3.14の計算の解き方と公式|くふう:まとめて最後に1回かける理由(分配法則)・3.14の倍数の表と例題【中学受験】

3.14の計算の解き方と公式|くふう:まとめて最後に1回かける理由(分配法則)・3.14の倍数の表と例題【中学受験】

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中学受験

3.14×a+3.14×b=3.14×(a+b)3.14\times a+3.14\times b=3.14\times(a+b)

3.14をかける前の数をまとめて、3.14は最後に1回だけかける

この公式のポイント

  • 3.14 は最後に1回だけかける
  • 理由は分配法則(面積図でくっつける)
  • 31.4×7=3.14×70 と形をそろえる
  • ×16・×25・×36 などの答えは覚える
うかるくん

うかるくん

3.14のかけ算が多くて、いつも計算ミスしちゃうよ。

合格先生

合格先生

3.14をかける前の数を先に足したり引いたりしよう。3.14は最後に1回だけかければいいんだ。

3.14の計算のくふう

円やおうぎ形の問題では、円周率 3.14 のかけ算がたくさん出てきます。1つずつ計算すると時間がかかり、計算ミスもふえます。そこで、3.14 をかける前の数を先にまとめて、3.14 は最後に1回だけかけるのがコツです。

3.14の計算の3つのくふう

  • まとめる:3.14×a+3.14×b=3.14×(a+b)3.14\times a+3.14\times b=3.14\times(a+b)(ひき算も同じ)
  • 小数点を動かす:31.4×7=3.14×7031.4\times7=3.14\times70、314×0.3=3.14×30314\times0.3=3.14\times30
  • よく出る答えを覚える:3.14×1〜9、×16、×25、×36 など(下の表)
3.14+横 4横 6くっつける3.1446横 4+6=103.14×4+3.14×6=3.14×(4+6)=3.14×10=31.4
たてが3.14の長方形をくっつけると、横の長さを先に足せる

覚えておくと速い3.14の倍数

かける数答えかける数答え
×13.14×1031.4
×26.28×1237.68
×39.42×1650.24
×412.56×2578.5
×515.7×36113.04
×618.84×49153.86
×721.98×64200.96
×825.12×81254.34
×928.26×100314

×16、×25、×36 などは、半径が 4 cm、5 cm、6 cm の円の面積(半径×半径×3.14)でよく出ます。

なぜまとめて計算してよいのか

「3.14×4+3.14×6」は、たてが 3.14、横が 4 の長方形と、たてが 3.14、横が 6 の長方形の面積の和と考えられます。たてが同じなので、2つをくっつけると、たて 3.14、横 4+6=10 の長方形になります。面積は変わらないので、

3.14×4+3.14×6 = 3.14×(4+6) = 3.14×10 = 31.4

これを分配法則といいます。ひき算のときは、大きい長方形から小さい長方形を切り取ると考えれば同じです。

小数点を動かしてよい理由

かけ算では、かけられる数を 10 でわって、かける数を 10 倍しても、答えは変わりません。たとえば 31.4×7 は「31.4 が 7 こ」で、3.14 が 70 こ分と同じです。だから、31.4 や 314 や 6.28(=3.14×2)がまざっていても、全部「3.14×□」の形にそろえれば、まとめて計算できます。

31.4 × 73.14 × 70÷10×10314 × 0.33.14 × 30÷100×100片方を ÷10 したら、もう片方を ×10 → 答えは同じ
片方を10でわり、もう片方を10倍すれば、3.14×□の形にそろう

中学受験(算数)での使い方

6cm4cm6×6×3.14−4×4×3.14=(36−16)×3.14=20×3.14=62.8(cm²)3.14 をかけるのは最後の1回だけ
ドーナツ形の面積は、引き算してから3.14を1回かける
中学受験

例題1(ドーナツ形)

半径 6 cm の円から、同じ中心の半径 4 cm の円をくりぬいた図形の面積を求めなさい(円周率は3.14)。

解き方

6×6×3.14−4×4×3.146\times6\times3.14-4\times4\times3.14 を、3.14 をかける前にまとめる。

(36−16)×3.14=20×3.14=62.8(36-16)\times3.14=20\times3.14=62.8(cm²)。

答え 62.862.8 cm²

中学受験

例題2(弧の長さの和)

半径 3 cm の半円の弧と、半径 4 cm の四分円の弧の長さの和を求めなさい(円周率は3.14)。

解き方

半円の弧:3×2×3.14÷2=3×3.143\times2\times3.14\div2=3\times3.14。四分円の弧:4×2×3.14÷4=2×3.144\times2\times3.14\div4=2\times3.14。

まとめて (3+2)×3.14=5×3.14=15.7(3+2)\times3.14=5\times3.14=15.7(cm)。

答え 15.715.7 cm

中学受験

例題3(小数点を動かしてまとめる)

31.4×7+314×0.331.4\times7+314\times0.3 を計算しなさい。

解き方

31.4×7=3.14×7031.4\times7=3.14\times70、314×0.3=3.14×30314\times0.3=3.14\times30。

3.14×(70+30)=3.14×100=3143.14\times(70+30)=3.14\times100=314。

答え 314314

よくある間違い

腕でバツを作る合格先生

合格先生

31.4×7を3.14×7にしてはだめだ。片方を10でわったら、もう片方は10倍するんだぞ。

  • 1つずつ 3.14 をかけてから足す:計算がふえてミスのもと。最後に1回だけかける。
  • 小数点を動かすとき、片方だけ動かす:31.4×7 を 3.14×7 にすると答えが 10 分の1 になる。片方を÷10 したら、もう片方は×10。
  • 3.14 がつかない部分までまとめてしまう:「半円−三角形」のように 3.14 がつかない数は、まとめずに別に計算する。

練習問題

「ここが大事!」と説明する合格先生

合格先生

全部を3.14×□の形にそろえるのが大事だ。

  1. 中学受験 3.14×13+3.14×73.14\times13+3.14\times7 を計算しなさい。
    答えと解説を見る3.14×(13+7)=3.14×20=62.83.14\times(13+7)=3.14\times20=62.8。答え 62.862.8
  2. 中学受験 半径 8 cm の四分円から、直角をはさむ2辺が 8 cm の直角二等辺三角形をとりのぞいた部分の面積は?(円周率3.14)
    答えと解説を見る四分円 8×8×3.14÷4=16×3.14=50.248\times8\times3.14\div4=16\times3.14=50.24、三角形 8×8÷2=328\times8\div2=32。3.14 がつかない三角形は別に引く。答え 18.2418.24 cm²
  3. 中学受験 62.8×3+6.28×20−314×0.562.8\times3+6.28\times20-314\times0.5 を計算しなさい。
    答えと解説を見る3.14×60+3.14×40−3.14×50=3.14×50=1573.14\times60+3.14\times40-3.14\times50=3.14\times50=157。答え 157157

関連する公式

よくある質問

3.14の計算を速くするには?

3.14をかける前の数を先に足したり引いたりしてまとめ、3.14は最後に1回だけかけます。

なぜまとめて計算してよいのですか?

たてが3.14の長方形をくっつけると考えると、横の長さを先に足しても面積が同じだからです(分配法則)。

31.4や6.28がまざっているときは?

31.4×7=3.14×70、6.28×20=3.14×40のように、すべて3.14×□の形にそろえてからまとめます。

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出典・参考

    最終更新:2026年10月11日/作成:大学受験合格大作戦