約束記号の解き方と公式|記号のきまりを見ぬくコツ・2重の記号・逆算の例題【中学受験】

約束記号の解き方と公式|記号のきまりを見ぬくコツ・2重の記号・逆算の例題【中学受験】

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中学受験

きまりの文字に、数をそのまま入れて計算する\text{きまりの文字に、数をそのまま入れて計算する}

例:a◎b=a×b−a−b なら 5◎3=5×3−5−3=7

この公式のポイント

  • きまりの文字に数をそのまま入れる
  • 記号が2重ならかっこの中から
  • a は記号の左、b は右(入れかえると変わることがある)
  • 例からきまりを見ぬいたら、全部の例で確かめる
うかるくん

うかるくん

見たことのない記号が出てきたよ。どうやって計算するの?

合格先生

合格先生

記号は数を入れる機械だ。きまりの文字に、左の数と右の数をそのまま入れればいいぞ。

約束記号の解き方

約束記号は、◎・☆・△・〈 〉などの記号に「こう計算する」というきまり(約束)をつけた問題です。見たことのない記号でも、こわがる必要はありません。きまりの文字に数を入れて、ふつうに計算するだけです。

約束記号の4つの型

  • 式で決まっている(例:a◎b=a×b−a−b)→ 文字に数をそのまま入れる
  • 記号が2重になっている(例:(5◎3)◎4)→ かっこの中(内側)から計算する
  • 例だけが書いてある(例:2△3=13)→ 例をぜんぶ使ってきまりを見ぬく
  • 答えから□を求める(例:□◎5=19)→ きまりを式にして逆算する
5a3bきまりa◎b=a×b−a−b75◎3 = 5×3−5−3 = 15−8 = 7文字(a と b)のところに、数をそのまま入れるだけ
約束記号は、数を入れると答えが出てくる「機械」。a と b に数を入れるだけ

なぜ「数を入れるだけ」で解けるのか

約束記号の「きまり」は、どんな数を入れても同じ計算をする、という約束です。a◎b=a×b−a−b なら、a のところに入った数と b のところに入った数で「かけて、両方をひく」をします。だから、文字を数に取りかえれば、ふつうの計算問題になります。

気をつけるのは入れる場所です。たとえば a☆b=a×2+b というきまりでは、3☆1=7 ですが 1☆3=5 です。左の数と右の数を入れかえると、答えが変わることがあります。a には「記号の左の数」、b には「記号の右の数」を入れます。

例からきまりを見ぬくコツ

きまりが書いていないときは、例の答えをよく見ます。答えがかけ算の答えや、同じ数を2回かけた数(1, 4, 9, 16, 25…)に近くないか、左右の数の和・差・積とくらべてどうかを調べます。見つけたきまりは、ほかの例にも全部あてはまるかを必ず確かめます。1つの例だけで決めると、ちがうきまりを選んでしまうことがあります。

式a×ab×b足すと2△3=134913 ✓4△1=1716117 ✓3△5=3492534 ✓4△1=17=16+1 に気づくのがきっかけ→ きまりは a△b=a×a+b×b(3つとも合う)
3つの例をすべて使って、きまりを確かめる。1つだけで決めない

中学受験(算数)での使い方

中学受験

例題1(式のきまり・2重の記号)

a◎b=a×b−a−b と約束します。(5◎3)◎4 を求めなさい。

解き方

かっこの中から計算します。5◎3=5×3−5−3=7。

次に 7◎4=7×4−7−4=28−11=17。

答え 17

中学受験

例題2(例からきまりを見ぬく)

記号 △ について、2△3=13、4△1=17、3△5=34 となりました。同じきまりで 6△2 を求めなさい。

解き方

17=16+1=4×4+1×1 に気づきます。ほかの例でも、2×2+3×3=13、3×3+5×5=34 と合います。きまりは a△b=a×a+b×b。

6△2=6×6+2×2=36+4=40。

答え 40

中学受験

例題3(逆算)

例題1と同じ約束 a◎b=a×b−a−b で、□◎5=19 となりました。□にあてはまる数を求めなさい。

解き方

きまりにあてはめると □×5−□−5=19。□が5つから□を1つひくと□が4つなので、□×4−5=19。

□×4=24 より □=6。確かめ:6◎5=30−6−5=19。

答え 6

□□□□□□×5(□が5つ)−□□×4 = 19+5 = 245をひくと19□×5−□−5=19 → □×4−5=19→ □×4=24 → □=6
例題3:□×5 から □ を1つひくと □×4。あとは逆算

よくある間違い

腕でバツを作る合格先生

合格先生

(5◎3)◎4 を外側から計算してはだめだ。かっこの中の 5◎3 が先だぞ。

  • 2重の記号を外側から計算する:(5◎3)◎4 は、かっこの中の 5◎3 が先。
  • 左右の数を逆に入れる:a は記号の左、b は記号の右。入れかえると答えが変わるきまりもある。
  • 例を1つだけ見てきまりを決める:見つけたきまりが、ほかの例にも全部合うか確かめる。

練習問題

ひらめいたサクラちゃん

サクラちゃん

かっこの中から、ていねいに入れていこう!

  1. 中学受験 a▲b=(a+b)÷2 と約束します。(4▲10)▲6 を求めなさい。
    答えと解説を見る4▲10=(4+10)÷2=7。7▲6=(7+6)÷2=6.5。答え 6.5
  2. 中学受験 [n] は「1 から n までの整数をすべて足した数」とします。[10]−[7] を求めなさい。
    答えと解説を見る[10]=55、[7]=28 なので 55−28=27。(8+9+10=27 と考えてもよい)答え 27
  3. 中学受験 記号 ※ について、1※2=5、3※2=11、4※5=29 となりました。同じきまりで 6※7 を求めなさい。
    答えと解説を見るかけ算の答えより少し大きい:1×2+1+2=5、3×2+3+2=11、4×5+4+5=29 と全部合う。きまりは「かけて、両方を足す」。6※7=42+6+7=55。答え 55

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よくある質問

約束記号とは?

◎や☆などの記号に「こう計算する」というきまりをつけた問題です。中学受験の算数でよく出ます。

約束記号の解き方は?

きまりの式の文字に、記号の左右の数をそのまま入れて計算します。記号が2重のときは、かっこの中から計算します。

きまりが書いていないときはどうしますか?

例の答えを、左右の数の和・差・積や、同じ数を2回かけた数とくらべてきまりを見つけ、すべての例に合うか確かめます。

答えから□を求める問題は?

きまりにあてはめて□を使った式にし、還元算(逆算)で□を求めます。

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出典・参考

    最終更新:2026年10月11日/作成:大学受験合格大作戦