぶときは左右に開く |
| 後翅 | こうし | 後ろ翅(うしろばね) | うすい膜。ふだんは上翅の下にたたまれ、飛ぶときに広げて羽ばたく |
クワガタで上翅を確認しよう
前回の記事に登場したネブトクワガタで、上翅の場所を確認しておきましょう。背中の大部分をおおっている、つやのある部分が上翅です。

「翅」と「羽」の使い分け
| 漢字 | 読み | 主な使い方 |
|---|---|---|
| 翅 | はね・し | 昆虫のはね(上翅・前翅・後翅など)。生物学の用語でよく使う |
| 羽 | はね・は・う | 鳥のはね・羽毛。ふだんの文章では昆虫にも「羽」を使うことが多い |
昆虫のはねは成虫にだけあります。幼虫やさなぎから、はねのある成虫になることを羽化(うか)といいます。
よくある質問
上翅の読み方は?
「じょうし」と読みます。
上翅とは何ですか?
カブトムシやクワガタなど甲虫の、かたくなった前の翅(はね)のことです。鞘翅(しょうし)ともいいます。
カブトムシは上翅で飛ぶのですか?
上翅は開いて広げるだけで、羽ばたいて飛ぶのは上翅の下にたたまれた膜のようにうすい後翅(こうし)です。
「翅」と「羽」はどう違いますか?
「翅」は主に昆虫のはね、「羽」は鳥のはねや羽毛に使います。ふだんの文章では昆虫にも「羽」を使うことが多いです。












