虫食い算・覆面算の解き方と公式|くり上がりは1まで・けたが増えたら1・一の位の表でしぼる例題【中学受験】

虫食い算・覆面算の解き方と公式|くり上がりは1まで・けたが増えたら1・一の位の表でしぼる例題【中学受験】

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中学受験

一の位から決める → くり上がりは 0 か 1\text{一の位から決める}\ \to\ \text{くり上がりは}\ 0\ \text{か}\ 1

答えのけたが増えたら、いちばん上の数字は1

この公式のポイント

  • 一の位から順に決める
  • 足し算のくり上がりは多くても1(9+9+1=19)
  • 答えのけたが増えたらいちばん上は1
  • かけ算は一の位の表でしぼる
うかるくん

うかるくん

□がいっぱいで、どこから決めたらいいか分からないよ。

合格先生

合格先生

一の位から決めるんだ。足し算のくり上がりは多くても1。けたが増えたら、いちばん上は1だ。

虫食い算・覆面算の解き方

虫食い算は、筆算の数字がところどころ□でかくれていて、そこに入る数字を見つける問題です。覆面算は、数字がアルファベットやひらがなに置きかえられた問題で、同じ文字には同じ数字、ちがう文字にはちがう数字が入ります。どちらも、手がかりの多いところから1つずつ決めていきます。

虫食い算・覆面算の4つのコツ

  • 一の位から決める(くり上がりをメモする)
  • 2つの数の足し算のくり上がりは、多くても1
  • 答えのけたが増えたら、いちばん上の数字は1
  • かけ算は、一の位の表で数字をしぼる

覆面算では、さらに「同じ文字=同じ数字」「ちがう文字=ちがう数字」「いちばん上の位は0にならない」を使う。

4566761132+11③②①緑の1=くり上がり① 一の位:6+□ の一の位が 2 → □=6(1くり上がる)② 十の位:□+7+1 の一の位が 3 → □=5(1くり上がる)③ 百の位:4+□+1=11 → □=6
一の位 → 十の位 → 百の位の順に決める。くり上がり(緑の1)を忘れない

なぜ「くり上がりは1まで」「けたが増えたら1」なのか

1つの位で足すのは、0〜9 の数字2つと、下の位からのくり上がりです。いちばん大きくても 9+9+1=19 なので、次の位へくり上がるのは 0 か 1 だけです。

だから、3けた+3けたの答えが4けたになったとき、4けた目は百の位からのくり上がりでできた数で、必ず1です。たとえば 999+999=1998 が3けた+3けたでいちばん大きい答えで、2000 にはとどきません。

かけ算は「一の位の表」でしぼる

2けたの数に7をかけるとき、答えの一の位は「かけられる数の一の位×7」の一の位だけで決まります(十の位はかけても一の位に関係しないから)。7の段の一の位は 0, 7, 4, 1, 8, 5, 2, 9, 6, 3 で、0〜9 がちょうど1回ずつ出ます。だから一の位が分かれば、かけられる数の一の位は1つに決まります。

00172431485562798693□一の位□×7 の一の位は 0〜9 が1回ずつ → 1 になるのは □=3 だけ□3×7 で 400 台になるのは?53×7=371 63×7=441 73×7=511(□□×7=4□1 の答えは 63×7=441)
7の段の一の位は 0〜9 が1回ずつ。一の位が1なら □=3 と決まる

ただし、2・4・5・6・8 をかけるときは、一の位がそろわない(同じ一の位が2回出る)ので、2つ以上の候補が残ることがあります。そのときは、ほかの位も使ってしぼります。

中学受験(算数)での使い方

中学受験

例題1(足し算の虫食い算)

4□6+□7□=1132 の□に入る数字を求めなさい。

解き方

一の位:6+□ の一の位が2なので □=6(6+6=12、1くり上がる)。

十の位:□+7+1 の一の位が3なので □=5(5+7+1=13、1くり上がる)。

百の位:4+□+1=11 なので □=6。確かめ:456+676=1132。

答え 456+676=1132

中学受験

例題2(かけ算の虫食い算)

□□×7=4□1 の□に入る数字を求めなさい。

解き方

一の位:□×7 の一の位が1になるのは □=3 だけ(7の段の一の位の表)。

□3×7 が400台になるのは、53×7=371、63×7=441、73×7=511 より 63 だけ。

答え 63×7=441

中学受験

例題3(覆面算)

SEND+MORE=MONEY の覆面算で、同じ文字には同じ数字、ちがう文字にはちがう数字が入ります(いちばん上の位は0ではない)。この足し算を数字で表しなさい。

解き方

① 4けた+4けたは最大 9999+9999=19998 なので、5けた目の M は 1。

② 千の位は S+1(+くり上がり)が10以上で、O は 0 か 1。M=1 なので O=0。

③ 百の位は E+0(+くり上がり)=N。ここからくり上がると E=9、N=0 となり O と同じになるのでだめ。だから千の位は S+1=10 で S=9。N は E とちがうので十の位からくり上がりがあり、N=E+1。

④ 十の位は N+R(+くり上がり)=E+10。N=E+1 なので R(+くり上がり)=9。R=9 は S と同じなのでだめで、一の位からくり上がりがあり R=8。

⑤ 一の位は D+E=Y+10。残りの数字は 2〜7。N=E+1 も使うと、合うのは E=5、N=6、D=7、Y=2 だけ。

答え 9567+1085=10652

S9E5N6D7M1O0R8E5M1O0N6E5Y2+M=1(くり上がり)→ O=0 → S=9→ N=E+1 → R=8 → 一の位で E=5
例題3:M → O → S → N と E の関係 → R → 一の位、の順に決まる

よくある間違い

腕でバツを作る合格先生

合格先生

十の位で、一の位からのくり上がりを足し忘れるな。小さく1とメモしておくんだぞ。

  • くり上がりを忘れる:十の位では、一の位からのくり上がり(1)も足す。
  • 覆面算で、ちがう文字に同じ数字を入れる:ちがう文字はちがう数字。いちばん上の位に0も入らない。
  • かけ算で、一の位だけで答えを決めてしまう:一の位でしぼったあと、答えのけたや上の位にも合うか確かめる。

練習問題

ひらめいたうかるくん

うかるくん

くり上がりをメモしながら解くぞ!

  1. 中学受験 5□+□8=113 の□に入る数字を求めなさい。
    答えと解説を見る一の位:□+8 の一の位が3なので □=5(1くり上がる)。十の位:5+□+1=11 なので □=5。答え 55+58=113
  2. 中学受験 □□×9=7□3 の□に入る数字を求めなさい。
    答えと解説を見る9の段の一の位で3になるのは 9×7=63 なので、一の位は7。77×9=693、87×9=783、97×9=873 のうち700台は 87×9。答え 87×9=783
  3. 中学受験 AB+BA=121 となる2けたの数 AB(A と B はちがう数字で、A の方が大きい)は何通りありますか。
    答えと解説を見るAB+BA は、十の位と一の位に A+B が1回ずつ入るので (A+B)×11。(A+B)×11=121 より A+B=11。92, 83, 74, 65 の 4通り。答え 4通り

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よくある質問

虫食い算とは?

筆算の数字の一部が□でかくれていて、そこに入る数字を求める問題です。

覆面算とは?

筆算の数字がアルファベットなどの文字に置きかえられた問題です。同じ文字には同じ数字、ちがう文字にはちがう数字が入ります。

虫食い算はどこから解けばいいですか?

一の位から順に決めるのが基本です。答えのけたが増えているときは、いちばん上の位が1と先に決まります。

SEND+MORE=MONEY の答えは?

9567+1085=10652 です。M=1、O=0、S=9 の順に決まり、答えは1通りだけです。

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出典・参考

    最終更新:2026年10月11日/作成:大学受験合格大作戦