立冬(りっとう)とは?2027年はいつ・意味・七十二候・木枯らしと小春日和【二十四節気】

この記事の結論

  • 立冬の読み方は「りっとう」。二十四節気の19番目で、冬の始まり。暦の上ではこの日から冬
  • 2027年(令和9年)の立冬は11月8日(月)(0:39)。2026年は11月7日(土)でした(国立天文台)
  • 立冬から立春の前日までが暦の上の冬。北から木枯らしが吹き始める
  • 「小春日和」は春ではなく、立冬のころ(旧暦10月)のおだやかな晴れの日。冬の季語

立冬の読み方と意味

立冬は「冬が立つ」、つまり冬が始まるという意味です。秋分と冬至のちょうど中間で、この日から立春の前日までが暦の上の冬になります。「立」には新しい季節が始まるという意味があり、立春・立夏・立秋と並ぶ大きな節目です。

サザンカの花
立冬のころに咲くサザンカ。七十二候の「山茶」はサザンカのこととされる(写真:yamatsu、Wikimedia Commons、CC0)
立春雨水啓蟄春分清明穀雨立夏小満芒種夏至小暑大暑立秋処暑白露秋分寒露霜降立冬小雪大雪冬至小寒大寒二十四節気の19番目立冬太陽の黄経 225°
立冬は二十四節気の19番目(大学受験合格大作戦 作成)
項目内容
読み方りっとう
季節冬(二十四節気の19番目、節気・旧暦の十月節)
太陽の黄経225°
2027年11月8日(月) 0:39
期間(2027年)11月8日〜11月21日(次の小雪の前日まで)
暦便覧の説明「冬の気立ち始めて、いよいよ冷ゆれば也」

立冬はいつ?年ごとの日付

二十四節気は、太陽が黄経225°を通る瞬間で決まります。その瞬間をふくむ日が立冬です。年によって1日前後ずれます(国立天文台「暦要項」)。

年立冬の日時刻(日本時間)
2027年11月8日(月)0:39
2026年11月7日(土)18:52
2025年11月7日(金)13:04
2024年11月7日(木)7:20
2023年11月8日(水)1:36
2022年11月7日(月)19:45
2021年11月7日(日)13:59
2020年11月7日(土)8:14
2019年11月8日(金)2:24
2018年11月7日(水)20:32
2017年11月7日(火)14:38
2016年11月7日(月)8:48
2015年11月8日(日)2:59
2014年11月7日(金)21:07

毎年の日付は、このページに1行ずつ追加していきます。ほかの節気もまとめた表は二十四節気カレンダーへ。

立冬の七十二候

二十四節気をさらに3つに分けたのが七十二候です。立冬の期間は、次の3つに分かれます(名前と読みは国立天文台の一覧による)。

七十二候読み意味
初候山茶始開つばきはじめてひらく山茶(つばき)の花が咲き始める(実際にはサザンカのこととされる)
次候地始凍ちはじめてこおる大地が凍り始める
末候金盞香きんせんかさく水仙の花が咲き、香る(金盞は水仙のこととされる)

立冬のころの行事と風習

木枯らし1号

晩秋から初冬にかけて、北から吹く冷たく強い風を木枯らしといいます。気象庁は、東京と近畿地方で、その年初めての木枯らしを「木枯らし1号」として発表しています。冬型の気圧配置(西高東低)になったときに吹きます。

七五三と小春日和

11月15日は七五三です。このころの、春のようにおだやかで暖かい晴れの日を小春日和といいます。旧暦10月を「小春」と呼んだことから来た言葉です。

立冬の季語と旬

分類例
季語(冬)立冬、冬立つ、冬に入る、今朝の冬、木枯(こがらし)、小春、小春日和、山茶花、神無月、初時雨
旬の食べものりんご、みかん、白菜、大根、ほうれん草、ぶり、かき(牡蠣)
花サザンカ、つわぶき、菊(残菊)

受験に出る立冬

教科ポイント
季語「小春日和」は冬の季語。春の言葉とまちがえやすい。英語では Indian summer に近い
古文旧暦10月は神無月。全国の神様が出雲に集まるので、出雲では「神有月」という俗説がある
古文旧暦では10〜12月が冬。「時雨」は初冬の通り雨で冬の季語
地理冬の西高東低の気圧配置で、日本海側は雪、太平洋側は乾いた晴れ

2014年の記事から

2013年11月7日の記事では、「二十四節気はその季節を読み解く上で重要な言葉。そのまま和歌や俳句の季語として使われることもあります。立冬を機に二十四節気をすべて覚えて、二十四節気のたびに復習しましょう」と呼びかけていました。

紅葉
立冬のころの紅葉(2013年の記事の写真)

よくある質問

立冬の読み方は?

「りっとう」と読みます。二十四節気の19番目です。

2027年の立冬はいつですか?

2027年(令和9年)の立冬は11月8日(月)です。2026年は11月7日(土)でした(国立天文台)。

立冬の七十二候は?

初候「山茶始開(つばきはじめてひらく)」、次候「地始凍(ちはじめてこおる)」、末候「金盞香(きんせんかさく)」です。

小春日和は春と冬のどちらの言葉ですか?

冬の言葉です。旧暦10月(今の11月ごろ)のおだやかで暖かい晴れの日をいい、冬の季語です。

木枯らし1号とは?

晩秋から初冬に初めて吹く、北寄りの冷たく強い風です。気象庁が東京と近畿地方で発表しています。

あわせて読みたい

出典・参考

  • 国立天文台 暦計算室「暦要項」(2014〜2027年)「二十四節気および雑節」
  • 国立天文台 暦計算室 暦Wiki「七十二候」「二十四節気とは?」
  • 『暦便覧』(太玄斎、1787年)
  • 気象庁「木枯らし1号」
  • 写真:yamatsu「サザンカ(山茶花)」(Wikimedia Commons、CC0)
  • 図は大学受験合格大作戦が作成

最終更新:2026年10月10日/作成:大学受験合格大作戦

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