
この記事の結論
- 台風の進行方向の右側(東側)のほうが、左側(西側)より風が強い
- 理由:右側では、反時計回りに吹きこむ台風の風と、台風を動かす周りの風が同じ向きになって合わさるから(気象庁)
- 台風が反時計回りなのは、地球の自転によるコリオリの力(転向力)で、北半球では風が右にそれるため

問題:台風の進行方向の西側(左側)と東側(右側)、どちらの風が強い?
A:西側(左側) B:東側(右側)
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答え:B(東側=右側)
右側の風が強い理由(図解)
台風は巨大な空気の渦巻きで、地上付近では上から見て反時計回りに強い風が吹きこんでいます。進行方向の右側では、この台風自身の風と、台風を動かしている周りの風が同じ向きになるので風が強くなります。左側では2つの風が逆向きになって打ち消しあうので、右側に比べると風が弱まります。
| 右側(東側) | 左側(西側) | |
|---|---|---|
| 台風の風と動かす風 | 同じ向き | 逆向き |
| 風の強さ | 強い | 右側より弱い |
日本に北上してくる台風なら、進行方向の右側は東側になります。台風の進路の東側に入る地域は、特に強い風に注意が必要です。
なぜ反時計回りなの?(地球の自転とコリオリの力)
- 台風は低気圧なので、周りから中心に向かって風が吹きこむ。
- 地球が自転しているため、北半球では動く空気に右向きの力(コリオリの力・転向力)がはたらき、風は進む向きの右にそれる。
- 中心に向かう風が少しずつ右にそれるので、全体として反時計回りの渦になる。

| 北半球の低気圧(台風) | 北半球の高気圧 | |
|---|---|---|
| 風の向き | 中心に吹きこむ | 中心から吹き出す |
| 回り方 | 反時計回り | 時計回り |
台風の定義
気象庁では、北西太平洋または南シナ海にある熱帯低気圧のうち、低気圧域内の最大風速(10分間平均)がおよそ17m/s(34ノット)以上になったものを「台風」と呼びます。
中学入試によく出る台風の問題
- 台風の風の向き(反時計回りに吹きこむ)
- 台風の風の強さ(進行方向の右側が強い)
- 台風が近づくときの、ある地点の風向きの変化
例題(2009年度 立教女学院中学校):日本にやってくる台風は、人工衛星から見て、a 時計回り・b 反時計回りのどちら向きに風が吹きこんでいるか。また、この向きと最も関連があるのは、ア 海水の動き・イ 季節・ウ 火山の活動・エ 地球の温暖化・オ 地球の自転 のどれか。
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答え:b、オ(地球の自転によって反時計回りになる)
よくある質問
台風は右側と左側、どちらの風が強いですか?
進行方向の右側です。台風自身の反時計回りの風と、台風を動かす風が同じ向きになるためです。
台風の右側はなぜ風が強いのですか?
右側では、中心に向かって反時計回りに吹きこむ風と、台風を動かしている風が同じ向きになって合わさるからです。左側では逆向きになって打ち消しあいます。
台風はなぜ反時計回りなのですか?
地球の自転によるコリオリの力(転向力)で、北半球では風が進む向きの右にそれるため、中心に吹きこむ風が反時計回りの渦になります。
台風の定義は?
北西太平洋または南シナ海にある熱帯低気圧のうち、最大風速(10分間平均)がおよそ17m/s以上のものです(気象庁)。
高気圧の風の回り方は?
北半球の高気圧では、中心から時計回りに風が吹き出します。












