物理のお勧め基礎問題集・参考書(高1・高2基礎編)

 

大学受験大作戦のTwitterからご質問を頂きました。ブログ上で回答させていただきます。

旧帝大・国立上位校、国公立医学部を目指す人を視野に入れて回答します。(但し、基礎の部分は初学者や物理が入試科目にある人全般の参考になるでしょう)

Twitter頂いた質問

質問なのですけど、

①物理基礎の問題集を買おうと思ってます リードLight物理基礎 と シグマベスト基礎問題集 ではどちらの方がより大学入試、センターに通じますか?

②また、おすすめの物理の参考書、問題集があったら教えてください

③学校で化学を習うのは高2からなので、まだならっていません。しかし医学部は早めに化学を終わらせとけといわれます。夏休みから始めるべきでしょうか?よろしくお願いします

①物理基礎の問題集を買おうと思ってます リードLight物理基礎 と シグマベスト基礎問題集 ではどちらの方がより大学入試、センターに通じますか?

学校で配布されている基礎問題集があればまずそれをしっかりやりこむことをお勧めします。(学校の授業を最大限利用した上でプラスアルファの問題集をやっていくのが基本です)
物理とはその名のとおり「物(もの)の理(ことわり)」です。覚える公式は少ないですが、理屈を理解するのはとても難しい科目です。
物理の問題を実際に解きながら、公式や概念を理解していく必要があります。
そのためには難しい問題を解くのではなく、簡単な問題をしっかりと「考えながら」数多くこなしていく必要があります。
東大・京大や国立医学部を目指す人の中には難しい問題ばかりを解きたがる人が見受けられますが、それは物理の基本をしっかりとマスターしている人にのみに許される勉強法です。
物理ほど段階を踏んだ勉強が重要な科目はありません。
どんなに難しい問題も、簡単な問題の概念の組み合わせでしかないのです。
簡単な問題を完璧に解けるようになることが、物理が解けるようになる第一段階です。

第一段階 基礎編


 

学校で使っている基礎問題集があれば、まずはそれをしっかりとやりこみましょう。

(「リードライト物理基礎」 と 「シグマ基本問題集物理基礎 (基本問題集 新課程版)」 どちらもとても良い問題収集です。)
質問者さんの現在の状況を想定してお勧めするのは

教科書の進度に応じて学習が進められるように構成するとともに、基礎的な知識を確かめる問題から扱ってあるので日常学習に役立つ。特に、代表的な型の問題は繰り返して学習できるように構成しているので考え方を定着させることができる。また、従来の入試問題を十分に検討し、物理的思考力や応用力を養う問題も扱ってあるので大学受験に備えても着実に実力を養うことができる。

です。

平成27年度の大学入試センター試験から理科の出題方式が変更されます。

基礎的な分野をしっかりと理解することが今まで以上に求めらます。大学入試の問題も念頭において作成されていますので高1・高2の時期にしっかりやりこむ問題集としてお勧めします。

 

物理基礎の内容を5編・11章に分け、さらに各章を節単位に分けている。節の重要事項を要約した「要項」、基礎的な知識を確かめる問題を扱った「基礎チェック」、章での代表的な型の問題をとりあげた「基本例題」、基本例題に関する問題をならべた「Let’s Try!」基本の定着を図る問題を扱った「章末問題」などで構成。

 

も合せて利用すると、物理の基礎をしっかりと理解するのに役立つでしょう。

②また、おすすめの物理の参考書、問題集があったら教えてください

第二段階 演習編


物理の基礎をしっかりおさえたあとは(2次試験対策)
この3つを極めればどの大学を目指すにしても十分対応できます。

良問が揃っている問題集としてお勧めなのが

です。旧帝大(理系)や医学部を狙う人はぜひやっておきましょう。
この問題集をすらすら解けるレベルになるとどこの大学でも物理に関しては問題なく合格レベルに達するでしょう。
そして極めつけの問題集を紹介します。これはかなり難しいので余力がある人や物理が大好きな人以外はあえて手を出す必要はありません。

 

今年京都大学の医学部医学科に現役合格した子と今しがたちょうど物理の勉強法について話していましたが、この子は「難問題の系統とその解き方物理」は例題しか解いていません。

難問題の系統とその解き方物理」を10回ほどやりこんで京大医学部に合格する人もいますが、すべての人にお勧めする問題集ではありません。

(くれぐれも勉強時間の時間配分を間違わないようにしてください)

 

③学校で化学を習うのは高2からなので、まだならっていません。しかし医学部は早めに化学を終わらせとけといわれます。夏休みから始めるべきでしょうか?よろしくお願いします


結論から言うと、余力があればすぐに始めたほうがいい

 

化学に限らず高2終了時点で全範囲を終わらせ、高3時は演習に力を入れることができるのが理想です。

しかし、化学以上に時間がかかる数学や英語をほったらかして化学を始めるのはあまりお勧めしません。

 

まずは化学に限らず全科目の大学受験までの勉強スケジュールをきっちりと作成しましょう。

 

 

平成27年の大学入試センター試験からセンター試験の出題方式が変わります。指導要領も変わっていますので、その点も意識して問題集を選びましょう。

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