受験生の気になるところといえば自分の偏差値と大学の偏差値。
あくまで目安ではあるが気になるところである。
ところで偏差値が100を超えることはあるのでしょうか?
理論的には偏差値が100を超えることはあります。実際の模試でも偏差値100以上の結果を出す受験生がいます。
模試結果の偏差値欄に**8とあれば偏差値108ということです。
分布が正規分布に近い場合
- 偏差値40以上60以下は、全体の68.3%。
- 偏差値60以上(あるいは40以下)は、全体の15.866%。
- 偏差値70以上(あるいは30以下)は、全体の2.275%。
- 偏差値80以上(あるいは20以下)は、全体の0.13499%。
- 偏差値90以上(あるいは10以下)は、全体の0.00315%。
- 偏差値100以上(あるいは0以下)は、全体の0.00002%。
偏差値が0~100に収まらない割合は0.000047%。
実に200万分の1の確率です。
センター試験の受験者数が50万人ほどということを考えるとほとんど存在しない確率ですね。
ただし、母集団の数値の分布が正規分布から外れている場合はこの限りではありません。実際に偏差値100越えを目にするのはマイナーな模試、受験者数が少ない模試、分布のピークが2箇所以上ある模試です。
偏差値100越えを目指してマイナーな模試を受けてみるのも面白そうですね。