枕草子「過ぎにしかた恋しきもの」原文と現代語訳(印刷用・A4)

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原文は教科書で広く読まれる形(三巻本系)に整えたもの(本によって語句が少しちがいます)、現代語訳は合格大作戦のオリジナルです。

原文現代語訳
1過ぎにしかた恋しきもの。枯れたる葵。過ぎ去った昔が恋しくなるもの。枯れてしまった葵。
2雛遊びの調度。人形遊びの道具。
3二藍・葡萄染めなどのさいでの、押しへされて草子の中などにありける、見つけたる。二藍や葡萄染めなどの布の切れはしが、押しつぶされて本の中などにあったのを、見つけたとき。
4また、をりからあはれなりし人の文、雨など降りつれづれなる日、さがし出でたる。また、その時その時にしみじみと心を動かされた人の手紙を、雨などが降って退屈な日に、さがし出したとき。
5去年のかはほり。去年使った扇。