
この記事の結論
- お彼岸は、春分の日・秋分の日を中日として、前後3日ずつを合わせた7日間。先祖の供養やお墓参りをする
- 2027年は春彼岸が3月18日〜24日、秋彼岸が9月20日〜26日(国立天文台の彼岸の入りから)
- 秋彼岸のころに咲く彼岸花(曼珠沙華)は、球根などに毒がある。食べたり口に入れたりしない
お彼岸とは
| 2027年の春彼岸 | 2027年の秋彼岸 | |
|---|---|---|
| 彼岸の入り(初日) | 3月18日(木) | 9月20日(月) |
| 中日(春分・秋分の日) | 3月21日(日) | 9月23日(木) |
| 彼岸の明け(最終日) | 3月24日(水) | 9月26日(日) |
| 供えるもの | ぼたもち | おはぎ |
「彼岸」は、もとは仏教の言葉で、迷いの多いこの世(此岸=しがん)に対して、川の向こう岸にある悟りの世界のことです。春分・秋分の日は太陽が真西に沈むので、西のかなたにあるとされた極楽浄土を思い、先祖を供養するようになった、といわれています。お彼岸は日本独自の行事です。
「暑さ寒さも彼岸まで」ということわざのとおり、春彼岸のころには寒さが、秋彼岸のころには暑さがやわらぎます。

彼岸花(曼珠沙華)

秋彼岸のころに、赤い花をいっせいに咲かせるのが彼岸花です。「曼珠沙華(まんじゅしゃげ)」とも呼ばれ、ほかにも地方ごとにたくさんの別名があります。葉がないまま花だけが咲き、花が終わってから葉が出るのが特徴です。
彼岸花には毒がある
彼岸花は、球根(鱗茎)をはじめ全体にリコリンなどの有毒な成分をふくみます(厚生労働省「自然毒のリスクプロファイル」)。食べると吐き気や下痢などを起こすことがあるので、口に入れないようにしましょう。田んぼのあぜやお墓のまわりに多いのは、モグラやネズミを近づけないためだった、という説もあります。
言い伝えと花言葉
赤い花の色から「家に持ち帰ると火事になる」などの言い伝えがあります。花言葉には「情熱」「独立」「再会」「あきらめ」「悲しい思い出」「想うはあなた一人」「また会う日を楽しみに」などがあります(花言葉一覧)。
受験に出る「彼岸」
| 教科 | ポイント |
|---|---|
| 現代文 | 「彼岸」と「此岸」の対比は評論・小説によく出る。夏目漱石『彼岸過迄』(ひがんすぎまで)は後期三部作の一つ |
| 季語 | 単に「彼岸」といえば春の季語。秋は「秋彼岸」「後の彼岸」。「曼珠沙華」「彼岸花」は秋の季語 |
| 公民 | 春分の日は「自然をたたえ、生物をいつくしむ」日、秋分の日は「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ」日(祝日法) |
2013年の記事から
2013年9月25日の記事では、近くのバス停に咲いていた彼岸花を紹介していました。一本ずつ切り取られて、最後の一本だけになっていた彼岸花。「彼岸の明けまで残っていてほしいな」と書きましたが、9月27日に見に行くと、なくなっていました。

受験生へのメッセージ:彼岸花の花言葉には「情熱」も「あきらめ」もあります。受験生は志望校をあきらめず、情熱を持って勉強してください!
よくある質問
2027年のお彼岸はいつですか?
春彼岸は3月18日(木)から24日(水)まで、秋彼岸は9月20日(月)から26日(日)までです。
彼岸の入り・中日・明けとは?
彼岸の7日間の初日が「彼岸の入り」、春分・秋分の日が「中日」、最終日が「彼岸の明け」です。
彼岸花に毒はありますか?
あります。球根をはじめ全体にリコリンなどの有毒な成分をふくむので、食べたり口に入れたりしないでください。
ぼたもちとおはぎのちがいは?
春の彼岸に供えるのがぼたもち、秋の彼岸に供えるのがおはぎとするのが一般的です。春の牡丹、秋の萩にちなむという説が知られています。
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出典・参考
- 国立天文台「暦要項」令和9年(彼岸)
- 厚生労働省「自然毒のリスクプロファイル:高等植物:ヒガンバナ」
- 国民の祝日に関する法律(祝日法)
- 写真:Higa4「Sokō-in Matsudo01」(Wikimedia Commons、CC0)
最終更新:2026年10月10日/作成:大学受験合格大作戦












