
この記事の結論
- 取り組み方しだいで、口から出てくるものが「知恵」「愚痴」「言い訳」に分かれる、という教え
- 武田信玄の名言として広く紹介されているが、信玄が残した文書などで確かめられる出典は見つかっていない
- 受験勉強では、愚痴や言い訳が出たときこそ「本気で取り組めているか」を見直す合図になる
受験の格言・名言に追加しました。⇒受験の格言・名言

一生懸命だと知恵が出る
中途半端だと愚痴が出る
いい加減だと言い訳が出る
いまのあなたはどれ??
言葉の意味
| 取り組み方 | 出てくるもの | どういうこと? |
|---|---|---|
| 一生懸命 | 知恵 | 本気で考えるので、うまくいかないときも「どうすればできるか」という工夫が浮かぶ |
| 中途半端 | 愚痴 | 力を出し切っていないので結果が出ず、「なんでうまくいかないんだ」と不満が出る |
| いい加減 | 言い訳 | はじめから本気でないので、「時間がなかった」「〇〇のせい」と理由を外に探す |
同じ失敗をしても、本気で取り組んだ人は次の作戦を考え、そうでない人は不満や言い訳を口にする。だから、自分の口から出てくる言葉を聞けば、いまの取り組み方がわかる――という教えです。
本当に武田信玄の言葉?
この言葉は、戦国武将武田信玄(1521〜1573年)の名言として、名言集やブログ、書道の作品などで広く紹介されています。
ただし、どの資料に書かれている言葉なのかを示している紹介は見当たりません。信玄が残した手紙や、武田家の軍学書として知られる『甲陽軍鑑』などで確かめられた、という説明も見つかっていません(当サイト調べ)。そのため、「信玄の言葉とされているが、出典ははっきりしない」と考えておくのが正確です。
表現にも次のような違いがあります。
| よく見る形 | 特徴 |
|---|---|
| 一生懸命だと知恵が出る、中途半端だと愚痴が出る、いい加減だと言い訳が出る | 3つの段階で言い切る形(この記事のタイトル) |
| 真剣だと知恵が出る、中途半端だと愚痴が出る、いい加減だと言い訳が出る | 「実力の差は努力の差」から始まる長い文章の一部として紹介されることが多い |
作者がはっきりしなくても、言葉の中身が心に響くことは変わりません。名言は「誰が言ったか」より「自分がどう使うか」です。
受験勉強に生かすチェックリスト
勉強中に、次のような言葉が頭に浮かんでいないか確かめてみましょう。
| 出てきた言葉 | サイン | 「知恵」に変えるには |
|---|---|---|
| 「問題集が合わない」「先生の教え方が悪い」 | 言い訳 | まず1冊を3周してから判断する |
| 「やっているのに成績が上がらない」 | 愚痴 | 間違えた問題を解き直したか、量だけでなく中身を見直す |
| 「時間がない」 | 言い訳 | 1日の使い方を30分単位で書き出し、スキマ時間を見つける |
| 「この単元はどうやったら覚えられる?」 | 知恵 | その調子。図にする・人に説明するなど方法を試す |
愚痴や言い訳が出るのは悪いことではありません。「いまは中途半端になっているかも」と気づく合図として使えば、そこから一生懸命に切りかえられます。
あわせて覚えたい努力の名言
- 二宮尊徳の「積小為大」:小さなことを積み重ねて、大きなことをなしとげる
- 受験の格言・名言:受験生を励ます言葉を集めたページ
よくある質問
「一生懸命だと知恵が出る」の続きは?
「中途半端だと愚痴が出る、いい加減だと言い訳が出る」と続きます。
この言葉は武田信玄の名言ですか?
武田信玄の名言として広く紹介されていますが、信玄の手紙や『甲陽軍鑑』などで確かめられた出典は見つかっていません。
「真剣だと知恵が出る」とは違う言葉ですか?
同じ内容の言い方の違いです。「真剣だと知恵が出る」は「実力の差は努力の差」から始まる長い文章の一部として紹介されることが多いです。
どういう意味ですか?
本気で取り組めば工夫(知恵)が生まれ、中途半端だと不満(愚痴)が、いい加減だと言い訳が出る、という意味です。
あわせて読みたい
出典・参考
- 武田信玄の生没年:コトバンク「武田信玄」(日本大百科全書)
- 出典の調査:名言集・紹介記事を当サイトで確認(2026年10月)。出典を示した資料は見つかっていません
最終更新:2026年10月8日/作成:大学受験合格大作戦












