
この記事の結論
- 一丈(約3m)の堀を越えたいなら、一丈五尺(約4.5m)を越えるつもりで努力せよ、という意味
- 浄土宗を開いた法然(1133〜1212年)の言葉として、広く紹介されている
- 模試でA判定でも落ちる人はいる。合格ラインではなく、首席合格をめざすくらいの目標を

一丈の堀を越えんと思わん人は、
一丈五尺を越えんと、はげむべし
受験の格言・名言にのせている言葉です。⇒受験の格言・名言まとめ
意味
| 言葉 | 意味 |
|---|---|
| 一丈(いちじょう) | 長さの単位。約3m(1丈=10尺) |
| 一丈五尺(いちじょうごしゃく) | 約4.5m |
| 越えんと思わん人は | 越えようと思う人は |
| はげむべし | がんばりなさい |
約3mの堀をちょうど3mだけ跳ぶつもりでいると、少し足りなくて落ちてしまうかもしれません。最初から4.5m跳ぶつもりでいれば、3mは余裕をもって越えられます。自分が成しとげたい目標より、高い目標を立てなさいという教えです。
元の記事では「一丈の塀」と書きましたが、法然の言葉としては「一丈の堀」の形で紹介されることがほとんどです。
法然とは
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 生没年 | 1133〜1212年(平安時代末期〜鎌倉時代初期) |
| 宗派 | 浄土宗を開いた(開祖) |
| 教え | 「南無阿弥陀仏」と念仏をとなえれば、だれでも平等に極楽に往生できる(専修念仏) |
| 主な著作 | 『選択本願念仏集』 |
| 京都とのゆかり | 浄土宗の総本山・知恩院(京都市東山区) |
日本史では、鎌倉新仏教の最初の人物として必ず出てきます。弟子の親鸞は浄土真宗を開きました。セットで覚えましょう。出典の書物ははっきりしませんが、法然の言葉として、学校のたよりや講話などでよく引かれています。
A判定で安心している受験生へ
「自分は模試でA判定をとっているから安心だ」と思っている受験生。A判定でも落ちる人はいます。成績優秀者として名前がのっていても、落ちる人は落ちます。
| A判定でも落ちる理由 | 対策 |
|---|---|
| 模試と本番の問題の傾向がちがう | 志望校の過去問で、本番の形式に慣れる |
| 安心して勉強量が減る | 目標点を合格最低点より高く(首席レベルに)設定する |
| 本番で緊張して実力が出ない | 時間を計った演習で、本番の練習をしておく |
| 周りも本番までにぐんと伸びる | 現役生は最後まで伸びる。A判定は「今の時点」の位置にすぎない |
自分の目標得点をもっと高く設定して、首席で合格するつもりで勉強しましょう。
よくある質問
「一丈の堀を越えんと思わん人は、一丈五尺を越えんとはげむべし」の意味は?
一丈(約3m)の堀を越えたいなら、一丈五尺(約4.5m)を越えるつもりで努力しなさい、つまり目標は高く持ちなさい、という意味です。
誰の言葉ですか?
浄土宗を開いた法然(1133〜1212年)の言葉として広く紹介されています。
一丈は何メートルですか?
約3mです(1丈=10尺、1尺は約30.3cm)。一丈五尺は約4.5mです。
A判定なら合格できますか?
A判定でも落ちる人はいます。A判定は今の時点の位置にすぎないので、目標点を高く設定して勉強を続けましょう。
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出典・参考
- 法然の生没年・教え:コトバンク「法然」(デジタル大辞泉・日本大百科全書)
最終更新:2026年10月8日/作成:大学受験合格大作戦












