この公式のポイント
- 点がどの辺の上にいるかで区間を分ける
- 動かない辺を底辺にすると考えやすい
- 高さが一定の割合で変わる→直線、変わらない→平ら
- 同じ面積になる時刻は2回あることが多い
うかるくん
点が角を曲がると、式がどう変わるのか分からなくなるよ。
合格先生
点がどの辺の上にいるかで区間を分けよう。動かない辺を底辺にすると考えやすいぞ。
点の移動とグラフの考え方
図形の辺の上を点が動くとき、点がつくる三角形の面積などが時間とともにどう変わるかを考える問題です。中学受験では「グラフから読み取る」、高校受験では「一次関数の式で表す」形でよく出ます。
点の移動の解き方
- 点がどの辺の上にいるかで、時間を区切る(曲がり角ごと)
- それぞれの区間で、底辺と高さのどちらが変わるかを見る
- 変わるほうを「速さ×時間」で表して、面積の式を作る
高さ(または底辺)が一定の割合で変わる → グラフは直線、変わらない → 横に平ら
なぜグラフが直線や平らになるのか
△ABP の底辺を AB(6 cm)とすると、高さは「P から AB までの距離」です。
- B→C():高さ=BP=。面積 。高さが一定の割合で増えるので右上がりの直線(比例)。
- C→D():P は AB に平行な辺 CD 上なので、高さはずっと 8。 で平ら(等積変形と同じ理由)。
- D→A():高さ=PA=。 で右下がり。
中学受験(算数)での使い方
中学受験
例題1(面積が12になる時刻)
上の長方形で、△ABP の面積が 12 cm² になるのは、出発してから何秒後と何秒後ですか。
解き方
B→C では で 。D→A では で 、。
答え 4秒後と18秒後
中学受験
例題2(グラフから読む)
ある長方形の辺上を点 P が毎秒2 cm で動き、三角形の面積のグラフが「0〜5秒で 0 から 40 cm² まで増え、5〜9秒は 40 cm² のまま」でした。最初に P が動いた辺の長さを求めなさい。
解き方
最初の区間は5秒なので、辺の長さは (cm)。
答え cm
高校受験(中学数学)での使い方
高校受験
例題3(式で表す)
上の長方形で、P が C→D を動くとき()の △BCP の面積 を の式で表しなさい。
解き方
△BCP は底辺 BC=8、高さ CP=。。
答え
よくある間違い

合格先生
区間を分けずに1つの式にしてしまう。曲がり角ごとに式は変わるんだ。
- 区間を分けずに1つの式にする:曲がり角ごとに式が変わる。
- どの三角形の底辺を固定するか決めない:動かない辺を底辺にすると考えやすい。
練習問題

うかるくん
高さが変わらない区間は、グラフが平らだね。
- 中学受験 上の長方形で、出発して6秒後の △ABP の面積を求めなさい。
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。答え - 中学受験 上の長方形で、△ABP の面積が最大になっている時間は、何秒後から何秒後までですか。
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P が CD 上のとき。答え 8秒後から14秒後 - 高校受験 上の長方形で、P が D→A を動くときの式 を使い、 のときの面積を求めなさい。
答えと解説を見る
。答え
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よくある質問
点の移動の問題の解き方は?
点がどの辺の上にいるかで時間を区切り、それぞれの区間で三角形の底辺と高さを時間の式で表して面積を求めます。
グラフが平らになるのはなぜ?
点が底辺に平行な辺の上を動くあいだは、高さが変わらないので面積も変わらないからです。
点の移動は何年生で学びますか?
中学受験の算数でよく出題され、中学2年の一次関数の利用でも学びます。
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出典・参考
- 文部科学省「中学校学習指導要領(平成29年告示)」数学 第2学年(一次関数)
最終更新:2026年10月11日/作成:大学受験合格大作戦


