
この記事の結論
- ちんぷんかんぷん=言葉や話がまったく通じず、何が何だかさっぱりわからないこと
- 漢字では「珍糞漢糞」と書くが、すべて当て字。「ちんぷんかん(珍糞漢)」に「ぷん」を重ねてリズムをよくした言葉
- 語源は、儒者の難しい漢語をひやかしたという説と、外国人の言葉の口まねという説がある(諸説あり)
「ちんぷんかんぷん」の意味
「ちんぷんかんぷん」は、言葉や話がまったく通じず、何が何だか、さっぱりわけがわからないこと、またそのようすをいいます。
- 先生の説明が難しすぎて、ちんぷんかんぷんだった。
- はじめて見る外国語の新聞は、ちんぷんかんぷんだ。
江戸時代の滑稽本『古朽木』(1780年)にも「ちんぷんかんぷん」が出てきます。
漢字の書き方
| 書き方 | メモ |
|---|---|
| 珍糞漢糞 | いちばんよく見る書き方 |
| 珍紛漢紛/珍粉漢粉 | 「糞」をさけた書き方 |
| 陳奮翰奮 | むずかしい漢字を並べた書き方 |
辞典によると、江戸時代は仮名で書くことが多く、明治以降に「珍糞漢」「珍紛漢」「陳奮翰」など、さまざまな漢字が当てられるようになりました。どれも当て字なので、漢字に意味はありません。
語源(諸説あり)
もとは「ちんぷんかん(珍糞漢)」という言葉で、これに「ぷん」を重ねてリズムをよくしたのが「ちんぷんかんぷん」です。「ちんぷんかん」も同じ意味で使います。
語源には、①江戸時代の儒学者が難しい漢語を使って話すのを、庶民がひやかしてまねたという説と、②外国人の話す言葉の口まねから生まれたという説があります。「珍」や「糞」といった漢字があえて当てられているのも、ひやかしの気持ちのあらわれかもしれません。
似た意味の言葉
| 言葉 | 意味 |
|---|---|
| 五里霧中(ごりむちゅう) | 方針が立たず、どうしたらよいかわからないこと |
| 暗中模索(あんちゅうもさく) | 手がかりのないまま、いろいろ探ってみること |
| 雲をつかむよう | とらえどころがなく、はっきりしないこと |
入試の答案で気をつけたいこと

大学入試では「白紙で出すな」が鉄則ですが、だからといって、ちんぷんかんぷんな内容を書き連ねても部分点はもらえません。
- 解いている途中でまちがいに気づいたら、時間があれば正しい答案に直す。時間がなければ、気づいたことを書いておく。
- 最後まで解ききれないときは、解き方の方針だけでも書いておく。
- 国公立大学の記述式では、論理の流れが重視され、部分点がもらえることがあります。
中身のある内容で白紙をさけることが、記述式の入試では大切です。
よくある質問
「ちんぷんかんぷん」の意味は?
言葉や話がまったく通じず、何が何だかさっぱりわからないことです。
「ちんぷんかんぷん」は漢字でどう書きますか?
「珍糞漢糞」と書くのが一般的ですが、すべて当て字です。「珍紛漢紛」「陳奮翰奮」などの書き方もあります。
「ちんぷんかんぷん」の語源は?
儒学者の難しい漢語を庶民がひやかしてまねたという説と、外国人の言葉の口まねから生まれたという説があります。
「ちんぷんかん」と「ちんぷんかんぷん」は同じ意味?
同じ意味です。「ちんぷんかん」に「ぷん」を重ねてリズムをよくしたのが「ちんぷんかんぷん」です。












