
この記事の結論
- 芒種の読み方は「ぼうしゅ」。二十四節気の9番目で、稲や麦など、芒(のぎ)のある穀物の種をまくころ
- 2027年(令和9年)の芒種は6月6日(日)(6:26)。2026年は6月6日(土)でした(国立天文台)
- 「芒(のぎ)」は稲や麦の穂の先にあるとげのような毛。「すすき」とも読み、こちらは秋の季語
- 暦の上の梅雨入り「入梅」は2027年6月11日。ホタルが飛び始める季節
芒種の読み方と意味
芒種は、芒(のぎ)のある穀物、つまり稲や麦などの種をまくころ、という意味です。芒は、稲や麦のもみ(籾)の先についている、とげのような細い毛のことです。実際には、このころは田植えの最盛期です。
| 漢字 | 読み | 意味 |
|---|---|---|
| 芒 | ぼう/のぎ | 稲・麦などのもみの先のとげのような毛 |
| 芒 | すすき | 秋の七草のススキ(秋の季語) |
| 種 | しゅ/たね | 種、種をまく |

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 読み方 | ぼうしゅ |
| 季節 | 夏(二十四節気の9番目、節気・旧暦の五月節) |
| 太陽の黄経 | 75° |
| 2027年 | 6月6日(日) 6:26 |
| 期間(2027年) | 6月6日〜6月20日(次の夏至の前日まで) |
| 暦便覧の説明 | 「芒ある穀類、稼種する時なり」 |
芒種はいつ?年ごとの日付
二十四節気は、太陽が黄経75°を通る瞬間で決まります。その瞬間をふくむ日が芒種です。年によって1日前後ずれます(国立天文台「暦要項」)。
| 年 | 芒種の日 | 時刻(日本時間) |
|---|---|---|
| 2027年 | 6月6日(日) | 6:26 |
| 2026年 | 6月6日(土) | 0:48 |
| 2025年 | 6月5日(木) | 18:57 |
| 2024年 | 6月5日(水) | 13:10 |
| 2023年 | 6月6日(火) | 7:18 |
| 2022年 | 6月6日(月) | 1:26 |
| 2021年 | 6月5日(土) | 19:52 |
| 2020年 | 6月5日(金) | 13:58 |
| 2019年 | 6月6日(木) | 8:06 |
| 2018年 | 6月6日(水) | 2:29 |
| 2017年 | 6月5日(月) | 20:37 |
| 2016年 | 6月5日(日) | 14:49 |
| 2015年 | 6月6日(土) | 8:58 |
| 2014年 | 6月6日(金) | 3:03 |
毎年の日付は、このページに1行ずつ追加していきます。ほかの節気もまとめた表は二十四節気カレンダーへ。
芒種の七十二候
二十四節気をさらに3つに分けたのが七十二候です。芒種の期間は、次の3つに分かれます(名前と読みは国立天文台の一覧による)。
| 七十二候 | 読み | 意味 | |
|---|---|---|---|
| 初候 | 蟷螂生 | かまきりしょうず | カマキリが生まれる |
| 次候 | 腐草為蛍 | くされたるくさほたるとなる | 腐った草がホタルになる(昔の人の考え。ホタルが飛び始めるころ) |
| 末候 | 梅子黄 | うめのみきばむ | 梅の実が黄色く熟す |
芒種のころのようす
梅雨入りと入梅
多くの地方で梅雨に入るころです。雑節の入梅(暦の上での梅雨入り)は、太陽の黄経が80°になる日で、2027年は6月11日です(国立天文台)。実際の梅雨入りは、気象庁が地方ごとに発表します。

ホタル
七十二候の「腐草為蛍(くされたるくさほたるとなる)」のとおり、ホタルが飛び始めます。もちろん、腐った草がホタルになるわけではありません。国立天文台は、江戸時代に日本向けに作りかえられた七十二候でも、この候だけは昔の考えのまま最後まで残ったと紹介しています。
梅仕事
青梅が出回り、梅酒や梅干しを作る「梅仕事」の季節です。末候は「梅子黄(うめのみきばむ)」です。
芒種の季語と旬
| 分類 | 例 |
|---|---|
| 季語(夏) | 芒種、田植、早苗、梅雨、五月雨(さみだれ)、蛍、青梅、紫陽花、蟷螂生る |
| 旬の食べもの | 青梅、らっきょう、あじ、いさき、びわ、さくらんぼ |
| 花 | 紫陽花、花菖蒲、くちなし |
受験に出る芒種
| 教科 | ポイント |
|---|---|
| 国語(漢字の読み) | 芒種(ぼうしゅ)。芒は「のぎ」とも「すすき」とも読む |
| 古文 | 「五月雨(さみだれ)」は旧暦5月の長雨=今の梅雨。松尾芭蕉「五月雨をあつめて早し最上川」 |
| 季語 | 「蛍」「紫陽花」は夏、「芒(すすき)」は秋 |
| 理科 | カマキリは不完全変態(さなぎにならない)。七十二候「蟷螂生」は卵からかえる時期 |
2014年の記事から
2014年6月の記事では、京都市左京区へホタルを見に行ったことを書いていました。23時ごろでしたが、10頭ほど飛んでいたそうです。ホタルは日が暮れて少したった19〜20時ごろによく飛ぶといわれ、芒種の期間が見ごろです。

ホタルは「1匹」と数えることが多く、研究の世界などでは「1頭」と数えることもあります。
よくある質問
芒種の読み方は?
「ぼうしゅ」と読みます。二十四節気の9番目です。
2027年の芒種はいつですか?
2027年(令和9年)の芒種は6月6日(日)です。2026年は6月6日(土)でした(国立天文台)。
芒種の七十二候は?
初候「蟷螂生(かまきりしょうず)」、次候「腐草為蛍(くされたるくさほたるとなる)」、末候「梅子黄(うめのみきばむ)」です。
芒種の「芒」とは何ですか?
稲や麦のもみの先にある、とげのような細い毛のことで「のぎ」と読みます。芒種は、芒のある穀物の種をまくころという意味です。
2027年の入梅はいつですか?
2027年の入梅(暦の上での梅雨入り)は6月11日です(国立天文台)。実際の梅雨入りは気象庁が地方ごとに発表します。
腐草為蛍とはどういう意味ですか?
「腐った草がホタルになる」という昔の考えにもとづく七十二候で、ホタルが飛び始めるころを表します。
あわせて読みたい
出典・参考
- 国立天文台 暦計算室「暦要項」(2014〜2027年)「二十四節気および雑節」
- 国立天文台 暦計算室 暦Wiki「七十二候」「二十四節気とは?」
- 『暦便覧』(太玄斎、1787年)
- 国立天文台「暦要項」令和9年(入梅)、暦Wiki「七十二候」
- 写真:Evelyn-rose「Okazaki-Ikeganecho-1」、Syced「渋谷川沿いの紫陽花」(Wikimedia Commons、CC0)
- 図は大学受験合格大作戦が作成
最終更新:2026年10月10日/作成:大学受験合格大作戦












