
この記事の結論
- カブトムシ・クワガタムシは夜、明かりに集まる。月明かりの少ない新月の夜は、外灯に集まりやすいといわれる
- ねらい目は7〜9月の新月の前後数日、クヌギなど広葉樹林の近くの外灯・自動販売機
- 2027年の夏の新月は、7月4日・8月2日・9月1日(国立天文台)
新月と満月とは?
中秋の名月の記事で、「満月」「新月」という言葉がたくさん出てきました。「新月って何?」という声があったので、まず新月の説明をします。

| 新月(朔) | 満月(望) | |
|---|---|---|
| 見え方 | 地球から見て真っ暗で、ほとんど見えない | まん丸に光って見える |
| 夜の明るさ | 月明かりがなく暗い | 月明かりで明るい |
| 外灯採集 | ねらい目 | 集まりにくい |
月は新月から始まって満月になり、また新月にもどります。この周期は約29.53日です。「満月はまん丸お月様、新月は真っ暗お月様」と覚えておきましょう。
なぜ新月の夜がよいのか

カブトムシやクワガタムシは、夜に光に向かって飛ぶ習性があります。月明かりの強い満月の夜は外灯の光が目立ちにくく、月明かりのない新月の夜は外灯の光がよく目立ちます。そのため、新月の夜のほうが外灯に集まりやすいといわれています。
筆者の経験でも、満月の日より新月の日のほうが、外灯の下で見つかる数は圧倒的に多いです。新月の当日だけでなく、新月の前後3日ほどもよく採れます。
らくらく採集する方法
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| 時期 | 7月〜9月(地域によって違います) |
| 日 | 新月の前後3日ほど |
| 場所 | クヌギなど広葉樹林の近くの外灯・自動販売機の明かり |
| 探し方 | 外灯の下の地面、まわりの壁や柱をよく見る |

これは筆者が外灯採集したノコギリクワガタです。職場から家まで10分ほどの道のりですが、新月が近くなると、カブトムシやクワガタムシを連れて帰ることがあります。
2027年の新月カレンダー
国立天文台の暦要項による、2027年の新月(朔)の日時です。夏の採集シーズンは7月4日・8月2日・9月1日の前後がねらい目です。
| 新月の日 | 時刻(日本時間) |
|---|---|
| 1月8日 | 5時24分 |
| 2月7日 | 0時56分 |
| 3月8日 | 18時29分 |
| 4月7日 | 8時51分 |
| 5月6日 | 19時59分 |
| 6月5日 | 4時40分 |
| 7月4日 | 12時02分 |
| 8月2日 | 19時05分 |
| 9月1日 | 2時41分 |
| 9月30日 | 11時36分 |
| 10月29日 | 22時37分 |
| 11月28日 | 12時24分 |
| 12月28日 | 5時12分 |
夏の満月は、6月19日・7月19日・8月17日・9月16日です。この前後は外灯に集まりにくいので、樹液の出ている木を探すなど、ほかの方法と組み合わせましょう。
採集のマナーと注意
- 私有地や立ち入り禁止の場所に入らない。店の自動販売機のまわりでは、迷惑にならないようにする。
- 国立公園などには、昆虫の採集が禁止されている場所があります。事前に確かめましょう。
- 夜道は車や足もとに注意し、できれば大人と一緒に行く。
- 持ち帰るのは、きちんと飼える数だけにする。
受験生へのメッセージ
受験勉強の息抜きに、夏の夜の外灯採集を趣味に入れてもいいですね。月の満ち欠けは、古文の月の名前や中秋の名月とも関係があります。
よくある質問
カブトムシやクワガタは新月と満月のどちらが採れやすいですか?
外灯で採集するなら、月明かりの少ない新月の夜のほうが採れやすいといわれています。新月の前後3日ほどがねらい目です。
新月とは何ですか?
地球から見て月が真っ暗で、ほとんど見えない状態です。月は約29.53日の周期で新月から満月になり、また新月にもどります。
2027年の夏の新月はいつですか?
国立天文台によると、7月4日・8月2日・9月1日です。
外灯採集はどこを探せばよいですか?
クヌギなど広葉樹林の近くの外灯や自動販売機の明かりの下を探します。地面や、まわりの壁・柱もよく見ましょう。
外灯採集の時期はいつですか?
地域によって違いますが、7月〜9月ごろです。












