この記事の結論
- 中学受験は「ますます過熱」と言われますが、公的な数字で見ると、東京都の公立小学校の卒業者のうち都内の私立中学へ進んだ割合は、元の記事のころ(2009年3月卒業)が17.5%、いちばん低い2014年が15.9%、2026年3月卒業が20.0%です。リーマンショックの直後に増え続けたわけではなく、2010年代の後半から上がったのが実際の動きです
- お金の目安は、文部科学省「令和5年度子供の学習費調査」で私立中学校が1年間 約156万円(公立の約2.9倍)、3年間で約467万円です。付属校(大学の附属・系列の学校)は大学まで進みやすい一方、内部進学の条件や外部受験の扱いは学校ごとにちがうので、募集要項と学校の説明で確かめます
この記事は、2009年6月に書いた「中学受験ますます過熱」の記事を、2026年10月に書き直したものです。下の囲みが元の記事です。そのあとに、東京都教育委員会と文部科学省の公的な資料で確かめた「中学受験の人気の本当の動き」と「私立中学・公立中学にかかるお金」、元の記事に出てくる中央大学附属中学校の開校、そして元の記事の問いかけ「大学までストレートで行けることが本当の安定か」を考えるための材料を足しました。同じころに書いた小学校受験の試験の種類とお受験の寄付金と私立小学校の学費の記事も、あわせて読むと「お受験」から中学受験までの流れがつかめます。
元の記事(2009年6月):中学受験ますます過熱
最近中学受験がますます過熱しているようだ。
昨年9月のリーマンショック以来、世界規模の不況であるが中学受験の人気は増す一方である。
中学受験でがっつり塾に通わせると3年で200万円かかるそうだ。
来春新たに中学校を新設する中央大学では1500人収容できる説明会会場がほぼ埋まるほどの過熱ぶり。
学校側が用意した資料も足りなくなったらしい。(産経ニュース)
不況、不況といわれているがお金をかけて塾に行き、私立中学から私立高校、私立大学へと進学していく。
不況だから大学までストレートで行ける付属校に人気が集まっている。
これはまさしくお金持ちと貧乏人の二極化が進んでいる結果といえよう。
大学までストレートでいけることが本当の安定と言えるのだろうか・・・。
――ここまでが2009年6月の元の記事です(元の「加熱ぶり」は「過熱ぶり」に直しました)。「塾に3年で200万円」は当時聞いた話(「そうだ」)で、説明会の1500人の話は当時の産経ニュースの報道の紹介です。「昨年9月」は2008年9月、「来春」は2010年の春のことです。
中学受験は過熱している?東京都の私立中学への進学率の推移
「中学受験が過熱している」という話は、毎年のようにニュースやネットで目にします。けれども、民間の会社が集めた数字をもとにした話も少なくありません。この記事では、だれでも確かめられる公的な資料だけで見てみます。
使うのは、東京都教育委員会が毎年まとめている「公立学校統計調査報告書(公立学校卒業者の進路状況調査編)」です。都内の公立小学校を卒業した子どもが、どこの中学校へ進んだかが、昭和26年度の卒業生から表になっています。ここから「都内の私立中学校へ進んだ子の割合」を計算すると、次のようになります。
| 卒業した年(3月) | 公立小学校の卒業者 | 都内の私立中学へ | 割合 |
|---|---|---|---|
| 1990年 | 127,956人 | 14,424人 | 11.3% |
| 2009年(元の記事のころ) | 92,771人 | 16,197人 | 17.5% |
| 2010年 | 93,198人 | 15,614人 | 16.8% |
| 2014年 | 94,570人 | 14,999人 | 15.9% |
| 2020年 | 96,868人 | 17,859人 | 18.4% |
| 2024年 | 97,572人 | 19,655人 | 20.1% |
| 2026年 | 99,549人 | 19,931人 | 20.0% |
グラフからわかること
- 元の記事のころ(2009年3月卒業)は17.5%。1990年(11.3%)と比べると、すでに高い水準でした。
- そのあと数年は少しずつ下がり、いちばん低いのは2014年の15.9%です。「リーマンショックのあとも増す一方」という元の記事の見立ては、東京都の公立小学校の数字で見るかぎりは当たっていませんでした。
- 2010年代の後半から上がり、2024年に20.1%、2026年は20.0%。東京都の公立小学校の卒業者のおよそ5人に1人が、都内の私立中学校へ進んでいます。
なお、この数字には「国立の中学校」「都外(神奈川県・埼玉県など)の中学校」へ進んだ子はふくまれません。都立の中高一貫校(中等教育学校や、高校に併設された中学校)へ進んだ子は「公立」の側に入ります。中学受験をした子の数そのものではなく、「私立中学に入った子の割合」だという点に気をつけて読んでください。数字が上がった理由は、この調査からはわかりません。
全国では私立中学は7.9%:東京都とのちがい
全国で見ると、私立中学校に通う生徒は、令和5年度で7.9%です(文部科学省「学校基本統計」、子供の学習費調査のまとめの資料が引用)。学校の数でも7.9%です。100人の中学生のうち私立は8人ぐらい、ということになります。東京都の20%と比べると、中学受験がさかんなのは大都市の一部で、全国のほとんどの子は地元の公立中学校へ進んでいることがわかります。
中学受験の話題は、大都市の話が「全国の話」のように広まりがちです。地方に住んでいる人は、自分の地域の数字で考えることが大切です。受験掲示板「100点BBS」の中学受験掲示板には、全国の国立・公立一貫・私立の中学校の掲示板があり、地域ごとの学校のようすを見ることができます。東京都の学校は東京都の中学受験掲示板にまとまっています。
中学受験の費用:私立中学と公立中学の学費(子供の学習費調査)
元の記事では「塾に3年で200万円かかるそうだ」と書きました。これは当時聞いた話で、塾の費用は通う塾・学年・講習の取り方で大きく変わるため、この記事でも「いくらかかる」とは言い切りません。そのかわりに、国が調べた中学校に入ってからのお金を見てみます。
文部科学省の「子供の学習費調査」は、保護者が子ども1人のために1年間に出した「学習費」を、学校に払うお金(学校教育費)、給食費、学校の外の塾や習い事などのお金(学校外活動費)に分けて調べたものです。いまの最新は令和5年度(2023年度)の調査で、2026年1月16日に一部の数値の訂正が公表されています。下の数字は訂正後の資料の値です。
| 1年間・1人あたり | 公立中学校 | 私立中学校 |
|---|---|---|
| 学習費の合計 | 542,450円 | 1,560,359円 |
| うち学校教育費 | 150,761円 | 1,128,061円 |
| うち学校給食費 | 35,671円 | 9,317円 |
| うち学校外活動費(塾・習い事など) | 356,018円 | 422,981円 |
| 3年間の合計 | 1,626,133円 | 4,671,589円 |
いちばん大きなちがいは学校教育費です。公立中学校は授業料がかからないので約15万円ですが、私立中学校は約113万円です。3年間の合計では、私立が約467万円、公立が約163万円で、差は約305万円になります。
おもしろいのは、学校外活動費(塾・家庭教師・通信教育・習い事など)です。公立中学校が約36万円、私立中学校が約42万円で、差は小さくなっています。調査のまとめでは、学校外活動費のうち「補助学習費」(塾や家庭教師、問題集などの勉強のためのお金)の支出は、公立中学校の方が私立中学校より多いとされています。公立中学校の子は高校受験があるので、中学生のうちに塾に通う家庭が多いと考えると、つじつまが合います。
私立中学の1年間の値上がり
同じ調査の前回(令和3年度)は、公立中学校が約53万9千円、私立中学校が約143万6千円でした。令和5年度は公立が約54万2千円、私立が約156万円なので、2年で私立は約12万円増えています。3年間の合計で見ると、2012年度(平成24年度)の調査では私立中学校が3,887,526円でしたが、令和5年度は4,671,589円です。私立中学のお金は、少しずつ上がってきています。
私立中学校の学校教育費の内訳
私立中学校の学校教育費(年間1,128,061円)のうち、いちばん大きいのは授業料で458,018円(40.6%)です。次が学校納付金等の172,268円(15.3%)で、施設整備費、PTA会費、後援会などの会費、寄附金などが入っています。通学関係費(定期代や制服など)も155,293円(13.8%)と大きく、公立中学校でも学校教育費のなかで最も多い項目です。
入学金等は119,829円(10.6%)ですが、これは3学年をならした平均です。入学金は入学のときにまとめて払うので、1年生の家庭の負担はもっと大きくなります。また、この調査の入学金には、併願して実際には入学しなかった学校に払った分もふくまれます。寄付金や学校債の考え方は、お受験の寄付金の記事で、小学校を例にくわしくまとめています。
中学受験の塾代は?調査でわかること
中学受験の塾の費用そのものを全国で調べた公的な統計は、見つかりませんでした。ただ、子供の学習費調査の学年別のまとめから、次のことはわかります。
- 学校外活動費がいちばん多い学年は、私立では小学校6年生(約89万1千円)、公立では中学校3年生(約44万6千円)です。
- 学校外活動費のうち「補助学習費」の割合が、公立では小学6年生から、私立では小学4年生から、「その他の学校外活動費」(習い事・スポーツなど)を上回ります。
公立では高校受験をひかえた中学3年生で、学校の外のお金がいちばん多くなっています。受験が近い学年ほど、塾などの学校の外のお金がふくらみやすいことがうかがえます。小学生の家庭学習の土台づくりには、小学生の算数ドリルの選び方と使い方の記事が参考になります。
幼稚園から高校まで15年間で見ると
同じ調査では、幼稚園(3歳)から高校3年生までの15年間の学習費も示されています。すべて公立に通った場合は約614万円、すべて私立に通った場合は約1,969万円で、3倍以上の差があります。中学受験をして私立の中高一貫校に進むと、中学・高校の6年間だけで、私立中学(約467万円)+私立高校(約352万円)=約819万円が目安になります。
大学に入ってからもお金はかかります。国立大学の授業料・入学料と、私立大学とのちがいは東大の学費の記事で図にしています。小学校から大学までの教育費の全体を、早めに家族で見通しておくと安心です。
うかるくん
先生、私立中学って1年に約156万円もかかるんですか!? 塾代と合わせたら、すごい金額になりそう……。
合格先生
その156万円には、塾などの「学校の外のお金」も入っているんだ。学校に払うお金だけなら約113万円。どの数字が何をふくむかを見るのが大事だよ。
うかるくん
じゃあ公立中学のほうが、塾代は多いんですか?
合格先生
国の調査では、塾や家庭教師などの「補助学習費」は公立中学校のほうが多いとされているね。高校受験があるからだと考えられるよ。どちらの道にも、それぞれのお金のかかり方があるんだ。
中央大学附属中学校の開校(2010年)と付属校の人気
元の記事で「来春新たに中学校を新設する中央大学」と書いたのは、中央大学附属中学校(東京都小金井市)のことです。学校の公式の沿革によると、2009年(平成21年)11月に中学校の設立が認可され、2010年(平成22年)4月に開校しました。それまで高校だけだった中央大学附属高等学校に、中学校ができて中高一貫になった形です。
元の記事は、開校の約10か月前、説明会に人が集まったという報道を紹介したものでした。学校の公式の学校概要によると、2026年5月1日現在の中学校の生徒数は516人です。中央大学附属中学校の入試や説明会の話題は、受験掲示板「100点BBS」の中央大学附属中学校掲示板で見ることができます。入試の日程・科目・募集人員は年度ごとに変わるので、受ける年の学校公式の入試要項で確かめてください。
付属校(大学附属・系列校)とは
付属校(附属校)は、大学と同じ学校法人などが運営し、条件を満たせば系列の大学へ内部進学(内部推薦)できる中学・高校のことです。大学と同じ法人の「附属校」、別の法人だけれど大学と結びつきの強い「系属校」「提携校」など、呼び方や結びつきの強さは学校ごとにちがいます。関西の私立大学でも、2006年から2010年にかけて附属の小学校が次々にできたことは、お受験の寄付金の記事の年表にまとめています。関東・関西の主な私立大学のグループ名(MARCH・関関同立など)は関関同立とMARCHの記事で読み方と一緒に一覧にしています。
| 付属校(大学の附属・系列) | 中高一貫の進学校 | 公立中学→高校受験 | |
|---|---|---|---|
| 高校受験 | ないことが多い | ないことが多い | ある |
| 大学への進み方 | 条件を満たせば内部進学 | 大学受験(共通テスト・個別試験・推薦など) | 大学受験 |
| よいところ | 受験のくり返しが少なく、部活動・研究・資格などに時間を使える | 6年間の計画で大学受験の準備ができる | お金の負担が小さい。地元の友だちと学べる |
| 気をつけること | 学部・学科は内部の成績順で決まることが多い。外部受験の扱いは学校ごと | 先取りの授業についていく家庭学習が必要 | 中3で高校受験。中学での定期テストと内申点が大事 |
表の「気をつけること」は、どの学校にもあてはまるわけではありません。内部進学の条件(成績の基準や、外部の大学を受けたときに内部進学の権利がどうなるか)は、学校ごとにちがい、年によって変わることもあります。学校説明会では、ここをいちばんにたずねておくと安心です。

合格先生
付属校を選ぶときに大事なのは、内部進学の条件と外部の大学を受けるときの扱い。学校の名前や人気より先に、募集要項と学校説明会で中身を確かめましょう。
「二極化」と教育費:家庭で考えておきたいこと
元の記事では「お金持ちと貧乏人の二極化が進んでいる結果」と書きました。これは2009年当時の元の記事の見方です。公的な資料で確かめられることは、次の2つです。
- 私立中学に通うには、公立中学のおよそ2.9倍の学習費がかかる(全国の平均、令和5年度)
- 子供の学習費調査のまとめでは、世帯の年間収入が多いほど、学校外活動費(塾・習い事など)もおおむね多い傾向がある、とされている
お金をかけられるかどうかで、子どもの進路の選びやすさが変わる面があるのは事実です。一方で、全国の中学生の9割以上は公立中学校に通っていて、公立中学から高校受験を経て難関大学に合格する人もたくさんいます。お金をかけた道だけが成功の道ではありません。
家庭でできるのは、「何に・いつ・いくら」かかるかを、子どもが小さいうちから見通しておくことです。中学生・高校生の家庭学習の支え方と受験のお金の流れは保護者向け学習法の記事に、家庭の教育方針の立て方は賢い子どもを育てる本 おすすめ3冊の記事に、リビングや食卓での家庭の環境づくりは学力は家庭で伸びるの記事にまとめています。「普通の家庭から賢い子は育つのか」を国の調査で考えた子育てをふり返る記事も参考になります。
公立中学から高校受験という道
中学受験をしない道を選んだ人の多くは、公立中学校から高校受験をします。公立高校の入試のしくみは都道府県ごとにちがい、大阪府には難関大学への進学に力を入れる進学指導特色校(GLHS)があります。兵庫県の宝塚学区の入試の移り変わりは、同じころに書いた宝塚の総合選抜の記事で取り上げています。公立中学で成績を上げるコツと、そこから難関大学をめざす道すじは中学生から東大を目指す勉強法の記事にあります。
大学までストレートは本当の安定か?中学受験の3つの道
元の記事は「大学までストレートでいけることが本当の安定と言えるのだろうか」という問いで終わっていました。答えは一つではありませんが、考えるための材料を整理しておきます。小学6年生から大学までの道は、大きく分けると次の3つです。
ストレートで進むよさ
付属校から内部進学で大学へ進むと、高校受験・大学受験の準備に使う時間を、部活動や研究、資格の勉強、留学などに回すことができます。受験のくり返しが少ないぶん、気持ちのうえでも落ち着いて学べる、という人もいます。
ストレートで進むときに考えておきたいこと
- 中学1年の時点で、大学の候補がほぼ決まる:12歳で選んだ大学が、18歳の自分に合っているとはかぎりません。文系・理系の選び方や、やりたいことは中学・高校で変わっていきます。迷ったときの考え方は文系・理系の選び方の記事にあります。
- 学部・学科は内部の成績で決まることが多い:人気の学部に進むには、中学・高校の6年間、学校の成績を保つ必要があります。
- 系列の大学にない分野(医学部など)をめざすなら、外部受験が必要になります。外部受験をするときの扱いは学校ごとにちがいます。
中高一貫校で先取りの授業についていく家庭学習のしかたと中だるみの対策は中高一貫校の勉強法の記事に、大学受験の勉強の全体像は大学受験の勉強法まとめにまとめています。国公立大学など外部の大学を受けるなら、入試を分析して作戦を立てる京大合格作戦の立て方の考え方が、そのまま使えます。
そして、どの道を通っても、大学に入ることはゴールではありません。社会の変化の速さと大学で学ぶ意味を考えた大学合格はゴールではなくスタートの記事も、あわせて読んでみてください。
サクラちゃん
先生、付属校に入れば大学受験をしなくていいなら、そのほうが楽じゃないですか?
合格先生
楽な面もあるね。でも、中学1年で大学の候補がほぼ決まるし、学部は内部の成績で決まることが多いんだ。6年間しっかり勉強を続けることが前提なんだよ。
サクラちゃん
じゃあ、どの道でも「自分は何を学びたいか」を考え続けるのが大事なんですね。
合格先生
その通り! 道の名前より、その先で何をするかだね。
中学受験を考えるときのチェックリスト
中学受験をするかどうか、どの学校を受けるかを考えるときに、家族で話し合っておきたいことをまとめます。
- なぜ中学受験をするのか:学びたい環境、部活動、大学への道すじなど、目的を言葉にしておく
- どの道を選ぶか:付属校・中高一貫の進学校・公立中学から高校受験(図7)
- お金の見通し:受験までの塾などのお金、入学金、6年間の学費、通学費。子供の学習費調査の平均は目安なので、実際の学校の金額で計算し直す
- 募集要項で確かめること:入試の日程・科目、入学手続きの締め切り、学費・寄付金の扱い
- 付属校なら内部進学の条件:成績の基準、学部の決まり方、外部受験の扱い
- 通学の時間:毎日のことなので、実際に通学の道のりをたどってみる
志望校の情報(募集要項・過去問・入試の結果)の集め方は、大学受験の話ですが志望校の情報の集め方の記事の考え方がそのまま使えます。受験までの勉強の計画は、年→月→週→日に分けて立てる勉強計画の立て方を参考にしてください。中学受験や進学先選びで迷ったときは、受験の質問・相談のページからも相談できます。

うかるくん
「過熱」と言われても、まずは公的な数字で確かめる! 東京都で約5人に1人、全国では約8%。お金は私立中学が1年に約156万円。自分の家と地域で考えればいいんだ!
まとめ:中学受験の過熱と私立中学の費用
- 東京都の公立小学校の卒業者のうち、都内の私立中学へ進んだ割合は、2009年17.5%→2014年15.9%(いちばん低い)→2026年20.0%(東京都教育委員会の調査から計算)
- 全国では私立中学校に通う生徒は7.9%(令和5年度)。中学受験がさかんなのは大都市の一部
- 文部科学省「令和5年度子供の学習費調査」では、私立中学 1年間 約156万円・3年間 約467万円、公立中学は約54万円・約163万円
- 塾などの「補助学習費」は、公立中学校の方が私立中学校より多い(高校受験があるため)
- 中央大学附属中学校は2010年4月に開校(2009年11月に設立認可、東京都小金井市)
- 付属校は内部進学の条件と外部受験の扱いを、学校の募集要項と説明会で確かめる。どの道でも、大学合格はゴールではなくスタート
よくある質問
中学受験をする子はどのくらいいますか?
公的な資料で確かめられるのは、私立中学に入った子の割合です。東京都では、2026年3月に公立小学校を卒業した99,549人のうち19,931人(20.0%)が都内の私立中学校へ進みました。全国では私立中学校に通う生徒は7.9%(令和5年度)です。
私立中学の学費は年間いくらですか?
文部科学省「令和5年度子供の学習費調査」(2026年1月の訂正版)では、私立中学校の学習費は1年間で1,560,359円、うち学校教育費が1,128,061円です。公立中学校は542,450円で、私立は公立の約2.9倍です。
私立中学の3年間の費用はいくらですか?
同じ調査で、私立中学校の3年間の学習費の合計は4,671,589円(約467万円)、公立中学校は1,626,133円(約163万円)です。塾や習い事などの学校外活動費もふくむ全国の平均です。
中央大学附属中学校はいつ開校しましたか?
学校公式の沿革によると、2009年11月に設立が認可され、2010年4月に開校しました。所在地は東京都小金井市です。
付属校から外部の大学を受けることはできますか?
学校ごとにちがいます。外部の大学を受けたときに内部進学の権利がどうなるかなどの条件は、学校の募集要項や学校説明会で確かめてください。
あわせて読みたい
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- 保護者向け学習法|中学生・高校生の家庭学習の支え方と受験の流れ・お金【図解】
- 東大の学費はいくら?授業料642,960円・入学料282,000円|免除・奨学金と私立との比較
出典・参考
- 元の本文:2009年6月の元の記事(大学受験合格大作戦)。説明会の話は当時の産経ニュースの報道の紹介。元の「加熱ぶり」は「過熱ぶり」に直しました
- 私立中学校への進学者数:東京都教育委員会「令和8年度 公立学校統計調査報告書【公立学校卒業者(令和7年度)の進路状況調査編】」調査結果の概要・付表「公立小学校卒業者の進路状況推移」(https://www.kyoiku.metro.tokyo.lg.jp/about/statistics_and_research/career_report/report2026)。割合はこの記事で人数から計算
- 学習費(令和5年度)・内訳・3年間の合計・15年間の学習費・私立中学校の割合:文部科学省「令和5年度子供の学習費調査結果のポイント」(令和6年12月25日公表資料の訂正版、令和8年1月16日)(https://www.mext.go.jp/content/20260116-mxt_chousa01-000039333_1.pdf)
- 中央大学附属中学校の設立認可・開校・所在地・生徒数:中央大学附属中学校・高等学校「教育目標・沿革」(https://www.hs.chuo-u.ac.jp/outline/ol-philosophies/)・「学校概要」(https://www.hs.chuo-u.ac.jp/outline/ol-overview/)
- 元の記事の「塾に3年で200万円」は2009年当時の伝聞として残し、新しい塾の費用の数字は足していません
最終更新:2026年10月23日/作成:大学受験合格大作戦











