
【緊急解説】三重大学が2027年度から入試激変!教育学部の定員削減と「総合型選抜」への大シフト
三重大学が、令和9年度(2027年度)および令和10年度(2028年度)に向けて、入試制度の抜本的な改革を公表しました。
今回の改革の目玉は、全学的な「総合型選抜」の導入と、教育学部における定員大幅削減および後期日程の廃止です。「三重大は一般入試で受けるもの」というこれまでの常識が通用しなくなる、この大規模改革の全貌を徹底解説します。
1. 令和9年度(2027年度入試):全学部で「総合型選抜」が本格始動
まず、令和8年(2026年)に実施される入試から、三重大のほぼ全ての学部で「総合型選抜」が新たに導入されます。
これまで三重大は「共通テストと2次試験」という一般選抜がメインの大学でしたが、今後は**「三重大のアドミッション・ポリシーに合致し、地域や世界で行動する意欲があるか」**が直接問われるようになります。
選抜の2つの柱
共通テストを課さない枠: 9月出願、11月合格発表。人文学部、医学部看護学科、工学部、生物資源学部などで実施。
共通テストを課す枠: 9月出願、2月合格発表。医学部医学科、工学部(機械・情報)などで実施。
これに伴い、人文学部や医学部看護学科の後期日程が廃止されるなど、国立大学の「後期狙い」が非常に厳しくなる点に注意が必要です。
2. 令和10年度(2028年度入試):教育学部の「劇的」なスリム化
最も大きな衝撃が走るのが、教育学部です。令和10年度(2028年度入試)の入試から、以下のような「超・大規模改革」が行われます。
① 定員削減と「後期日程」の完全消滅
教育学部の募集定員が200人から170人へ削減されます。さらに、これまで25人の枠があった「後期日程」が完全に廃止されます。これにより、「前期がダメなら三重大の後期で」という併願戦略が不可能になります。
② 一般選抜(前期)の枠が激減
前期日程の定員も165人(令和8年度)から100人(令和10年度)へと大幅に縮小。一方で、共通テストを課さない推薦・総合型選抜が全体の約4割(70人)を占めることになります。
③ 「コース別募集」から「3つの類」へ大括り化
これまで国語、社会、数学のようコース別に行われていた募集が、3つの大きなグループ(類)に統合されます。
第1類: 特別支援・幼児以外すべての専攻(83人)
第2類: 幼児教育専攻(7人)
第3類: 特別支援教育専攻(10人)
3. 入試の内容も「学力偏重」から「人間性重視」へ
入試のスタイルもガラリと変わります。
2次試験(一般前期)の変化: 3教科から2教科選択という柔軟な形になる一方、「面接試験」が導入されます。
三重のみらい入試(推薦): 三重県内の教員志望者を優先的に確保する枠が新設されます。
総合型選抜: プレゼンテーションや口述試験が課され、「なぜ教員になりたいのか」という熱意が厳しく問われます。
4. なぜ三重大はここまで踏み込むのか?背景にある「教員不足」
この改革の背景には、全国的な「教員離れ」と、現場での離職率への危機感があります。
従来のペーパーテスト重視の入試では、学力は高いものの、いざ現場に出ると「教職への熱意が持てない」という学生も一定数存在しました。三重大教育学部の馬原副学部長は、「教員になりたいという強い意欲を持つ学生を丁寧に見極めたい」と明言しています。
あえて定員を絞り、面接やプレゼンを重視することで、「志の低い学生」ではなく「三重大で学び、地域を支えたいプロ志向の学生」を厳選する。これが今回の改革の真の狙いです。
5. 受験生が今からすべき「合格大作戦」
三重大合格を目指す現役生・予備校生の皆さんは、以下の3点を意識して準備を始めてください。
「総合型・推薦型」を第一志望にする: 枠が拡大される分、一般入試(前期)はこれまで以上の激戦が予想されます。チャンスを増やすために、秋の選抜を積極的に狙いましょう。
「教職への想い」を言語化する: 教育学部志望者は特に、「なぜ教員か」「なぜ三重県か」という問いに、自分の体験を交えて答えられるよう、ボランティア活動や現場体験を積んでおくことが不可欠です。
情報収集を怠らない: 今回の発表は予定であり、細かな配点や評価基準は今後順次公開されます。「大学受験合格大作戦」でも随時最新情報を追いかけますが、三重大公式サイトの「入試情報」は毎月チェックする習慣をつけましょう。
💡大学受験合格大作戦からのアドバイス
三重大のこの動きは、他の国立大学にも波及する可能性があります。「学力さえあれば受かる」時代の終焉を感じさせる内容です。特に三重県内の高校生にとっては、「三重のみらい入試」などの地域枠が大きな武器になります。自分の強みは何か、今のうちからじっくり自己分析を始めてください!




















