この公式のポイント
- 個数は上から見た図に積んだ数を書く
- 3面は角の8個
- 2面は12×(n−2)、1面は6×(n−2)×(n−2)
- 0面(見えない)は(n−2)×(n−2)×(n−2)
うかるくん
うしろにかくれた積み木が、どうしても数えられないよ。
合格先生
上から見た図をかいて、ますごとに積んだ個数を書くんだ。たせば全部だぞ。
積み木の個数と色のついた面の公式
小さな立方体(積み木)を積んだ問題は、見えない積み木を数えわすれないことがいちばん大事です。上から見た図に「積んだ個数」を書きこむと、もれなく数えられます。
積み木の公式
- 個数=上から見た図の各ますに書いた「積んだ個数」の合計
- 1辺に 個ならぶ立方体(全部で 個)の外側をぬると
- 3面ぬられる(角):8 個
- 2面ぬられる(辺): 個
- 1面ぬられる(面のまん中): 個
- 0面(外から見えない): 個
- 表面積=(上から+前から+横から見た面の数)×2(へこみがない形のとき)
| 1辺の個数 | 3面 | 2面 | 1面 | 0面 | 合計 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2 | 8 | 0 | 0 | 0 | 8 |
| 3 | 8 | 12 | 6 | 1 | 27 |
| 4 | 8 | 24 | 24 | 8 | 64 |
| 5 | 8 | 36 | 54 | 27 | 125 |
なぜそうなるのか
3面・2面・1面・0面の数
- 3面:3つの面が集まるのは立方体の角(頂点)だけ。立方体の頂点は 8 つなので、いつも 8 個。
- 2面:立方体の辺の上にあって、角でないもの。1本の辺には 個ならび、両はしの角2個を除くと 個。辺は 12 本なので 個。
- 1面:立方体の面の上にあって、まわりのふちでないもの。1つの面で、ふちを1列ずつ除くと 個。面は 6 つなので 個。
- 0面:外側を1皮むいた、内側の立方体。1辺が 個なので 個。外からは見えない積み木です。
4つをたすと、ちゃんと全部の個数 になります(上の表の「合計」)。
上から見た図に個数を書くわけ
斜めから見た図では、うしろや下の積み木が前の積み木にかくれて見えません。そこで、上から見た図の1ますごとに「何個積んであるか」を書きこみます。こうすると、1つのますの上にある積み木は1回ずつだけ数えられるので、もれも重なりもありません。
表面積を6方向から数えるわけ
へこみのない積み木の立体なら、上・下・前・後ろ・右・左の6方向から見たとき、外に出ている面はどれかの方向から必ず1回だけ見えます。上と下、前と後ろ、右と左は同じ数なので、(上+前+横)×2 で表面積が出ます。
中学受験(算数)での使い方
例題1(色のついた面)
解き方
2面:辺の上で角でないもの。1本の辺に 3−2=1 個、辺は 12 本で 12 個。
0面:内側の 1×1×1=1 個。
答え 2面だけ赤い:12 個、赤くない:1 個
例題2(見えない積み木)
解き方
上から見た図の数をたす:3+2+1+2+1+1+1+1+0=12 個。
斜めの図で見えている積み木を数えると 8 個。12−8=4 個がかくれている(いちばん高い柱の下の2個と、そのとなりの高さ2の柱2本のいちばん下の2個)。
答え 12 個、見えない積み木は 4 個
例題3(階段の個数と表面積)
解き方
個数:16+9+4+1=30 個。
上から見ると 16 面、前から見ると 1+2+3+4=10 面、横から見ても 10 面。(16+10+10)×2=72 cm²。
答え 30 個、72 cm²
よくある間違い

合格先生
2面ぬられたものは 12×n ではない。辺の両はしは角だから だ。
- 見えている積み木だけ数える:下やうしろにかくれた積み木がある。上から見た図に個数を書きこむ。
- 2面の数を 12×n にする:1本の辺の両はしは角(3面)なので、。
- 表面積で「下」の面を忘れる:床に接する面もふくむときは、上と同じ数を下にもたす。
練習問題

サクラちゃん
角・辺・面・内側に分けて数えよう!
- 中学受験 1辺に5個ならぶ立方体(125個)の外側をぬってばらばらにしました。2面だけぬられたもの、1面だけぬられたもの、ぬられていないものは、それぞれ何個ですか。
答えと解説を見る
2面:12×(5−2)=36 個。1面:6×3×3=54 個。0面:3×3×3=27 個(角の8個とあわせて 8+36+54+27=125)。答え 36個、54個、27個 - 中学受験 外側をぬった大きな立方体をばらばらにすると、1面だけぬられた立方体が 54 個ありました。大きな立方体は1辺に何個ならんでいましたか。
答えと解説を見る
1面は 6×(n−2)×(n−2) 個。54÷6=9=3×3 なので n−2=3、n=5。答え 5個 - 中学受験 1辺 1 cm の立方体を、下から 9 個(3×3)、4 個(2×2)、1 個と、角をそろえて3段に積みました。個数と表面積(床に接する面もふくむ)を求めなさい。
答えと解説を見る
個数 9+4+1=14 個。上から 9 面、前から 1+2+3=6 面、横から 6 面。(9+6+6)×2=42。答え 14個、42 cm²
関連する公式
よくある質問
積み木の個数をまちがえずに数えるには?
上から見た図をかき、1ますごとに何個積んであるかを書きこんで合計します。かくれた積み木もこれで数えられます。
色をぬった立方体で2面ぬられたものは何個?
1辺にn個ならぶとき、12×(n−2)個です。立方体の辺12本の上で、両はしの角をのぞいたものです。
1面もぬられていない立方体の数は?
内側の立方体なので、(n−2)×(n−2)×(n−2)個です。1辺3個なら1個、1辺4個なら8個です。
積み木の立体の表面積は?
へこみのない形なら、上・前・横から見た面の数をたして2倍します。
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出典・参考
最終更新:2026年10月11日/作成:大学受験合格大作戦


